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憧れのヨーロッパ陶磁-マイセン・セーヴル・ミントンとの出会い-http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/080105/tokubetsu.html■2008年1月5日(土)~3月9日(日)■京都国立博物館 東山七条 いつの時代も、人は異国に対して一種の畏れを感じる一方で、強い憧れをもつようです。このところ、高級食器としてのヨーロッパ陶磁が人気を博し、テーブル・コーディネートで活躍している背景にも、おそらくある種の「異国趣味(エキゾチシズム)」があるのでしょう。しかし、日本人とヨーロッパ陶磁との出会いは、そんなにごく最近のことではありません。早くも江戸時代前期から日本人はヨーロッパのやきものを賞翫してきており、その歴史はすでに四百年近くにも及んでいます。 江戸時代の日本人に愛されたヨーロッパ陶磁とは、一体どのようなものだったのか? そして、日本へもたらされるヨーロッパ陶磁は、明治維新をはさんで、どのように変貌していったのでしょうか? 大英帝国がその繁栄を誇ったヴィクトリア女王の時代に活躍した著名な工芸デザイナー クリストファー・ドレッサーが選び、日本へもたらしたイギリス陶磁。約百年前にニーダー・シュレジエンのフリッツ・ホッホベルク伯爵から贈られたマイセン・ベルリンなどのドイツ陶磁。それらに加えて、オランダ・フランス・デンマーク・ハンガリーなど、ヨーロッパ各地の魅力的なやきものおよそ百七十件を紹介します。 さらに、ヨーロッパ陶磁のデザインの源流となった東洋のやきものや、逆にヨーロッパの影響を受けて作られた日本の陶磁器を通して、洋の東西を超えた文化の相互影響をさぐります。江戸~明治時代の日本人が実際に目にしたヨーロッパ陶磁の数々を通して、彼らが感じたであろう異国情緒にひたってみませんか。63>日本の陶磁器が西欧に多大な影響を与えたことだけを知っていたが、それ以上に日本も西欧から多くの影響を受けていたこと知った。それにしてもマイセンの白の美しさは何とも言えない優しさと芳醇な豊かさを感じますます好きになり、帰宅早々、オークションで2つほど入札してしまった。ハンガリーの陶器はとんでもなく素晴らしかった。名前は何というのだったか?<63.。
2008.01.31
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生誕130年・鎌倉市鏑木清方記念美術館 開館10周年記念 ■会期/2008年1月2日(水)~1月27日(日)[会期中無休] ■開館時間/午前10時~午後8時(最終日は午後5時) 入館締切=閉館30分前 ■会場/美術館「えき」KYOTO 近代日本画を代表する巨匠の一人、鏑木清方。清方は自らの絵筆で近代日本美術の発展を支えただけでなく、文学や芸能にも的確な評論を行うなど日本の芸術文化に深く寄与し、美人画家としては、「西の松園、東の清方」といわれ、近代日本画の世界に大きな足跡を残しました。本展では、代表作の一つである「朝涼」を中心に、「曲亭馬琴」、「妖魚」など約100点を展覧し、清方の画業全般とその魅力を紹介いたします。 63>私がありもしない花を描くように、鏑木清方先生は居もしない美人を描いた。私は壁から彩るため、鏑木清方卓上で愛でるため。同じ想像するなら美人の方がながいきしそうだなぁ<63。
2008.01.28
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国立国際美術館開館30周年記念展30年分のコレクションhttp://www.nmao.go.jp/japanese/home.html■2007年12月18日[火]~2008年2月11日[月・祝]■国立国際美術館(大阪・中之島) 国立国際美術館は、1970年に大阪で開かれた日本万国博覧会における万国博美術館の建物を譲り受け、現代美術を扱う国立美術館として、1977年に開館しました。その後、27年を経て、建物が老朽化したこともあり、さらに美術鑑賞により適した立地条件を求めて、2004年11月に大阪の都心・中之島に新築、移転しました。 万博公園時代から通算して30年の間、さまざまな企画展を開催してまいりましたが、美術館の最も重要な使命は何よりもコレクションの形成にあります。開館当初は、ジョアン・ミロの陶壁画以外、ほとんど何もない状態から出発しましたが、現在では絵画、版画、彫刻、写真など約5700点もの作品を収蔵するに至りました。 本展では、その中から約400点を選りすぐり、セザンヌ、ピカソ、デュシャン、フォンタナ、ウォーホル、ポルケ、トニー・クラッグ、キキ・スミスなど海外の20世紀美術はもとより、藤田嗣治、佐伯祐三、吉原治良、浜口陽三から、草間彌生、高松次郎、横尾忠則、森村泰昌、舟越桂、小林孝亘、やなぎみわ、須田悦弘まで、日本の現代美術の動向とその広がりを、当館地階の広大な二つの展示室とパブリック・スペースをすべて活かして展示します。 全館を使ってこれだけの規模でコレクションを紹介するのは、開館以来、初めての試みであると同時に、30年の蓄積の上にいわば壮年期を迎えた美術館だからこそ実現できる画期的な展覧会なのです。63>美術館はやはり美術品を積極的に所蔵して欲しいものだ。これだけの作品を一同に見られる至福は何物にも代え難い。もしこれだけのものを個人が所有していたらそれは罪であろう。私はそんな罪人にはなりたくはないが、私のためにそんな罪人になってくれる友人は欲しい。六三は我が侭なのだ。<63
2008.01.16
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なんばパークスシネマは最高!『アイ・アム・レジェンド』は怖かった!?http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/ 人類が絶滅した近未来を舞台に、たった1人生き残った男の奔走を描くSFドラマ巨編。『コンスタンティン』のフランシス・ローレンス監督が、『幸せのちから』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたウィル・スミスを主演に、自分以外の生存者を探す科学者が人類再生の道を模索する姿を描く。無人と化したニューヨークを背景に、希望と絶望が混在する究極の孤独の中で使命感に燃える科学者の姿に引きこまれる。 63>なんばパークスに映画館が有るとは知らなかった。一番大きな映写館で空いていた。椅子は大きく快適な映画館だ。ただ1800円は高い!でも綺麗し、パークスが好きなので通うこととしよう。映画は、非常に怖い映画で全身が硬直してしまった。映画全体は偽装臭く、宣伝コピーの「たった一人生き残った男」「無人化」ではないではないか(怒;廃墟のニューヨークを映像にしたかった米国映画なんだろう。<63
2008.01.11
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ロシア絵画の神髄 国立ロシア美術館展■2007年11月20日(火)~2008年1月14日(月・祝)■サントリーミュージアム[天保山]http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html国立ロシア美術館は、1898年、ニコライ2世のとき、サンクトペテルブルクのミハイロフスキー宮殿にロシア初の国立美術館として誕生しました。現在は約40万点のロシア美術のコレクションを誇り、10世紀から現代までのロシア美術史を網羅した世界最大のロシア美術の美術館です。 本展では、同館の厳選されたコレクションから約85点の油彩絵画と彫刻、工芸あわせて約100点により、18世紀後半から20世紀初めまでのロシア美術を日本で初めて紹介します。ロシア美術は、当時ヨーロッパに流行したロココから、ロマン主義といった美術潮流を後追いしながらも、独自の発展を続けてきました。ロシア独特の雄大な自然をテーマにする一方、神話や英雄の理想主義絵画ばかりではなく庶民を描いたリアリズム絵画も発展していきました。19世紀後半、ロシアは変革の時代を迎えます。クラムスコイ、レーピン、スリコフらは民衆や農民の現実の生活、ロシアの歴史、人間の精神性、壮大なロシアの自然をありのままに描きました。厳格な美術アカデミーの保守性に反抗して彼らは「移動派」を結成し、各地で展覧会を開いたのです。彼らの目的は多くの人々に作品を鑑賞する機会を与えることでした。これにより貴族ら上流階級のものだった美術がはじめて一般大衆のものとなったのです。ロシアが誇る、「金の時代」といわれる18世紀後半から20世紀初めまでのロシア美術を日本で初めて、本格的かつ体系的に紹介する本展にご期待ください。 63>2008年1月1日の初詣はサントリーミュージアムであった。想像以上に多くの観客者?どうなっているんだろうか。。シャガール、カンディンスキーに比べ、日本ではなじみの薄い19世紀後半のロシア絵画。ロシアが誇り、見れば納得のこの写実絵画に焦点をあて、あわせて前後の歴史を紹介するのが「国立ロシア美術館展」だそうです。さて、日本ではほとんど無名の作品を貴方はどのように鑑賞しますか?<63
2008.01.10
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2007年に50の美術展の感想を載せた中で下記の6展がもっとも六三を感動させた美術展であった。一年を振り返ると案外観ていないものだ反省しています。今年は60展は鑑賞したいと気合いを入れて望みたいと思います。05-2007/11/19 カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠 21-2007/07/03 最高のコレクションだ!「美の求道者・安宅英一(あたかえいいち)の眼 - 安宅コレクション」 30-2007/05/08 福田平八郎 展 の「鯉」に恋してしまいました34-2007/04/27 丸紅コレクション 絵画と衣裳 美の名品展~ ボッティチュリ「美しきシモネッタ」・淀君の辻が花小袖 ~ 36-2007/04/16 魂を揺さぶる最高の美術展> ロダン -創造の秘密 -白と黒の新しい世界- - - 49-2007/01/17 最高の企画展です「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」。。。。。。 ザウリ、ロダンと安宅コレクションは素晴らしかった。シモネッタの美しいこと。平八郎さんの楽しいこと。こう見ると京都近代美術館が充実した企画展であったことが分かる。国立国際美術館さん、イイ美術展待ってます。月別一覧から検索してくださいhttp://plaza.rakuten.co.jp/tubute/backnumber/2007年の美術展等の鑑賞一覧01-2007/12/17 池田満寿夫の版画 > 新収作品展-寄贈されたM&Yコレクション 02-2007/12/09 三沢 厚彦 アニマルズ+PLUS 03-2007/11/27 特別展BIOMBO(ビオンボ)/屏風日本の美 04-2007/11/21 生誕120年記念シャガール 愛と自然の讃歌 05-2007/11/19 カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠 06-2007/10/24 再興第92回 院展 07-2007/10/22 カシニョール開日記念展 08-2007/10/11 なんだか分らない? 現代美術の皮膚 - - 09-2007/09/23 植物の悲鳴が聞こえる「ダニエル・オストの小宇宙展」 - - 10-2007/09/23 堀 文子 展 - - 11-2007/09/19 モディリアーニと妻ジャンヌの物語展 - - 12-2007/09/17 上海 -近代の美術- 台湾・国立故宮博物院から日本初上陸 - - 00-2007/09/14 伊丹十三さんの猫の足跡のついたMGは何処に行ったか? - - 13-2007/09/10 マルチェロ・マストロヤンニ 「甘い追憶」 は甘くも渋くもなかった - - 14-2007/09/04 人体の不思議展、大阪にて開催。 - - 15-2007/09/03 大阪の宝物< 名画の理由 「前期」 - - 16-2007/08/26 小さな夢二郷土美術館 2 - 17-2007/08/24 日本三名園の岡山後楽園 - - 18-2007/08/20 川村記念美術館所蔵 巨匠と出会う名画展 - - 19-2007/07/20 印象派大巨匠揃い踏み>フィラデルフィア美術館展 - - 20-2007/07/19 キンキラキンと儚い>ロシア皇帝の至宝展 - - 21-2007/07/03 最高のコレクションだ!「美の求道者・安宅英一(あたかえいいち)の眼 - 安宅コレクション」 - - 22-2007/06/13 舞台芸術の世界 ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン - - 23-2007/06/08 嗚呼、絶筆に名作ありやなしや! 見果てぬ夢-日本近代画家の絶筆 - - 24-2007/06/05 大英博物館 ミイラと古代エジプト展 - - 25-2007/05/30 20世紀の夢-モダン・デザイン再訪 - - 26-2007/05/28 第119回 春季展 「名碗と水墨画」藤田美術館の曜変天目をやっと見れました。 - - 27-2007/05/27 ヴァンクリーフ&アーペル100年 永遠の煌き展 - - 28-2007/05/20 大混雑の「足利義満600年忌記念 『若冲展』」 - - 29-2007/05/18 第19回 日本陶芸展 - - 30-2007/05/08 福田平八郎 展 の「鯉」に恋してしまいました 3 - 31-2007/05/04 大原美術館は絵画の宝石箱やアートの殿堂や!! - - 32-2007/05/01 フランス国立ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展 の後は常設の近世絵画 -百花繚乱-が凄い!!! - - 33-2007/04/30 油彩画発祥の地のベルギー王立美術館展はやはりルーベンスか? - 1 (1) 34-2007/04/27 丸紅コレクション 絵画と衣裳 美の名品展~ ボッティチュリ「美しきシモネッタ」・淀君の辻が花小袖 ~ 35-2007/04/25 15世紀ヴェネツィア派からの欧州文化が光る エルミタージュ美術館展 - - 36-2007/04/16 魂を揺さぶる最高の美術展> ロダン -創造の秘密 -白と黒の新しい世界- - - 37-2007/04/08 スケッチ力の凄さが多彩を実現。。「ダリ展」 創造する多面体 - - 38-2007/04/01 巨匠勢揃いの足立美術館 横山大観と近代日本画の名品展 。。。。 - - 39-2007/03/21 堪能いたしました。 ピカソ展 - - 40-2007/03/16 揺れて酔う美術展△日本美術が笑う:縄文から20世紀初頭まで - - 41-2007/03/12 「異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」 - - 42-2007/02/23 小さな美術展だが質量ともに○「ヘミングウェイが愛した街 1920年代の巴里の画家たち展 」 - - 43-2007/02/12 夢の美術館よりいいかも。。。。 「佐伯祐三とパリの夢 大阪コレクションズ」 - - 44-2007/02/01 コレクションになりたい!!「コレクション国立国際美術館」 - - 45-2007/01/29 出品作品の絵葉書が欲しい!!「ピカソの版画と陶芸」 - - 46-2007/01/28 巨匠の勢揃いだ!!!「夢の美術館 大阪コレクションズ」 - - 47-2007/01/24 仕事帰りに観てみようか!「ピカソとモディリアーニの時代展」。。。 - - 48-2007/01/18 まだ春遠し。「京都市美術館コレクション展 第四期 春を待つ」 - - 49-2007/01/17 最高の企画展です「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」。。。。。。 50-2007/01/16 NHK 日曜美術館30年展
2008.01.09
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新収作品展-寄贈されたM&Yコレクション 池田満寿夫の版画 http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2007/360.html●会期=2007年11月20日(火)~12月24日(月・祝) ●休館=毎週月曜日、ただし12月24日(月・祝)は開館 ●開館時間=午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで) ●会場=京都国立近代美術館[岡崎公園内] このたび京都国立近代美術館に、日本の現代版画の代表的作家として国の内外で高い評価を受けている故・池田満寿夫(1934?1997)の版画作品約800点が寄贈されました。これらの作品は、池田満寿夫の長年のパートナーであったバイオリン奏者・佐藤陽子氏と同氏が池田満寿夫と共に運営してきたM&Y事務所から寄贈されたもので、「M&Yコレクション」として当館に収蔵・登録されました。そのすべては池田満寿夫自身が厳選して手元に残してきた作品であり、1956年から1997年までの彼の版画作品をほぼ網羅しています。ここには世界各地の版画展での受賞作品に加え、出版されているカタログ・レゾネに未収録の作品や貴重な豆本のシリーズも含まれており、国・公立美術館としてはその質と数において世界最大規模の池田満寿夫コレクションとなりました。偶然ですが本年は池田満寿夫の没後10年にあたります。今回の展覧会では、当館の新収蔵作品となった「M&Yコレクション」のお披露目として369点の版画作品を展示し、1960年代、70年代における日本の現代版画の隆盛をリードしてきた池田満寿夫の版画活動の全容を紹介します。63> 京都、イタリア、池田、佐藤陽子さんと好きな事柄が並んだ展覧会であった。鑑賞した印象は満寿夫の個人日記帳を覗いたような観たくない物まで見てしまったように食傷してしまった。それは私固有の彼が作陶へ転向してしていった陶芸作品が鑑賞できると期待したからであったのかも知れない。 寄贈されたのは版画約800点であった。ありがとう佐藤陽子様。 といいながら、相変わらずこの美術館名物の周観を4回してから、吉田山、下賀茂神社へとレンタサイクルを滑走させた。<63。。
2007.12.17
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開館20周年記念事業 三沢 厚彦 アニマルズ+PLUS http://www.artmuseum-itami.jp/07misawa.html会期:2007年 11月3日(土・祝)~12月16日(日) 会場:伊丹市立美術館+重要文化財・旧岡田家住宅 [酒蔵]月曜日休館(祝日は開館、翌日休館) 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) 三沢厚彦(1961年京都生まれ)は現在、美術の世界で最も注目されている作家の一人です。東京芸術大学で彫刻を学んだ後、2000年から動物をモチーフにした「Animals」シリーズを発表。樟の丸太から削り出された実物大の動物たちは生き生きとした存在感を放ち、2001年には第20回平櫛田中賞を受賞しました。 トラ、キリン、ゾウなどの野生動物やイヌ、ネコ、ブタなど身近な動物は、新鮮な造形感覚によって大胆にデフォルメされ、ユーモアとシニカルさを含んだ独創的な作品となっています。同時に、自然素材の木から新たな形を彫り出していくアニミスティックな行為は日本に古くから伝わる技法であり、作品の表面を覆い尽くす鑿跡の触覚性や量感は具象彫刻としての木彫の醍醐味を呈示しているといっても過言ではありません。 本展ではそうした三沢厚彦の造形世界を、新作を含む「Animals」シリーズを中心に、塑像やドローイング、さらにはYNG(奈良美智+graf)とのコラボレーションなどプラスαの要素を加えて紹介します。新たな彫刻表現の可能性を押し広げる三沢作品の数々に触れることで、彫刻の魅力をあらためて感じる好機となるでしょう。63>いやあ~、楽しかった。熊さん、象さん、寅さん、猫一杯、犬一杯、作るのも楽しかっただろう~なぁ。子供も女の子も、みんな喜んでいた。縫いぐるみのような木彫が素朴で優しく観覧者を迎えてくれる。いいもの見つけましたね、三沢さん!白くまさんの部屋ではイモリを見逃さないようにね。キリンさんの部屋ではムササビを見逃さないようにね。別部屋には大きなユニコーンもいるので見逃さないでね。私は白くまさんの剥脱した毛とユニコーンの木片を拾っちゃいました。ユニコーンはどこから入ってきたのか?<63。。
2007.12.09
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■2007年(平成19年)10月30日(火)~12月16日(日) ■大阪市立美術館(天王寺公園内) http://osaka-art.info-museum.net/special019/special_biombo.html 本展では、海外からの里帰り作品18件を含む約100件の屏風の名品(国宝2件、重要文化財22件)を展示します。江戸幕府がオランダ国王に贈った10件の屏風が初めて里帰りするほか、かつては一連の作品であり現在海外の美術館に分蔵されている屏風など、国内外の屏風の名品を一堂にし、日本の屏風の歴史を新しい視点から紹介し、国際交流の架け橋となった屏風を通じて、日本美術の魅力を再確認します。 屏風は風をよけたり視線をさえぎる調度品として日本の生活空間の中で利用されてきました。その表面には華麗な色彩や墨の濃淡を用いてさまざまな絵が描かれ、美術品としても重宝されました。 屏風は大きな画面を持ちながらもコンパクトに折り畳むことができ移動が容易なことから、日本文化の中の多様な場面で多彩に花開きました。天皇の即位をはじめとした数多くの宮中儀礼でも重要な役割を果たし、貴族や将軍家の婚礼調度としても当時最高の絵師により新調されました。また出産の場では「白絵屏風」という特殊な屏風が使われ、臨終の時には屏風を天地逆さまに立てる「逆さ屏風」が行われました。 さらに日本の代表的な美術工芸品である金屏風は、中国や朝鮮、遠く欧米諸国へも贈答品として届けられました。ヨーロッパへ渡った屏風は「BIOMBO(ビオンボ)」と呼ばれるようになり、今日でもスペイン語やポルトガル語で使われています。屏風は国際交流の仲立ちを務めてきたのです。 63>作品の入れ替えが激しく、観たい物が観れなかった。会員なのでまた来ればいいが、また行けるだろうか?屏風・・・面白い調度品だ。もっと面白いものができそうな気がする。1階の中国石仏コレクションがやはりいい。礫さんは石がやはり好きなんだ。<63。。
2007.11.27
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生誕120年記念シャガール 愛と自然の讃歌■2007年10月6日(土) ~12月16日(日)■奈良県立美術館■〒630-8213 奈良市登大路町10-6http://www.mahoroba.ne.jp/~museum/toppage.htm 今年は、20世紀最大の画家の一人であるマルク・シャガール(1887-1985)の生誕120年にあたります。シャガールは、ロシア生まれのユダヤ人で、フランス、アメリカ、メキシコで活躍します。パリに出て豊かな色彩感覚を開花させ、詩的で豊かな色彩表現と物語性をたたえたシャガールの絵画は、世界中の人々に愛と希望を与え続けました。1922年頃から版画の制作を始め、その後生涯に渡って約2,000点にも及ぶ作品を残しています。はじめは銅版画を中心に取り組んでいましたが、第二次世界大戦後リトグラフも手がけ、鮮やかな色彩の作品を次々と生み出しました。 63>過日の川島記念美術展の大きな作品を見るまで、シャガールは絵本作家のようで好きでなかった。今回の同じように小さな作品が多く彼の本当の壮大なポエジーが読みとれないのが残念であった。でもあの人が飛び天地が逆さになり各種の次元のコラージュが一体化となる過程が時系列で展示され見やすく素直な展示方法に拍手したい。<63。
2007.11.21
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カルロ・ザウリ展 イタリア現代陶芸の巨匠会期 平成19年10月2日(火)~11月11日(日) http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2007/359.html本展は、カルロ・ザウリ(1926-2002年)の没後初めての回顧展であり、ザウリが制作していた地、イタリアのファエンツァ市との国際交流展として開催いたします。ザウリは、ファエンツァ国際陶芸美術館で開催の国際陶芸展でグランプリを獲得し、その後の制作活動により世界的に認知されるようになりました。イタリアの現代陶芸界の旗手として土の可能性を徹底的に追求したダイナミックな陶による彫刻作品を生み出すかたわら、繊細で緻密な建築壁面の仕事やタイルのデザインでもその才能を発揮し、デザインやリトグラフなど陶以外の仕事でも高く評価されています。 Museo Carlo Zauli (カルロ・ザウリ美術館) http://www.museozauli.it/immagini.html 11月11日の最終日に美術館に飛び込んだ。なぜか、前夜から行かないといけない焦燥感に駆られて、三条京阪からレンタサイクルに乗って、出口から飛び込んだ?ギャー!!!凄い!何だ!これは!!この会場を私は7度以上周回した。イタリア、マジョリカ、1926年生まれ、フェアンツァ。人生の岐路のとき彼を知っていたらこの道に来たかも知れないと思った。今、知って知ってよかった。
2007.11.19
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■2007年10月16日(火)→23日(火)■大丸ミュージアム・心斎橋 63>小さな会場にでっかい作品群 `@@` 眼が回ります。平山大先生の裸の作品を間近に、香りと気迫をいただきました。?70を超えて私にあんなでっかい作品を書くことができるか!という、たわもない問答です。<63.
2007.10.24
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カシニョール開日記念展http://www.izu.co.jp/~izukogen/museum/ippeki/mroom.htm■会期:10月16日(木)~22日(月)■会場:そごう心斎橋本店 12階美術画廊 63>昨日、幸運にも本展覧会を観ることができた。本物のカシニョールを観るのは初めてだ。油絵は2点あった。30号が2100万円だそうだ。安い!知人が、マンション買えるね!だと。名画しか観ないし2000万は持っていないが安い。モネの30号なら30億円はするだろう。10000億円持っていても買わないが、、、。今日は、何か幸運を感じたのでアンティーク指輪を買った。幸運はなぜ女神なのか?後ろ髪が長いから。<63。
2007.10.22
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http://www.nmao.go.jp/japanese/b3.html■2007年(平成19年)10月2日[火]~12月2日[日]■国立国際美術館(大阪・中之島) 「皮膚」は、私たちの姿を形作っている「覆い」であると同時に、切られ刻まれ、塗られ描かれる「表面」でもあります。また私たちは、外からの刺激を受容する感覚器官としての「皮膚」を通して、世界と触れ合っています。「皮膚」は、私たちが生きていく上で欠かすことのできない重要な役割を担っています。 現代美術においても、自らの整形手術をパフォーマンスにするオルランや、身体を昆虫でびっしりと覆うドレスを作るヤン・ファーブル、遠く離れた恋人同士のスキンシップをテーマとする林智子など、多くのアーティストたちが、そのような「皮膚」へとアプローチする様々な表現を行っています。 それらは、「皮膚」が持つ脆さや、世界との関係を通して、人間存在の在り方を問うものでもあり、かつまた、美術作品における「表面」の問題を見つめ直す試みでもあります。 この展覧会では、ヨーロッパ、アジア、アメリカからの11作家による1990年代以降の作品を紹介しながら、現代美術がどのように「皮膚」と向きあってきたかを探っていきます。 63> これが現代美術なんだろう。美術なんだろうか?これが現代だろうか?なんだか解からないが何かを創造している。解からないけど行って観て見る。 なるほど、虫はキモイ。蛇の骨もキモイが存在感がある。<63
2007.10.11
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http://www2.sogo-gogo.com/common/516/070911danielost/index.html そごう心斎橋本店 特別企画http://www.danielost.jp/event/index.htmlEAST MEETS WEST - 東洋と西洋の融合をテーマに、植物を使って美しい造形を創り上げるダニエル・オスト。今回は、コンテンポラリーなを創り上げます。西と東をこえた新しい花の造形美、常に感動とサプライズがあるダニエル・オストにご期待ください。 63>花の建築家?そんなジャンルがあるのか?それにしても高額な入場料であった。葉や枝が切り刻まれ縛られ虐められ痛々しい造形で花木の悲鳴を聞きながら急いで会場を退出した。<63
2007.09.23
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http://www.takashimaya.co.jp/osaka/groundholl/index.html■2007年9月12日(水)~24日(月・振休)■高島屋大阪店7階グランドホール 現代を代表する日本画家・堀 文子。1936年女子美術専門学校(現・女子美術大学)に入学し、在学中の1939年に新美術人協会展に初入選しました。以後自然をモチーフに、リアリズムと詩情あふれる画境を切り拓いています。また絵画作品はもとより、凛然としたその生き方から綴られる随筆も、たくさんのファンに愛されています。これまでで最大規模の回顧展となる本展では、初期からの代表作に加え、雑誌「サライ」に連載中の原画や、82歳にして自らヒマラヤに赴き描いた「幻の花 ブルーポピー」と今年再びこの花を描いた新作など、約130点を展観いたします。70年に及ぶ画業の全貌を、ごゆっくりお楽しみください。63>会場は70歳以上の女性ばかりで「画業70年」は伊達ではない。私はまだまだ若いのか初期頃の作品が好きである。<63。
2007.09.23
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http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/umeda/index.html■2007年8月29日(水)~9月24日(月・休)■大丸ミュージアム・梅田[大丸梅田店15階]出会いから悲劇まで ―ストーリーでたどる二つの芸術世界20世紀の初頭、エコール・ド・パリの画家たちが青春時代を過ごしたモンパルナスを舞台に二人は出会う。アメデオ・モディリアーニ32歳、ジャンヌ・エビュテルヌ18歳。しかし、不遇の天才画家と、うら若き画学生の恋は、永くは続かなかった。病魔に侵され35歳で早逝したモディリアーニの後を追うように、二日後、ジャンヌはお腹に彼の子を宿したままアパートから身を投げる。このあまりにもドラマチックな悲劇が、近年、ジャンヌの遺族による秘蔵コレクションの発見により、再び注目を集めます。本展は、日本初公開となるエビュテルヌ・コレクションを中心に、それぞれの作品約120点に、二人の関係性をひも解く資料を加え、画家としてのジャンヌと巨匠モディリアーニの新たな側面に迫ります。63>好きなモジリアーニのスケッチなどが見れて良かった。あの横長の瞳に哀愁を感じるのはボッティチェリのビーナスと同じ瞳だからか、イタリア好きだからか?男はあの横長の目には弱い。<63。。。
2007.09.19
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http://osaka-art.info-museum.net/special019/special_syanhai.html■2007年(平成19年)前期:9月4日(火)~24(月・祝)■大阪市立美術館(天王寺公園内)本展では、19世紀後半から20世紀前半にかけて中国・上海で花開いた美術-書画・篆刻(てんこく)の優品、約200件を展示します。世界一の中国美術工芸コレクションを誇る台湾の国立故宮博物院や鴻禧(こうき)美術館などが所蔵する約100件の日本初公開作品に加え、日本国内の美術館・博物館、個人が所蔵する未公開を含む作品約100件をあわせて展示します。 63>正直よく分からなかった。後期の方がいいものがある気がする。会員なので入場料が気にならないのがありがたい。<63.中国の彫刻-山口コレクションを中心に-http://osaka-art.info-museum.net/standing08/sta_spe_01.html8月7日(火)~10月14日(日) 当館は日本最大の中国彫刻コレクション「山口コレクション」を所蔵する美術館として、国内はもちろん海外でも広く知られています。近年さらなる拡充をすすめるため、「小野コレクション」として新たに石窟将来像を収蔵しました。 今回の特集展示では、中国南北朝時代から唐時代につくられた石造彫刻およそ50点を展覧します。63> 今回は二つのコレクションだけでなく他の石仏コレクションが鎮座し、荘厳で粛々と凛とした空間が心地よくアルカニックに迎えてくれる。 まさに天空を渡る風とその谷を渡る響きが来る者を清めてくれるそんな気がして暫し暫し長いすに静座し対峙できる至上の空間であった。<63.
2007.09.17
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伊丹十三記念館愛好家より 下記のような回答をいただきました。 礫 六三 様 メール有難うございます。 ご質問にお答えいたします。(メッセージは宮本様に伝えておきます。) こうしてメッセージ&質問して下さることは、とって励みになるとともに伊丹十三記念館愛好家と致しましても、大変有難いことでございます。 さて、質問の答えですが、MGの実車は記念館にはございません。代わりに写真をパネルにして展示しております。 また、実車では伊丹十三の最後の愛車となったベントレーがございます。 愛媛にいらっしゃることがございましたら、ぜひとも記念館にいらしてくださいませ。 今後とも伊丹十三記念館をよろしくお願い致します。伊丹十三記念館愛好家 大江戸祭----------------------------------伊丹十三記念館の所在〒790-0932愛媛県松山市東石井1-6-10tel: 089-969-1313fax: 089-969-1314url: http://itami-kinenkan.jp/ 回答ありがとうごさいます。 わたしはMGなどを買うお金もないので、MGの面白さいうSUキャブレターのチョーク付きのサニーを乗っていました。これも伊丹さんの影響です。 そういえば冬場の寒さにエンジンの回転数を合わせるチョーク操作の面白さを思い出しました。 是非、松山にいこうと思います。
2007.09.14
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マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id327629/解説: 1996年に亡くなったイタリアの名優、マルチェロ・マストロヤンニの真実の顔に迫るドキュメンタリー。彼の二人の娘バルバラとキアラを中心に、彼と生前交流があった映画監督や俳優、そして本人が“俳優マストロヤンニ”についてのエピソードを披露する。160本余りの作品に出演し、フェリーニやデ・シーカなどの巨匠たちに愛されながらも決しておごらず、ひょうひょうと自分らしく生きた内気な大物俳優の姿が感動を呼ぶ。63> 映画は大阪十三の第七藝術劇場でやっていた。映画館は小汚いが椅子と座席空間はとっても良かった。 映画の方は想像以上にマストロヤンニは善良な俳優だった感じで多くの証言を聞きがっかりした。 マストロヤンニ、ギャバン、クーパー、コネリーと伊、仏、米、英の男優が好きだが、日本人では市川雷蔵と奇しくも昨日没後10周期の追悼放送が行われていたエッセイストとして伊丹十三が好きだった。「お葬式」は彼自身のメモリアルだ。あの猫の足跡のついた濃紺のMGは何処に行ったのだろうか?伊丹十三記念館http://www.itami-kinenkan.jp/<63。。
2007.09.10
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人体の不思議展、大阪にて開催。http://www.jintai.co.jp/outline.html2007年9月1日(土)~ 12月2日(日)[会期中無休]2007年8月31日(金)《予定》 14:00より内覧会(閉館17:00予定) 開催時間 : 10:00~18:00(最終入場17:30) 人体標本といえば医学、特に解剖学という専門分野でしか知り得なかった世界を一般に公開し、人体標本を通じて「人間とは」「命とは」「からだとは」「健康とは」を来場者に理解、実感していただき、またその人体標本が「あなた自身である」ことの共感を得ることです。 標本といえば、20世紀後半まではホルマリン容器に入った白色の保存臓器や、模型のがい骨などを使っており、医師ですらその匂い、標本の扱いにくさに困惑していました。そのような難問を解決した標本が、今回の『プラストミック標本』です。新技術で作られたプラストミック標本は匂いもなく、また弾力性に富み、直に触れて観察でき、常温で半永久的に保存できる画期的な人体標本です。 63> 出先で仕事が終わり隣のビルでこの企画展があるのを知り覗いてみた。肖像画のため解剖美術をダヴィンチがやっていたとしても見なけりゃ良かった。 若い女の子がニコニコしながら観ているのを見ると看護師さんなのだろうか?(本物見ているのに有料で来るわけないか;) 1000円で脳年齢と骨密度測定をしてみた。脳年齢は実年齢と同じだった(ショック)。骨密度は20歳よりも108%しっかりしているそうだ(あまり嬉しくない)。<63.。
2007.09.04
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http://www.city.osaka.jp/yutoritomidori/report/culture/20070628.html■2007年8月25日(土)~10月8日(月・祝)■大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室 大阪市(近代美術館建設準備室)と大阪音楽大学は、平成19年8月25日(土)から11月25日(日)まで、大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室にて「名画の理由―コレクションによる日本近代絵画の世界」を開催します。コレクションを代表する作品を中心に約110点を、前期「西洋と日本のあいだで―明治・大正・昭和初めの日本画・洋画」、後期「激動の時代を越えて―1930~50年代のモダニストたち」の2回に分けて展覧します。 こんにち、名画とされる作品の数々。当初から賞賛を得た作品もあれば、批判を受けたものの、後に評価を確立した作品もあります。作品が名画と呼ばれるのは、その表現がわたしたちを魅了するだけでなく、それまでの作品と比べて革新的であったり、その後の美術に大きな影響を与えるなど、歴史的に見たときに更なる価値を見出されるためでもあります。名画は一日にして成らず。作品は生み出されたときから、表面には見えないそれぞれの歴史を背負っているのです。 なぜ、これが名画とされるのか―それぞれの理由をひもとき、作品をコレクションする意義についても考える契機とします。 (10月9日~12日は展示替えのため休館します。前期・後期で展示作品はすべて入れ替わります。)63> 時間が少しあったのでひょいっと寄ってみました。 麦僊の「散華」の華やかでそのリズミカルさはマティスを髣髴させる。揺邨の「雪の大阪」は懐かしさよりまだまだ天下の台所だった大阪の中の島や天満橋界隈、大阪城が俯瞰され落語の「鴻池の犬」を思い出させる。 圧巻は劉生の「静物」と福田平八郎の「漣」である。これが大阪市にあるのは嬉しい限りである。<63
2007.09.03
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小さな夢二郷土美術館http://www.yumeji-art-museum.com/index.php夢二郷土美術館のこだわりは、夢二のコレクターであり、初代館長であった故松田基の命名に込められています。松田が夢二郷土美術館と名付けたとき、私は夢二美術館のほうが簡潔で良いのではないですかと言いました。松田は、郷土の二文字があることにこの美術館の意味があり、二つとない美術館なのだと静かに答えて、その先は詳しく語りませんでした。63>ここも何度か目にしていたけれど寄れない美術館だった。観覧者は三名で皆70歳を優に超えていた。疾風の様に消えていったものがここに残っている。不易流行の幻影一つ川堤<63
2007.08.26
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日本三名園の岡山後楽園http://www.okayama-korakuen.jp/history/history_top.htm岡山後楽園は、岡山藩主池田綱政公が家臣の津田永忠に命じて、貞享4年(1687)に着工、元禄13年(1700)には一応の完成をみました。その後も、藩主の好みで手が加えられましたが、江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に伝えられてきました。 また、江戸時代の絵図や池田家の記録、文物が多く残され、歴史的な変遷を知ることのできる、地方では稀な大名庭園となっています。63>なかなか寄れなかった後楽園にやっと来れた。今回は大原美術館を見るのを止めてこの後楽園と夢路美術館を徘徊した。想像していたより整然としていてその嗜好に味気なさを感じてしまうが大名庭園としての散策場所と考えれば西欧の宮廷庭園として全く遜色のないものと思える。昼飯は園外の「四季彩」で弁当を頂いたが量が不足したので、園内の「福田茶屋」でままかリセットを頂いた。ままかりは、江戸前寿司のこはだのように酢締めしたその触感はなかなかのもであった。http://www.okayama-korakuen.jp/chaya/chaya.htm<63
2007.08.24
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http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/index.html■2007年7月28日(土)~10月8日(月・祝)■兵庫県立美術館 優れたコレクションで知られる川村記念美術館(千葉県佐倉市)の改築による休館を機に開催されるものです。17世紀オランダを代表する画家レンブラントに始まり、モネ、ルノワール、ピカソ、シャガールなどフランス印象派からエコール・ド・パリヘと近代美術の流れをたどることのできる名品、戦前のロシア構成主義やシュルレアリスム、戦後アメリカの抽象表現主義やポップアートの名品など、川村記念美術館の代表的な作品を本格的に関西で紹介する最初で最後の機会です。著名な画家たちによる名作約70点をぜひご覧ください。 63>日曜日と言うのに空いていて、音声ガイドを借りてゆっくり鑑賞できた。確かにレンブラントも良かったがシャガールの大画面は久々の感動だ。また、何気ないマティスとピカソも秀作であった。 でも、この展示会で長谷川等伯の迫力ある「鳥鷺図」が見れたの幸いです。されど光琳が見れなかったのが残念だ。<63。
2007.08.20
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印象派大巨匠揃い踏み>フィラデルフィア美術館展 ■2007年7月14日(土)~9月24日(月・休) ■京都市美術館http://www.phila2007.jp/about.html本展では、19世紀のコロー、クールベにはじまり、印象派を代表するモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌを経て、20世紀のピカソ、カンディンスキー、マティス、デュシャン、シャガール、ミロ、マグリットにいたるヨーロッパ絵画の巨匠たち、さらにホーマー、オキーフ、ワイエスなどのアメリカ人画家を加えた47作家の選りすぐりの名作77点を一堂に展示、最も多彩でダイナミックな展開をみせた19世紀後半から、20世紀の西洋美術史の流れをたどります。63> 京都の仕事を早く終え、平日の夕方にガイドレシーバーを借りゆっくりと鑑賞をした。思いのほか鑑賞者が多くこれから夏休みを考えるとぞっとします。 小粒の特別展だが印象派以降の大巨匠揃い踏みのいい作品が数点見ることができ何度も何度も見返すことができたのがいい気分であった。 特にピサロ・モネ・カンディンスキー・デュシャン・ルソーは感動的な作品であった。 夕暮れには高台寺辺りを散策し、祇園祭疲れの静かな京都を久しぶりに浸ることができました。よかったよった。<63
2007.07.20
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■2007年(平成19年)7月10日[火]~9月17日[月・祝]■国立国際美術館(大阪・中之島)http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html本展は、モスクワ・クレムリン博物館が所蔵する、ロシア帝国ゆかりの至宝10万点のなかから工芸品、宝飾品、イコン、テキスタイル、絵画など選りすぐった230点を一堂に展示し、モスクワ・クレムリンとロシア工芸の歴史の全貌を初めて日本で紹介するものです。 モスクワ・クレムリン博物館を代表する作品のひとつ、ロシア皇帝御用達であった伝説の宝石細工師・ファベルジェが制作した、精緻な細工と仕掛けで有名な「インペリアル・イースター・エッグ」も初公開されます。 本展は、油彩72点(うちヨーロッパ絵画57点、アメリカ絵画15点)に加え、彫刻が5点の計77点で構成される。コロー、クールベ、ブーダンに始まり、マネ、ドガ、ピサロ、モネ、ゴーガン、ルノワール、ゴッホ、セザンヌといった、日本人がこよなく愛する印象派の傑作がずらりと並ぶのに加え、ピカソ、マティス、レジェ、シャガール、ミロ、デュシャンなど、きら星のごとき20世紀の巨匠の名作が惜しげもなく出品されている。 63>眩いぐらいの絢爛豪華で重層な至宝であるだけにその後に悲惨な影が大きく深く暗く付きまとい、63は足早に退館したのであった。<63
2007.07.19
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最高のコレクションだ!「美の求道者・安宅英一(あたかえいいち)の眼 - 安宅コレクション」 http://www.moco.or.jp/jp/exhi/exhi_1/index_f_20070330.html■2007年4月7日(土)~9月30日(日)■大阪市立東洋陶磁美術館 ● 内 容 安宅コレクションとは、かつての安宅産業株式会社が収集した美術品コレクションで、韓国・中国を主体とする陶磁器のコレクションがその中心でした。この安宅コレクション形成にあたって指導的役割を担ったのが元取締役会長・故安宅英一氏(1901-94)です。安宅コレクションは、安宅英一氏の研ぎ澄まされた鑑識眼と自らの美的価値観に対する妥協のない完璧主義によって生まれたコレクションであり、氏なくして安宅コレクションは築かれなかったでしょう。安宅英一氏は美術のみならず音楽にも造詣が深く、戦前から日本の音楽界におけるパトロン的存在として多大な功績を残しました。美の真髄を全身全霊の真摯さで求め続けた安宅英一氏の姿はまさに“美の求道者”と呼ぶにふさわしいものでした。安宅コレクションは、安宅英一氏が提示した一つの美の価値基準ともいうことができます。 この特別展では、本館が所蔵する飛青磁花生(とびせいじはないけ)、油滴天目茶碗(ゆてきてんもくちゃわん)の2点の国宝をはじめ、青花蓮池魚藻文壺(せいかれんちぎょそうもんつぼ)など12点の重要文化財や、青磁象嵌牡丹文鶴首瓶(せいじぞうがんぼたんもんかくしゅへい)などの初公開作品、関連作品などを紹介しながら、かつてない規模と内容によって、安宅コレクションの形成過程とともに、同コレクションの生みの親である「美の求道者・安宅英一の眼」にせまります。 ● 展示点数 : 約200点 国宝・飛青磁花生 器の表面に鉄斑を散らし、その上から青磁釉をかけて焼いたものです。釉表に滲み出た鉄斑が、空に浮かぶ雲のように見えることからその名がついたとも言われます。元時代の龍泉窯で盛んに行われました。なかでも本作品は、器形、釉色、鉄斑の現れ方などすべてにおいて優れており、飛青磁中、最高のものとされます。大阪・鴻池家の伝来品です。 国宝・油滴天目茶碗 黒釉の表面に無数の斑点がきらめく様子が、水面に広がる油の滴のようで、油滴の名で呼ばれています。福建省・建窯の産ですが、日本に多く伝世例があります。本作品はそのなかでも、器形、釉調などが特に優れたものです。関白秀次が所持していたことでも知られています。 63> 上記国宝を二点揃って観れたのは丁度25年ぶりになるのだろうか?蝶々のような鉄斑の「国宝・飛青磁花生 」のなんと愛らしいことか?しっとりとしたとろける様な青磁の艶やかさは当に国宝と思います。 本企画展は会館以来の最高の特別展だと思います。会期もまだまだありますので何度でも足を運びたいいい特別展です。 ジャンルを超えて鑑賞されることをお勧めします。 PITAPAや他の美術館の会員証を提示すると650円になります。勿論、国立国際美術館会員証も割引対象でした。なぜか大阪市立美術館の友の会は対象外だった?<63
2007.07.03
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舞台芸術の世界 ディアギレフのロシアバレエと舞台デザインhttp://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2007/355.html■2007年6月9日(土)~7月16日(月・祝)■京都国立近代美術館(岡崎公園内) 1909年、芸術プロデューサーであるセルゲイ・ディアギレフは、20世紀舞台芸術の革命として今日まで語り継がれているロシアバレエ団(バレエ・リュス)をパリで旗揚げします。アンナ・パヴロワやニジンスキーら天才的舞踏家、ストラヴィンスキーやサティらの音楽家、舞台監督バクストを中心とした前衛美術家たちなど、多方面の才能を糾合した総合芸術としてのバレエ・リュスは、1910-20年代の欧米の舞台や美術動向に大きな衝撃を与え、ロシア・アヴァンギャルドの台頭を促し、またアール・デコの流行にも少なからぬ影響を与えました。本展は、舞台衣装のための素描約140点、サンクト・ペテルスブルグに保存されている舞台衣装10点、舞台の再演フィルムなどを通して、今なお輝きを失うことのないロシアバレエの世界を紹介します。 63>時間があったので私にとって異分野の舞台芸術を鑑賞してきました。衣装から舞台背景、音楽、振り付けなど想像のできない芸術が展開され言葉をなくしました。美術館会員だから異分野にでも気軽に飛び込め親しめることはよかった、よかった。<63
2007.06.13
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嗚呼、絶筆に名作ありやなしや! 見果てぬ夢-日本近代画家の絶筆 ■2007年5月29日(火)~7月8日(日)■兵庫県立美術館http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/index.html 死を前にした画家は最後に何を見、そして何を表現するのでしょう。この問いは、美術愛好者だけでなく多くの人に共通する関心事かもしれません。本展は明治時代から現代にいたるまで、わが国で活躍した代表的な洋画家および日本画家約90人を選び出し、それぞれが死の直前に描いた作品を一堂に紹介いたします。最後の展覧会に出品されたもの、あるいは、未完のままアトリエに遺されたものなど様々な絶筆作品を通して、画家ひとりひとりが歩んできたかけがえのない人生に思いを馳せてはいかがでしょうか。 63>画家の絶筆はどのようなものか、絶筆の作品とはどんなものか興味しんしんで美術館に行った。11時に今回の企画説明があり、絶筆の定義や人生末期の状況などの説明を聞き、そこには壮絶な絶筆があるのではなくそれぞれの人生の終末があった。なるほど、作品の一つ一つが生きる証であるアーティストにとって絶筆とは特段の意味があるのではなく、何時までも描き続ける情熱の痕跡が残っているかどうかなのかどうか。などと思いながら作品に対峙した。<63
2007.06.08
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大英博物館 ミイラと古代エジプト展 ■2007年 3月17日(土)~6月17日(日)■神戸市立博物館http://www.asahi.com/miira/http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/museum/tokuten/2006_06_mummy.html世界有数のエジプトコレクションを誇る大英博物館で、2004年7月から1年以上にわたって人気を呼んだ「Mummy:the inside story」。アメリカなどを巡回したあと、神戸にやってきました。 包帯につつまれたミイラの内側はどうなっているのか? ミイラは、生前どのような人物であったのか? これらの知的好奇心に応えるためには、かつてはミイラの包帯を解くしかありませんでした。しかし、1960年以降の科学技術の進歩によって、包帯を解かなくともその内部の詳細な情報を得ることができるようになりました。 本展覧会では、3000年前に作成されたミイラ・ネスペルエンネブウの謎を約20分の迫力ある3D映像によって解き明かします。最新のテクノロジーによって解き明かされたミイラの秘密とは何か・・・・。63>紀元前何千年もの歴史のあるエジプト文明はきっと宇宙人だと思っていたが、今度のミイラの科学的分析を見て人類だった思えがっかりした。あの文明はどう考えても異質で、宇宙人が関与しているとしか考えられないのだが、、、。<63
2007.06.05
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20世紀の夢-モダン・デザイン再訪:大阪コレクションズ アール・ヌーヴォーからロシア構成主義、北欧のモダンまで ■会期/2007年5月17日(木)~7月1日(日) http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html本展は、大阪市立近代美術館建設準備室の世界的なデザイン・コレクション-家具、グラフィック、写真、資料-を中心に、関連する国立国際美術館の絵画、当館のポスターを加え、歴史的名品約160点によりモダン・デザイン誕生の軌跡をたどります。イギリスのアーツ・アンド・クラフツ、フランス、ベルギーのアール・ヌーヴォー、オーストリアのウィーン工房、ドイツのバウハウス、オランダのデ・ステイル、ロシアの構成主義、フィンランドの北欧デザインがモダン・デザイン形成のうえで果たした役割、相互の関係をあらためて見ていきます。モダン・デザインはまた20世紀の理想郷を夢見た人々によって生まれたものでもありました。本展は、かれらが見た夢に思いをはせ、21世紀の夢をつむぐ場になることも願っています。63>噂のバウハウスに私の好きなカンディンスキーの紹介があってホッとした。会員になってよかった。よかった。まだまだ、理解の低い私にはこの企画はよく分からない?<63
2007.05.30
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第119回 春季展 「名碗と水墨画」藤田美術館の曜変天目をやっと見れました。http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/fujita/第119回 春季展 「名碗と水墨画」【3月17日~6月3日開催】今回の春季展では、収蔵品の中でも最も有名なもののひとつ、国宝「曜変天目茶碗」をはじめとする、数々の優れた名碗と水墨画を公開いたします。「曜変天目茶碗」12~13世紀に中国南部の福建省建窯(けんよう)で焼成された茶碗。青や緑に光る斑文がこの茶碗の特徴で、典型例は世界に3例。当館の茶碗もそのひとつで、国宝に指定されている。静嘉堂美術館。大徳寺竜光院。藤田美術館。(これら全て国宝です。)63>運悪く何度となく見れませんでした。通算30年になるのでしょうか?隣の太閤園に行くたびに覗いて見るのですが閉門しています。6月3日までですよ。楽茶碗が二つありました。こちらの方がおいしそうでした。四面石仏が二つあり、これもいい物でした。<63
2007.05.28
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ヴァンクリーフ&アーペル100年 永遠の煌き展 https://www2.sogo-gogo.com/wsc-customer-app/page/img/m_images/516/070426vancleef/index.html■会期:5月23日(水)~6月3日(日)■会場:14階 特設会場 世界中のセレブリティーに愛されたジュエラーが、パリ本店所蔵の歴史的作品100余点を一挙公開。63<宝飾よりもそれを纏うセレブリティーが、ハリウッドスターが、なんと美しいことか!なのになぜか宝飾を身に付ける?男には分らない世界でR。>63
2007.05.27
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大混雑の「足利義満600年忌記念 『若冲展』」http://jakuchu.jp/jotenkaku/相国寺(京都市上京区)では、開基足利義満600年忌記念事業として、2007年5月13日(日)から6月3日(日)まで、承天閣美術館におきまして「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」を開催いたします。http://www.shokoku-ji.or.jp/information/news/070513.html63>第一回京都検定試験終了の後、試験問題に出た相国寺と承天閣美術館に寄せてもらいました。それ以来の相国寺ですが、土日曜日は大混雑で、朝10時15分に行って待ち時間30分であった。ほとんど何も観ずに帰ってきました。救いは6月中旬から33種類の蓮を咲かせてくれるという庭師の話が聞けたぐらいです。ネットで混雑状況も確認できますので、ご利用ください。いけない人はネットで楽しんでください。<63伊藤若冲『動植綵絵』人気投票http://www.icnet.ne.jp/~take/jyakuvote.html
2007.05.20
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第19回 日本陶芸展http://www2.daimaru.co.jp/daimaru/hp/pc/museum_schedule_shi2.jsp?HP_NO=17050■2007年 5月16日(水)~21日(月)■大丸ミュージアム・心斎橋[大丸心斎橋店本館7階]1971年の第1回以来隔年で開催され、今年第19回を迎える日本陶芸展は、実力日本一の陶芸作家を選ぶ国内最大の公募展です。会派や団体にとらわれずあらゆる陶磁器を対象とし、審査員は美術評論家などが主体で陶芸作家は含まれていません。今回の公募部門の応募点数は942点で、大賞、準大賞は共に20代が初受賞。入賞・入選作品計148点の内、20~30代が約3割を占める結果となりました。本展はから厳選された入賞作品5点・入選作品143点と、日本陶芸界を代表する巨匠や有望作家による29点で構成されています。土と炎、様々な技法や表現から生み出される美しい創造の形。伝統と新しい価値観が織りなす芸術をご堪能ください。【招待作家】秋山陽、板橋廣美、市野雅彦、伊藤赤水、内田鋼一、太田孝宏、隠崎隆一、加藤孝造、酒井田柿右衛門、崎山隆之、鈴木藏、滝口和男、田嶋悦子、田中光謙、坪井明日香、徳田八十吉、中島晴美、中島宏、中島克童、西端正、深見陶治、福島善三、福間 士、前田昭博、三原研、宗像利浩、森陶岳、森野泰明、柳原睦夫(五十音順、敬称略)63>大きいのが作れていいなぁしかし何処に置くのだろうか?<63
2007.05.18
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福田平八郎 展 の「鯉」に恋してしまいました。http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2007/354.html■2007年4月24日(火)~6月3日(日)■京都国立近代美術館(岡崎公園内) 大分市内に生まれ、画家を志して京都へ出、京都市立美術工芸学校に学んで以来、この地で活動を続けた、文化勲章受章者・福田平八郎(1892-1974)の、ゆかりの地京都での久しぶりの大規模回顧展です。 東洋の古典に影響を受けた《牡丹》や《閑庭待春》、湖のさざ波だけを画面一杯に描き、写実と装飾が一体となった独自の画風を作り出した《漣》、それに続く《新雪》、《雨》、《花の習作》、《海魚》など、画風の変遷はありましたが、一貫して写生に立脚した花鳥画を描き続けた福田平八郎の初期から最晩年までの作品と下図類を展示し、その全貌を紹介します。63> 釣り好きらしいモチーフで「鯉」「鮎」「鴨」「川」「池」と変遷していく、「竹」「梅」「桜」「杜若」と色を添えていく。「雪」「雨」「風」と時が流れていく。なんという優しさか。 連休で多いだろうと思い、朝一番に飛び込んだが、11時になっても混雑しなかった。雨のせいだろうか? とってもいい展覧会だった。もう一度鑑賞に行きます。 なぜ晩年になぜ錦鯉になったのだろうか?初期を思い出したのだろうか?<63
2007.05.08
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大原美術館は絵画の宝石箱やアートの殿堂や!!http://www.ohara.or.jp/200606/jp/menu.html 先月久しぶりに大原美術館に行った。 平日のためかガラガラなので音声ガイドを手にしながらゆっくりと鑑賞させていただきました。まず驚いたのはモロー「雅歌」をじっくり観るとこの小さな画面になんと魂の篭った作品なのかと言うことだ。まるで宝石のように画面の底の底から輝きと情念が迸るようだった。 沢山の睡蓮を見てきたのでここのモネの「睡蓮」は?と思いながら贅沢な鑑賞をさせていただいた。個人的には大山崎の方が。。。。。 それにしても睡蓮は10メートル以上離れて見るものだとつくづく思うそんな距離を置いて観れるのもここだけか。 おおっと、エル・グレコ 「受胎告知」がない!! 大昔は1階の左壁、此間は2階だった。ない!! まさか、また貸し出しか?と思いながら2階の廊下を歩くと特別室にあった。 今来ているダ・ヴィンチの「受胎告知」とどちらが好きか? 贅沢な自問であった。 日本の絵画にも劉生、青木繁のいい作品があるが、今日まで全く気づかなかった熊谷守一の「陽の死んだ日」があるではない。ビックリだ!! 熊谷ファンとして見過ごすことできない一点である。ここにあったのだ。。 いつでもこうして名画にあえる美術館があることは嬉しい限りである。 大原、ブリジストン、天王寺、京都近代、国立国際、大塚国際美術館が私の好きな美術館です。 東京にはもっと一杯あるのだろうなぁ~~。 引退したら行かせてもらいます。
2007.05.04
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フランス国立ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展 の後は常設の近世絵画 -百花繚乱-が凄い!!!http://ukiyoe.exh.jp/index.htmlパリを魅了した江戸の華-北斎・写楽・歌麿■2007年(平成19年)4月10日(火)~5月27日(日)■大阪市立美術館(天王寺公園内) フランス国立ギメ東洋美術館が所蔵する浮世絵コレクションの中から、飾北斎、東洲斎写楽、喜多川歌麿、歌川広重など、選りすぐりの名品約190点を紹介します。 パリの中心部に位置するフランス国立ギメ東洋美術館は、1889年に実業家エミール・ギメ(1836~1918)により設立されました。1945年には、ルーヴル美術館の東洋美術コレクションが移管され、現在、世界屈指の東洋美術の殿堂として知られています。 浮世絵は、19世紀半ばにヨーロッパにもたらされ、ジャポニスム(日本趣味)と呼ばれる流行の中で、モネやゴッホといった印象派の画家たちにも大きな影響を与えました。ギメ東洋美術館には、その当時の浮世絵が数多く所蔵され、歴史的にも貴重で充実した内容を誇っています。 これまでまとまって公開されることのなかったギメ東洋美術館の浮世絵が日本に里帰りするまたとない機会です。日本から海を渡りパリの人々の心をつかんだ浮世絵の魅力をぜひともお楽しみください。◇主な出品絵師 飾北斎(23点)、東洲斎写楽(11点)、喜多川歌麿(19点)、 歌川広重(14点)、鈴木春信(7点)、鳥居清長(10点)ほか ※ カッコ内は出品点数 近世絵画 -百花繚乱-4月10日(火)~5月13日(日) 戦国の世が終わり、江戸時代にはさまざまな流派による絵画が花開きました。写生派や文人画派など江戸時代の多様な絵画の世界を展観します。63>とんでもない混雑で見る気が起こらなかった。会員なのでまた空いているときにでも行こうと思う。それに比べ二階は、がらがらであった。内容は正に百花繚乱だ!若冲、玉堂、応挙、蒼白、光琳、凄い!出品目録がないのが残念だ!第18室には早世の画家村上槐多(1896~1919)の作品が二点ある。いづれも気迫あり涙が出てくる。<63
2007.05.01
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http://www.yomiuri.co.jp/osaka-event/royal/ブリューゲル、ルーベンス、マグリット、デルヴォー…巨匠たちの400年■2007年(平成19年)4月7日[土]~6月24日[日]■国立国際美術館(大阪・中之島)油彩画がベルギーから誕生した、と聞いて驚かれる人は多いでしょう。 また、ヤン・ファン・エイク、ブリューゲル、ルーベンスといった巨匠に代表されるフランドル絵画が栄えたフランドル地方とは現在のベルギーである、ということもあまり知られてはいないかもしれません。 油彩は15世紀のフランドル地方、つまり現在のベルギーで開発された技法です。63> これは実に楽しい絵画だった。画中絵なんだけれどその数がすさまじい数である。こんな構図もあるのだと注文者にも書き手にも拍手を送りたい。<63ダーフィット・テニールス(子) 「イタリア絵画ギャラリーのネーデルラント総督レオポルト・ウィルヘルム大公」 ネーデルラントの総督、ウィルヘルム大公(画面中央の帽子を被った男性)の絵画コレクションが画中絵として描かれています。それぞれの絵の額にはティツィアーノなどその絵を描いた画家の名前が記されているのが読み取れます。
2007.04.30
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丸紅コレクション 絵画と衣裳 美の名品展~ ボッティチュリ「美しきシモネッタ」・淀君の辻が花小袖 ~http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special.html■2007年 4月13日[金]~5月27日[日]■京都文化博物館 丸紅コレクションには、大きく分けて二つの分野があります。 一つは、時代衣裳など染織分野の所蔵品。同社の前身である丸紅商店の京都支店が、呉服の意匠研究の参考資料とするために、収集したものです。淀君の小袖裂をはじめとする近世の小袖や能装束、近代の卓抜な意匠の着物、著名画家や工芸家による図案など、染織史を辿る上で欠かせない貴重な作品群となっています。 加えて、日本および西洋の優れた絵画も特筆すべき内容を誇っています。イタリアルネッサンス期の名作・ボッティチェリ「美しきシモネッタ」をはじめとする西洋画は、総合商社が展開する多彩な事業の一つとして開設した丸紅アート・ギャラリーが、かつて収集したもの。他には印象派の作品など近代西洋絵画の数々の優品が含まれています。また日本の絵画は、洋画を中心に著名作家の作品を数多く所蔵し、特に関西発祥の同社ならではの、大阪・京都ゆかりの作家の貴重な作品が見出されるのも同社コレクションの特色になっています。63>ボッティチェリの「美しきシモネッタ」が日本にあるなんて信じられナーイ。着物の美しさは恐らく日本で最高の芸術だ思います。残念ながら開場が暗すぎて観難く陰気なものになってしまった。もっとゆっくり観たかった。<63
2007.04.27
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エルミタージュ美術館展ヴェネツィア派からモネ、ゴーギャン、ルノアール、ピカソまで■2007年 3月14日(水)~5月13日(日) ■京都市美術館http://www.ytv.co.jp/event/art/hermitage.html世界三大美術館のひとつに数えられるロシア国立エルミタージュ美術館。300万点ともいわれる膨大なコレクションの中から、「都市と自然と人びと」をテーマに15世紀ヴェネツィア派から20世紀の近代絵画まで、モネ、ゴーギャン、ルノアール、マティス、ピカソなど総勢75人の画家たちによる油彩画80点が一堂に会します。これらはヨーロッパ各国400年もの時代にわたり、ルネサンス以後のヨーロッパ絵画の歴史をめぐるものです。さまざまな時間と場所で巨匠たちが捉えた人と自然の共生の姿をみることの出来るまたとない機会、ご期待下さい。63>正にルネサンス以後の写真のようなヨーロッパ絵画が堪能できました。細密画を観て、何時も思うことだけど、写真の発明を知ったら、彼らはこんなに絵画に情熱をかけて描けたであろうか?ダ・ヴィンチ様<63
2007.04.25
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http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/index.html待望のパリ・国立ロダン美術館コレクション ■会期/2007年4月3日(火)~5月13日(日) ■休館日/月曜日、ただし4月30日(祝・月)は開館、翌5月1日(火)は休館 ■開館時間/午前10時-午後6時(金・土曜日は午後8時まで)入場は閉館の30分前まで 近代彫刻の祖、オーギュスト・ロダン(1840-1917)。パリ・国立ロダン美術館の全面的な協力のもと、同館の所蔵する彫刻、版画、素描、写真など190点の作品により、この巨匠の世界を新たな視点から紹介します。キーワードは「白と黒」。いままでよく知られてきたブロンズの「黒いロダン」だけではなく、大理石や石膏などの「白いロダン」にも焦点をあてます。特にもろくこわれやすいため、これまで出品の限られてきた石膏の作品を多数出品。知られざるロダンの創造の秘密を探ります。 63> 日曜日の朝一番の開場前に行って午後3時まで居座ってしまった。 日曜日というのに鑑賞者は少なく音声ガイドを何度でも聞き直せ、再入場を2度も繰り返してしまった、という幸運な最高の鑑賞状態たった。 ロダンは中学生の時に京都で見て、彫刻家を目指したことを思い出した。 そして今ここにあるロダンは古代ローマの感動を脈々と受け継ぎながら作品から製品、商品へと創作から製造をまで紹介してくれている。 また、あの時に観たものは大理石の「パンセ」だったが、今あるのはNO56石膏の「パンセ」である。同じ白でもなんと言う違いか! さらに、その違いは54石膏の「ド・ゴルベフ夫人」と55ブロンズとの違い以上に白黒以上の肉筆の筆力の違いではないか! コレクション展も今までで一番いい展覧会であった。 今回は割安チケットを買う時間がなかったので、会員になった。なんとB会員なら招待券が3枚付いて\2000円だ。Aの4000円年8枚にしようか悩んだがBにした。とってもよかったよかった。63であった。> 金土はナイト鑑賞も遣っているので今度はナイト鑑賞に行きます!!
2007.04.16
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http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/index.html■2007年3月8日(木)~5月6日(日) ■サントリーミュージアム[天保山]独自の内面世界を写実的技法によって克明に描き出した20世紀を代表する画家サルバドール・ダリ(1904-1989)。生まれ故郷のスペイン・カタルーニャを思わせる荒涼とした大地を背景に、見方によって違った姿に変化する「ダブル・イメージ」などの技法を駆使して描かれた作品は、溶けた時計や群がる蟻といった忘れがたいモチーフを通して、私たちの心の底に横たわる非日常の世界を呼び覚まします。その夢と現実が白昼夢のように融合したダリの芸術は多くの人々を魅了し続けてまいりました。2004年はダリの生誕100年にあたり、世界各地でこれを記念する展覧会が開かれました。本展は、「ダリ生誕100年記念」プロジェクトの一環として、スペインのダリ財団およびアメリカのダリ美術館の全面的な協力のもとに開催されるものです。油彩画約40点に加え、今回特別に展示されるダリ財団秘蔵の手稿やドローイングを交えた約180点の作品を通して、絵画のみならず、あらゆるものに対して稀有な才能と熱情をもって取り組んだダリの多面的な世界をご覧いただきます。 63>想像以上の観客者に驚いた。そしてその観客が若くデートの序に鑑賞しに来たようだ。63は正月以来のサントリーでやっと会員になった。この混雑をさっさと一巡して帰った。ここの会員は入場回数の制限がないからまた来れるという算段と、一時間以内なら駐車料が無料になるのだ。ダリよ、空いていそうなときにまた来るぞ!!<63。。
2007.04.08
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http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/schedule_index.html大丸ミュージアム・心斎橋[大丸心斎橋店本館7階]2007年3月21日(水・祝)→4月9日(月) 足立美術館は、島根県安来市出身の実業家、足立全康氏が長年にわたって収集してきた美術品をもとに、昭和45(1970)年11月に開館しました。広大な日本庭園と優れた近代日本画を有する美術館として広く知られています。とりわけ横山大観(1868-1958)の初期から晩年にいたるまでの代表作を所蔵し、質・量ともに日本一のコレクションとして高く評価されています。本展は、近代日本画壇に大きな足跡を残した巨匠たちの名品の数々を、この機会に心ゆくまでご堪能ください。<出品作家>横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂、橋本関雪、菱田春草、榊原紫峰、小林古径、入江波光、安田靫彦、村上華岳、前田青邨、上村松園、川端龍子、鏑木清方、速水御舟、菊池契月、今尾景年、伊東深水、小茂田青樹63>当に近代日本画の巨匠たちの総覧であった。旅嫌いの63は、四年連続日本一庭園の足立美術館に行きたくなった。今回は速水御舟の「新緑(しんりょく)」が見れてよかった。<63
2007.04.01
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http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/schedule_index.html■2007年3月1日(木)~3月25日(日)■大丸ミュージアム・梅田 [大丸梅田店15階]ヨーロッパで最大級のピカソコレクションといわれるルートヴィッヒ美術館より、初期から晩年にいたる作品約100点とそのプライベートをかいま見る写真をあわせて展示。63>よく遊びよく描いたピカソ。彼方は怪物です。私ももっと遊びたい。。<63
2007.03.21
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http://www.mori.art.museum/contents/smile/info/index.html若冲、白隠、円空、劉生―2007年1月27日[土]-5月6日[日]森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階63>美術館だけでなく他の企画展や360度パノラマ展望台を¥1500円は楽しめた。ただ美術館としてはビル自体が免震構造のため揺れが激しく落ち着いて鑑賞できるものではなかったのが気持ち悪かった。沖縄へ汽船で2度も行って船酔いしない六三が不快なのだから気分悪くしている人も見受けられた。。<63
2007.03.16
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http://www.asahi.com/pompidou/会期:平成19(2007)年2月7日(水)~5月7日(月)主催:国立新美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、ポンピドー・センター会場:国立新美術館 企画展示室2E 本展は、フランスが誇る近現代美術の殿堂ポンピドー・センターの所蔵作品から、近代美術史を彩る著名な芸術家たちのほか、今もなお旺盛な活動を続ける中国や南米、アフリカ出身の現代芸術家たちの作品、約200点を紹介し、近現代美術においてパリやそこでの外国人芸術家が果たした役割をふり返る展覧会です。国際都市・東京に誕生した新しい美術館で、パリが育んだ世界中の芸術家の傑作の数々による多彩で華やかな世界が展開します。63> この新美術館が展示室としての機能が良好であることはよく理解できる。そんなショーケースような美術館にどのような歴史的文化が育まれるのか長い目で見て行きたいと思う挑戦的な試みである。 美術展そのものは絵画の凋落を醸し出される雰囲気を感じた。それは絵画は商品ではなくショーケースに納めるべきでない歴史的な時間の重みがあり生き物でもある感じるからだ。<63
2007.03.12
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http://www.wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/index_7f.html美術館「えき」KYOTO ■ ●期 間/ 2月9日(金)~3月25日(日) ●入場料/ 一般900円、高・大学生700円、小・中学生500円 ●内 容/ 1920年代のパリは、著名な作家や芸術家が世界中から集まり、「芸術の都パリ」として輝いていました。その中心はモンパルナス。ヴァヴァンの交差点は「世界の交差点」といわれ、多くの人々で賑わいました。若き日の文豪アーネスト・ヘミングウェイもその一人です。彼の死後出版された「移動祝祭日」(1964年)には、交遊した芸術家・文化人との思い出が書かれており、輝かしき1920年代巴里を感じとることができます。この展覧会ではこの時代にパリで活躍した画家、マルケ、ヴラマンク、ヴァン・ドンゲン、デュフィ、ドラン、レジェ、ピカソ、ユトリロ、ローランサン、モディリアーニ、パスキン、キゼ、藤田、シャガール、キスリング、スーティンなどの絵画、約100点が一堂に展示され、そのころのパリの熱気、賑わいを多方面から浮き彫りにされます。パリをこよなく愛した、当時のヘミングウェイに関する写真や初版本などもコーナーで紹介されます。 63>今年はどうしたことか、レジェ、ローランサン、モディリアーニ、パスキン、キスリングがよく見れる当たり年のようです。今年は1920年流行っているのかな?私の心は紀元前100年の古代ローマに向いています。900円で観ても価値ある企画展でした。但し平日の空いているときに限られるようです。昨日は一区画に三人ぐらいしかいないいい空間でした。<63
2007.02.23
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http://www.city.osaka.jp/kyouiku/sisetu/establish01_1.html■2007年1月13日(土)~3月25日(日)大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室モネ、ロートレックからピカソ、ローランサン、佐伯まで──世紀と国境を超えた天才たち」を開催します。これは、「大阪コレクションズ」として国立国際美術館、サントリーミュージアム[天保山]と大阪市立近代美術館建設準備室の3会場で共同企画として実施するものです。63>なんといっても私の好きなパスキンが2点も展示され始めてみるものだ。これが大阪の国立国際美術館所蔵とビックリした。これで3点以上あることなる。対照的な描写のヴラマンクも2点展示されていた。最近お気に入りのキスリングも2点展示されている。いつ見てもローランサンの大きな作品には心が和む。小さいけどゆっくりと作品と腰をかけて対話できるこちらの美術展のほうが国立国際美術館より淡白で落ち着いて楽しめた。時間があればまた来ることとしよう。ちなみに、絵葉書は数少ないがこちらは¥50円で、あちらは¥100円です。<63
2007.02.12
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