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「ん?・・・あの時のヤツか。 まだ生きてやがるのか」以前とは違う様子にリューゴは戸惑う。「どうしたんだよ? 俺たちを助けてくれたじゃねーか」「まだわかってないの? あれはあなた達を利用しただけよ」その会話にタクティスも加わる。「リューゴ、あいつらはムルディに操られてる。 許してやってくれないか?」リューゴは納得して息を呑むと、「・・・そういうことか、なら、俺も協力したい。 あの時の恩を返してぇんだ」「わかった、ひとつだけ策がある・・・」タクティスはリューゴに耳打ちする。その向こうで姉弟のイラつきが少しずつ増していく。「いい加減、現実に向きやがれ!」リドックが駆け出すと、リューゴは迎え撃つ。交わる金属音にリューゴは笑い始める。「どうした?ついに、現実が受け入れられず オカシくなったか?」「そうじゃねぇ、あの時もそうだったじゃねーか。 相手の実力を見るために、こうやって刃を交じ合わせた」「あん時は捕まえるのが目的だったからな、 今度はくたばってもらおうか」リドックの刃が激しくリューゴの領域に食い込んでくる。その一つ一つを払いながら、リューゴは反撃の機転となるただ一点に集中する。リドックもまた隙を衝かれぬよう攻撃を繋ぎ、戦いは長引くような展開を示していく。「このあたりか・・・」おもむろにリューゴがつぶやき、一気に腕を振り抜く。「一槍連撃」辺りには鮮血が飛び散り、二人の動きが止まる。「リドック!」ミリュは泣き叫けんだかと思うと、急に卒倒する。「あ、姉貴っっっ」リドックもまた絶叫とともにぶっ倒れる。「ここまでは作戦通りだな・・・」「てめぇら、何しやがった!?」ムルディにタクティスが応える。「簡単なことだ。てめぇの洗脳を振り切るほど、 感情を高揚させただけだ もちろんあの血は事前に用意してたもんだけどな」「余計な真似を・・・」ムルディは苦虫を噛み潰す。
2011/04/24
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「どうした、もう策はないのか?」ルタリアードの声が響く。ムルディは軽く舌打ちすると、「なら、始めるとするか。 安心しろ、亡骸は跡形なく溶かしてやる」ついに戦いが始まる。序盤は論戦の勢いそのまま、ルタリアード部隊が有利に事を進めていく。その中で一つの影がルタリアードに迫る。「なるほど、奇襲か。まだ策あったんじゃねーか」「隙衝いたつもりだったんだけどな、だが・・・ 今だ、姉貴!」いきなり、もう一人が現れる。「チッ、ことごとく策士だな」「陛下、あぶないっ」「お、おまえら・・・」結局、奇襲は失敗したものの・・・「お前たち、生きてたんだな」タクティスが一人語りかける。「なに、上官ぶってやがる。 生憎、今の上官はムルディ様なんだよ」「すまない・・・。俺が命令さえしなければ、 こんなことには・・・」自分を責めるタクティスにミリュが言い放つ。「言ってることがさっぱりなんだけど? スパイしてたのはそっちのことだっわかってる?」「陛下、これは俺に預けてもらえないでしょうか? ・・・あいつらの足跡を見つけるのも この部隊に参加した理由でもあるのです」「わかった、無理はするなよ。 生きてさえいれば、また会うこともできる」「ありがとうございます」話がついたところで、新たな意味を持つ戦いが始まった。「絶対、俺が連れて帰ってやるから」中盤、秘薬の効果によりじわじわとムルディ側が押し返し始める。「さぁ、そろそろお終いか?」「まだまだ本気じゃねぇ」その頃、後方が騒がしくなる。「こっちでいいのか?」「てか、こんな奥まで来て大丈夫なの?」「・・・いまさら言うことじゃないような」「お、あれじゃね?」六人は戦線に突入する。「バズルタ?なんでここに!?」「陛下、微力ながら協力させてください」「こんなとこまで来て追い返せねぇじゃねーか、 てか、どうやってきたんだ?」バズルタ達は運よく開いていた門を通り抜け、ここまでやってきたという。「クハハハハッ、それが何よりの証拠。 今頃、試練の川は大混乱だろうなぁ」ムルディが笑い出す。そして、もう一人叫びだす男がいる。「サンウィリー姉弟!生きてたのか」
2011/04/17
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どうも、こんばんは最近ふとやる気?がにじみ出てきたように感じて、INしてみたら、ドロップ率が膨れ上がっていたので村正をごっそり手に入れましたおかげで円チャ不足ですけど・・・wそんなわけで、久方ぶりに倉庫をあさることになり、・・・・・・・いやぁ、でてきましたねサビた合エン(大量)2年前のパンプの名残放置されたままのジャキ腕素材・・・・・むーぅ、未だに封印腕が高い・・・まあいいかウノに在住できるようになったのは大きいですね密やかに狩っていこうかな、と思いますw
2011/04/16
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「あんな技使うかよ、普通」「普通じゃない、じゃない」吹き飛ばされていたカイルが起き上がると、「し、死ぬかと思った」その言葉を聞いてもマイアは「死にたくなかったら、私に歯向かわないことね」(こわ・・・、なんか前より磨きかかってない?)声に出ない想いが当たりに渦巻く。輪廻の川。空に浮かぶ島は雲ひとつない青空に包まれている。街には人が溢れて、なにやら人だかりが・・・。「なんだ?」そこにいる人に聞いてみると、「陛下がこの先の火炎の川で豚を倒したらしいぞ」「おぉ」「まもなくムルディも倒されるかもな」「そう簡単にいくか?」「そんなときのためにもこうしてみんな集まってんだ。 すぐ駆けつけられるようにな」陛下部隊は扉の番人“ウィックドピッグ”を倒し、奥への扉を目指していた。「こんなとこでお出迎えか」そこにはムルディら数人が待ち構えている。「随分と暴れてくれるじゃねぇか、 それもここまでだがな・・・」「テメェを倒して、モンスターの生成を止める!」「させると思ってるのか? この秘薬で撃ち払ってやる。な?ボルチェ」ムルディはボルチェを挑発する。「この野郎ッ!」ボルチェの突撃は幹部の一人に止められる。「全くもって、忍らしからぬ猪だな」「うるせってんだよ」「まぁ、そう生き急ぐなよ。 後ろを見るのも大事だぞ」しかし、振り返ったところで誰もいない。「いったい、何だってんだ?」不穏な空気が流れ、無音の状態になる。「わからねぇのか? 後ろが疎かになってるっつってんだよ」一同が息を呑む。「輪廻の川に大群を送った、 今行けば間に合うんじゃねーか?」ルタリアードは黙っていたが、ついに口をあける。「そんな策、とっくに想定できてんだよ。 後ろのやつらをナメんなよ!」
2011/04/10
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「とっととくたばりやがれェ」リューゴの渾身の斬撃が飛んでいく。「もう時間もないし、跳ぶね」跳ぼうとするマイアをバズルタが止める。「だってしょーがないじゃん」「そうじゃねぇ、氷で固めてやるから外すなよ」「誰に言ってんの? さっさとやっちゃってよ」氷と爆炎が次々と降りかかる。「ぐあっ、強力・・・」「た、耐えてください」スキルで補強したと言えどもカイルが悶絶しかける。「あ、危ない!」エルティオが駆け出し、前線へと向かう。「マジックドーム」カイルの元に駆け寄り、半球体の透明な壁が二人を囲む。「おい、大丈夫かよ」「な、なんとか・・・。術者中心の技だから」上からマイアも降りてくる。「うわっ、エルティオ?来てくれたんだ、ありがと」「気づくのが遅くて、ごめん」しかしまだ、戦いは終わっていない。「これって普通に出れるの?」「出れますよ」「最後の追い込みに行ってくる」「がんばってください」カイルが気を整えて外へ出る。マイアは周りを見ながら、「中からは攻撃できないんだよね?」「支援スキルしかできないです・・・」「じゃぁ、お願いがあるんだけど」エルティオはマイアの顔を見ると、「最後の一回でお願いします」「ありがと、ごめんね」マイアは準備に入る。「くそっ、間に合わねぇのか!?」「気を乱すな、失敗しても死ぬわけじゃねーんだ。 次また乗りゃあいい」「・・・・」いきなり上空から声がする。「だから、待ち時間が長すぎるっての!」マイアが最頂点に達し、弓を構える。「爆連弓!」一本目の矢を放った後、すかさず二本目の矢が放たれる。二本目の矢が一本目の矢を貫き、今までにない爆発が起こる。「ぬおっっ」リューゴ達は爆風に飲み込まれないように必死にこらえる。舞い上がった塵が収まると、辺りは戦闘の痕だけが残っている。「第三陣突破!これにて渡航再開いたします」船上は歓喜の渦に沸いた。
2011/04/03
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