全22件 (22件中 1-22件目)
1
蒼白き炎に似た それが ふつふつと わきあがってくる それは ほとばしりでて すべてが 蒼をおびる 蒼は ついには マグマの火色となり 憤怒の大河を 生みだしていく その河に かける橋はないのか
2022.02.28
魂は慟哭する 何人も 我が魂を支配することはできない たとえ、すべてを蹂躙され 支配されたとしても 魂だけは 渡さない 我が魂の支配者は 唯一 我である
2022.02.27
長い間 会いにいっていない 彼女は気にもしていないだろうが とても会いたいんだ 海上すれすれを飛翔する彼女をながめながら ちょっと甲高いあの声を聞きたいんだ 海をまとう彼女に会うために 今 フリーウェイにのる
2022.02.24
夕日がぽとっと落ちたあと 夜がぽとぽと落ちてきた 夜はじわじわ広がって 足もとが薄ぼけはじめている 落陽を追いかけて 西へ行こうとしているのか 夜の闇に消される前に 朝日を迎えに東へ走れ
2022.02.23
オオカミじゃなくても 遠吠えしたくなるような 赤い月がのぼった 月に吠える なんて したことはない が、月にむかって吠えたら きみを 呼び戻せるかもしれない また 逢えるかもしれない
2022.02.22
ふたたびの春がやってくるというのに 葉っぱが落ちていく まいにち まいにち なんまいも なんまいも 落ちていき ひとつの時代の終わりをつげる もういいかい もういいよ では、おさらばでござる
2022.02.21
高揚するこころに 落としあなあり アドレナリン過多に あやうさあり 月の光に ひやされて 銃口の閃光が きえる こころ もどる
2022.02.20
ちょっと先の未来は語れるが ずうっと先の未来は語れない ましてや 22世紀なんて けれど、 その世紀を 歩いてみたいものだ
2022.02.19
かろやかな足音と 鈴音のような笑い声がきこえてきた 大地は笑いはじめ みどりが頭をもたげる 沈丁花の便りはまだか と 風にきけども 風は 知らぬかお
2022.02.18
あなたのとなりで おなじ空気をすい おなじ香りを感じていたい 梅の香、水仙の香、春の気配 わたり鳥が北へ旅だち 春がやってきても 呼吸するように あなたを愛していたい
2022.02.17
空には いくが 海には もぐらない 山には のぼるが 地中には いかない 宇宙にむけては プラス思考で 地核にむけては マイナス思考 ちきゅうのまん中まで 引きずりこまれないよう 距離を すこし たもつ
2022.02.16
光ます日々に手をあわせる 光が一秒ますごとに 心のかげが うすれていく 光ます時間(とき)の中で きみを 想う ふたたび相まみえんこと を 欲す
2022.02.15
むじゃきな瞳のその奥に きみのかなしみ見えかくれ しかたないんだ 生まれたからにゃあ 切ってはらって 逃げのびろ
2022.02.13
ぐうんとのばした手の先の 輝きのむこうに金星が 地球人(ひと)は だあれも降りたたぬ、まだ どんな景色があるのやら 未知なる星に思いをはせ 心はずむ暁に 明けの明星が 今日も輝く
2022.02.12
とどかない思いがこぼれ落ち 大地にストンとしみこんだ とどかない思いは花になり お花畑を広げてく 風がつくる花波に 沈みたくって寝っころがる 波間から 宇宙がのぞく
2022.02.09
この時代のことを のちの時代の人は なんと呼ぶのだろう だれも知らない わからない 特別な呼び方もないかもしれない わかっているのは この時代を生きているということ 生きようとしているということ 時代は変わる どんどん変わる 今は、この時代を 生きるとしよう
2022.02.08
ひと握りの温もりが落ちていた あわてて拾う 土をていねいに払って 掌につつんでいると ほのかなる温もりが広がってきた 心身がにんまりとする 春がくる 春がやってくる
2022.02.06
流れ星のごとき それは 青白き光芒をひいて しずかに しずかに 消えていく 何人も とめることはかなわず 必定の非情を 知る いつか また も なし
2022.02.05
時は しんしん降りつもり 頭のてっぺんまで 時まみれ 時は ときおり冷たくて 体のしんまで 凍らせる しかたないから ひたすらに サニーサイドをさがすのさ 紫外線なんてなんのその 太陽に あっためられて ごくらく ごくらく
2022.02.04
あかるい朝日だ あいうえお いいこといっぱい あったらいいな とおい記憶の片すみの いつもの呪文をとなえると あかるい朝日のその中で つばさを黄金に光らせて カラスがひと声 カーと鳴く スズメはどこにいるのやら スズメのおやどは どこにある かまわず朝日は昇ってく
2022.02.03
どこかの だれかに とどいています 時空をこえ 時空をこえ かなたの かなたの
2022.02.02
ありがたいことに こうして元気にくらしています 大口あけて笑っています ごはんもおいしく食べています あなたのことも ちゃあんと憶えていますから 忘れてしまうときが来たとしても まあまあまあ と 苦笑いしてください ありがたいことに きょうも青空 にほん晴れ 冬の空が微笑みかける
2022.02.01
全22件 (22件中 1-22件目)
1