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2007.11.01
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カテゴリ: 「京」ものがたり
ぜひ身近に京都を感じてください。
今回のテーマは、こちら。

『もみじ狩り』です。

--◇ 本日のおしながき ◇----------------------------------

・もみじ狩りは、ずっと昔からある行事なんどすなあ。

・紅葉を観つつ、京都をぶらっとしておくれやす。


平安期から「もみじ狩り」の風習はあったようで、
古くは万葉集に、嵯峨天皇が嵐山に訪れた際に


そもそももみじ狩りとはひと言でいうと、
野山に出てその美しさを観賞する行事・風習のこと。

そしてもみじ狩りは、
宮廷や貴族の優雅な遊びとして始まりました。

美しく色づいた紅葉を観賞しながら
和歌を詠み合って競う
「紅葉合(もみじあわせ)」が流行っていたそうです。

その後、江戸時代には庶民の間にも広まり、
季節行事として定着していったというわけです。

もみじ狩りは、中国から朝鮮半島を経て、
日本に入ってきたといわれています。


「黄葉」と使う方が多く、
これは当時の中国が「黄葉」の多い
風土だったためだといわれています。

そのため万葉集にも出てくるのは
「黄」に色づく葉を詠うものが多いとか。


中国の詩文集「白氏文集(はくしもんじゅう)」に
「紅葉」という表記が使われるようになってから
「黄」よりも「紅」が一般化したというわけです。

もみじ狩りとはご存じの通り、
ぶどう狩りやきのこ狩りと違い、
枝葉を採取するものではありません。

そもそも「狩る」という言葉には
「花や草木を探し求める」という意味があるそうです。


紅葉を観つつ、京都をぶらっとしておくれやす。


秋の京都はとても紅葉が美しく、
息を飲むような秋の絶景があちらこちらで楽しめます。

そこで京都の紅葉の名所を
少しご紹介します。

まずは高雄の神護寺。
京の紅葉はここから色づきはじめます。

禅林寺とも呼ばれている東山の永観堂は、
古来より「もみじの永観堂」と呼ばれてきたほどで、
紅葉シーズンには多数の観光客が訪れます。

東福寺の渓谷「洗玉澗」の黄金色に色づく紅葉は、
京都屈指の紅葉名所。

洛北の紅葉の名所は三千院。
山間の里だけに、紅葉はもちろん見事で、
赤や黄に染まるもみじやかえでと、緑の苔との
コントラストが絶妙な調和を見せています。

本来紅葉と言えば、
京都市内の市街地に点在する所が有名ですが、
実は当店のある『宇治』にも名所はあります。

毎年10月には茶まつりも催される興聖寺。
本堂につながる琴坂には、たくさんの紅葉が色づき
参拝客の心を和ませます。

この興聖寺から程近い
宇治橋から天ケ瀬ダムあたりの宇治川両岸にも
もみじやイチョウ、かえでなどが鮮やかに色づき、
深まりゆく錦秋絵巻が楽しめます。

宇治地域の紅葉は例年、京都市内よりも半月くらい遅く、
11月下旬から12月上旬に見ごろを迎えます。

ただ、温暖化の影響でしょうか、
年々見ごろが遅くなっている気がします・・。

春の花見に対して秋のもみじ狩りというのは、
日本人の心を動かし、癒してくれる自然の饗宴。

しかも京都にはたくさんのもみじ狩りの名所があります。
この秋はぜひ、京都に足を運んでみてはいかがですか。

今日もちょっと京都通。

美しい古都に思いを馳せつつ、
おいしいお茶を飲みながら、
はんなりとした時間をお過ごしください。

宇治茶 伊藤久右衛門





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最終更新日  2007.11.01 08:37:34
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