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2023.01.07
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カテゴリ: その他 雑関係

我が家ではお正月の祝い膳は、重箱に詰めたおせちだけではなく、おとそやお雑煮もいただきました、しかし、ただなんとなく頂くより、それぞれのツボを押さえてお正月を有意義に過ごしてみませんか。きっと、家族の絆も深まりますよ。来年のご参考に !!!

頂く順番は、新年の挨拶をした後
【祝い肴】 【おせち】 【お雑煮】
です。

おとその由来
みんな揃って新年の挨拶をした後、おとそをいただきます。
おとそは元旦を祝うお酒です。御神酒(おみき)と同じ清酒のように思われがちですが、漢方薬を浸した薬酒で、家族の健康を願う気持ちが込められているのです。 「御屠蘇」 と書いて、邪気を屠(ほふ)り魂を蘇らせるという意味があります。
日本には平安時代の宮中儀式として取り入れられ、江戸時代に庶民の間に広まりました。
現在でも、薬局などで「屠蘇散」「屠蘇延命散」というお屠蘇の素が販売されていますし、年の瀬ならではの景品になっている場合もあります。私は毎年神戸大丸の地階の薬局で購入しています。
大概ティーパックのようになっているので、これを大晦日に準備して、すっきり好みなら日本酒に、甘いほうが好きならみりんに浸し、元旦に引きあげれば出来上がりです。山椒、肉桂、桔梗、蜜柑の皮などを調合した健康に良い薬酒とされています。
拙宅では一応正式に屠蘇器と大・中・小の三つ重ねの盃でいただきました、なければ手持ちの酒器で構いません。さらに銚子に水引きや正月飾りをつけると、小さな屠蘇に年神様が降りる目印になります。
飲む順番は、若い人の生気を年長者に渡すという意味や毒見の名残で、若い人から年長者へと順番に盃を進めていきます(これが中国伝来の正月ならではのしきたりですが、通常の祝杯に準じて、家長から年少者へと進める方法もあります)。また、厄年以外の人が口にした杯には厄を祓う力があることから、厄年の人は最後に飲みます。
飲み方は、まず最年長者が最年少者に屠蘇を注いで飲み干し、その最年少者が二番目に若い人に注ぐ ...... というように、飲み終えた人が次の人に注いでいきます。三つ重ねの盃の場合、正式には小・中・大の順番でそれぞれ1杯ずつ飲みますが、略式なら1つの盃に3回に分けて注ぎ、3回に分けて飲みます。
祝いごととはいえアルコールが入っていますから、お子様や車の運転をする人は口をつけるだけの真似ごとで構いません。

おせちの由来
そもそも、なぜ「おせち」というのでしょう?
「おせち」は御節料理のことですが、これは、季節の変わり目(=節)の大切な日(=節日)をお祝いする行事(=節供、節句、節会)のために、神様にお供えする料理(=節供料理)という意の 「御節供(おせちく)」 を略したものです。神様にお供えしたものを分かちあうことで結びつきを深め、供に祝い、その恩恵にあずかるという意味があります。
 また、おせちに保存の効く料理が多いのは、お迎えした年神様が静養できるよう台所で騒がしくしないため、かまどの神様に休んでいただくため、神聖な火を使うのを慎むため、多忙な女性が少しでも休めるように、などと言われています。近年はせめてお正月くらいは台所仕事を休ませてよ、という奥様方の生活の知恵でしょう。

おせちは年神様への供物であり、家族の繁栄を願う家庭料理でもあるため、縁起のよいいわれやしきたりがたくさんあります。
そのひとつが重箱に詰めることですが、なぜ重箱に詰めるのでしょう?
・「福を重ねる」「めでたさが重なる」という意味があります。
・昔は祝い肴を「喰積(くいつみ)」と呼び、重詰めにしていたことに由来します。
・年賀に来るお客様にも振る舞えるように。
・保存しやすい。
また、重箱の詰め方にもしきたりがあります。
・正式には五段重。1段目から4段目までは料理を入れ、5段目は年神様から授かった福を詰める場所として空っぽにしておきます。
・各段ごとに詰める内容が異なり、それぞれの料理に家族の幸福を願う気持ちが込められています。
・各段の料理の数は、5種・7種・9種の吉数で詰めると縁起が良いとされています。

現代のおせちはとても多彩になりましたが、こうした知恵とこころを上手に取り入れてみてはいかがでしょう。

こうしておせちを準備したら、必ず祝い箸でいただきます。

祝い箸の使い方  ( 年末にもブログでお伝えいたしました )
おせちをいただくときは、慶事用の 【祝い箸】 を使います。祝い箸は末広がりの八寸(約 24 センチ)で縁起が良く、「両口箸」「柳箸」「俵箸」とも呼ばれています。その呼び名から、なぜおせちに相応しいのかがわかりますよ。

【両口箸】
両方の先端が細くなっていますが、一方は神様用、もう一方を人が使う " 神人共食 " を意味しています。おせちには年神様へお供えものを分かちあっていただくことで、新年を祝い、1年の恩恵を授かる意味があるので、年神様と食事を共にするわけです。

【柳箸】
お祝いの席で折れたりするのを忌み嫌うため、丈夫で折れにくい柳の木が使われています。縁起良く「家内喜」と書くこともあります。

【俵箸】
中ほどが太めにできているのは、五穀豊穣を願い米俵を模しているからです。また、「はらみ箸」と呼んで子孫繁栄を表したり、「太箸(たいばし)」と呼ばれることもあります。
お正月の祝い箸は、大晦日に家長が家族の名前をそれぞれの箸袋に記入し、箸を入れて神棚に供えておくのが習わしです。その箸を元旦に用いたら、自分で清めて(洗って)、三が日は同じ箸を使います。
いずれも手軽なことなので、できることから取り入れてみてはいかがでしょう。箸袋に水引を結んだり、手作りしても楽しですね。
また、祝い箸は両方とも使えるようになっていますが、ひっくり返して取り箸にしたりするのはタブーです。(その理由は上記【両口箸】参照)

お正月の祝い膳は、重箱に詰めたおせちばかりでなく、おとそやお雑煮も含めて成立します。食べる順番やいただき方、由来なども押さえておいていただくと身も心も満腹請け合いです。

貴家とくらべて如何でしたか・・・。何も気にすることはないのですが、何となく・・・、と思われたら来年のお正月の参考にしてみてください。






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最終更新日  2023.01.07 08:38:18
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