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なつめが逝って2ヶ月。弟のチャオがやってきた。当初は“死んでもおかしくない”と脅されるほど衰弱していたが、元気に回復している。顔立ちもようやく人並み……んー猫並み?になってきた。▲おすましチャオ▲錯乱チャオその1▲錯乱チャオその2▲いとこのパピヨン‘豆太郎’と初対面この後、子猫の好奇心に豆太郎が負けて退散ちなみに、なつめの死後に体調を崩した繊細な雄
2005/12/31
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30日にテニスをしなくても……という両親の声を背に昼過ぎにテニスに行く。もちろん午前中はご老人両親のしにくい力仕事をして、だ。文句は言わせない。だが、自分でも思う。「何も30日にやらなくったって……」 ここのところ昼は暖かく、今日も打っているうちに半袖&短パンになっていた。慣れていることとはいえ、周りからは呆れられていたが。冬日の下でテニスというのもなかなかオツなものだ。遠くにはレインボーブリッジも見えるぞー。 今年もずいぶんとテニスをした。お付き合いくださった皆様どうもありがとうございます。来年もよろしくお願いします。年明けは3日だ!おぉー!!
2005/12/30
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卒業研究の学生指導があって大学へ。その後、帰宅してチャオを分けてくださった方のところへ年末の挨拶。「ペットロス家族を心配して」(←以前の日記)というと聞こえがいいが、なんてことはない、前もってその方の家の駐車場に下見に行き、瀕死の子猫に目を留め、略奪してきたようなものだからだ。ついでに病院も紹介していただいたので(なつめの時は退院後うちに運び込まれた)、元気になったと報告。 まだ目は若干腫れていて、少し気の毒な状態だが、食欲魔人と化すほどに食欲旺盛。あまりの食欲に母が餌をやりすぎてしまい、軽くヤバイ便になるほどだ(尾籠な話で申し訳ないが、胃が食事量に追いつかず、ゆる~い便になってしまう)。今日は初めて子猫らしく、見るものすべてに興味を持ち始め、なつめの時に使ったおもちゃ&新規に買ったおもちゃに飛びかかった。あぁ、ようやく子猫らしい行動を見せるようになった。
2005/12/27
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日曜日のクリスマス……午後にフルテニスってどうなの? さて、日本にはハレとケという考え方があって、祝祭的な日はハレになっている。その場合、信仰とは関係なく非日常であることが大事だったりする。非日常といえば旅もそうで、日本人は旅が好きだし、さらに紀行文も好きだ。この傾向は西洋や他の東洋よりも強いことが従前より指摘されている。 テニスのお仲間で話していた時、年々クリスマスっぽさがなくなっているという話に落ち着いた。なくなっている……と感じたのが年のせいなのか、世の中の傾向なのか、という辺りで意見が割れた。自分は年のせいだなんて思いたくないので、世の中の流れと思っていたが、そういえば、ハレとケの違いがだんだんなくなっているのではないかと。たとえば、ちょっと前ならばクリスマス近くになると、イルミネーションが綺麗になり、音楽も華やかになる。今もそれは変わらないが、クリスマスではなくても街は様々な照明で年中飾られ、陽気な音楽が流れ続けている。うまい食事もこの日でなくてもいいし。 そもそも、クリスマスは静謐感漂う中で送るのが信仰と合致したあるべき姿なわけで、クリスチャンではない自分は普通にしていてなんら問題ない。ただ、ここ最近、とんとクリスマスらしさを感じないのは、色々なイベント(ハレ)が多すぎて、だんだんこういう盛り上がりに麻痺しているのかもしれないとも思うのだった。
2005/12/25
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イヴの日に今年最後の公演、分野は能楽だ。それも「定家」だよ。なんだか暗い1年だったみたいだねぇ。恥ずかしいことに(って前に別のブログで書いたが)この「定家」は金春で本田光洋さんと櫻間金記さんの2人でしか観たことがない。ついでにいうと、金春で宗家以外で演じる最奥の曲が「卒都婆小町」「定家」で、これまたこのお2人を制覇している。本田さんの「定家」にいたっては10年くらい前の話だ。 「定家」とは言っても登場するシテは式子内親王で、京極中納言定家卿は“定家葛”という象徴された形で舞台に置かれるに過ぎない。定家との禁断の愛の妄執に絡めとられた式子内親王が、やがて経典によって救われたかに見えながら、再び定家葛に纏わりつかれて地中へと消えていく。 定家と式子内親王との禁断の恋……現在では事実ナシと見るのが主流の両者の恋だが、中世後期は両者の関係がいくつかの和歌によって幻視されていた。もとより題詠主体の歌作にあって、作者の実人生と歌に読まれた世界を同一視できないのだが、舞台の世界ではそれが可能となる。 今日は観世流の「定家」初鑑賞。老女物の少ない金春に比べると、最初の[次第]から軽く、全体に重い感じは少ない。これが今回のおシテさんの表出方法なのか、それとも流儀全体のことなのかはわからない。いずれにしても、秀歌をちりばめた作品の中に、定家の姿はついぞ浮かび上がらなかった。「あぁ消えたんだねぇ」という感じであったが、それは老女物と扱わない者と、老女物として重く扱う者との違いかもしれない。
2005/12/24
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退院後のめみえです。かわいがってくだせぇそれにしても、なつめの弟とはとても思えません。全体に白で頭と尻尾だけ茶色、それに腰の辺りに1つ茶色の斑点があります。
2005/12/24
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しました<チャオ皆様ご心配をおかけしました。 家に戻ったチャオ。だが、子猫独特の生命力あふれる動きはなく、見るからに弱々しい。風邪からくる涙目も、ただ風邪とは思えないようなまぶたの炎症もあってなおも心配。ただ食欲は異常にあるので、体力は回復しそうな予感。
2005/12/21
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河口湖にある大学は、雪などの関係もあって1月の授業がまったくない。昨年度は後期試験を年明けにしたのだが、大変なことになってしまった(積雪で交通路が断絶)ので日程を動かしたのだろう。 というわけで、今年度の授業は今日にて終わり。前期後期とも受講生の大半がまじめに取り組んでくれていたので、こちらも楽しく授業が行えた。半期という短い授業であったけれども、ここで学んだことが少しでも将来の役に立てばと念じている。 すごく寒いだろうと予想していたのだが、今日は案外暖かだった。天気もよく、最終授業にふさわしい陽気だった。
2005/12/20
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保護した野良ちゃん♂、ちゃこ改めチャオなどと“シュールくん”の挨拶(←なつかしー!)のような名前になった子猫。風邪を引いているだけとは思えない体力不足で病院に連れて行くと、ソッコー入院が決まった。今日はその面会。 相変わらず弱々しげだが、顔を見せるとケージ越しに擦り寄り、必死に鳴き声をあげる。聞けば、普段はぜんぜん鳴いていないらしい。けなげよのぉ。激ヤセ&超低体温&肝機能低下&白血球過多&寄生虫……なんだかなぁな状態で、かろうじて猫エイズと白血病のウィルスが陰性である。救いは食欲旺盛なこと。体温は回復したようで、今日の検温で38.2度になった。 病院の先生にも「この子は利口ですね」と言われた。だが、馬鹿でもいいから健康でいてくれ、と人間の出産の時のような気持ちになってしまう。
2005/12/18
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ちゃこ改めチャオとなった子猫を、推薦入試を終えて帰宅後に病院に連れて行く。風邪がひどいなと思っていたが、やはり栄養失調気味であった。「目つき悪~」と思っていたのも、猫は脱水症状が出ると目が落ち窪み、狐目になるそうで、それが原因とのこと。体温を測ってもらったら、35.2度!超低体温ということで、しばらく病院で面倒を見てもらうことにした。
2005/12/16
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スーパーマン・リターンズの主役としてここでたびたび紹介しているブランドン・ラウス(相変わらず日本のサイトでは「ルース」と呼ばれることが多い)が、トリノオリンピックの聖火リレーとして14日にフィレンツェを走った。前にも紹介しているBrandonRouth.comの画像ページでいくつか紹介されている。残念ながら、かのヒーローの姿では走らなかったようであるが(笑)、やはり来年の映画に向けての話題づくりということなのだろうか。
2005/12/15
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チャコと命名されたなつめの妹。風邪も引いているし、栄養失調ぎみなので、子猫用のミルクと餌を買って帰る。ずいぶんと人になつく猫だが、あやしているうちにくるっとひっくり返してみた。……♂だった。なつめとは異父姉弟ということだ。ということで「チャオ」に名前を変更した。ciao!にも通じるということで。
2005/12/14
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なつめがいなくなってはや2ヶ月。「ただいま」と言わずにいまだ「なつめ~」と呼んでしまうペットロス家族を心配して、なつめをくれた方が新しい猫を連れてきた(正確には、先様の敷地にいる猫の中から週番の選んだものを持ってきてくれた)。なつめを産んだ親の子なので、彼女とは異父姉妹となる。今回もその方の駐車場に連れてきて、そのまま置き去りにされたかわいそうな♀猫。白地に頭と尾が茶色の“尾頭付き”で、キジトラだったなつめとどこをどうしたら姉妹なのかという姿だ。 折からの寒波で風邪を引き、顔の周りはぐじょぐじょだ。なつめのような美人にはなれなさそうだが、うちで引き取ることに。今回は母が名前を付けたいということで「ちゃこ」。茶色の子……んーひねりも何もないのだが。 週番の“神の手”によって瞬く間に慣れ、目の前で餌を食べるし、週番の身体に擦り寄ってきたりする。着ているフリース地の服の上から、早速ふみふみを始めたりもする。風邪を治したらお披露目の予定。
2005/12/13
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「はなこ……」と言いやがった、この似非カメラマン!という具合で、ひどく立腹していたのは、こやつのせい。聞くところによると、取材で来ていた人らしく、古典芸能の舞台の写真を撮り慣れていないようだった。 今年の怒涛の和泉会もこれにて終了。大曲尽くしの1年だったが、やはりこういう曲は、セルリアンではもったいない。謡の伸びも良かったのに、この狭さがねぇ。
2005/12/09
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高速バスのガラス窓を通して入り込んでくる冷気。学生時分に常磐道で体験したあのヒンヤリ感がよみがえる。で外を見ると、積雪! 降り立った河口湖は一気に冬の世界。屋影ばかりでなく、いたるところに雪の痕が残っていた。聞くところによると、日曜日に降ったそうで、河口湖から大学に向かう路線バスもチェーンを装着している。さすが富士山の麓だけある。 この大学では昨年度雪で大変なことになったせいもあるのか、年内で試験なども終えてしまう。週番の授業も今日と、試験期間内に入れた補講1回を残すのみ。
2005/12/06
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能楽シテ方金春流の円満井会の特別公演ということで、「雨月」に「道成寺」と春秋の大曲が並んだ。「雨月」は宝生の佐野萌さん以来か。シテは本田光洋さん。ちょっと湿り気のあるひんやりとした秋の空間が出ている。西行の当意即妙を讃える住吉明神の、“えぇ話や”的な四番目物。ひそやかな[真ノ序ノ舞]が胸を打つ。金春の「雨月」は板屋の作リ物を脇座に置くと今回知った。 そして「道成寺」。若手山井綱雄さんの披キは、金春流の中でも熊本櫻間の家の芸系にある斜入リというアクロバティックな鐘入りを披露する。鐘の真下に立って行うものとは違い、鐘の外側に立って、鐘が落ちる瞬間に身をよじって中に入るドキドキハラハラの演出。さすが身体に切れのある山井さんは見事に入った。 いささか古風というか朴訥とした金春の「道成寺」ではあるけれども、見せるという方向の強い観世の小書付などとは一味違う作品に仕上がっている。だが、何がすごいって、小鼓の鵜澤洋太郎さんとの[乱拍子]が今回は強烈だった。風邪を召していたのかいつもどおりではない声の鵜澤さんであったが、気迫十分で前に拝見した時以上に気合を感じる。そして所々小鼓と山井さんの足とが気味の悪いほどに揃う。あれはよく言われる“小鼓とシテの一騎打ち”ではなく、2人で作り上げる妖気であった(あぁ、これで声が本調子だったら……)。 受付のところで会誌をぱらぱらと見ていたら、10月号だか11月号だかで来年の国立能楽堂の改装について触れていたので、こちらでも書いてしまおう。 夏前から話題になっていたことで、来年夏に国立能楽堂は全座席に小さなモニターを設置して、能の字幕を出せるようにするらしい。能の詞章がわかりにくいという声がある以上、致し方ないことではある。もしかしたら、これを機に鑑賞人口が増えるのかもしれない。 だが、文字で見たら意味がわかるのか、たとえば「白波」の<しらな>と「知らな」との掛詞とかそういうレヴェルまで理解できるのか、経典や和歌の意味が理解できるのかという問題がある。というかそこまで知って能は鑑賞するものなのか、という問題ともつながっていく。 国立劇場は文楽でもこの字幕を早々に導入している(舞台両側にでかでかと文字を映し出す方式)が、薄暗い会場で白い文字がチラチラと点滅するのは、はっきり言って邪魔である。国立能楽堂も現在の状況においては能の時に照明を落とすので、薄闇の中にモニターの光が浮かび上がることになるだろう。文字を追うことに夢中になって、肝心の舞台を観ていないということにならなければよいが。それと、パンフレットの売り上げが落ちないかとか(余計なお世話)。
2005/12/04
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V&A美術館蔵イスラム美術展、最終日の前日に駆け込みで入場するため、仕事帰りに一路用賀へ。 ……V&A、ヴィクトリア&アルバート美術館。アジアの服飾などもコレクションに入っている美術館の新収蔵品ということで、期待も高まる。会場は5つに分けられ、イラン・トルコなどを中心とする様々な芸術品が並ぶ。宗教と芸術の一致を感じるものもあれば、偶像崇拝禁止の信仰にあって意外にも人物や動物の意匠があることに驚かされる。だが、なんと言ってもタイルをはじめ様々なところに使われるターコイスブルー。緑みのある青から深みのある青まで、心安らぐゎ~という色彩に満たされている。 その一方で、深みのある赤を貴重とするペルシア絨毯の大作がどーんと展示されていたり、金の装飾品あり、はたまた欧州や東アジアとの交流を示す興味深い品物もありで、変化に富む構成だった。 余談だが、V&Aはあの“モリスの部屋”がある美術館だ。かのデザイン家ウィリアム・モリスの壁紙・家具・調度品で揃えられた部屋を持つ、いつかは行きたい美術館。学部から院の頃にかけて病的にはまったデザイン家で、もちろん今でもモリスの才能はすごいと思っている。モリスの植物文様とイスラム文化のそれとの共通点もあり、こういうのを観ていると、久しぶりにシルクスクリーン年賀状を作りたくなった。多分忙しくて作れないだろうが。
2005/12/03
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北森鴻の『触身仏―蓮丈那智フィールドファイル2』が出た。と思ったら、なんと8月の刊行。しくじった。内容はいつもながらの民俗学ネタをちりばめつつ、ぐいっと読ませる文章力であった。北森作品の他シリーズとのリンクも匂わせつつ、蓮丈那智シリーズの広がりが見えて面白い。この方の民俗学・骨董の世界を舞台にした作品はどれも読み応えがあって、良い。 解説は中世文芸の田中貴子氏。ちょっと蓮丈那智とイメージがかぶるんだよね、と浅薄な読者は思ったりする。散々言われていることだろうし、そういう重なりが今回の解説執筆につながったのであろう。解説もなかなか面白い。ただ蓮丈那智の女性性ならでは、というくだりはちょっと疑問。女性だからでなくても、解けるトリックだと思う。
2005/12/02
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