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「出発いたしま~す。 全滅・時間切れの際はUターン致しますので、 皆様の健闘を祈ります」いよいよ空の旅が始まる。飛びはじめて間もなく、敵集団が現れる。「鳥部隊か!」「オレ達はここを片付けるぞ。 人多いんだから、ちょろちょろ動くなよ」各場所で順調に討伐が進んでいく。「第一陣終わった。これからが本番だ」続いて第二陣。「確かに、さっきよりは強いけど、 そんな大した事ないんじゃ・・・?」そう言いかけたとき、見たこともない影を捉える。「お、新種か?」気が逸っているリューゴは止まらず、攻撃の手が出る。「あ」周りから声なき声が漏れると、敵は光りだす・・・。「まさか、これって・・・?」リューゴが気づくや否や、野次が飛んでくる。「あーあー、これだから素人は」後ろの二人があからさまに厭な顔で睨みつけてくる。リューゴが反応するよりもはやく、バズルタが応える。「スキルかかった敵は片付けます。 ご迷惑おかけします」「簡単に言ってくれるじゃねーか、素人が!」周りの空気が乱れていく中、リューゴが吠える。「悪かったよ、すぐ片付けりゃぁいいんだろ!」リューゴ達が動き始めた直後、「喧嘩するヤツは下りろっ」と言う船長の声とともに、気がつけばカイヌゥスに。「おい、この始末どうしてくれる気だ!? 覚悟できてんだろうな!」いまだなお突っかかってくる男に、「上等じゃねーか、この野郎っ」リューゴは触発され、止められなくなる。「五人まとめてでもいいぞ、さぁ来い!」「原因は俺だ。俺のケツは俺が拭う」「なめてんじゃねーぞ、すぐ始末してやる!」
2011/02/27
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月日は流れ、世界は少しずつ変わり始めていく。ルタリアード率いる先行部隊は試練の川・勇士の川の制圧を終え、ムルディがいるであろう火炎の川を突き進まんとしていた・・・が、その時、訃報が届く。天灯の長・マルトロ逝去ルタリアードたちは急いで拠点へと戻ると、「平和になるのを見届けてほしかったが・・・」「陛下、悲しんでばかりではいられません。 それから、老師からの遺言がございます。 私達を国軍に加えていただきたい」ルタリアードは冷静を保ちつつ、「そうか、わかった。 それを含めて聴きたいことがある」一同は静まり返る。「皆、国軍として働いてくれないか」静寂は続いたが、ようやく破れる。「それに依存はございません、が・・・」その言葉にルタリアードはいち早く反応する。「野心持つ者は従わないだろうな」「わかっていながら、それでもやると言うのですか?」ルタリアードは先を見据え、「今は乱世。たとえ戦がなくなることがないとしても 少しでも未来に平和を繋ぎたい」「わかりました、我々は陛下に従います」特訓を経てリューゴ達は外の世界へと目を向ける。「そろそろ実戦と行くか」「お、じゃあ、輪廻の川行こうぜ」「気合入ってんなぁ。異論はねーけどな」目標が定まり、歩みを進める。カイヌゥスに着き、ナルシャ号に乗ると、「うわー、いっぱいいるなぁ」「輪廻の川が完全制圧されたからな。 それにしても多いな」武を極めんとする者たちが続々と集まり、息巻く船上を見回しているうちにアナウンスが流れる。「まもなく出航いたします。 死者が出ることがなきようお願いいたします」リューゴは昔を思い出し、軽口を叩く。「とか何とか言って何も出てこねぇんじゃねーの?」「気抜いてんじゃねーよ、出るんだぞここは」「マジで!?、そりゃ楽しみだ」リューゴは空を見つめる。「余裕ぶっこいてんじゃねーぞ」その言葉を聞いてなお、リューゴは笑う。「何がおかしい」「いや、確かめたくてしょーがねぇ」リューゴは力強く鞘を握る。
2011/02/20
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果たしてチームワークがうまくいくか不安を抱きつつ、程なくしてラグジュイが寄越した十人目が現れる。「オレはボルチェ。やるからにはマジだぜ」「ボルチェだと!?貴様がっ」一同が驚く中、一人声を荒げる。すぐさま空気が張り裂けそうになり、「落ち着けっ、これからは仲間なんだ。 パーティは二つに分けるが、 足の引っ張り合いだけはすんなよ」ルタリアードが慌てて仲裁する。これで選考部隊が勢揃いする。ルタリアード‐クロノス国王陛下ロイ‐王立防衛軍/副長オリガル‐天灯/訓練隊長タクティス・アンティカ‐下限の月/内政隊長ウォルキ‐上限の月/戦闘隊長スレンジア‐リステア/第三部隊長ティオール‐ドルク/後軍隊長ナルボア‐maturity/副長補佐ボルチェ‐Galaxy/右忍部隊長ガドロア‐ルタリアード軍/特別軍略補佐「皆、準備はいいか? 気合を入れ直すぞ」一方、ローリン邸地下室では激しい特訓が続いている。「あと少しだ、一気に行くぞ」「やった、倒したぁ」「一段落したし、休もうぜ」一同がほっと一息ついたのもつかの間、次の敵が現れる。「え、何で?」「何を休んどる、まだまだ足りぬわ」「ちょ、ちょっと爺さんっ」再び戦闘の渦に飲み込まれていく・・・。「そっち行ったぞ」「こっちも頼む」「クソッ、スキル掛けやがった」「仕留めるから、あっちお願い」時間はかかったが、ようやくクリアを迎える。「お、おわった」「腕がやべぇ、腕が」へたり込む一同にバズルタが顔を出す。「諸君、調子はどうかな?」「おあっ、帰ってきた」バズルタが見渡していると、見覚えのある顔が・・・「おっ、カイルじゃん。来てたんだ」「誘われたんで、お邪魔してます」「いやいや助かる」「前線はどうなった?」バズルタは詳細を話すかと思いきや、「先にやることがあるだろ?」と言うと、ポンッと一押しする。「ぬぉい!少しは休ませろっ」「文句言える元気あるなら十分だろ」そう言いながらバズルタ自身も加わる。それを見るなり、「全部やっちゃってくれよ」「てめぇも仕留めるぞ」バズルタの言葉にリューゴは押し黙るしかなく、「それでいい。さぁ、やるぞっ」
2011/02/13
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デュガーラの強大な力を目の当たりにして、重苦しい空気に包まれる。それを吹き飛ばすかのようにルタリアードが檄を飛ばす。「これから敵地に先行する! 守備のことを考慮した上で 適任と思う者を選出してくれ」「攻めては来ないのでしょうか?」当然の質問が飛ぶ。「転送機はやつらが破壊していった。 そのことから見てもしばらくはないだろう」さらに付け加える。「やつらはおそらく資金不足になってる。 今回の戦いで窃盗被害が多発した。 総額は大したことなかったがな・・・」皆が息を呑む中、「私に同行させてください」いの一番に声を上げたのはタクティスだ。「わかった、よろしく頼む」タクティスの名乗りを機に次々と適任者が決まっていく。そして、総勢九人の精鋭が揃う。「では、出立する。 何かあったらすぐ連絡してくれ」特攻部隊は輪廻の川を目指し、奥地の平定を狙う。が、ルタリアードがおもむろに、「ちょっと寄り道させてくれ」そう言って向かった先はウーノス城だった。「ラグジュイを呼んでくれ、陛下が来たと」程なくしてラグジュイが現れる。「これは珍しい、陛下自らおいでとは」「時間がない、簡潔に話すぞ」ルタリアードが言おうとすると、ラグジュイはそれを止める。「見当はつきますよ。 条件はギルド連盟に戻してくれればいいですよ」ルタリアードも笑って応える。「いや、連盟に戻っても居心地悪いだろ? これでどうだ?」ルタリアードは何かを差し出す。それは、国王の紋章が入ったバッジだ。「なるほどね、コッチのほうが居心地よさそうだ」「なら、よろしく頼むぞ」「こちらこそ、適任者を選び次第、 そちらに向かわせます」話し合いは早々に終わり、それぞれに散会する。「良かったのですか、あれで・・・」それぞれが応える。「あぁ、下に就けといたほうがよく見えるしな。 まずは後顧の憂いを絶たねーと」「陛下としての器か見極めるいい機会だ。 見合わねぇなら蹴落とすまでだ」
2011/02/06
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