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きょうも夏空ひろがって お天道さまに灼かれども 未だにセミの声来たらず きっと地中は大騒動 あついあつい ハーフタイム・デー
2022.06.30
夏空まぶしきその下で ふきだす汗がながれこむ 口の中に海ひろがり 太古の記憶がよみがえる
2022.06.29
生まれおちたる瞬間より 生きるための競争はじまる 意識下にあるときも ないときも おのれと競い 他者とも競う われら 地球のいきもの、ひと
2022.06.28
夏風ふく朝、 ゆりかご揺れる 木を見あげる そうか、きみは もう いってしまったんだ
2022.06.27
大風にゆれる木にやってきた きみは ゆれにあわせて ゆりかごを編む 器用に編まれたその中から かわいい頭がのぞいている きみは無言で我をみつめ 我もまた 無言できみをみつめかえす もうしばらく ここにいるんだ
2022.06.26
逢瀬のなごりをのこした この部屋をでて 見知らぬくにへと旅立つ あの人も この人も あの山も この山も なごりおしき候 いと なごりおしき候
2022.06.24
とじたる空のすきまより さしたる光 ひと筋 みつる思いも ひと筋 水みつる田んぼには 蛙鳴く
2022.06.23
いつか きみが 人生の海にとびこみ およぎはじめるところを 見たいものだ その時の 空のいろと 風のにおいを おぼえておこう 間にあえば、、
2022.06.22
わが指を 小さき指でにぎりしめ 無心に眠る みどり児よ きみが見る 未来の空は 晴れているのだろうか きみがたどる 長い旅路の空は 晴れているのだろうか 晴れた空がたくさんあると いい
2022.06.21
しずかに しずかに 近づくその音 万端ととのえ 迎えうつため身がまえる けれども、あがりはじめた音量に 足はすくんで ふるえだす やっぱり、無理だ にげるとしよう
2022.06.20
この風が太陽のにおいをもつ ひと風であることを ねがう ながい風雪にたえた きみに あたたかなる寝どこをあたえる ひと筋の陽光であることを ねがう
2022.06.19
闇夜の深い森の奥にて ランタンがつくりだす陰翳をたどりゆく 夜のしじまは あらゆるものの息吹をとらえ ランタンの輝きは それを我にとどける 我はそれをすいこみ ふたたび生きる
2022.06.17
つづく つづく つづいていく つづく つづく いのちがつづく とぎれず たえず つづいていく ちきゅうのいのちが つづいていく
2022.06.16
小ぬか雨は 体にまとわりつき わたしを 湿らせていく 体温は うばわれて わたしは しだいに冷たくなっていく でも、あの雲をつきぬけると 太陽がまっていることを わたしは 知っている
2022.06.15
知らない風がふく 知らないくにの 知らないまちを歩く ただひたすらに歩く さあ、でかけよう
2022.06.14
のぼってく くだってく 決してまじわらない2つの坂を きょうも ひとり あるいてく どこまでのぼっていけるのか わからないから 気にしない ゼロまでおりたら さようなら
2022.06.12
カラスのぬれ羽をひろったムクドリ うれしそうに体をふるわせ 大空へ飛びたっていく ムクドリベッドの完成か ちょっぴりうれしい昼下がり ひろがる ひろがる ささやかなる しあわせ
2022.06.09
きみがおとした涙ひとしずく 湖面に波紋がひろがりゆく けれど湖水はあまりにひろく やがてそれもしずかに消えゆく 湖水にふたたび静寂もどり うつる望月 ほほえみ返す
2022.06.08
つゆ寒空がかなでる歌は だれかの憂うつと共鳴する それでも 田んぼは水位をあげ 稲は分げつをくりかえす つゆ寒空の その歌は 瑞穂のくにの ふるさとの歌
2022.06.07
外して歩いていく 萌えゆく草のにおい ぬれゆく土のにおい ただよう薔薇の香 食べもののにおい 建もののにおい 世界を吸いこんで まんぷく
2022.06.05
夜空の大輪に こころ、ひりひりする 太古をよびおこす大音響に こころ、ふるえる あたらしいものが、 確実に 生まれている 時は、決して とまってはいなかった
2022.06.03
その緑に魅せられて 迷宮に足をふみいれる 透明なるグリーンの世界に 道しるべなく 感覚だけをたよりに さまよう さがしているものは みつかるか このラビリンスから ぬけだせるか いつかかならず また青の世界に
2022.06.02
人間は、進んでいく 進んで 進んで いつか 老ゆるなり じぶん自身にたどりつけない と なげくことなかれ たどりつける人なんて いないんだ 最期の瞬間でも たどりつくことはない と おもっている
2022.06.01
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