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サビがいなくなって、ずっと悲しくて寂しかったらどうしようと思ってたんだけど‥変な話、意外と大丈夫だった。悲しいのが止まらなくて泣いて過ごしたらサビはきっと”そんなつもりじゃなかった”って、”悲しませるために一緒に過ごしたんじゃない”って言うと思う。まだ悲しい時もあるけど、比較的落ち着いた気持ちでサビが幸せだったって思い出せる。良かった。1月、サビが危険な状態になったときに、色々ゆっくり考えられたからだと思う。自分達がどうしたいのか、サビはどうしたいと思ってるのか‥。正解はないんだろうけど自分なりに考える時間があってよかった。1月のあのとき、そのまま行ってしまってたらきっとすごく辛かっただろう。年末にBUNが200以上になって1月は自力でご飯も食べられず気持ち悪そうにしてて、体重もドンドン減って本当にもうダメかもしれないと思った。そんな状態でもサビは毅然としていて自分の身に何が起こっているのか分かった上ですべてを受け入れているように見えた。サビは、今・この一瞬が最高に幸せだから『もっと』なんて考えてもいないって感じだった。”もっと、もっと、って、サビが後何年生きたら満足なんでしか!?3年でしか?5年でしか?人間ほどは生きないでしよ。ずっと一緒にいたいのは山々でしけど、言ったらキリがないんでし。サビはサビのおうち(我が家)で、てつニャン(旦那)とゆきニャン(私)と暮らせて幸せでし。それが全てでし”って感じだった。サビの猫生、良い境遇だったとは言いがたい部分もあるけど(家猫向きの性格なのに地域猫だったし)それなりに満足してくれてたと思う。サビにとっては、明日が来るのが当たり前なように”その時”が来るのが普通のことだった気がする。あきらめではなくて、ただ、あるがままを受け入れる‥なんか悟りが開けてる感じ。猫叉だからなのかな~?サビは幸せだった。それは確かなことだと思う。だからずっと悲しみに浸っているのはサビに申し訳ない感じがする。でもサビがいなくてやっぱり寂しいな‥。
2008年10月30日
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タイトルを『残された子たち』にしてみたけど”残された”って感じでもない。老猫サビが虹の橋に旅立って若猫5ニャンが残ったわけだけどサビとそんなに仲が良かったわけでもないからな~。まあ色んな意味で、残された子たちのお陰で助かってると言うか‥そんな話しを。サビの最後の日、こじろうとこはるは影薄く(苦笑)ケージでおとなしくしてて2007年組(さくら・みかん・まりん)は部屋をうろついてた。サビの最後の発作が起きる直前、さくらとまりんはサビにちょっかい出そうとしてて発作の最中は転がしてある携帯酸素のキャップにじゃれたりビニールを食べようとしたり(汗)意外と、なんか大変な事になってるとかそう言うの分からないのね。ナゼか”そのとき”の前後で、空腹時なのにまりん以外全員吐いて(みかんは紙を食べたからだけど)呆然とばかりもしてられず片付けて回ったり。おかあタンが慟哭したら”怒った!?”って思ったみたいで3ニャンとも硬直してたけどその直後に猛烈な鬼ごっこを始めてしまい、サビの体を避難させるハメに。もう少し呆然としてたかったんだけど全然甘やかさない。サビが最後3日間寝ていたケージも元々空いていたものではなくこじろうかこはるが夜入ってたのを無理やり空けて使ってたので(お陰でそんなに仲の良くないこじろうとこはるを同じケージに入れる事になり、こじろうの機嫌が悪かった。サビ用のケージを注文しようとしたとこだった)こじろうが”空いてるなら、こじが入る~!入る~!!”と言って聞かずアッと言う間に片付けさせられ(汗)よく寝床とかトイレとかなかなか片付ける気になれないなんて話しを聞くけど‥感傷に浸ってる暇も無い。って言うかここまで誰も全く意識しないでいてくれるのも、それはそれで助かる。ニャンコに落ち込まれたらもっと辛かったかも。みんなサビの事はなんだかんだで好きだったけど、探して回る感じじゃないよね。いつものとこにいなくて”あれっ?”とは思ってるみたいだけど。翌日も骨壷を棚にしまって一息ついてたらみかんがトイレでふんばってる。のは、いいんだけど、最後の一粒が切れず(爆)私の髪を食べるクセがあって(注意してるけど深夜に食べてるらしい)ウン○が繋がっちゃうのだ。パニックってウン○をお尻に付けたまま猛ダッシュ(滝汗)優しく声を掛けながらガッシリ押さえつけてテッシュで取った。と思ったら今度はまりんがやっぱり一粒お尻に付けて悠然と歩いてる(爆)テッシュで取ったらビニールが入ってた。気を付けてるのに~(怒)どこからみつけてきて食べてるんだ?気温が不安定なせいで皆お腹がゆるめ、こじろうの吐き癖も復活(涙)2日に1回くらい吐いてて寝床の段ボールを毎回交換してる。(食べて2時間以上経って吐くから予測が難しい)2007年組は、水はひっくり返すわ、棚から物を落とすわ、テッシュもキッチンペーパーもボロボロにしてその辺に置いてある紙には片っ端から穴を2つずつ(牙で)開け‥なんかこう、もっと、介護が終わったら燃え尽き症候群みたいになるかと思ってたけど燃え尽きさせてもらえない(爆)まあ、それはそれでいいことなのかな。
2008年10月07日
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サビの療法食が大量に残っていてどうしようか考えていた。そんなに急いでどうにかする必要はないんだけど、どうしようかな~っと考えて、思い出したのがお義姉さんちのニャン太。9歳だから、そろそろ腎不全の兆候があったりしてもおかしくない。少なくとも高齢猫用のご飯はもらってもらおう。ちょうどお義姉さんちの近所のお店に用事があったので寄ることに。高齢猫用だけにするか腎不全療法食も持っていくか決めるのに旦那に電話してニャン太がどんな感じか聞いてもらう。すると『最近、水をやたら飲むから病院に連れて行こうかと思ってたとこなんだけど‥』!! お義姉さん、それは腎不全です~っ!腎不全療法食と活性炭も持っていくことに決定。ニャン太は茶トラ白の大きな猫で体重が7kgくらいある。みかんと同じ柄だけど2.5倍の大きさ(みかんは2.8kg(汗))顔もデカイ(笑)たまに脱走して外でケンカするとかで(強いらしい)顔に傷があり貫禄満点。でも人間にはマッタリ甘える感じで可愛い。声もものすごく可愛い。9歳にもなると独特の間合いがあってやっぱり猫叉って感じ(笑)ちょっと見た感じではまだ脱水はひどくなさそうだったから今から療法食に切り替えればそんなにすぐには進行しなそう。なんだかちょうどいいタイミングだった。一応簡単にご飯とか活性炭の説明をしたけど、まずは病院に行って血液検査だね。9歳だったら他の病気も一通り検査してもらった方がいい。まだ食欲がガッツリあるから療法食にもすぐ慣れそう。活性炭も大丈夫なんじゃないかな?ニャン太、頑張って長生きしてね。サビさんも遠くから応援してるよ。自分の倍もある猫さんには近寄っていかないと思うから(苦笑)遠くでね。
2008年10月06日
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サビは年末年始で腎不全が悪化して一時期BUN200超え、3.6kgあった体重が2.6kgに、ご飯も食べず水も飲めず大変危険な状態だった。でもそれが復活して3月頃には落ち着き(でもBUN100だったけど)ご飯が食べられるようになり体重も3.2kgまで増えた。体重が増えるなんてもう無理だと思ってたから嬉しかった。夏になるまでは安定していた。夏になっても比較的元気で良く食べ・良く遊び・良く寝た。サビは夏が苦手で毎年、食欲減退・軟便・薄い血尿に悩まされていた。今年の夏は無事に越えられるだろうか?秋になりさえすれば食欲も出て体調が安定するはず。と、そればかり考えていた。エアコンを弱くかけっぱなしにしてシーズン中ほとんど消さなかった。他に方法が無かった(川崎の海側は多分日本屈指の暑さ。窓を開けても風も通らず)なんとか涼しくなるころまで元気でいてくれた‥ように見えた。でも思ったより食欲が出なくて焦っていた。いつもは涼しくなったら爆発的に食欲UPするのに。そこそこ食べているところを見るとBUNがそんなに高いわけじゃない気がする。口臭も無いし。それよりもなんとなくダルイと言う感じに見えた。9月になるとサビが唐突に私に甘えようとすることがあった。机の上に乗って私の胸元をフミフミしようとしたり、なにか訴えかけるように鳴いたり。元々人間にくっつくのは大好きなんだけど、そんな風に甘える事は今まであまりなくて‥体調が微妙にいつもと違って不安だったんじゃないかと思う。そんな気がしたので”ヨシヨシ”となるべく甘やかすようにした。病院での検査も考えたけど‥人間でもモヤッと調子が悪いのって原因究明が難しいし、猫はしゃべれないから症状が無い時点では尚更原因の特定が難しい可能性がある。ただでさえ体力が落ちてるから検査がキッカケでもっと調子が悪くなったり病院で風邪をもらってきたりするのが恐くて(これが一番恐かった)やめた。その頃からサビは”最後はゆきニャンがなんとかしてくれるでし”って思ってたと思う。たぶん、それは長く生きるとか病気を治すとかそう言うことではなくてサビの思ってることを酌むと言うか‥そんな意味で。サビは旦那とはラブラブで、私には全幅の信頼を置いてくれていた。ギリギリのバランスの上に立ってたサビは9月末の低気圧等でダメージを受けたのか大きな痙攣発作を起こして倒れてしまった。倒れた際に打ち所が悪かったようで麻痺が残った。発作で非常に弱ってしまったサビを見て"そのとき"がもうスグなのか、復活するのか考えた。どちらも可能性がある。腎不全で”余命三ヶ月か半年”と言われた一年半前からずっと、"そのとき"が来るなら出来るだけ穏やかにと思っていた。復活するなら何とかサビが快適なように介護するだけだ。ネットで得た情報を元にある程度シュミレーションしてどのように対処するか旦那と話し合った。そんなことで"そのとき"を少し具体的に意識するようになったと思う。でも私は麻痺が残ったサビを介護しつづけるイメージを強く描いていた。発作で目と鼻が利かなくなり手足にも麻痺が出てしまったサビは人間とくっついていないと安心できなくなってしまったようだった。名前を呼ぶとヨロヨロと歩いてきて私の胸にドサッと身を預ける事があった。”ゆきニャンがなんとかしてくれるでし”と微笑んでいるようだった。介護も看取るのもサビがなるべく苦しくないようにしようと思っていた。”その日”の朝にはだいぶ力弱くなっていた。前日の夜に2回目の発作を起こしたが、発作の後に夕飯をいっぱい食べたりしてて力弱い感じはしなかったのに。もしかしたら私が目覚める前にも発作を起こしていたのかもしれない。グッタリしていたが日向で抱っこすると嬉しそうだった。しばらくそうしていた。前日の発作が癲癇のように思えたので、ご飯を食べさせたら病院に電話して今後の治療・介護の方針を相談しようと思っていた。”そのとき”が近付くにつれ落ち着かない感じになり、ついに最後の発作が‥‥でも、発作が起きて割りとすぐにサビが意識を手放したのが分かった気がした。”サビはもう意識を放すでし。ゆきニャン、この苦しがってる体を後は頼むでし”って。これは最後の発作でサビは虹の橋へ向かってる。って伝わってくる感じがして白い光の中をサビが走っているのが見えた気がした。臨死体験でお花畑が見えたって言う人が少なからずいるんだからサビの脳にもそう言う回路がある可能性もあるんじゃないか?あながち間違ったイメージでもないのかもと後から思ったり。サビを行かせる覚悟なんか全然していたつもりは無かったけど、”最期はなるべく苦しませず穏やかに”と旦那と何度も確認しあってたしサビが意識を手放して虹の橋へ向かったのが分かった気がしたからもうただサビの体が苦しくないように、それだけ考えて何とか1人で送れた。朝起きた時点で力弱くグッタリしていたので最後の発作は弱い痙攣で、短時間だった気がする。サビの呼吸が止まってしばらく呆然としていた。サビをちゃんと送ってあげられただろうか?サビはこれで良かっただろうか?自問自答したがそんなには悪くはなかった気がした。思い返してみれば、前日も、私と旦那、2人ともサビとたっぷり添い寝をしていた。夕飯も結構食べさせてあげられた。なんか思い出してホッとした。私と添い寝した後の満足げなサビ。これが生前最後の写真になってしまった。最後に食べたのはキドナとウォルサムのアルミトレイと水を練ったやつ。ウォルサムのアルミトレイは以前飽きてしまってて久しぶりにあげたから、どうだったのかな?あまり好きじゃなかったかな?と後から後悔しそうになったけど若猫たちに少しずつ食べさせたら美味しかったみたいだから、まあ良かったなと。きっと美味しいロットだったんだ。そうに違いない、と思っておこう。ナゼかそのときに限って珍しく、手に付いたサビご飯を私も食べていた。サビにご飯をあげながら手に付いたベトベトのご飯を拭くのが難しくて思わず食べたんだけど、苦かった(ニャンコのご飯て、苦いよね(苦笑))しばらくあの味は忘れないと思う。サビをまあまあちゃんと送ってあげられたと思う反面、本当に行ってしまった、もう二度とあの目、あの声で話しかけてはくれないのだとやっぱり辛くて慟哭した。それを止めてくれたのは若猫たちだった(色んな意味で)
2008年10月05日
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昨日の午前、サビの体を空へ還した。どんなに悲しいんだろうと思ってたけど悲しいと言うよりはちゃんとしてあげられたと言う気持ちかも。おととい、サビは割りと普通に部屋にいた。若猫たちはサビが熟睡してると思ってるみたいで、チラ見しては"やべっ、サビちゃん起こしたら怒られる"って顔して、いつも通りよけて歩いてた(苦笑)サビがシッポを動かしてると みかん&まりんがジャレ付いて怒られるんだけどもう、シッポは動かさないもんね。サビをずっと見てたけど本当にキレイで眠っているみたいだった。向かって右側の口元の柄が笑ってるみたいなんだけど、たまたまそちらを上にして安置したので微笑んだ顔をずっと見ていられた。”サビ、よく寝てるね~”って何回も話しかけたけどやっぱりもう起きる事は無いんだね。旦那と相談して2人とも都合が付いたので翌日火葬する事に決めた。早い気もしたけど、旦那がサビを氷で冷やすのが忍びないって言うから。そうだよね。サビが好きなものは、人間のお腹の上、日向ぼっこ、ストーブ、お布団の中。今の時期なら氷が無くても一晩なら大丈夫だし。いつもの病院の先生に聞いた横浜駅そばのとこに予約を入れた。よく通りかかるとこで以前からちょっと気にしてた。利用するのはしばらく先ならいいと思ってたけど、とうとうその時が来たんだね。10/3、午前10時に車で連れて行って1時間半後に迎えに行くと言う事になった。ちょっと余裕を持って家を出る。助手席で段ボールに入れたサビをヒザの上に乗せて何度も顔を見る。毛並はツヤツヤで本当に寝てるみたいなんだけど、もうサビは起きないのだ。キレイなこの毛並を見るのももう最後なんだな‥と目に焼き付ける。時間より少し早めに着いて手続きをしサビの体を預ける。‥‥もう、この目でサビの体を見ることはないんだね‥‥‥控え室もあったんだけど2人だけで1時間半もただ待ってたらツライので近くで軽くご飯を食べてから迎えに来る事にした。結構いい、サビの好きそうな秋晴れだったんだけど分かりにくいね(苦笑)ランドマークタワーの横を抜けて、みなとみらいのファミレスでご飯。サビの話しをしたら泣いちゃうかもってちょっと思って他の子たちの話しを主にしたと思う。少し早めに戻るとまだ準備が出来ていなかったので控え室で待つ。しばらくすると呼ばれてサビのお骨と対面。どんな気持ちがするんだろうと思ってたけど、考えていたより辛くなかった。老猫だったけど、とてもキレイなシッカリした骨だった。”これが大腿骨で‥”とか”こちらはあばら骨ですね”とか説明してもらうと”そうそう、サビはジャンプ力があったよね。やっぱりしっかりした骨だね”とか思ってあぁ、サビが生きた証の一部だぁって感じだった。あごの骨に最後残ってた2本の歯が付いてた。”歯があんまり無い子だったんですか?普通結構残るんですけど、少ししか残らなくて‥”と言われて、やっぱりサビの骨だ~と思った。しっかり付いていたように見えたので無理して抜かなくて良かったのかもと思ったり。葬儀場の方にも良くしていただいてスムーズに終えられた。もっと喪失感のようなものがあるのかと思ってたけど、そうではなくてサビの体をちゃんと空に送ってあげられた、サビを形作っていたものの一つ・お骨をちゃんとしてあげられた、と言う感じだった。サビはもう”あの時”に行ってしまったのだ。可愛らしいピンクの骨壷カバーをかけていただいて、ひざに抱いて帰った。”サビは黄色も似合うけどピンクも似合うよね”とか思ったり。ピンクの似合うサビ♪今は扉付きの棚の中にいる。2007年組(さくら・みかん・まりん)に何されるか分からないし(汗)そのうちガラスかアクリルの透明な扉の棚にしたいな。お花が一緒に飾れるスペースも欲しい。今はいただいたお花を置く場所が無くて(2007年組に食われる~)キッチンに置いてるし(爆)このあとも、サビの最期、残された子たち、サビ物語、と続けて書いてく予定です~
2008年10月04日
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サビはアッとと言う間に虹の橋へ行ってしまった。初めての発作で大きく体調を崩してから3日間。苦しむ時間が少なくてホッとしてる部分もある。サビが苦しいのはイヤだ。サビは今まで十分頑張ったし(何回も危機を乗り越えてきた)いつ行ってしまっても"そう言うものなのだ"と思える気がしていた。諦めではなく。サビと私たちは相思相愛でとても幸せだった。でも永遠を願う事は出来ないのだし‥。無常と言う言葉が近いのかな?サビを引き取った3年半前から約束されていた日だ。体調を崩す前は部屋中を好きに散歩して1mくらいは平気で飛んで押入れの中とか棚の上とか好きなとこで寝てた。ある意味次女こじろう(4歳)より運動神経が良かった(苦笑)お刺身食べたり牛乳飲んだりもたまにしてたし(療法食をメインで食べた上でね)3日前の初めての発作が大きくて、全身に麻痺が出て目と鼻が利かなくなってしまったけどそれでも昨日と一昨日はヨロヨロ散歩したり、日なたで目を細めて嬉しそうにしたり‥。ご飯も最初の発作後半日は食べられなかったけどその後は徐々に食べてた。実は昨日、昼休みを長く取ってサビをお腹に乗せて昼寝したのだ。(その分、夜に仕事したよ。ほんとだよ)サビは目と鼻と手足が麻痺してしまってて人間とくっついていないと安心できない様子。私も、夜サビの鳴き声で起きてしまったりして介護疲れが出はじめてた。でも一週間くらいはディープにケアする必要があるだろうから根詰めてもしょうがない。と思って、サビをお腹に乗せて日の当たるとこで寝たのだ(顔が焼ける~と思いながら(苦笑))サビは安心できたみたいで大好きな日なたでグッスリ寝て脱力しすぎて最終的に私の顔を枕にして寝ていた(笑)すごく幸せな時間だった。夜は旦那が腕枕して添い寝。やっぱり安心できたみたいでフカフカフワフワの毛布の上で嬉しそうに寝てた。途中からサビは薄目を開けてたけどダーリン(旦那)を見つめて嬉しそうだった(目は見えなかったかもしれないけど、気配は感じたはず)本当は旦那を起こさなきゃいけなかったんだけどサビがあんまり幸せそうだったからそのままにしちゃった。そのあと発作が起きちゃったけど、発作がおさまってからいっぱいご飯を食べた。美味しかったかは疑問だけど、まあまあお腹いっぱいになったはず。昨日の夜、寝る前にダーリンに体制を整えてもらったら満足そうだった。もっとしてあげられる事があったのかもしれない。なかったのかもしれない。でも大きな発作があって私たちも"そのとき"を意識できたし(もちろんもっと先ならいいと思ったが)前日に添い寝をいっぱいして、お腹もいっぱいにしてあげられて良かったなって思う。効果があったか分からないけど携帯酸素も吸わせてあげられたし。薬屋が開いてる時間で良かった。少しは楽になったんだろうか。なったと思いたい。サビの好きなお天気の日に行ってしまった。今は微笑みながら眠るように横たわってる。明日午前中にお空に登る予定。ちょっと早い気もするけど、氷で冷やすのもなんか忍びなくて。
2008年10月02日
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12:57虹の橋へ行きました。皆様色々とありがとうございました。思ったよりは苦しまなかったです。酸素ボンベがもう一本あったら良かったなぁ。(追記)今日のことを忘れないうちに書いておこう。朝起きるとサビの下半身がオシッコで濡れていた。いつもお尻に敷いてあるペットシーツにするんだけど動いちゃって何も無いトコにしちゃったみたい。濡れていて気持ち悪いだろうとケージから出して抱っこしてストーブの前で濡れタオルと乾いたタオルで交互に拭く。いつも通り動きたがるから歩かせたんだけど昨日よりうまく歩けない。昨日はよろけながらも歩けたんだけど今日は倒れてしまう。”昨日より調子が悪いのかな~?夜の発作のせい?でも発作の後ご飯食べたりして元気だったしなぁ?”光は分かるようなので日の当たるところで抱っこして肩をトントン叩く。こうすると落ち着くようで力を抜いて私の胸にもたれかかる。嬉しそう。動きたがるのでまた歩かせてみたけどやっぱり歩けない。ふんばるだけで動悸が早くなってしまうので抱っこして落ち着かせる。トイレに連れて行くとオシッコをした。ストーブの前のクッションに乗せて撫でるとまあまあ落ち着いたので輸液の準備をする。昨日の夕方120ml入れたのはもう吸収して結構脱水していた。手早く輸液。でもなんだかサビが落ち着かない。昨日より動けないんだけど動きたがる。なんとか輸液を終わらせ、水を飲ませようと思って口につけたけど飲まない。昨日、おとといはすごい勢いで飲んだのに。何か変だな~?と思っていると首をグーっと伸ばした。手足がピクピクしだして全身が小刻みに痙攣。派手な発作ではないけど、今日の動けない感じからすると相当な発作に違いない。買ってあった携帯酸素に急いで手を伸ばす。シューと言う音で驚かせてしまうかもと最初加減して出していたがそのうち目をむいて口を開け舌を出して呼吸しだし、意識も遠そうだったので勢いよく噴射。(と言ってもそんなには出ないけど)酸素が分かるのかスプレーに顔を突っ込んでくるサビ。発作が止まる事を祈ったが止まる様子は無く。あっと言う間に買ってあった2本を使い切る。3~4分間か?まさかこんなにすぐに大量に必要になると思ってなくて店にあった2本を買っただけだった。後悔しても始まらない。サビはもう虹の橋へ向かっている。止まらない発作と弱弱しい痙攣の感じからしてそうなんだと予感する。あるかどうか分からない酸素を買いに走るか、病院に連れて行くか、このまま看取るか。我が家は商店街の中心にあり、薬屋が2件ある。携帯酸素はセブンイレブンにあると言う話しも聞いた事があり、コンビにも近くに2件ある。サビは苦しそうに口で息をしていて走って間に合うのか分からないけど着の身着のままで飛び出す。ダッシュで4件の店を回るとなんとか5本買えた。もうサビは息をしていないかもしれないと思いながら部屋に飛び込むとかろうじて胸が少し動いている。買ってきた酸素のパッケージを開けるのももどかしく引きちぎり、口に当てるとため息のように大きく息をした。酸素があると楽な様子。もう意識はあまり無さそうだったけど。これでは酸素が足りないと思い、いつもの病院に電話して酸素室の相談。昼休み中で出かけてしまっていてしばらく準備が出来ないとの事。こちらも私しかいなくて車で連れて行くにもその間は酸素をあげられない。サビももう一分先には呼吸をしていないかもしれない。悩んでとりあえず一番近所の病院に電話を掛けて相談してみる。こちらも昼休み中だったけど準備してくれるとの事。でも電話で相談している最中にもサビの呼吸が止まりそう。近いとは言え10分はかかるだろう。このまま家で看取った方が良いのか?看取らせてくれるのか?とりあえず一旦電話を切る。あまり苦しまないで済むならこのまま家で‥と思う。携帯酸素が最後の2本になる頃にはサビの呼吸はだいぶ細くなっていた。でも最後の1本を使い切っても呼吸が続いている。酸素がないと少し苦しそう(もう意識はあまりなかったと思うけど)サビは結構体力があるから苦しい時間が続いてしまうかもしれないと思い近所の動物病院に電話で連れて行く旨を伝える。念のために病院の場所をネットで確認して‥とPCに向かって振り返るとサビの呼吸が止まってる!?近付くと後ろ足で耳を掻くように2回もがいた後、グーっと伸びて‥行ってしまった。本当にアッと言う間だった。しばらく信じられないくらいだった。とてもキレイな毛並のまま行ってしまった。考えていたよりは苦しまなかったと思う。発作が起きてから30分くらい本当に苦しそうだったのは最後の数分だった。2件の動物病院にお礼の電話を入れた。
2008年10月02日
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サビは昨日とさほど変わらず‥‥と書きかけていたのに(涙)2度目の発作が起きた。日中は昨日と同じように、輸液して、水飲んで、食べて、ヨタヨタ散歩して、寝て‥と比較的穏やかに(相変わらず目と鼻は利かず手足は麻痺したままだけど)過ごす。夕方に輸液して水飲んで流動食食べて、部屋に戻って歩き回って。あんまりヨタヨタ歩き回るので見かねた旦那が腕枕して添い寝。安心したのかしばらく静かに寝てた。そのうち口をクチャクチャして足を踏ん張りだしたので"トイレかな?"と思ったらヨダレを垂らしながら闇雲に歩き出し少し痙攣してオーオーと吠えるように鳴いた。おさまるまで1分くらいだったと思う。手足が麻痺してるからあまり動かなかくてそんなに危なくなかったけど、ちゃんと歩けてたら相当大変なことになっただろう。話しに聞くところの癲癇の発作とほぼ同じだと思う。癲癇なのか?おとといの初めての発作の時は運悪く1mの高さから落ちてしまったから発作が大きくなってしまった‥ってこと?今日の発作の後は比較的ケロッとしてて、夜もご飯を結構食べた。鼻が利かないからドライとか固形物は難しいけど流動食にすれば進んで食べる。お腹が空いているのかご飯の雰囲気になるとジッとしててくれなくて危ない(汗)流動食でまだ量の加減がわからないんだけど、もう少しあげてもいいのかも。とりあえず夜はやや多めにあげたので満足したのか、今は寝てる。明日先生に電話で相談してみよう。
2008年10月01日
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