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梅雨に入り気負いずくのは草花である。ルーフバルコニーの西面は冬季強風のためアクリル板を付けてあるがそこに這わせたネットにアメリカ(琉球?)朝顔が勢揃いした。正確に言うとデビューしたのは一週間ほど前だが数日は1,2輪に過ぎなかった。やはり梅雨が引き金のようだった。大輪で鮮やかな紫色、そして淡い透き通るような上品なピンク、一株だけ斑入りの白花が混じっているのは突然変異だろうか。バルコニーの南面には上品さに欠ける赤の山ユリも来た、やはり百合の花は白くなければ価値は下がる。コロナウイルスではないがこの花のわが家への経路は不明である。隣にこれも新顔で由来不明のフランネル草が一株、その色に似合わないい静かなたたずまいである。東側ベランダにも洋種朝顔が咲き始めた、階下の遊歩道が最近赤いアンツーカーに代わってしまった。以前のレンガ敷が良かったが桜木の根が張って歩道を持ち上げてしまうのでこの始末。 いずれにしてもいよいよ梅雨本番である。
2020.06.14
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カメラで撮ったた写真はほぼすべてクラウドアルバムに保存している。普段あまり気にしていないのにここ2,3か月満月前後の写真が何葉かあった。まず目に入ったのが下の写真で5月7日夕刻7時過ぎ、食事の時ふと窓外に目線を映すとほぼ水平の位置に丸いものがあった。部屋の中からカメラに収め、調べてみると14夜月であった。そういえば4月の満月は今年一番明るいスーパームーンであったことを思い出した。探してみると有りました。これが今年地球に一番近い月である。6月2日午後の散歩時に羽田空港新ルートを飛ぶ飛行機の爆音に上を見上げるとなんと白昼の月影があった。まさしく丸い薄雲の姿と見まがうばかりである。6月2日昼間の月が丸いのか下が欠けているのか発揮しないので夜を待ってカメラを向けると上弦の月は満月が近いことを知らせてくれた。そして6月7日また満月が巡ってきた。残念ながら6月の満月は水墨画の月のようでいつもどこかに雲が掛かってしまう。それでもそのおかげで赤い色がさえている。青ざめた白い月の光は昔から狂気を誘うといわれており、狼が宿るともいわれる。バイエルンの王ルードヴィッヒが入水したのも青い月が湖面に写る満月の夜と言われている。月の満ち欠けによって起こるとされる「間欠性精神病」のことを英語でLunacyといい、この語は法律用語でも「心身喪失状態」を指す語になっている。雲のかかった赤い月では気が狂いそうもない。2日後にはもうはっきりとした上が欠けた月になっていた。この日は湿気もすくなく上天に昇った月は白く煌々と輝いていた。まったく知らなかったが満月には名前があり、4月がPink Moon, 5月がFlower Moon, 6月がStrawberry Moonだそうだ。
2020.06.10
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ここ何か月かは散歩とクリニックが主な仕事である。いつもは川淵の遊歩道を登ったり下ったりしているが週末になると老若男女多くの人がランニングをしている。我が区でも270人を超えるコロナ感染者を数える中当然多くのランナーたちの中には保菌者はいるだろう。そんなことを考えつつ週末の散歩道はルートを変えてみた。もうだいぶ前のことだが私鉄の線路を高架にするとき決まり切ったように沿線住民の反対が出る。そこで都(区)は線路北側の日照を確保するため側道を作り民家と距離を置くことだ。立派な舗装道が出来てもほとんど1ブロックごとに変転する一方交通路となった。したがってこの側道は車はほとんど通らず、歩道にも人はあまり見かけない。多額の税金をつぎ込んだ結果であるが、車道を我が物顔で散歩できる。車やコロナを気にせず、風景は最低だが年寄りの散歩にはいい。こんなところにドクダミの群落が出来ている。空地にバラバラ生えているのはよく見るがここまではびこるとこれはもう市民権を得たようだ。あの嫌な臭いもここまであけっぴろげだと気にならない。やせた空き地に生えた背の低いものを刈り集め、焼いてドロドロしたものをできものに塗って膿出しをしたのはもう70年も前のことだ。毒を吐き出すのでこの名があるが、いろいろな薬効があると見えて「十薬」の名もある。よく見るとかわいい花である。次のブロックには誰かが植えたのか自生したのかいつの間にかアジサイが咲き始めていた。あじさいの花については毎年蘊蓄を垂れているので今年はよしておく。もう九州も四国も梅雨に入ってっていることを知った。関東も来週は雨になりそうだ。」最近よく見かけるようになった柏葉アジサイ、小さな宇宙船みたいである。鉄道とクロスする川に沿って少し行くと、これも梅雨時の花キンシバイの群落に出会った。大きくて美しいが確かに花の形は梅みたいである。すぐ近くにあるのがキンシバイとほとんど見わけのつかないビョウヤナギ。こうやって並べて見るると確かにはなびらの形が少し違う。知る人ぞ知る見分け方は葉の付き方、キンシバイは同じ場所から二葉同一面に伸びている。一方ビョウヤナギは交互に90ど度回転して対生している。調べてはいないが前者は花の形から、後者は葉の形からの命名ではなかろうか。
2020.06.09
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あっと気が付くと今はもう六月である。五月は花の季節とて我が家の屋上植え込みにもいろいろな花が行き交った。いつの間にかサツキが満開になっている。最初は貧弱でバラバラな形であったが、試行錯誤の俄か庭師によって40年以上かけてこの形になった。ただ大きさはほとんど40年前と同じである、しいて言えば幹は少し太くなったような気がする。 白いサツキも咲いているがこちらは40年を経ていまだこの無様な格好である。これも2、3日前から咲き始めたヘメロカリスが今を盛んである。こちらはキスゲの仲間であるが、高さは30せんちくらいで日光霧降高原や信州霧ケ峰高原のニッコウキスゲよりも小柄で花弁もちいさく、何も世話をしないのがいいのか毎年盛んに我が家を彩ってくれる律義者である。30年くらい前に箱根の湿性花園で初めて目にし、園芸店で求めたものだがそれからは毎年梅雨時前に来てくれる。そしてピンクの洋種朝顔は昨日から咲き始めた新参者、昨年散歩中の都営住宅で採種しておいたものが見事に開花した。今日の初顔は紫色で、すこし大型のアメリカ朝顔、まさしくこの一輪が今年最初のもの。明日からは数も増えそうである。これももう我が家で数年を過ごす多年草、確かにアサガオ顔でるが日本の朝顔よりはかなりどう猛でこれから秋の始まりまで咲き続ける。先週緊急宣言が解除になったと思ったらまた東京アラームがでてしまった。今夜は見通しのきかない夜で夜景もはっきりみえないがデジカメを夜間モードにすると確かに都庁の東西展望室が赤く照明されていることがわかる。テレビによるとレインボウブリッジも色を失い赤一色だそうだ。都庁には赤鬼がいるみたいで、たしかにコロナは避けるかもしれない。
2020.06.03
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