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先学期の作文の授業で、学生たちが日本の高齢者施設に入所しているご老人に 手紙を書いたのですが、その手紙に対する返事が、すべて届きました。 中には99歳、94歳などかなりの高齢の方からの手紙があったり、 或いは高齢者施設がある自治体の町長や副町長、福祉課長たちからの返事もありました。 震える手で書かれた僅か3行、4行の短い手紙や しっかりした達筆で便箋数枚にわたって書かれた手紙、 中には自筆の絵が同封されているもの、 返信用の切手を貼った封筒が入っているもの、 更には施設のご老人方が、学生たちの手紙を読んでいる写真が入っていたりなど、 どの手紙も心が温かくなる、嬉しいものばかりでした。 施設の職員さんからは、 「入所者さんたちは、突然、異国から届いた手紙に驚きながらも、 何度も何度も繰り返し読んでいました」 と言っていただき、そんなふうに喜んでもらえただけでも、 この取り組みをやった意義があるというものです。 作文の授業で単なる作文を書かせるよりは、 誰かの心に響くことを書かせたいと思っていたので、 学生たちも、日々、覚えた単語と文法で、誰かを喜ばせることができると わかったはずで、これからの日本語の勉強にも力が入るでしょう。 今回の取り組みが成功するまでには、 わが奥さんにかなりの世話になりました。 直接言えばいいことなのですが、まずはこの場を借りてお礼を言いたいです。 おかげで学生たちも大喜びでした。ありがとう。そしてお疲れ様でした。。。
2012年05月30日
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毎年のことなのですが、今年は特に先学期から ずっと突っ走ってきたという実感があります。 できることは何でもやろう、というのは言うのは簡単で、やることは難しいのですが、 それでも、全精力を学生のために使ってきたという満足感があります。 そのせいか、最近、疲れ気味です。 例えて言うなら、軽快に先行してた逃げ馬が、 府中の急坂に差し掛かった途端に足が鈍って、馬群に沈んでしまうという感じでしょうか。 しかしながら、学生たちとの交流は楽しいことが多く、 時に勇気づけられたり、励まされたり、感動させられたりすることがあります。 昨日は、2年生のある学生が、初めて私の部屋に会話の練習に来てくれました。 クラスメートたちが、私(や他の日本人の先生)と交流しているのを、 いつも遠くから羨ましそうに見ているだけだった彼女たちが、 やっと勇気を出して、私の部屋に来てくれて、 1時間ほど、一緒に散歩をしながらお喋りをしました。 会話に慣れていないので、言いたいことをうまく言えませんでしたが、 それでも一生懸命に日本語で交流しようとしていました。 そういう姿を見るだけでも、頑張ってきて良かったなと思います。 日本に帰るまで、あと3週間余り。 自分に鞭を入れて、もうひと頑張りしましょう。。。。
2012年05月28日
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普段、生活している時にはあまり感じないのだが、 ふとした瞬間に、ああ、やはり中国はすごい、と思わせられることがある。 先日、1年生の学生がプレゼントを持って、部屋にやって来た。 見ると、靴の中敷。 その学生の故郷、河南省の新県というところでは、 花嫁修業の一環として、このような刺繍を施した中敷を作る習慣があるという。 祖母から母へ、母から娘へと幾星霜を経て受け継がれてきた伝統芸術で、 図案も各家庭によって、様々なものがあるそうだ。 中国の学生たちは、小麦粉と水さえあれば、いとも簡単に餃子を作ってしまうし、 それは男でも女でも、性別によって変わることはない。 誰でもができるというわけではないが、 さらりと太極拳をやったり、 伝統的な楽器を、これもやはりさらりと演奏したりする。 河南省はもともと中原の地にあって、歴史上の英雄が闊歩した地だが、 そういう歴史が、吹いていく風の中に流れているような気がする。 いただいた中敷は、大事に取っておこうと思っている。。。
2012年05月25日
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先月、この大学で行われた『日本語スピーチ・コンテスト』で優勝し、 華中大会に参加した学生が、武漢から帰って来て、私の部屋に挨拶に来てくれた。 表情が晴れやかではないので、見当はついていたが、 結果ははかばかしくなく、入賞を逃してしまったらしい。 彼女も落胆したが、私はもっとがっかりした。 彼女の成績に対して不満を持ったのではない。 引率した教師に対して、大いに不満を感じてしまったからだ。 学生が言うには、その教師と一緒に武漢まで行きながら、 途中で、或いはコンテストの前に交流はほとんどなかったという。 去年の引率の先生は、行きの列車の中で、時事問題などについて学生と討論し、 その時に話し合った話題が、即席スピーチのテーマとして出題されたし、 コンテストの前に、日本語の口慣らしをすることも重要なことなのだが、 今回の引率の先生は、学生と長時間一緒にいながら、 学生との交流をしなかったのだから、なんともはや。 更に残念だったことは、コンテスト終了後のパーティで、 その先生は他の大学の先生と交流せず、 学生を他の大学の先生に紹介することもなかったという。 「ただ、料理を食べただけでした」 とは、この大学の代表として参加した学生の弁。 せっかくのチャンスに人脈を広げることもせず、 学生にアドバイスも、学生とお喋りもしないとは、まったく残念。 コンテストが終わった後で、その先生は、学生に、 「お疲れ様でした」 とメール(爆笑)を送ったそうな。 こんなことなら、私が行きたかったよ。 そうすれば、他の大学の先生たちと、 『日本語ドラマコンテスト』を開催するための相談もできたのに。。。
2012年05月23日
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最近、日本からたくさん手紙が届くようになりました。 誰からの手紙かと言えば、 日本の高齢者施設に入所していらっしゃる方々からの手紙です。 先学期、2年生の『作文』の授業で、学生たちに 日本の高齢者施設に入所しているおじいさん、おばあさんに手紙を書いてもらいました。 それを冬休みに日本に帰った時に、各施設に配り、 すぐに返事を書いてもらえるものと、考えていたのですが、 現実はそう甘いものではなく、 手紙の返事を書くということが、どれほど大変なことか、思い知ったのでした。 冬休みが終わって、私が中国に帰った後で、 私の奥さんが、いろいろ手配したり、話をしたりして、 多くの賛同を得て、やっと返事が届くようになりました。 学生が70人いて、70人のご老人方が、それぞれの作文を読むのですが、 全員に返事が返ってくるかどうかは、まだわかりません。 しかし、日本から届いた手紙を読む学生たちの顔は本当に嬉しそうで、 中には、「1文字だけ書いてあっても、嬉しいです!」と 喜んでいました。 今週から来週にかけて、更に多くの返事が、日本から届くことを期待しています。。。
2012年05月21日
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日本語ドラマの発表会が終わってから、学生たちに変化が出てきました。 以前は日本人との交流や、日本語を話すことに臆病だった学生たちが、 積極的に会話の練習をしたがるようになったということです。 突然、学生から電話が掛かってきて、 「先生と会話の練習をしたいです」 などと言われると、戸惑いはありますが、やはり嬉しいものです。 さて、今週は学生たちとの食事会が2度、ありました。 学生個人と一緒に食事をすることは週に何度かあるのですが、 今週は寮のルームメートが勢揃いして、食事会に招いてくれたものです。 水曜日は2年生の女の学生たち7人と、私ともう一人の日本人の男の先生とで、 飲めや食えや、笑えやはしゃげやの賑やかな食事会でした。 もう一人の男の先生にとっては、去年の教え子に当たる学生たちなので、 日本語の進歩に感心しつつ、時の流れを味わっておられたことでしょう。 金曜日(昨日)は男の寮に行って、1年生の男たちと酒を酌み交わしました。 1年生ですが、交流にはほぼ支障がなく、 誰かが日本語で詰まっても、他の学生がすぐに助け舟を出すという感じで、 去年の10月からの、僅かな期間で、よくここまで上手になったと感心したものです。 どの学生も、大学に入る前は、日本人と一緒に食事をするなど、 考えてもいなかったことですから、きっと嬉しいのだと思います。 「日本人との交流がなければ、日本語の勉強はきっとつまらないです」 とは、大部分の学生の言葉です。 せいぜい、その期待に応えてあげたいと思っています。 体がもてば……ですが(笑)。。。
2012年05月19日
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先月(だったっけ?)行われた『中国人俳句コンクール』の選考結果が発表されました。 その結果、わが大学の学生の作品が最優秀賞と優秀賞にに選ばれ、 最優秀賞を受賞した学生は、日本への1週間の旅行がプレゼントされます。 最優秀作品は 「孔廟に 降り注ぎたる 除夜の鐘」 優秀賞は 「皺の手を 凧持つ孫の 手に重ね」 という句で、どちらも2年生の学生の手になるもので、 私がちょこっと手直しをしました。 ちなみに最優秀賞に選ばれた句を作ったのは、 この日記で何回か紹介したSさんです。 ……受賞が決まったことを、私はSさんから直接聞いたのではなく、 他の人から伝え聞いたというのが、いかにもSさん! という感じです。。。。
2012年05月17日
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便宜上、『日本語ドラマ発表会』と称していますが、 日本語劇だけにとどまらず、盛りだくさんの内容でパーティをしています。 パーティのオープニングは、例年と同じくダンスでした。 ただ、例年はダンスクラブの学生たちが本格的なダンスを演じるのに対して、 今年は、まったくの素人だった学生たちが、ゼロから練習して覚えたダンスでした。 私が脚本を書いたドラマのうち、悲劇は昨日、紹介しましたので、 今日は、喜劇の写真を掲載します。 外国人が大嫌いという父親と、娘の彼氏(中国人)とが巻き起こすドタバタ劇です。 中国と日本とでは、笑いのセンスが違うので、受けるかどうか不安でしたが、 見事にはまって、会場は爆笑で包まれました。 男子学生が少ないので、父親役は小柄な女子学生が演じたのですが、 これも見事にはまりました。 こちらは学生たちが自らアイディアを出して作ったドラマで、 現在と過去を行き来しながら、真実の愛を見つける(笑)という内容です。 写真に登場しているのは玄宗皇帝と楊貴妃で、 その次の写真は、『タイタニック』のジャックとローズです。 劇以外には、こういう出し物もありました。 扇を持って踊りながら、太極拳をするという『太極扇』です。 この他にも笛の演奏があったり、hiphopを演じたりで、 賑やかなパーティになりました。 特に感動させられたのは、これまで引っ込み思案で、1年生の時と2年生になってから、 日本人教師と交流をしなかった学生たちが、 自分を変えるために、自分たちでドラマを作って演じたことです。 しかし、毎年、考えるのですが、 中国人による『日本語スピーチ・コンテスト』は恒例化しているのに、 どうして『日本語ドラマ・コンテスト』がないのでしょうか? 手間が掛かるとか、難しいなど、理由はいくらでも聞けるでしょうが、 要は「やるか、やらないか」です。 私の学生たちを率いて、他の大学に行き、 その大学の日本語学部の学生たちの前で、今回のドラマを演じたい。 これが、私の夢です。。。。
2012年05月15日
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終わった~っ! 毎年、この時期の恒例行事になった日本語ドラマ発表会『第6回 日本語大好き』も、 無事に、そして大成功のうちに終了しました。 「無事に」というのは、誰一人、失敗したり台詞を忘れたりすることなく、 「大成功」というのは、悲劇では観客の涙を誘い、喜劇では爆笑を巻き起こしたからです。 去年、主役を演じていた先輩たちも、見に来ていましたが、 「去年の私たちより素晴らしいです」と絶賛していました。 前日の夜に全体を通して稽古をしたのですが、 その時は、ガタガタで、一体どうなることやら、と不安がよぎったのですが、 本番では、練習でやったことの180%を発揮して、 学生たちの底力を思い知らされた格好です。 きっと学生たちもアドレナリンが出まくっていたはずです。 特に見る人(日本人の先生方も)を驚かせたのは、 悲劇『ごめんなさい』で主役の姉妹をを演じた二人の学生です。 こちらが、悲劇の出演者たちで、複雑で謎解きもはらんだ内容になっています。 継母と娘、そして腹違いの妹という設定ですが、 そこに彼氏や友達が絡んでくるという、ちょっと凝った内容ですが、 学生たちはものの見事に演じてくれました。 毎年、思うのですが、 前年と同じでは満足できないから、去年よりもっといいものを、と求めがちになります。 それ自体は悪いことではないのですが、 出来映えよりも、実は、学生たちに楽しんでもらうことが重要だと思います。 今まで学んできた日本語で、劇を演じ、見ている人を感動させる。 或いは、人前で話すことが恥ずかしかった自分を変える。 大学生活での楽しい思い出を作り、もっと頑張ろうという気持ちになってもらう。 これが、このイベントを考案した時のもともとの出発点でした。 今回のドラマは大成功に終わりましたが、 それはドラマが終わった後で、一人一人の学生が、私のところに来て、 「先生、ありがとう」「先生、お疲れ様でした」「先生のおかげです」 と笑顔で言ってくれたことからもわかります。 みんな、お疲れ様でした。 今日は興奮して眠れないと思いますが、 それでも、お休みなさい。。。
2012年05月14日
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また『日本語ドラマ発表会』の話題です。 土曜日の朝は、全部の出し物で通し稽古をする予定だったのですが、 先日、この欄で紹介したSさんが来ず、その後、連絡も取れなかったので、 学生監督(と学生たち)が激怒するという一幕もありました。 主役から外れたSさんには、準主役を宛がったのですが、 棒読みのような発音もぎくしゃくした不自然な演技も、 なんとも評価のしようがないレベルで、他の学生たちは、Sさんの演技を心配しています。 しかし、Sさん、他人の評価や心配は知らぬ顔で、わが道を行っています(苦笑)。 また明日(日曜日)の朝から、全体の通し稽古をして、 あとは各出し物ごとに細かい修正をして、月曜夜の本番を迎えます。 今年は、ある出し物は、他の日本人の先生が演技指導をしてくださっています。 もともと、こういう芝居が好きな方のようで、 台詞や演技など、細かいところまで指導してくださっているようです。 夜の9時半に授業が終わってから、11時頃まで指導が続いているようで、 学生たちは「あの先生はとても真面目です!」と言いながらも、 なんだか嬉しそうです。 さて、明日の最後の稽古、Sさんはどんな演技を見せてくれるでしょうか?
2012年05月12日
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いつも『日本語ドラマ発表会』について書いていると、 なんだか広報委員にでもなったような気分ですが……。 先ほど、学生たちのドラマの練習を見て、二、三、指導をしてきました。 今回の出し物の中には、私が作った脚本によるドラマが3本と、 学生たちが自ら作った(手直しは私がしましたが)短いドラマが2本の 計5本のドラマがあります。 ちょっと数が多すぎて、出し物の種類が偏ってしまうのですが、 実は、学生たちが作ったドラマとは、 ある寮のルームメート8人が一緒に考えたものです。 中国の大学では大半の学生が校内の寮で寝起きをしているのですが、 寮の部屋によって雰囲気は様々で、賑やかな部屋もあれば、 静かで消極的な学生ばかりという寮もあります。 ある寮の学生たちは、 日本人教師との交流もせず、授業中もただ聞くだけという学生ばかりで、 当然、会話は上手にならず、日本人の前では緊張して、何も話せません。 そういう学生たちが、今回のパーティで自作のドラマを演じようと相談し合い、 脚本を考えて、毎日、台詞を覚え、演技の練習をしてきました。 今日、練習を見たドラマではそういう「消極的な学生たち」が 今までの自分を捨てて、新しい自分へ変わろうとしている姿を見ることができました。 普段は小さい声でしか話ができなかった彼女たちが、 大きな声で台詞を話し、観衆の笑いを誘おうとお茶目な演技もしていました。 毎年のことですが、 このドラマ発表会を通じて、学生たちのいろいろな人間模様を見ることができます。 こういう人間模様……学生たちの演技を見るより面白いです。。。
2012年05月10日
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いい話を聞きました。 その話を教えてくれたのは2年生のある学生で、 来週の月曜日に行われる『日本語ドラマ発表会』の悲劇で、 主人公を演じる学生(Lさん)です。 Lさんは先日のスピーチ・コンテストでも並み居る先輩を押しのけて 第2位に輝いたほど、日本語がうまい学生で、クラスの中でも人気者ですから、 彼女が悲劇で主役を演じることは、誰もが認めるところなのですが、 そのことに一人だけ不満を持っている学生(Sさん)がいました。 Sさんは試験の成績では学年トップで、その点ではLさんもSさんには遠く及びません。 しかし、Sさんには発音がきれいではないという欠点があって、 不自然な抑揚の発音になってしまいます。 その発音で悲劇の主人公を演じても、観衆を感動させることは恐らくできないでしょう。 しかもSさんは自己中心的なところがあって、 何かあれば、友達を怒ったり、自分の希望通りにならなければふて腐れたり、 なんでも一番でなければ気が済まないといったところが目立つので、 Sさんが主役を演じたらも、進んで協力する学生は多分、一人もいなくなって、 今回のイベントは空中分解することでしょう。 ドラマの配役を決めた後で、主役になれなかったSさんは、 主役に決まったLさんの寮に押しかけて、 役を代わるように直談判したといいます。 言わば、一方的に敵視された形のLさんですが、 そのLさんが、今日、自分からSさんを誘って、一緒に食事をしたというのです。 二人でどんな話をしたのかは知りませんが、 Lさんは、Sさんとの関係が修復されて、お互いにわだかまりがなくなったと、 嬉しそうに話してくれました。 さて、そのLさんが主役を演じる悲劇ほか、盛りだくさんのメニューで送る 今年の『日本語ドラマ発表会:日本語大好き』まで、 あと5日。 学生たちの練習にも、いよいよ熱が入ってきました。。。
2012年05月09日
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最近、私の心の中で変わってきたものがあります。 それは、簡単に言えば、気負わなくなったということです。 例えば、『スピーチ・コンテスト』でも、 以前は、2年生たちに、先輩より上手なスピーチをして、 先輩や他の日本人の先生方の鼻を明かしてやれ、などと期待していたものですが、 この頃では、私自身も学生たちにも、 失敗を楽しんでもらいたいという気持ちになりました。 失敗しても成功しても、楽しかったと思えたら、それが一番いいことです。 失敗しても、挫けずにもう一度、頑張ればいいし、 成功したら、それを自信にして、更に飛躍すればいい。 そんな感じです。 こういう心境の変化は、この大学の日本人教師の顔ぶれが一新したことも一因でしょう。 去年までいらっしゃったある先生は、 2年生は会話ができるはずがない、という先入観をお持ちで、 3年生以上とだけ、交流をしていらっしゃいました。 しかし、今年は、どの先生も学年を超えて、交流をしてくださいますから、 2年生たちの実力はご存知ですし、 そういう先生たちの前でなら、肩肘を張ったり、背伸びをすることも必要ありません。 そんなことを考えているうちに、私も週末の『日本語パーティ』を 特に心配することなく、学生たちが楽しんでくれれば、 それで充分だと思うようになりました。 今週は、練習も佳境に入ってきて、週末の本番へと流れ込んでいきます。。。
2012年05月07日
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5月12日に開催予定の『日本語ドラマ発表会』まで、あと一週間。 例年なら5月20~25日ぐらいに行うのですが、 今年は会場の都合で、12日しか空いていませんでした。 というわけで、学生たちも今、練習に励んでいます。 最初に脚本の読み合わせをした時は、発音もガタガタで、 どうなることかと思いましたが、その思いはやはり変わらず、 あと一週間になった今でも、この分では失敗しそうだなという不安は消えません。 ただし、学生たちはいつも「大丈夫」と言います。 こちらが「大丈夫ではないだろう」と思っていても、 それを知ってか知らずか、返事はいつも、 「大丈夫、先生。心配しないで」 私は日本人ですから、90%自信があっても、残りの10%に不安を感じてしまうのですが、 中国人は50%の自信でも「大丈夫」と言うので、 どこまで信用していいのか、いつも迷います。 でも、これまで毎年、心配してきましたが、 一度として失敗したことはなく、 むしろ練習の時より随分素晴らしい出来になっているので、 今年も、きっと大丈夫だろう、と 無理やり、自分を納得させているところです。。。
2012年05月05日
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ゴールデンウィーク明けで、学生たちもまだ休み気分のせいか、 久々に、穏やかで静かな一日を過ごすことができました。 もともとは夜、学生たちとの会話の練習の予定が入っていたのですが、 日本語学部2年生の活動があるために、中止になり、 しばらく振りで本を読みました。 本は読んでいなかったわけではなく、 新書や雑学など本は読んでいたのですが、 小説はとんとご無沙汰していました。 途中、何度か手にとって頁をめくってみたものの、 5分ぐらい経つと注力が散漫になってきて、読み進めなくなり、 何冊かとっかえひっかえしながら、結局どれも途中で本を閉じていました。 やっと、昨日の夜から読み始めたのが、 「真田太平記(1)」池波正太郎で、 1日で300頁以上を読んでしまいました。 元々、専門は欧米の翻訳小説なのですが、ジャンルにはこだわらず読んでいます。 いったんペースを掴めば、波に乗って読めるようになるでしょう。 来月、日本に帰る時の飛行機で読むために、 マイクル・コナリーとトム・ロブ・スミスを残してあるので、 今は、はやくそれを読みたいという気分です。。。
2012年05月03日
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この連休の間、私の部屋に会話の練習に来ていた学生(2年生)が、 会話の流れの中で、こらえ切れずに泣き出しました。 先日、鄭州に健康診断に行った時、 外事弁のスタッフから、女の先生の世話と通訳を担当する学生を手配してほしいと頼まれ、 ある学生に頼んだ、という話をした途端に、 その学生が突然、泣き出したのでした。 悩みを言っては泣き、感動しては泣き、私のことを心配しては泣き、 両親のことを思い出しては、また泣き、といった具合に、 学生たちは、私の前でよく泣きます。 最近、ネットを見ていたら、 日本のなんとかいう男が二股を掛けていたことを泣きながら詫びたそうで、 成人に達していながら、人前で平気で泣くなんて、バカか、と思いました。 その男がどんなやつなのか、よく知りませんし、知りたいとも思いませんが、 この頃の男は、なんだかんだと泣きすぎです。 人前で泣くことに恥ずかしさを感じないのでしょうか? 泣くことが格好いいとでも思っているのでしょうか? 或いは、泣かなければ世間が許してくれないから、泣いているのでしょうか? ああ、いやだ、いやだ。 男なら、泣くな! 男が泣くのは一生に三回だけでいい! 私は、こう言われて育ったのですが。。。。
2012年05月01日
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