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興味深い事件で、しかもゲストはサシャ・アレキサンダーなので注目のエピソードですね。サシャも良い感じに年を取りましたね。幼い子供が腹を刺されて歩道をさまよっているのを、隣家のお手伝いが見つける。SVUが中に入ると、姉のレイチェル、父親のジュリアンが刺されて死亡していた。3人共複数回刺されており、寝ている間に襲われたようだ。病院に搬送されたチャーリーは死亡した。母親のアンナ・ミルは法律事務所に8時に出社しており、SVUの告知に激しく動揺する。夫は作家で、自宅で仕事をしており、ほぼ毎日子守のドローレスが通ってきているという。ドローレスは今朝は連絡がなく、自宅に向かうと留守だった。家の中には、洗ったばかりの包丁と血の着いた上着があり、緊急手配する。ドローレスの日記には、子供には母親が必要だということが書かれていた。ドローレスの兄の自宅を訪ねると、ドローレスがクローゼットの中に隠れていたのを見つける。身柄を拘束して話を聞くと、8時半に鍵を開けてミル家に入ると、様子が変なので寝室に行ってみると、ジュリアンが死んでいるのを見つけたという。レイチェルも死亡しており、凄惨な現場に怯えてしまってチャーリーには触れることなく逃げ去ったという。近所の聞き込みでドローレスとジュリアンが親しい関係に見えたという情報があったが、アンナは夫が必要ないというのに自分があえて子守を雇ったという。ジュリアンの携帯に脅迫電話と見られる通話があり、通話相手のトム・バーンスタインに話を聞く。トムはジュリアンと20年来の作家仲間で、フランスで一緒に詩を執筆する計画をしていたが、アンナが金を出さなかったので行けなくなった事で文句を言っただけだという。どうやら、一家の別荘が差し押さえにあったらしい。改めてアンナとジュリアンの経済状況を見ると、ジュリアンはGBTという会社から給料をもらい結構な金融資産をもっていることがわかった。その会社は法律事務所に補助的なサービスを提供する会社で、社長はジュリアン、株主もジュリアン一人だった。アンナの法律事務所ではその事実を知らず、アンナが顧客に金を支払わせ事務所の金を横領していることがわかった。その関係で事務所には最近監査が入ったようだ。アンナのオフィスを捜索すると、血のついたテニスシューズが見つかり、母親が家族全員を殺した容疑に一同は唖然とする。テニスシューズの血液はレイチェルのものと一致し、アンナは取り調べに「殺さなければならなかった」と自白する。罪状認否で弁護側は心神喪失を訴える。精神科医の鑑定で、アンナは典型的な家族皆殺しタイプだと診断される。家族を不幸から救うために殺すというが、きっかけは金銭問題が引き金になることが多く、横領した犯罪者の家族として生きるよりも死んだほうがましだと考えたのかも知れない。オリビアとしては、そんなことは信じられないというが、ストーンは陪審員から見ると子供を殺す母親は異常とみなされ法的責任を取れないことになる。ストーンは殺人の計画性を探るようにアドバイスする。オリビアは釈放されたドローレスと再び話し、犯行の前夜にいつもは「お休み」というアンナが「さようなら」と言ったことに注目する。裁判が始まり、オリビアは法的責任が問えると証言する。アンナは貧乏な生活から努力して今の生活を手に入れたが、世の中は醜いことにあふれ、それから家族を守るのに必死だったと訴える。彼らの人生を完璧するためには、やるしかなかったのだという。ストーンは凄惨な犯行現場の写真を見せながら、そこまでいうのならなぜ自殺しなかったのかと問いかける。弁護側は現代女性には様々な選択肢があると同時に、何でもできる完璧な人生を強要される風潮があり、被告はそのプレッシャーに押しつぶされたと結論付ける。ストーンは被告が子守に罪を着せようとしたことなど、計画性があると断じた。評決では、子供2人に対する第2級殺人は無罪、夫に対しては有罪となった。その後、アンナは勾留中に首を吊ったという。これまで捜査官や検視官など、正義の側にいたサシャなので、弁護士と言っても只者ではないと思いました。正気を失った表情はさすがだと思いました。純真無垢な子供を殺した場合は無罪、夫に対しては有罪というのはいかにもアメリカ的なオチですよね。陪審員制度の為せる技でしょうね。日本でも一家心中や子殺しのケースはありますが、裁判で心神喪失が認められて無罪になる割合は低いように感じます。(正確なデータがあればよいのですが)様々な理由で母親が追い込まれて子供に手をかけるという悲劇は感情的にわからないではないが、やはり罪を償ってくださいとなりますよね。文化や宗教の違いで犯罪の形や判決に違いが出るとすると、それはとても興味深い点です。それでもストーンが「それだったらなぜ自殺しないのです」と言ったのは、宜しくないと思いました。そうでなくても、自死から守らなければならないのに。子守に頼る働くシングルマザー、アマンダとオリビアが涙を流していたのはちょっとわからなかった。刑事という仕事ゆえのことだったのでしょうか。アンナは事務所の金を横領してまで、ガツガツ儲ける必要があったのか。そもそもそれが犯罪だし、きちんと裁かれて欲しかったです。
June 29, 2019
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『英雄の最期』うーん、なんだか納得しないうちに、話がまとまってしまって、一挙にフィナーレへの盛り上げへ突入。今回はゲストに助けられたなと思いました。リック・ウィルソン一等軍曹が胸を2発撃たれ、橋の上から落ち、フェンスに突き刺さってしまう。橋の上には自動車のスリップ痕があり、ウィルソンは除隊間際だったという。ウィルソンの自宅に向かうと、家の中はひどく荒らされおり、身を隠していたウィルソンの妻が出てくる。自分は実家から戻ってきたところで、強盗が入ったのかと思ったが、盗まれるようなものがあるとも思えない。夫が殺されたと聞くと、妻は特に敵がいるとも思われず、仕事のことは何も離さない無口な人だったと語る。実はウィルソン軍曹はタリバンのテロリスト、ザキールを逮捕した「ザキール5」という部隊のメンバーで、隊は襲撃作戦で大きな成果を挙げた裏で、仲間を失っていた。その際、チームは人質の救出とアメリカ軍から盗まれた3000万ドルも回収していた。ギブスは捜査の途中で急に現場を立ち去ってしまい、チームはギブスの最近の様子から、メキシコのカルテルのメンバーを殺したことが明るみに出たのと、関係あるのではないかといぶかる。本部に戻ったギブスはパーマーやケイシーにも食って掛かるような態度に出る。ウィルソンが最後に通話した相手は、ザキール5の生き残りメンバー、マッカーシーで、こちらから連絡が取れないので、チームはマッカーシーの自宅に向かう。マッカーシーの姿はなく、ベッドに血痕が見つかった。やはり襲撃作戦に対する報復が行われ、マッカーシーも殺されたのか。突然、ギブスは何も言わず現場を立ち去り、その後連絡が取れなくなってしまう。サキール5のもうひとりの生き残りをマクギーらが探す。カルファ2等軍曹は先月、ウィルソンと電話で話をしたと答える。生き残った3人は、毎年襲撃作戦の日に亡くなった仲間を追悼するために集まっていた。ウィルソンの妻はザキール5のメンバーとは会ったことがないという。ただ、夫が電話で言い争っていたのは聞いたという。ケイシーがマッカーシーの家の血痕を調べ、ウィルソンのものと一致したという。つまり、ウィルソンを殺したのはマッカーシーだったのか。ギブスは職場を抜け出して、かつてセラピーを受けたドクター・コンファロンをバーに呼び出し、悩みを打ち明け始める。ギブスは過去に、妻子を殺した男を殺してかたきを討った。その事を部下に話すことになり、ギブスは責任をとってこなかったことが今になって問題に感じるという。殺したこと自体に罪悪感はない、やるべきことをやったまでだ。それなら、なぜ急に自首する気になったりしたのか。ギブスはビショップにいわれて、ルール10を燃やしたと明かす。コンファロンは、仕事に私情を挟むなというルール10があったからこそ、ギブスは感情を押し殺して表に出さずにいられたのではないかと問う。なのに、ルール10がなくなると、一体どういうことになるのか。これまで隠し続けた感情がギブスを押しつぶしそうになり、今恐れているのは引退の2文字。ギブスはかつて引退を考えたことがあったが、自分から仕事を失うことになれば、自分が自分でなくなると思い中止したという。チームには恩がある。ヴァンス局長はザキール作戦の当時の指揮官と話し、マッカーシーがやや衝動的で危険だったという。ダッキーはザキールの資料を見直して、ザキールの隠し金は3300万ドルだったという記述を見つける。手配中のマッカーシーがウィルソンと同じように胸に弾を2発受け死亡しているのが見つかった。次はカルファが危ないということで、一旦帰宅させたのを再び身柄を確保する。カルファはマクギーの強い取り調べに、3000万ドルとは別に、300万ドルを隊が着服していたのではないかと追及されだんまりを決め込む。ウィルソンの妻を自宅に送っていったトーレスは、別の女が家の中に入ろうとしているのを発見し、後を追う。女性はロリ・ウィルソンと言い、こちらが本物のウィルソンの妻だった。盗まれたのは、ウィルソンがドバイで購入したヴィクトリアブローチで、カルファはこのことをマッカーシーが誰かに話したかも知れないという。トーレスは偽のウィルソンの妻がブローチをずっと身につけていたことを思い出す。すでにネットオークションに盗まれたブローチが280万ドルで売りに出されていた。姿を消した偽のウィルソンの妻は指紋からロシアン人の元スパイ、インガ・ペトロワと分かる。インガは国際手配の詐欺師で、今夜コスタリカに発つことが解った。すぐに空港に向かったNCISは高跳びしようとしているインガを逮捕する。マッカーシーは除隊でブローチを換金しようとしていたが、待ちきれなかったという。ギブスはコンファロンとのセラピーを終え、自首も引退もしないのなら、これからもずっとチームを見も守り続けるという。本部にもどったギブスに、チームはよそよそしい。すっかり機嫌が良くなったギブスだったが、ヴァンスは緊急事態を告げる。フォーネルが病院で待っているという。最後の最後になって、フォーネルが出てくるのは置いておいて。激しく動揺し、ギブスらしさを失っているギブスを見るのは辛いところがあります。ここまで情けないギブスを見るのは初めてかも。ある意味老いを感じたなあ。まあ、ギブスも人間なので悩むことはあるかもしれないが、そのきかっけが過去の報復を部下に知られ、けじめをつけるべきと考えたわけですね。妻と娘の敵を討つことについて、当然のことをしたまでだと思い、コンファロンも立派な理由になるという。この辺がついていけなくて、ちょっと唸ってしまう。まあ、セラピストなので善悪の判断はしないでしょうけど。やっぱりギブスは正義のヒーローなので、その役割を自ら放棄することはない、ということでギブスはすっかり元のペースを取り戻した。部下側とすれば、結局何も話してもらえないので不満は続き、トーレスのように個人的なことに不込まず、仕事だけできればよいというのが正解かも。ところで、同じ時間にコンファロンとセラピーを行っていたスローンですが、娘に受け入れられない悩みを相談し、「本当に相談したい人」がいるという。つまりそれは、娘の父親?結婚できない関係だったから、相手に知らせず子供を産んだということでしょうか。その相手がまさかギブスだったら、私はひっくり返ってしまいます。
June 29, 2019
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ずっと見てきている者にとっても、過去を思い出しながらかなり複雑な内容でした。あれではレッドが証人席で滑らかにしゃべるのを聞いていれば、陪審員でなくても信じてしまう。でも、その中に真実をごまかす嘘もある。どこまでが真実なのか、なぜレッドは(リズに)嘘を付くのかがこのドラマの生命線ですね。制作側はなかなか、明かそうとしません。デンベはレッドを通報した匿名の電話を追う。使われた公衆電話の場所まで突き止めると、周辺のホームレスに聞き込みを始める。レッドは裁判の直前、自分の無実を証明する人物として、「D大臣」というブラックリスターを探すようにリズにいう。D大臣は犯罪の証拠を集めてその関係者を脅迫し、そのため大勢の人の知られたくない情報をもっているらしい。最近ではタクシー王のシャイアントン・シャーが脅されてレッドに金を借りたということから、話を聞く。それによると、電話でヤバイ話をしていたのがそのまま書き起こされて、封書で届いたという。40万ドルの現金をもってこいと指示されたが、後々オフィスを探すと交換器に発信機が装着されているのが見つかったという。アラムは発信機が特定の会社の設備に使われている事を調べ、アクセスできる人物を絞り込む。イライジャ・ベイリーという技術者の名が挙がるが、そもそも偽名で免許証も偽造されていることがわかる。シマ検事は検察側の証人としてレスラーを指名する。レスラーは逮捕される前、レッドを追うFBIの元チームリーダーだった。リズはレッドが偽物と知ったレスラーに、偽証をさせるのは忍びないという。レッドは死刑を終身刑に引き下げた取引にも応じず、そこまでしてなぜ別人でありつづけようとするのか、レスラーは疑問に思うという。レスラーはリズが真実を突き止めるのを邪魔しないと約束する。裁判が再開され、1990年3月にUSSギデオンがソ連海軍から攻撃を受けた件で、レッドが機密情報を漏らしたとして追及されることになった経緯が説明される。極秘任務を知っていたのは当時の情報士官だったレディントンら一部の人間で、しかも船の座標を知っていたのはレッドだけだった。FBIはKGBの通信を傍受し、レディントンがソ連側に座標を告げた書類が証拠としてあるという。証人に呼ばれたレスラーは、レッドからKGBスパイのカタリーナ・ロストヴァが実はその座標を盗んだのだと言われ、別に驚かないと答える。レスラーは「レディントンは」と言い換えて、レッドの注意を引く。ベイリーの自宅を捜索したFBIは、おびただしい数の録音テープに驚く。アラムは、ベイリーが使っていたタイプライターのリボンから、最後に書き起こしたテープを見つけ、妻を不倫のはてに保険金をかけて殺したピーター・デリーマーが最新の脅迫相手だと知る。デリーマーの恋人の家に踏み込むと、逃げ出したデリーマーは窓から落ちて死亡してしまう。FBIは恋人のミケラから、脅迫相手に金を引き渡す場所を聞き出し、D大臣との接触を待つ。シマ検事はFBIの元会計士を召喚し、ギデオン沈没後にKGBからレッドに金の動きがあったかどうか質問する。レッドはソ連情報部と繋がる企業の社長で、その口座にギデオンの事件の後にKGBのダミー会社から金が振り込まれていた。その金をレッド本人が引き出したという証拠も残っていた。休廷となり、レッドはクーパーにベイリーの押収物から1990年12月7日の録音を探すように頼む。美術館でデリーマーの金を受け取った男をリズとナヴァービが逮捕する。指紋から、男は元陸軍の通信エンジニア、ジョーダン・ラヴィングと分かる。ラヴィングは1990年12月11日に入院中の病院から消えていた。自宅が爆発してやけどを負い、ラヴィングと同居していた恋人を失っている。再び法廷が開かれ、レッドは35年前にソ連の女スパイと恋に落ちた情報士官の話を始める。レディントンはロストヴァに騙されて情報を奪われた。ロストヴァはKGBスパイであり、また世界的犯罪同盟「結社」のメンバーに雇われている身だった。レディントンは結社の存在に気づいたが、結社はレディントンの名を貶め信用を失わせようとした。ロストヴァはレディントンが国を裏切ったように見せかけて、姿を消した。それからレディントンは別人となって数多くの恐ろしい違法行為に手を出し始めた。しかし、国を裏切ったことは一度もないと、レッドは証言する。レッドが欲しかったテープが見つかり、法廷に届けられる。ロストヴァが結社「フルクラム」のフィッチ国家情報長官にレディントンの扱いを相談する内容で、レディントンを殺すよりも裏切り者に仕立てるほうが、結社の存在を隠すことができるという。「娘を愛している」という言葉に、リズは涙を流す。リズはベイリーがこのテープの存在に気づき、脅迫しようとして逆にロストヴァに狙われたと気づく。陪審員による評決で、レディントンの反逆罪は無罪となった。レッドの勾留が続くが、リズはレッドが裏切り者ではなく、実の母親が黒幕だったことにショックを受けたという。デンベはホームレスの聞き込みを行い、通報をしたのがジェニファーだったと気づく。その事をリズに伝えると、リズはレッドの秘密を私に明かすのかと問う。デンベが否定も肯定もしないと答えると、リズは私の秘密を守ってほしいと頼む。レスラーはリズのために偽証をした。リズはなぜ偽物のレディントンがわざわざ国際逃亡犯として追われる人物に成り代わろうとしたのか、という。しかも、母はその偽物に手を貸していた。デンベは通報者はリズではなかったと、レッドに報告する。カタリーナがフィッチとつながっていたのは今回はじめて知ったことですよね。今回の話は「Requiem」で説明された事柄に、どう突き合わせればよいのか。カタリーナがレイモンドと恋をしたのは事実、だがその相手は本物のレディントンでマーシャ(リズ)を連れ去った。カタリーナは娘を連れ戻すつもりで出ていき、そこで幼いリズは自分の父親を撃った。カタリーナはリズを連れて戻ると、キャプランに預けた。その後、キャプランは一旦リズをサムに預けて身を隠したが、レッドがキャプランを雇いリズの成長を見守ることにした。だが、キャプランは「秘密」つまり、本物のレイモンドの骨を隠し持っていた。だとすると、本当に愛した人が実の娘に殺されて当惑しているところで、偽物のレディントンが現れてカタリーナに横恋慕したのか。サムにリズを預けたときには、すでにレッドは入れ替わっていたのだろうか。カタリーナがギデオンの機密を盗んで事件が起きたのが1990年の3月、レディントンに本性を知られてKGBに連絡を入れたのがその年の12月。レディントンを殺せと言われたが、殺さず彼に反逆罪の罪を着せようとした時、本物は死んですでにレディントンは整形手術を終えていたのか。ややこしいので年表でも作って欲しいです。デンベはリズにお願いされて、レッドに嘘を伝えた。一番親しい人に裏切られる、正にそれですよね。リズのためなら偽証するというレスラー、2人の距離がどんどん近づいているのを感じます。ナヴァービは体調が悪いので出番が少ないというようですが、中の人の個人的な都合なのか、何なのでしょう。活躍の場がなくて、あれでは気の毒です。
June 27, 2019
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シンプルなストーリーですが、これぞSVUの王道という感じで、最後は胸にこみ上げるものがありました。海外ドラマを見ているといろいろ知らない言葉がでてきますが、「逍遥する(peripatetic)」は日本語でも使わないですね。NYCではマリファナが合法化されているのでしょうか、お菓子などに混ぜて嗜むものみたいな感じなのも驚きです。若い女性が路地裏で頭から血を流して倒れているのが見つかる。下着がないため、レイプの疑いがあり、病院で検査を行う。意識を取り戻した女性は、グレイス・ウォーカーと名乗り、血中からアルコールとマリファナが検出された。レイプの痕跡があったが、グレイスは記憶がはっきりしないと言い、昨夜はバーで男性2人組と飲んだというが合意だったかどうかもよくわからない。グレイスはトミーという恋人のことを気にしており、カリシが自宅まで送っていく。バーで聞き込みを行うと、2人組の一人サイラスが最後までグレイスと一緒だったことがわかる。サイラスはSVUに、グレイスとは合意の上セックスをしたが、もっと金をよこせと襲ってきたので反撃したと説明する。下着は初めからはいていなかったという。グレイスに面通しをするため連絡を取ろうとすると、全くのでたらめな住所、電話番号だったことがわかる。高級なアパートに外科医の恋人と同居しているという話も嘘で、グレイスの行き先を探すためにサイラスが聞いたというパンケーキ屋を探す。ところが、グレイスはホームレスのシェルターに通うホームレスだということがわかる。恋人のトミーを発見したため、身柄を確保する。トミーはグレイスの居場所を知らないと言い、SVUはグレイスが偽の電話番号としてスペイン大の女子寮を挙げていたことに注目する。グレイスは実際に大学にいたのではないか。女子寮では元同級生が、グレイスが3年前に突然姿を消したという。しかも、グレイスという名前でなく、ソフィー・シモンズという名前だったことがわかる。そのころのソフィーは医学を目指しており、まるで別人だったようだ。ロリンズは、ホームレスを追跡するアプリがあるという。ソフィーの両親が連絡を受けSVUにやってきて、これまで娘を探す努力を続けていたという。ソフィーの母親は病気で亡くなり、父親は娘と向き合う時間を取るようになった。その後、再婚してソフィーは義母を嫌がっていたという。アプリでソフィーの居場所がわかったため身柄を確保しに行くが、ソフィーはトミーに殴られていた。にもかかわらず、ソフィーは路上生活で日常的にトミーに守られているので離れるつもりはないという。シェルターは嫌いで、サイラスとはカネ目当てのセックスだったという。トミーはそれを浮気と考え暴力を奮ったようだ。ソフィーに両親のことや、大学時代のことを尋ねると、記憶が混乱して自分が誰かわからない状態だった。しかし、父親の顔を見て記憶を取り戻す。セラピストは解離性遁走と診断し、子供の頃の虐待やレイプなど原因がいろいろと考えられる。原因が分かるまでは、まだ家族のもとに返すべきではないと判断し、虐待された記憶などを掘り起こさなければならない。オリビアはソフィーを通っていた大学に連れていき、当時の記憶を呼び起こす。ソフィーは教授室の前に行くと緊張を高め、当時のアダムス教授とトラブルがあったことがわかる。成績について教授室に尋ねに行くと、アダムス教授はセックスと引き換えだと行ってソフィーをレイプした。ショックを受けてソフィーの精神は壊れてしまい、別人としてホームレス生活を続けることになった。ところが教授は数ヶ月前に病気で死亡してしまったことがわかり、ソフィーは怒りをぶつける相手を失って激しく動揺する。オリビアが落ち着かせようとするも、ソフィーは再び路上に戻りグレイスと名乗り始めた。カリシは苦しみの出発点となった教授への思いを吐き出させるべきだという。オリビアは教授の墓の前でソフィーに思いの丈を述べさせる。ソフィーは両親や友達の支えで、苦難を乗り越え生き延びるつもりだという。NYではホームレスの数も非常に多いでしょうね。日本と違うのはシェルターやハーフウェイハウスのような、サポートする施設やボランティアが多いことで、さすがにホームレスを探すアプリには驚きました。それくらい、いなくなった人を探す家族がたくさんいるということかな。様々な理由で路上で生活する人がいて、今回のような場合もあるのだろうなと思いました。成人していれば、家族が無理やり身柄を拘束することもできないだろうし、ソフィーのように病気の場合も治療ができない。今回のように犯人が死亡している場合、オリビアが勧めたのはセラピーの一つだったのかもしれませんね。よくオリビアがいう「大丈夫、あなたはきっと乗り越えられる」というのは、他人だからそう言えるのでしょうと思うこともありましたが、最近はそういう風に言い続けて信じることが大切なのかなあと思うようになりました。何年もの貴重な時間を奪われても、ソフィーのこれからの人生が実り多い幸せな日々であることを祈ってやみません。
June 23, 2019
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『私刑執行人』2話続きの後編、開けてびっくりこんな展開になるとは。それにしても、「何で今頃」と思いましたね。この後の含みがあるのだろうか。ギブスの自宅でマロリーはクラークに銃を向けられ、正当防衛で撃ったという。ヴァンスと2人きりになると、マロリーは任務が終わって評価が下がり、なんとかしたいと思ってクラークを尾行していたと答える。マロリーはヴァンスへの気持ちは本当だったというが、ヴァンスはCIAの捜査に任せることにする。アイスクリーム・キラーのクラムを殺した廷吏のマッキニーは口を閉ざしており、ギブスは上司であるディーキン判事に話を聞くように命じる。NCISに国防長官クロフォードが現れ、誰かがクロフォードの海外口座にアクセスしているので調べてほしいと告げる。例の口座は国防案件の秘密口座を作ったものの、その後忘れ去られた存在になっていた。しかし、誰かがその金を使ったようだ。ディーキン判事はプライベートでボーリング場を経営していた。マッキニーが殺し屋だったことをどう思うかと尋ねると、司法のシステムをくぐり抜けたケースがあることは認めるが、だからといって私刑を行うことを認めるわけではないという。国防長官の口座を調べたケイシーとマクギーは、3年間で6件の送金があるのを見つける。やはり、手続きのミスで6件の殺人事件の裁判が棄却になっていた。さらに、その容疑者は何者かに殺されているという。NCISは全国的に私刑執行組織があるのではないかと考え、クロフォードの口座の管理者を探すことにする。ギブスはダイナーに立ち寄った後、何ものかに狙撃される。車の中には、かつてギブスの妻子を殺したヘルナンデスの写真があった。ギブスはヘルナンデスを殺しかたきを討っている。ギブスはNCISチームと連絡を絶ち、車に撃ち込まれた弾を取り出す。ギブスの立ち寄り先のダイナーを訪れたビショップは、昨夜銃撃戦がありギブスが姿を消したことを知る。なぜギブスはチームに背を向けて活動しているのか、一同が疑問をぶつけ合っている時、ギブスが現れる。ギブスは何があったのか明らかにせず、そこにダッキーが6件の私刑殺人事件を調べて共通点を見つけたという。それぞれ4つの州で起きた事件の担当判事は、いずれもディーキン判事の助手だった。つまり、黒幕はディーキン判事で裁判で有罪にできなかった被告を殺し屋を雇って殺させたのか。ギブスもまた私刑の対象になったのだろうか。ギブスは単独でディーキン判事を訪ね、ヘルナンデスの写真を見せる。ディーキン判事は何のことかわからないととぼけるが、ギブスは俺を殺したいのなら男らしく自分で手を下せば良いと迫る。なぜ、何年も前のことを持ち出して私的に俺を殺そうとするのか。判事はギブスも同じことをしていると言い、手を組まないかと誘う。ギブスはノーとはねのける。トーレスはギブスがボーリング場から出てくるのを目撃し、チームに報告する。マクギーはギブスに隠していることがあるのではないかと詰め寄る。ギブスはチームの前で、ヘルナンデスを殺したことを告白した上で、チームを拒絶する。ケイシーは長官を調べ、マロリーと何度も連絡を取り合っていたことを掴む。長官によるとマロリーは窮地を挽回するために、クラークの動きを探っていたという。長官が口座の記録を渡すと、マロリーは姿を消した。ギブスはヘルナンデスの写真もケイシーに調べさせ、そこから部分指紋を採取する。一致したのはCIA局員のマロリーで、マロリーがギブスを狙撃したことが想定されるという。しかし、スパイとして実績のあるマロリーがギブスを仕留め損なうはずがない。全国手配されたマロリーの携帯がオンになり、ギブスの行きつけのダイナーにいることがわかる。NCISはマロリーを逮捕するが、マロリーは元々出頭するはずだったという。ヴァンスは自らマロリーを取り調べ、マロリーはわざとギブスの狙いを外したことを認める。マロリーがディーキン判事に雇われたことから、ギブスは再びディーキンに向き合う。銃を手渡しこれで俺を撃てというと、ディーキンが拒否したため、ギブスはディーキンを逮捕する。クロフォード長官はNCISが事件を解決したことを評価し、マロリーの司法取引は成立した。ディーキンの部下だった4人の判事も逮捕され、裁判が行われることになった。チームはギブスの過去が裁判で触れられるのかどうか気にする。判事がミストライアルになった案件で、殺し屋を雇って容疑者を殺しているなんて「ブラックリスト」かと思いました。NCISらしくないわ~雇われるほうもそこまでリスクを犯す価値がどれほどあるのだろうか。今シーズン、ヴァンスにつきまとったCIAのスパイのストーリー、マロリーとヴァンスの関係が任務以上の深みにハマってしまたというのがやっぱり違和感あるなあ。ヴァンスは弱みに付け込まれたわけですが、身元がばれたマロリーが何を言ったって信じることはできませんよ。その上、この人はCIAを裏切って殺し屋まで引き受けたわけですよね。結局はお金で動く人?今回裁くのがヴァンスの罪だったら、マロリーが葛藤する意味があったと思いますが。殺し屋なのに勝手に狙いを外したり、キャラがバラバラだ。ところで、ギブスがメキシコカルテルのヘルナンデスを暗殺した件は、アビーがレポートにして裁判の資料になりそうになったけれど、結局闇に葬られたのでしたっけ?なぜディーキン判事がそのことを知っていたのか、気になります。あの時もギブスは罪を償う気持ちはなかったと思いますし、この件はシリーズの汚点みたいになっていて、今回もギブスは開き直った感じ。殺したかったらお前自身が銃を取れということは、汚れ仕事を他人にやらせるなということかな。俺はやったぞ、どうだ、というように見えました。多分、判事らは殺人の共犯として同じくらい重い罪になると思うのですが。さてこれで晴れて完全にお蔵入りするのか、やはり最後までギブスの傷として残るのか、どうなのでしょうね。ミッチ・ピレッギはさすが、悪者ではありませんでした。(笑)
June 22, 2019
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今回は結構進展があったのではないかな。刑務所に入ってもレッドはあくまでレッドらしく、リズはどんどんレッド化していく?でも、これまでもリズは暴走していましたよね。トムを疑っていた時も監禁したり、ひどかったな。(笑)リズとジェニファーはコーラー医師の元で看護師をしていたマルガリート・レナードを突き止め、身柄を捕らえてレッドの過去について聞き出すことにする。ジェニファーはどんな手を使っても聞き出すというリズに距離を感じ始める。女の住むアパートの前でリズが待ち構え、強引にレナードを車に連れ込もうとするが、近くにいたレナードの護衛の反撃を受ける。リズは一人を倒すが、敵はジェニファーを連れ去ってしまう。警察に届け出ることができないリズは、レスラーに助けを求める。レッドは本当の父親レディントンではなく、レッドが偽ってレディントンになりすましていること、リズは実の娘だと信じ込んでいることなど、これまでのことを全て話すと、レスラーはジェニファーを取り戻す手伝いをするという。2人は「郵便局」に行き、ジェニファーの携帯の追跡とレナードの護衛の身元を探る。死んだ男はハンガリー人で大物犯罪者マルコ・ヤンコヴィッチの部下だった。ヤンコヴィッチはLSDを製造してカナダに輸出し、それを運び屋を使ってアメリカ国内に運び込んでいる。FBIも数年前に捜査を行ったが逮捕には至らなかったという。ヤンコヴィッチの資料を見ていたリズは、レナードがヤンコヴィッチの関係者だと気づく。ヤンコヴィッチはカナダに拠点があり、直接手を出せないことからレスラーはこれまでのように、レッドを利用しようという。リズは深夜に刑務所を訪ね、事実に嘘を混ぜながらジェニファーが誘拐されたことをレッドに話す。レッドはなぜジェニファーがヤンコヴィッチに狙われたのかわからないと言いながらも、刑務所内でドラッグに関係する受刑者がいるので聞いてみるという。レッドは刑務所内で対立するグループの仲裁を所長から頼まれていた。トラブルを起こしたオスカーと話たレッドは、ヤンコビッチの愛人がマルグリート・レナードだと知り、リズが自分の秘密を知ったと気づく。すぐにデンベに連絡を入れると、リズよりも先にレナードを確保するように命じる。リズにもヤンコヴィッチの拠点の情報と運び屋の情報を伝え、リズとレスラーはモントリオールから入国した運び屋アレクサンドラを探す。アレクサンドラは妊娠しており、2人はFBIを名乗ってアレクサンドラをレスラーのアパートに連れていく。レスラーと交際しているハンナはただならぬ状況に怒って帰ってしまう。レスラーはアレクサンドラとジェニファーの人質交換を申し出るが、その途中でアレクサンドラの体調が急変する。アレクサンドラは腹の中にLSDを隠し持っており、その中身が破れて過剰摂取状態になっていた。慌てて腹を切ってLSDの袋を引きずりだすが、アレクサンドラは息を引き取った。レスラーはそれでもヤンコヴィッチは5000万ドル相当のLSDを欲しがるはずだと言い、取引を申し出る。ジェニファーを捕らえたヤンコビッチは、レナードを襲った理由を聞き出そうとする。ジェニファーは身元を正直に話し、レナードがコーラー医師の看護師だったことを隠しているという。ヤンコヴィッチに呼ばれたレナードは、ジェニファーからレッドのことを聞かれ、ロシア人の女性がレッドをコーラー医師のもとに連れてきたという。それはリズの実の母カタリーナのことかと尋ねると、レナードは口をつぐむ。リズとレスラーは、ヤンコヴィッチと向き合い、ジェニファーとLSDの交換に応じる。ヤンコヴィッチがすんなりジェニファーを引き渡すとは予想しないレスラーは、一味を撃ち殺す。リズはジェニファーからカタリーナがレッドの整形手術を勧めたと聞き、困惑する。レナードの居場所に向かった一同は、すでにレナードが逃亡していることを知る。ジェニファーは、これ以上レッドの過去を探ることは無理だという。これまでずっとレッドを恐れ逃げてきたが、リズを見ていると自分までレッドと同じになってしまうという。リズはジェニファーと別れることを認め、2人は再会を約束する。レッドはオスカーのグループと対立するギャングのリーダーと交渉するが、両者は手打ちとはならず、オスカーは食堂で殺されてしまった。結果的にこれで対立は収まることになり、レッドは約束通り所長から特別待遇を受けることができた。しかし、レッドはオスカーを殺した相手リーダーを自ら殺すことにする。レスラーはハンナをオルター・エゴで雇い、恋人として交際していたが、ハンナは仕事を超えてレスラーと本気になったという。今回のことで、ハンナはもうこれ以上レスラーに嘘をつかれるのは嫌だと言い、去っていく。21:04 2019/06/19デンベはロンドンでニキラのファイルで見つけた男の情報を探す。男は金を500万ドルのクリプト通貨に替えていることを掴んだ。リズより先にレナードを確保したデンベは、彼女をスコットランドに匿うことにする。まあ、何と言っても今回の見どころはレスラーの極悪ぶりでしょう。ヒッチンの死に関わる弱みをレッドにカバーしてもらって以来、この人は完全に一線を越えてしまった。妊婦の腹を割くって、そう簡単にできることはないですよ。もちろん、体内に埋め込まれたドラッグの袋を出すために縫い目を切っただけとも言えますが、腹の中に手を突っ込むレスラーは完全に悪の権化になったと感じました。ハンナとは金を介した偽りの関係だったというのも、納得です。でも、レスラーのnatural charmでハンナとintimateな関係だったというのも、これまた納得。リズがレスラーのことを「amazingな負け犬」と言いましたが、個人的にはこの2人は同じ穴のむじな、レッドからも息子と娘とみなされているのですから、ぴったりのカップルになると思います。もう、それは最初から思っていて、密かにこのカップルのシッパーでした。(笑)今週はクーパーもナヴァービもお休みで、最後にちらりとアラムが出てきましたが、リズとレスラーがやったことはとても法の執行者とは思えない。リズの復讐に加担するレスラーという構図は運命共同体ではないかと思います。さて、レッドの過去を知るレナードはジェニファーに本当のことを言ったのかどうか。カタリーナが愛したのは実の父レディントンだったはず。レッドもその辺を突っ込まれるとヤバイので、レナードをお得意の「別の人生」を用意して連れ去った。ジェニファーはこれで退場でしょうね。フィオナさん、恐怖の表情はさずがお見事でした。やっと本当の身内を見つけたリズとしては残念ですが、ジェニファーをこれ以上引っ張る理由もないですね。レッドがデンベの命じていた人物の捜索は、今後の裁判と関係あるのかどうかわかりませんが、「毒物」というのは気になるところです。
June 19, 2019
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自己啓発グループにまつわる事件は、これまでにも何回か取り上げられていたと思いますが、今回のは実際の事件(NXIVM)にヒントを得ているのですね。「Smallville」のクロエ役の人が逮捕されたと聞いて、驚いた記憶がありましたが、なるほどこういう事件だったのですね。ソーホーのアパートで若い女性がレイプされ殺されているのが見つかる。何度も上半身を刺された上、テーブルの脚で暴行されており、怨恨による犯行が推測された。遺体の皮膚が一部切り取られているなど、凄惨な現場だったが、郵便物やSNSなど、被害者の身元を証明するものが見つからず、部屋を借りているショーン夫妻に連絡を取ると、女優をしている娘と連絡が取れないという。遺体の確認を求めると娘とは別人で、事情を知る娘に話を聞く。被害者は先週ボーイフレンドと別れて同居を始めたビッキー・パーソンで、元彼から付きまとわれ困っていたという。しかし、最近自己啓発グループに入ってビッキーはポジティブになったというので、SVUが話を聞きに行く。アクリードの本部は豪華な屋敷にあり、会員からはかなり金を集めているようだ。主催者のアーロ・ベックとそのアシスタントのライラは、ビッキーが数週間講義を受けるためにここに滞在したという。アーロはアマンダをひと目見て、不幸な過去があったと勝手にプロファイリングする。昨日の起業家ワークショップで見かけたのが最後で、困っている元ボーイフレンドの名前は料理人をしているブラッド・サイモンと分かる。ブラッドはビッキーのSNSにセクシーな写真をアップするなど、悪意ある投稿を続けていた。SVUの聴取にブラッドはビッキーの死亡を聞いて、自分は殺していないという。アリバイは殺害現場近くのバーで女性と飲んでいたことだというが、ビッキーの脇の下を切り取られた写真を見て、急に口をつぐむ。家宅捜索を行うと、ナイフが食器洗浄機の中にあり、血のついたズボンと靴が見つかった。血液はビッキーのものと一致し、再度ブラッドのアリバイを確認すると、ブラッドが一緒に飲んでいたという女性が、アクリードの本部にいたジーナと分かる。ジーナは脇の下に刻印のようなタトゥをしており、ジーナはブラッドがビッキーの元彼とは知らなかったという。その夜はブラッドの部屋に行ったことは認めるが、彼が酒に酔って寝てしまったので帰ったという。脇の下のタトゥはアルファベットを組み合わせたようなもので、ライラによるとビッキーが成長の証として入れようと提案したという。ライラもまた同じタトゥを入れていた。アーロは施設を案内し、セミナーに参加する女性たちが性の問題を抱えていて自分がコーチすることがあると話す。様々な経験や肩書を持つアーロをアマンダは経歴を詐称していると疑う。アクリードはもともとアーロとその妻マリーナによって設立され、2人は2年後に離婚した。マリーナは、元夫が魅力的で女性の心を奪う術に長けているという。アーロがライラと浮気をしているのを知り離婚したが、アーロは他の女性たちとも関係を持っていたのではないかという。ジーナとブラッドが意図的に出会ったと考えたSVUは、オープンのヨガ教室をしているライラに会いに行く。その時、集団にカメラを向ける男性がいたので話を聞くと、妻がアクリードに洗脳され金を吸い上げられたので取り戻すべく、監視しているという。アクリードは詐欺集団だというので、任意でカメラのデータの提出を受け調べると、ビッキーがジーナに顔を踏みつけにされる写真があった。ジーナは、それがアクリードの再スタートの儀式だという。ビッキーはジーナの奴隷とみなされていて、自尊心を養うためだというが、命令に従うことで自己実現のレベルが上がるらしい。殺害現場に近いところにいたことからジーナも殺人犯の疑いを持たれると厳しく追及すると、上からの命令でブレッドのジーンズに血を付けたことを認める。その血液を渡したのはライラで、ビッキーはアーロを裏切ろうとしていたという。ビッキーはアクリードに入る時に2万ドルを支払っており、入会するときは担保として家の譲渡権や裸の写真などをアーロに渡すことになっているという。ジーナの自白があるものの、ライラのアリバイを崩せない。オリビアはライラがスマートウォッチをしていたことを思い出し、犯行当時の位置情報と心拍数を確認する。ライラはビッキー殺害で逮捕されるが、何も喋ろうとしない。オリビアはアーロの嘘を信じて生涯を刑務所で過ごすのかと話しかける。男社会を突破する力強さをアーロが与えてくれたと思っているようだが、本当の強さはあなた自身の中にある。ライラは取引に応じ、ビッキーが被害を訴えるのを恐れアーロの命令で殺したと認める。ジーナとライラの証言でアーロは第2級謀殺に問われることになった。弁護を担当するのもアクリードのメンバーだったが、アマンダは自分の弱さは自分で克服すればよいと告げる。アーロが保釈され、元妻とNYを脱出しようとしたが、弁護士の通報で事前に引き止めることができた。アマンダはやっと本部に妊娠の件を告げる決心をする。あらすじがやたら長くなってしまいました。アマンダの妊娠を上手くストーリーに入れましたよね。もう、公表するも何も予定日までそれほどない感じでしたが。アーロは最初から怪しさ満々でしたが、人の弱みにつけ込んで、言葉巧みに騙す才能があるのでしょうね。本当に人助けなら金はそんなに必要ないし、「担保」もいらない。取り巻く人間が知恵を出して、組織化するから問題が深くなるのでしょうか。信じ込んだ方は殺人までするというのがドラマですが、事件をストーリーに相当取り込んでいたなと思いました。急にトレーニングを始めたオリビア、万歩計まで身につけて頑張っていますが、もっと前から鍛えても良かったかも。専属トレーナーと同居と言っていましたが、恋愛対象ではないですよね。ノアの精一杯の「犯行」に振り回されるのに同情します。オリビアはどうやって乗り切っていくのか、興味深く見ています。
June 16, 2019
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『正義の天秤』原題を見れば、これが2話続きのエピソードだと分かるわけですね。シーズンフィナーレまであとわずか、本国の放送とそれほど違わないペースでの放送は本当にありがたいことです。ケイシーが未解決事件のデータ化を行った中に、30年前の毒入りアイスバー事件の犯人と一致するDNAが見つかり、NCISが立件に持ち込んだ。当時、10代のトニー・ラーソンは住宅街に売りに来たアイストラックからアイスバーを買い、食べて死亡した。他にも5人の子供が重体になり、国内で毒入りアイスバー・パニックが起こった。販売されたアイスバーの包み紙の中から毛髪が見つかったが、当時はDNAのデータ化はなされなかった。犯人が見つからない中で、2年前に逮捕されたスチュアート・クラムのDNAがヒットし、逮捕されることになった。トミーの父親カイルは裁判を傍聴し、弁護側の態度に腹を立てて騒ぎ、法廷から追い出されてしまう。ギブスは必ずクラムに裁きを受けさせるとなだめる。マクギーは休みを取り、転職を希望しているITのスプレンディフィダ社の見学に出かける。スプレンディフィダ社では、当局から年に6万件のデータ要求に応じているという。クラムはNCISでの尋問で、証拠を突きつけられて自白した。妻に逃げられ、世間を恨んだクラムは職場から殺鼠剤を盗んで無差別に人々を傷つけたのだった。ところが、急に状況が変わり、DNAの証拠は排除されることになってしまう。2年前の強盗容疑の逮捕でクラムは起訴されず、地元警察が消却するはずのDNAサンプルがそのままになっていたため、今回の事件でそれを使うことはできないという。ディーキン判事はやむなく審理無効を認める。ギブスは一から捜査をやり直すというが、カイルはショックを受け、クラムに思い知らせてやるという。NCISは手続きの不備で審理無効になった過去のケースを調べ、今後のヒントがないかどうか探す。CIAのクラークが2億5000万ドルの隠し口座の捜査について、ヴァンスに進捗状況を尋ねる。ヴァンスはスパイが裏口から口座について探っていると答える。自由の身になった夜、クラムが公園に止めた車の中で死亡しているのが見つかる。車内に鎮痛剤のオキシコドンがあり、過剰摂取の可能性がある。しかし、パーマーは遺体を見て殺人だという。今度こそ、DNAはアイスバー殺人の犯人と一致したが、殺害容疑はクラムを脅したカイルに向けられた。カイルは息子を奪われて以来、生活が荒れ酒浸りとなっていた。自宅にはオキシコドンが見つかるが、カイルは殺していないという。唯一のアリバイは、トミーの妹ジェンと電話で話し合っていたことで、ジェンもそれを認める。ジェンは兄の件があり、公選弁護人となっていた。母親の葬式以来10年ぶりにカイルと話したが、その電話で父は心を鎮めていったという。マクギーはスプレンディフィダのサーバー室に侵入し、国防長官の秘密口座の情報を盗み見る。それによると、昨夜300万ドルが口座から出金された後、口座そのものが解約されているという。2億5000億ドル近くの金は姿を消し、送金先もわからない。その時マクギーは勝手にデータを閲覧したことを会社側に見つかり、身柄を拘束されてしまう。ケイシーはクラムのPCのバックアップがスプレンディフィダにあると言い、ディーキン判事が急遽令状を発行して、データの提供を受ける。そのかわり、マクギーの転職の望みは断たれてしまう。入手したデータの中に、身の回りの製品に仕込まれた「メアリー・ベス」という情報収集機器からのデータがクラウドにアップされていた。それによると、クラムの家を覗き込む廷吏のマッキニーの姿が映っていた。マッキニーは300万ドルを口座に振り込まれ、ドイツに向かう直前だった。どうやら、マッキニーは雇われてクラムを殺し、報酬として300万ドルを受け取ったと見られる。マッキニーは日々、正義が行われない法廷にいて、クラムの正義の天秤に手を添えたと認める。しかし、マッキニーの金は国防長官の隠し口座から支払われていることがわかり、ギブスとヴァンスはクラークをギブスの自宅に呼びつける。2人が到着すると、クラークは銃弾に倒れ、傍らにヴァンスをスパイしていたマロリーが立っていた。to be continued...逮捕されたけれど、間違いだったと警察が認めて謝罪したというだけで、その証拠を使ってよいのかと疑問を持つはずなのですけどね。今回は真犯人でしたが、これが別のことで悪用されると怖いですね。そして、IT関係のデータを扱う会社は政府の要求で令状があればデータを捜査機関に渡すし、また身の回りの「メアリー・ベス」機器は勝手にデータを収集してクラウドに集めているというわけで、データを巡るテーマだったようです。それにしても、マクギーの転職は本気だったのですね。ギブスには報告していたようですが、今回の行動で転職の話もパーになり、おそらくその会社に出禁になったのでしょう。来シーズンも上級捜査官決定で良かったですね。今シーズン引っ張ったCIAのスパイ話は、意外な形で浮かび上がってきましたね。カイルの元妻が夫婦仲が悪くなって、海軍将校に走った、というところで、それってクロフォード長官のことではないかと思いました。でなければ、ちまたの裁判で正義が行われないからといって、いちいち隠し口座の金を使うかなあ。クラークはかなり怪しい人でしたが、殺されてしまったので黒幕ではないようだ。マロリーは仕事をしただけで、ヴァンスに悪い気持ちはなかったようだ。ヴァンスもマロリーとの楽しい時間を忘れ去ることに、まだ未練があるようだ。ということになると、うーん、またお付き合い復活?クラム役の人、いかにも悪役ぽい役者さんで良い味を出していましたね。
June 14, 2019
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タイトルの人は731部隊の石井四郎ということでしょうか。人体実験や実戦でのデータがアメリカに渡ったとか、いつものブラックリスターとは違ってリアルに感じられたエピソードでした。それにしても、あちらで虫というと甲虫なんですね。きっと、CGのソフトが普及しているのに違いない。「X-Files」を始め、ドラマでよく見ますもの。CSIのデイヴィッドがまた出ていましたね。レッドの裁判の陪審員を選ぶ作業が始まる。レッドは時間稼ぎのため、候補者に大量の質問を送りつける。バイオ産業のCEOがが体内から無数の虫が這い出すという、おぞましい死に方をした。半年前にも同じような事件があり、これは昆虫兵器といって、体内で繁殖させた甲虫が肺などを食うもので、かつては日本の「シロー将軍」が病原菌を宿した虫で中国人を殺したという手法に倣うものだという。レッドは現代の「シロー将軍」が暗躍しているとして、FBIに捜査をするようにいう。死亡したロックミーを検視したマグアイアは、被害者が虫の卵を飲み込み、それが体内で成長して窒息させたという。しかし、虫は消化器官にも存在しており、胃酸の中でも幼虫が死ななかったのかが疑問だという。専門家の昆虫学者がロックミーの会社にいるというので、リズとレスラーが話を聞くことにする。なかなか自分の望む陪審員が見つからないレッドは、陸運局のグレンに頼んで、自分を確実に無罪にしてくれる対象者をリストにいれるよう頼むことにするという。昆虫学者のドクター・ニキラは、見つかった甲虫が遺伝子操作されていると言い、そもそも殺虫剤を作る会社のCEOが虫に殺されたのは皮肉だという。実はニキラは強力な殺虫剤ヘクサピンを開発し、ハリケーン後の伝染病を媒介する昆虫を退治する目的で商品化しようとしたが、あまりに強力すぎて商品化には至らなかった。しかし、環境保護活動家らは強力すぎる殺虫剤を開発したことで、ニキラに脅迫状を送ってくるようになったという。ロックミーの半年前に死亡した被害者はヘクサピンを特許申請した弁理士で、この開発に携わった科学者は現在も販売許可を求めてロビー活動中だという。ロックミーは先週ヘクサピンに反対する環境保護団体に所属するケンデルとランチで会っていた。ケンデルがシロー将軍で、その時にロックミーに甲虫の卵を飲ませていたのか。FBIがケンデルの自宅に向かうと、ケンデルも体内から大量の甲虫が這い出し死亡していた。ケンデルはヘクサピンの商品化に反対のはずなのに、なぜ殺されたのか。2人が食事をしたレストランで聞き込みをすると、当日にキッチンに見知らぬ男が入り込む事件があったという。その男を追った従業員はホテルの前でタクシーに乗ったのを目撃しており、FBIはタクシーの運転手を突き止める。タクシーの運転手の証言で、男の行き先を捜索すると、大量の虫を飼うラボのような施設が見つかる。その後の調べでケンダルはヘクサピンが承認されるように、ロックミーから買収されていたことがわかる。施設の建物の持ち主は不明で、シロー将軍がヘクサピンに反対して、関係者を殺していると考えると、ニキラの命も危険だ。実は今日、ケンデルがヘクサピンを支持する発表をする予定で、政府機関でもヘクサピンの流通を認めるために公聴会が開かれることになっていた。その公聴会でニキラが開発者として証言する。ニキラはヘクサピンの人間への悪影響よりも、強力な殺虫剤が生態系全体へどういう影響を与えるのかについて、懸念を感じているという。殺虫剤は害虫だけでなく全ての虫を殺し、虫が全滅すると、花が実をつけることもなくなる。開発した最初は自然災害後に使うだけだと言っていたロックミーが、商品化に熱心になり、公聴会の委員長にロビー活動を始めた。ニキラは地球全体を守るためにロックミーを止めようと考え、甲虫の卵を関係者に飲ませたと認める。委員長は急に苦しみだして虫を吐き出す。ニキラは逮捕され、FBIに最強の殺虫剤を作った償いとして、虫に生き残るチャンスを与えたのだという。それを確かめるための実験を6回行ったと認め、最後の一人が自分だと言い倒れる。レッドの頼みでグレンが陪審員の面接に現れ、検察側とレッド双方からの質問に自説をまくしたてる。一旦は陪審員に採用されたが、カジノでイカサマをやった事をばらしてしまい、不採用となってしまった。レッドを無罪だと信じる陪審員はゼロとなり、レッドはいよいよ追い込まれることになった。デンベはレッドの指示で、ニキラのラボにある情報を手に入れたいとリズに頼む。その情報とはレッドを救うことになる「住所」だという。リズはデンベが現場に立ち入るのを許す。まあ、確かに虫がいなくなれば花は実を結ばず、生き物の死骸を分解することもなく、自然界のバランスが壊れるでしょう。でも、虫が媒介する病気で多くの人が死んでいるのも事実で、害虫の駆除は必要です。そもそも昆虫が生きられない環境では人間も死に絶えてしまうでしょう。そのバランスが必要ということですね。しかし、現代のシロー将軍は胃酸でも死なない虫を作ることによって、逆に生態系を崩さないだろうか。人間が手を加えなくても、昆虫は地球滅亡の日まで生き延びますよね。それが公聴会で決められることなのでしょうか。虫を用いた殺人兵器、やはり口からゾロゾロ虫が出てくる絵面は悪夢です。卵の状態で体内に入り、一週間で成虫になるスピードは恐ろしいです。レッドの裁判ストーリーは、裁判の手順をなぞって何が何でも引っ張るつもりらしい。ネタは相当ありそうです。で、レッドの息のかかった陪審員がいなくなって、結局はレッド本人の弁舌で陪審員から無罪評決を勝ち取ることになるのでしょう。それも楽しみではあります。相変わらず、リズはレッドに利用されていると解ってデンベに好きにさせている。クーパーもレッドの思惑がわからなくても、言われたとおり捜査を命じる。留置所に葉巻の差し入れをするなど、本当に友達だと思っているのでしょうか。グレンとレッドのやり取りはいつ見ても楽しいです。間の取り方が絶妙で、それだけでも見る価値がありますね。7
June 12, 2019
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新しいヘイト犯罪なのかな、説明が多くて理解しにくかったです。そこに「リベンジ」という要素を持ち込んだので、さらにややこしい。しかし、実際にあった大量殺人事件などの背後にこの集団がいるらしく、記憶に入れておく方が良いかもしれません。ミレニアル世代についても、知っておいたほうが良さそう。高級アパートの一室にピザの配達員を装った男が銃を持って侵入し、リックを殴り恋人のアンをレイプした。犯人はフルフェイスのヘルメットを被っていて、捜索に繋がる特徴が見当たらない。しかし、リックのことは「チャド」、アンは「ステイシー」と呼ばれたという。SVUは犯人が部屋を間違えたと考え、同じアパートに住むチャド・ムーアに話を聞くが、チャドの妻はブリアナで、はやり犯人に繋がる情報は得られない。しかし、後でブリアナがSVUを訪ねてきて、以前スポーツジムのインストラクターと浮気をしてその後、付きまとわれたという。そのインストラクターを捕らえて話を聞くが、レイプ事件の発生時にはアリバイがあり、さらに2件目の同様な事件が起こった。パオロとベスは自宅で同じように襲われ、ベスは犯人が小柄だったと証言する。犯人はやはりベスをステイシーと呼んで、激しい憎しみをぶつけてきたという。カリシは「チャド」と「ステイシー」が実在の人物ではなく、ダークウェブで「インセル」と標榜する集団が使う用語だという。インセルとは、「不本意の禁欲主義者」、「非自発的独身者」をもじった造語で、女性に持てない男たちがその原因は女性側にあると考え、生まれながらに女性を手に入れられる魅力を持つのが「チャド」、チャドしか相手にしない女性を「ステイシー」と呼ぶらしい。インターネット上ではこのようなコミュニティがあり、6000人の男性が怒りや嫌悪、差別などの投稿を行っているという。ベスに再度話を聞くと、パオロと付き合う前にミレニアル世代のパーティで知り合ったライリーという男がしつこかったという。このパーティは参加するのに審査があり、ライリーは中に入ることはできなかった。ところが、その後ライリーを度々見かけ、自分がストーカーされていることに気づいたという。パーティを主催するブライトマンから、審査に落ちた「ライリー」の情報を手に入れ、話を聞く。ライリーは犯行時仕事をしていたと言い、レイプについては女は男の欲望を受け入れるのが当然という考えを披露する。その時、3件目の事件が発生したが、今回は男性が銃で頭を撃たれた。婚約者のキャロルは、やはり犯人の顔を見ることはできなかったというが、婚約者の事を「チャド」ではなく、実の名前のジョンと呼んでいたという。さらに犯人の口から「友人のオライリー」という言葉が出て、SVUは1番め,2番めと3番めの犯行に違いがあると気づく。ベスのストーカー行為をしていたのがライリーで、アンが襲われた時にライリーにはアリバイがない。つまり、ライリーがアンをレイプしてそのインセル仲間がベスをレイプすることで、お互いにアリバイを作ったのか。ストーンは事件として立件するのは難しいと考えるが、とにかく、彼らの交際関係を調べるようにいう。ダークウェブでライリーは「ヘイトフルワン」という相手にメッセージを送っていた。SVUはライリーを再度聴取し、ジョンが頭を打たれて死亡したことから、3件のレイプと暴行、殺人の共謀で罪に問われると迫る。ライリーはヘイトフルワンはクリス・カルナシスという名前だと明かす。ジョンを撃ったのはクリスがネットで知り合った「アイアンクロス」だという。クリスはミレニアル世代で立派な屋敷に母親と住んでいた。クリスを逮捕して自供に追い込もうとするSVUだったが、弁護士が付いて何も離さない。ストーンはRICO法を適用し、クリスの家の家宅捜索を行って証拠を手に入れると迫る。追い詰められたクリスはアイアンクロスはトニー・ケリーという男だと明かす。トニーは文学を学ぶ大学院生で携帯のGPSでキャロルの家にいたことが証明され、逮捕される。ところが、ストーンは法改正が行われてGPSについては礼状がなければ手に入れることができず、証拠と認められないと指摘する。案の定、判事はトニー側の証拠排除の申立を支持し、トニーは釈放されることになった。オリビアはトニーを調べて新たな証拠を見つけることにする。トニーが犯人だとして、なぜジョンの事を知っていたのか、トニーの母親に話を聞く。トニーは高校時代、キャロルに夢中で一緒にプロムへ行ったという。ところが、キャロルにフラレて10年経っても恨んでいたようだ。ライリーとクリスはそれぞれ司法取引で刑期が決まった。確たる証拠がない中、トニーを検察局に呼び、ストーンはキャロルと面会させる。キャロルはトニーのことを全く覚えておらず、プロムにも別の人と行ったという。トニーはキャロルのことは何でも知っていると言い、ジョンに色目を使う尻軽女だったとなじる。ジョンは「チャド」でキャロルは「ステイシー」だ。トニーのような男は女性から愛されることはなく、だから思い知らせる必要があった。SVUはトニーを自供したとして逮捕する。キャロルはトニーがプロムに誘った時にかけたという携帯電話の番号は自分のものではないと言い、全く根拠のない言いがかりだという。インセルについてwikiを読んでなるほどと思いました。新たなヘイトグループとも言えて、インターネット上の投稿だけでなく、実際に大量殺人を起こしたりして、注目されているらしい。女性蔑視や、パートナーのいる女性を「罰する」事を奨励するなど、今後行動がエスカレートする可能性もありますよね。寛容さがなくなりますます社会が複雑化していくような印象で、日本にもそういう動きが伝搬するのかなと気になります。犯人たちが思い込んでいるところはカルトみたい?形は違いますが、日本で注目を集める躾と称する子供への虐待事件も深い部分で共通しているのかもと思いました。手続き論でもめるのは「Law & Order」らしいですね。携帯電話の情報を手に入れたら、GPSの情報までくっついてきたとか、いかにもありそうな話題です。カリシは法律家ではなくて、警察官。痛いところをつかれましたね。
June 10, 2019
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『後悔』911の出来事を決して忘れてはいけない、というテーマかなと思ったら、ちょっと違いましたね。それよりも昔のパソコンを懐かしがるなんて、やはり大惨事も過去のことになってしまったのか。全てはギブスがもう崩壊寸前ということを言いたかったのでしょうが、でも強引な展開でしたね。アーリントンの住宅建設地で海兵の制服を着た女性の白骨死体が見つかる。その場所は20年間空き地になっていて、胸のリボンを見たギブスは18年前のものだという。パーマーは、争って肋骨を骨折し、後頭部を殴られたのが致命傷だという。身元を示すものは見つかっていなかったが、歯の記録から被害者はエレン・ウォレス少佐と判明する。エレンは国防総省で広報部に勤務しており、2001年の同時多発テロで、テロの被害にあったと見られていたが、遺体は発見されていないという。エレンの父親はベトナムやイラクで指揮を執ったウォレス大将だった。ギブスは苛立ちを見せ、マクギーたちに事件の捜査を急ぐよう声を荒げる。エレンの元部下によると、テロの前夜9月10日の夜に、共にジョージタウンで行われた行事に参加したが、自分は8時半頃にオフィスに戻ったという。当時、エレンは元婚約者と複雑な関係だったらしい。翌日、偶然道路が渋滞していたために自分はテロに遭遇しなかったが、毎朝7時半に出勤するエレンの車が駐車場にあったことから、エレンは建物の中にいたはずだという。ウォレス大将は引退後、今も士官学校で教鞭をとっており、ギブスが告知に向かう。ウォレス大将は9月10日の23時ころ、娘のオフィスの前を通った時に「話がある」と声をかけられたという。しかし、自分の都合を優先して後回しにしてしまい、今も後悔しているという。エレンの遺品をチェックしていたビショップらは、元婚約者がギブスだったと知って驚く。さすがにマクギーもエレンの存在についてこれまで知らず、ギブスの方からエレンとの関わりについて話すよう促すが、ギブスは何も言おうとしない。しかし、軍服に付着していた血液がギブスのものだと判明して、ついにギブスは取調室に座らされる事になった。スローンがエレンとの関係について質問すると、複雑な関係だが事件とは無関係だという。血液については、ギブスの家の地下室で手に怪我をしたギブスの血が軍服に着いたという。2人が最後に連絡を取り合ったのはテロ事件の2ヶ月前で、ギブスは途中で席を立ってしまう。マクギーはギブスが9月10日の夜、エレンと通話していた事実を突きつけ、ギブスに捜査から外れるように言う。NCISは、911のテロ前後の国防総省の記録をサイバー部門に発掘するよう依頼する。それによると、エレンは前日の9月10日の22時に建物に入ったあと、翌朝まで出た記録がない。つまり、攻撃時には国防総省の内部にいたことになる。犯人はエレンを殺して、攻撃後に遺体を運び出したのか。マクギーはギブスのアリバイが証明されたとして、自宅に戻ったギブスを訪ねる。最後の電話について、ギブスは自宅にいたのだが出なかったのだという。エレンは何かを相談したいような雰囲気だったが、ギブスは自分から別れを決めて電話に出ず、折返しもしなかった。ギブスはエレンを救うこともできたのにと、後悔を口にする。エレンのPCには、ある特定の人と会うためのメールアドレスが残されていた。その相手はジャーナリストで、1998年のコソボ攻撃の時にアメリカ軍が市民を殺したという噂を検証しようとしており、エレンと協力していたという。実はそれを目撃した海兵が姿を消したという話があり、その時の軍を率いていたのはウォレス大将だった。エレンは父を戦争犯罪人として追及していたのか。再びウォレス大将と面会したギブスは、なぜエレンから去ったのかと聞かれ、愛していたから逃げ出したと答える。コソボでの目撃者の件については、ウォレス大将自身が信頼できる娘に調査を依頼したと言い、危険だと解っていたら頼まなかったという。9月10日から11日にかけて建物の中にいた職員をチェックしていたトーレスは、士官学校の校長でウォレス大将の部下だったダニエル・ケント准将の名を見つける。ケント准将は当時、遺体発見現場の近くに住んでおり、エレンの調査対象の人物だった。取調室でケント准将は自分が犯人だという証拠はないと居直るが、ギブスの圧に負けて自白した。エレンの葬儀が執り行われ、ギブスは静かに見守る。彼女のために取った行動が、結局悲しい死につながったことをギブスは後悔しているという。CSI:NYでも取り上げられていましたが、多くの911の犠牲者の身元を特定するために、現場で回収された遺骨や灰を何年もかけて調べていると聞いていました。国防総省での被害者もそういうことにはならなかったのかなあ。さすがに何が何でも遺体は見つけるだろうと思いますが。このシリーズが始まったのは911の後で、その前にギブスが婚約していたのは初出ですね。さすがに懲りて5度目の結婚にはならなかったのか。エレンとの別れ方が悲しすぎるので、他の交際相手との関係も違って見えてきます。赤毛の4人の妻との結婚離婚はニヤリとさせられるネタで、シリーズが始まってからもギブスの女性との話は賑やかだった。(おさらい、1人目シャノン、2人目ダイアン、3人目レベッカ、4人目ステファニー)フォーネルとダイアンを挟んだ関係は面白かったし、女性と一緒のギブスには潤いがあった。(笑)今はそういう話題もなくて、ひたすらギブスは孤独です。マクギーにも心を閉ざしてしまい、捜査だけ見てチームに背を向けた頑固じいさんみたい。過去シーンのクルーカットは懐かしかったです。コミコンの話題にトーレスが全く反応しないのも予想通りで、「ジョージ・ルーカス」を知らないなんて逆に新しいのか?ちょっと「マーベル」に対抗しているような感じ、みんな夏休みを取ってコミコンに行くのでしょうね。
June 7, 2019
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毎回、こんな珍しい犯罪があると見せてくれて、殆どはトンデモ設定な犯罪者ですが、観点は面白いなと思います。今回は特に、人間の価値を計算で表現してその高い低いで物事を判断するというところは、実際政策を論じる時の前提にしているかもしれませんね。ゲストに懐かしい!「ザ・プラクティス」のレベッカですよ。レッドの免責が無効になり、シマ検事は機密をロシアに流したことでレッドを国家反逆罪に問うという。レッドはいきなり裁判に耐えうる精神状態かどうか、自らを精神鑑定をすべきと言い出す。判事が認めたため、レッドはミズーリ州の医療施設に移送されることになった。リズとジェニファーは、コーラーの患者リストでレッドと同時期に診察を受けたジェラルド・クレッパーという人物を探している。手がかりが得られないため、リズはレッドからの情報だと嘘を付き、チームにクレッパーを探させることにする。クレッパーは患者を安楽死させたといわれており、28年前に忽然と姿を消した。患者の家族は私立探偵を雇ってクレッパーを探したが、クレッパーは整形手術で顔を変え今も活動していると思われる。その私立探偵によると、クレッパーは患者を安楽死させたのではなく、重篤な患者に薬を与えるよりも、軽症の患者を治療するほうが社会的にコストが軽減されるという、独自の判断で命の選択をしたらしい。アラムはクレッパーが人工透析をしていたという情報から、デジタルの痕跡を追い、2010年に腎移植を受けたのではないかという。移植を受けた患者の中で突如として記録が現れるキャメロン・モレラという人物が現在DCにいることがわかり、FBIはクレジットカードが使われたホテルに向かう。ホテルでは、交通事故の目撃者で証言台に立つ予定の女性がバスルームで滑って頭を打ち死亡していた。しかし、事故に見せかけて殺されたと見られ、FBIはクレッパーとの繋がりを探す。精神病棟に入ったレッドは、アティカス・ロドリックという患者に接触する。しかし、アティカスは暴れるのを抑えるために薬で抑制されており、レッドが呼びかけても反応がない。レッドは看護師の目を盗んでアティカスの薬をすり替える。施設のグレイ医師とセッションを行い、レッドは社会規範から逸脱する傾向はあるものの、心神喪失ではないという診断を受ける。死亡した女性が証言することになっていたは、Eコマースの有名企業のCEO、タマレーンがひき逃げ事件を起こしたという件で、FBIはタマレーンを呼び話を聞く。最初は関係を否定していたタマレーンだが、クレッパーの犯罪について説明すると、クレッパーの方から接触してきて、トレーラーパークで面会したことを認める。リズはクレッパーの携帯番号をジェニファーに渡し、友人のパックに居場所を調べるようにいう。さらに、チームには偽の番号を渡して時間を稼ぐ。薬が抜けてアティカスの正気が戻ってきたため、レッドは男の名前を教えてくれと迫る。アティカスが暴れだしグレイに飛びかかるが、レッドが押さえつける。グレイはその様子を見て、善悪の判断はできると判定する。リズとジェニファーは一足先にクレッパーのトレーラーを訪ね、レッドと手術を受ける前に会ったかどうか問う。クレッパーはレッドと会ったことはないが、看護師が手術前後の顔を見ているという。その看護師の名前を求めるリズに、クレッパーは独自の計算でここで拳銃自殺させてくれれば話すと答える。クレッパーの居場所を突き止めたレスラーたちが現場に近づく中、リズは交渉に応じてマルグリート・レナードという名前を手に入れる。レスラーらがトレーラーパークに到着した時、クレッパーは自らを撃って死んでいた。レスラーは落ちていた携帯を見て、リズがわざと違う電話番号をチームに渡したことに気づく。リズはレスラーから指摘されて、自分の理由でクレッパーと1対1で会ったと認める。クーパーには言わないでほしいというリズだったが、レスラーはレッドに利用されて背景もわからずただ捜査しているのは不満ではないかと、クーパーに尋ねる。クーパーはクレッパーが行った14人の選別を突き止め、これから起こる被害を食い止めたのだから、不満ではないと答える。ジェニファーはクレッパーが死んだことにショックを受け、レッドと関わるようになって平気であくどい事をするようになったのではないかという。レッドは裁判を継続することになり、刑務所の独房に戻るると、デンベに「ジェネラル・シロー」を探すように命じる。法廷のレッドはやりたい放題で、これに付き合わされるシマ検事も判事もご苦労さまですね。税金の無駄使いと批判されそう。クレッパーのように様々な変数、定数で人の価値を数値化するというのは面白いのですが、将来の可能性については組み入れないのかな。ビッグデータで特定の属性を持った集団に属する人は、これだけの価値を生産して消費するとかは言えるでしょうけど、個人が後で大化けする展開や大統領が変わって政策が変わることとかは、計算に入れられないのかな。事故死に見せかけたのが、すぐに見抜かれるようでは意味がないし、刑務所に入るよりもここで自殺した方が価値が高いから死にますとか、なんじゃそりゃという感じでした。逃がすという選択肢もあったと思うのですが。リズは死なせてくれというクレッパーに銃を渡しましたが、それを知ったジェニファーは自分もレッドの悪に染まるのかと自らの運命を呪う。もうとっくにレッドに人生を狂わされていますよね。レスラーもリズを疑わず、どこまでぼんくらなのかというところでしたが、「お願い、クーパーにいわないで」と言われて、口を閉ざしてしまう。彼も一線を越えた事実がありますから、人のことは言えないのですが、悪人を捕まれば手段は問わずというのがこのシリーズのテーマかな。結局、グレイ医師を助けたレッドこそが善悪の判断ができる人だというのが皮肉です。精神病棟のシーンは「カッコウの巣の上で」の引用があるのかと思いましたが、そうではなかったようですね。
June 5, 2019
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ディック・ウルフの「シカゴ」シリーズの中でキャンセルされた「ジャスティス」のストーンの上司が、NYに返り咲きですね。実際に州を越えて、司法関係者が重要なポストに就くことがあるのかどうか知りませんが、この世界ではコネがモノを言うということでしょうか。テーマは「Law & Order」シリーズらしい、メッセージ性の高いものでした。マーシー病院の前に、10代の女性がシーツ一枚にくるまれて放置されていた。意識がはっきりせず、性的暴行を受けた疑いがありSVUが対応する。少女は14歳のデライラで、「ルークおじさん」に薬をもらい、おじさんの友達とデートをさせられたというが、詳しいことは話そうとしない。病院前の防犯カメラから、デライラはウーバーで運ばれ、後部座席の男がデライラを置き去りにしたことがわかる。運転手は不法滞在が知られるのを恐れ、警察に通報しなかった。客の情報を元に、該当するアパートを聞き込みをしていると、海外旅行中の女性の部屋を狩りているビンスという男が放置したと分かる。ビンスは仕事の関係でNYに滞在しており、今から帰宅するところだという。身柄を確保して聴取すると、デライラが薬のせいで意識を失ったため慌てふためいて病院の前に置き去りにしたと渋々認める。デライラとの出会いは、NYのネット広告で見かけたルークという人物の紹介だという。SVUはビンスに、もう一日デライラを付き合わせたいとルークに連絡させ、知り合いとしてフィンが潜入捜査することになった。フィンがルークの案内で建物に入ると、多くの少女たちがいた。彼女たちは慣れた態度だったが、その中にさらに幼い少女が檻に監禁されて、怯えきっていた。SVUが未成年の売春斡旋で踏み込みルークを逮捕するが、少女たちはルークに親切にしてもらったなどと言い信頼している素振りを見せる。元々虐待されていた家庭から逃げ出してきたり、公園にいるところをルークに声をかけられ、この家にやってきた。ルークは救い出した少女たちの面倒をみているだけだというが、SVUは逃げないように洗脳したと考える。怯えた少女はガブリエラと言い、なかなか心を開こうとしないが、アマンダに少しずつ話をし始める。NYにはバスに乗ってきたと言い、母親に会いたいと泣く。ガブリエラにはニュージャージーで失踪者の届けが出ており、里親のウェルベック夫妻が国境を超えてきた密入国者の母子が政府に引き離されていることに心を痛め、ガブリエラを里子にしていた。ガブリエラの母親マリアは6月に不法入国で逮捕され、ガブリエラはテキサスにある移民の子供の収容施設に入れられたという。SVUは母親に会うためNYに出てきて、テキサスに向かうつもりだったのだろう。しかし、このままガブリエラをウェルベック夫妻の元に戻すことはできず、SVUには難民再定住局に知らせる義務がありため、そうなるとガブリエラは収容施設に戻らなければならない。アマンダは自分がガブリエラを引き取りたいという。マリアの居場所がわかり、オリビアはテレビ電話で事情を尋ねる。マリアは故国のグアテマラで、ギャングの殺人事件に関連し、このままでは殺されると恐れ国を出てアメリカを目指したという。しかし、国境を超えたところで捕まりガブリエラは係官に連れ去られてしまった。マリアが難民申請しても、結果が出るのに何ヶ月もかかり、それまでガブリエラとは離れ離れとなってしまう。アマンダは妊娠したことを恋人の医師のポラックに告げる。ポラックは中絶を前提に関係を続けるようだ。SVUに難民再定住局のフェルプスが現れ、ガブリエラを連れて行くという。それを見たガブリエラが「あの男がママを連れて行った」と怯え、SVUに助けを求めたため、オリビアは急遽フェルブスを未成年を誘惑して意思に反しNYにつれてきたのは誘拐罪にあたると言って、強引にフェルプスを逮捕してしまう。オリビアの行動はマスメディアが注目するところとなり、さっそく記者が殺到する。ストーンは公務員として仕事をしたフェルプスを起訴することは難しいというが、オリビアはそもそも世間に問題提起したいのだという。司法省からもフェルプスの釈放を求める礼状が届き、オリビアは厳しい立場だが、ガブリエラの背後には3000人の同じ境遇の子どもたちがいるので闘いをあきらめないという。同意したストーンはニューヨーク検察側としてフェルプス逮捕について正当性を訴えるが、連邦法が州法に優越することは明白だ。判決は検察側の負け、ガブリエラはついにフェルプスに連れられて収容施設に向かうことになった。オリビアは母親に会えるように力を尽くすとガブリエラに約束する。ストーンはシカゴからNYの州検事に着任した、ジェフリーズに力になってほしいと頼む。ジェフリーズは難しいが何とかしてみようと答える。アマンダはポラックに、何も求めず子供は産むと告げる。オリビアとジェフリーズはガブリエラの収容されている施設を訪ね、難民申請が認められたマリアとともにガブリエラを取り返す。ジェフリーズはシカゴ育ちの同僚のコネを使って、マリアの亡命申請を早めたという。しかし、今も施設の金網の中には大勢の少女たちが拘束されたままだ。国境に壁を作るという政策が話題になっている中、南米からキャラバンを組んでアメリカを目指してきた人たちがどうなったのかは、あまり報道されないし、親と離された子どもたちがあんな環境で監禁されていたとはショックですね。あれでは刑務所のようではないか。ガブリエラはルークの家から施設の檻に移っただけということですね。ギャング抗争の目撃者だ、というだけでは亡命が認められることは難しいというのも、現実にそうなのでしょうね。移民の国のアメリカでは、カリシの曽祖父のように苦労してアメリカの市民権を得てきたのだから、彼らにも自由を求める権利はあるという話はフィンには響かない。その昔は移民に公的補助、福祉制度はなかった。続々と増える不法移民たちを誰が支えるのか。奴隷として連れてこられた人々の子孫は今も自由に息をすることはできないというのに。なるほど、ちょっとした会話が興味深かったです。オリビアのフェルプス逮捕は職権乱用で咎められないのか気になりますが、司法界の裏の手を使うと親子を一緒にすることができるというのも「それで良いのか」と思いますよね。そもそもオリビアに収容所の少女たち全員を親元に返す権限はない。今回の未成年売春の容疑者たちをきちんと刑務所に送り込むのが仕事ですから、かなりの暴走ぶりでした。アマンダの男選びは最低という決まりのようです。カリシに意見されるのが嫌だから妊娠のことを言わないんですよね。一応はきちんとした関係を望んでいたのでしょうけど、相手は遊びだったようだ。ちなみに、上の子の父親は潜入捜査をしているデクランで、あの人はもう戻ってこないのだろうか。「ゴッサム」も来シーズンで終わりですし。
June 2, 2019
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