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明日あたりは再び雪もよいの予報です。わたくしどものところはそうでもないでしょうが、ご苦労なさる土地のお方々はたいへんと存じます。でも不思議に天は平等と思うときがあります。何がそうとただいますぐには言えませんが、長い時間にはそうではございませんでしょうか。一寸先は闇、そんな言葉もございます。 今日はお知り合いの写真展へまいりました。表現といいますものは怖いものでこざいます、幸せ、喜びよりもそうでない実相の方が現れやすいものでございますね。表現のすべてはそうと思いますが、また、他者の気をひくものとも、またそれが「美」とも。 今日の一首 新宿のつばめグリルで食事してお笑ひを見て娘と別れたり 大崎瀬戸
2012.03.30
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四月が近くなりました。気のせいでしょうか、桜の蕾の蕾のような部分がふつくらしています。開きそめたらたちまちでありましょう。そして散るでしょう。しかしながら思い悩むことはない、その下をいつものように歩いていけばよろしい、そうしたらまた同じ景色に、何時かはあえましょう。そう思うのでした。 今日の一首 夕べは春となにおもひけむ血のにほひうすき抱卵の唖ほととぎす 塚本邦雄(『感幻樂』)
2012.03.29
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もう一度、一昨日の写真と同じ兎さんが出ると思います。この画が出まして、ここのところ注目です、この兎さんは大切なお一人のお方からいただいた兎さんでありましたようで、近頃ふわふわしておりまして、なすこと言うこと好きなもん順ということにしています。いえしているというのではなくて、なっているようでございますです。 そんなわけの幸せな自分であります。日々の生活には、こうなさねばならぬ、こうなさねば世の中さんにご迷惑をかいけるということがございますが、そのことはさすが承知しておりまして、人畜に被害のないところでは好き!!が第一の日頃でございます。世間様何卒この多分無害のわたくしのわがままをおゆるしくださいませ。かしこ 今日の一首 白珠は 人に知らえず 知らずともよし 知らずとも 吾し知れらば 知らずともよし 『万葉集』巻六 元興寺の僧の詠める
2012.03.28
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折に古書店で購う本に、いろんな人生模様を見ることがあります。いま、手元に持つ一冊にもそれがあります。この度はその本の請求書がはさまれており「毎度ありがとうございます。今後ともよろしく御願いします。」との添え書きも見える。「金額は1500円、送料250円、東京都新宿区の書店からのものです。日付けは63年5月10日。 その本をぱらぱら繰っていると「アインゼルドルフ君は僕にやさしく煙草をくれて、自分は「刺青」よりも君の「旅役者」のジプシイ・ライフの方がぴつたりくる。自分もツゴイネルの女を描いた事があるといつて、彼も寂しそうに比叡の紅い夕雲をみていた。彼はそれから二年ほどたつて、下加茂で狂死した。」というところが読めました。 下加茂は自分がかって住まっていたところでした。 今日の一首 人けふをなやみそのまま闇に入りぬ運命(さだめ)のみ手の呪はしの神 白蘋(啄木)
2012.03.27
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春の深夜なのでしょうか、毎年〃〃のことですのに、やはりうれしい気持になります。窓の外、この時間にカーテンを開きましても真の闇ですのに、ちょっと開けてみましょうか、そんな気分にもなります。 でも今夜はまだ石油ストーブを燈しています、上にかけているお湯がしゅんしゅん鳴っています。それ以外の音はなにもなし、わたしの好きな時間帯であります。熱いお番茶でもいかがでしょうか、ふと自分に問うてみて、そうすることにいたしました。 ところでみなさん、このブログの紙面にはどういうことをお書きなのでしょうか、自分はひたすらに書くばかりでご無礼をしております。でもこの深夜もってこいの道具?にて使わせていただいています。 何からも放たれた世界、場所と思いまして。 今日の一首 春の野にすみれ採みにと来しわれぞ野をなつかしみ一夜ねにける 山部赤人
2012.03.26
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「芸術作品は、その性質上解釈されるべきものではない。そこには解釈すべき何物もないのである。」わたしは机辺の書物に幾度か目をとめるこの一筋の言葉が好きです。その一筋のみを何度も繰り返し読んでいます。門前の小僧習わぬ経を読むとはこのことでしょうか、でもなんとなく楽しくて。 今日の一首 捉われの虎が卑屈に唸る声轟きわたるあわき状況 佐佐木幸綱(『動物園抄』)
2012.03.25
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今日は庭の樹を整えにきてくださった庭師さんと一日お話ししながら過ごしました。お話しし過ぎぬようにと注意しましたが、樹木にしろ岩石にしろ、言葉あることを教えられたりして、たのしいことでありました。 たしかに庭はもの言うところ、枝の向き、石の大小がその言葉です。実はわたしはいつも叱られています、我が家の庭の面積と灯籠の大きさの不釣り合いを。そうでしょうよ、でも貧乏している今だから仕様がない、アンバランスだからってわたしはその風景のよしあしよりも、先祖の形見が大事、何百年かの後にバランスのとれることにいたしましょうよ。 そういうこともたのしみだなあー、子や孫にも伝えなければ。現在、行きつけの或るホテルには、めっちゃ、やたらに灯籠、置物がちらばされています。ちょっと恥かしいなと思います。思えばあるより、無いほうがいいなと思ったりいたしまして。 今日の一首 木こり歌、鳥の囀り、水の音、ぬれたる小草、雲かゝる松。 橘 曙覧
2012.03.22
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なつかしい人の著書を読んでいます。わたしと同い年、何時でしたか、随分前のこと、学校の近くの街頭で出合いました。珍しく、初めてだったかも、誘ってくたさって喫茶店に入りました。 お互いに話さねばならぬことはなし、話は自然に歌のことになりました。彼とは同じ本によっていましたが、二人で会話したこともなかったのに。でも彼は紳士でした、わたしを傷つけずに上手に、いいえこころをこめて話してくれました。 わたしは彼はいま、淋しいのだなと思いました。その理由の大体のことはわかっていましたがわたしは何もいいませんでした。それが彼との始めての終りのデート?でした。その後は互いの本の誌上でしか知らず、やがて、いえ、何となし、誰からでしたか、彼の死を知りました。歌の関係ってそんなものです。 今日の一首 「さばかりの事に死ぬるや」 「さばかりの事に生くるや」 止せ止せ問答 啄木
2012.03.20
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楽しい結婚披露宴でした。裏手には厳しい山脈を控えて、回りは茶畑、田んぼ、その真ん中にあるゆえになおさらに小さく見えるカフエ。お嫁さんもお婿さんも自分の好みの作品を、二人にしか現せない「もの」をつくる作り屋。それで生活していく、いっている男と女の二人です。 私の濃ゆい血縁ですから、これからあじわっていくであろう苦労は目にも舌にもわかっています。帰路は長距離バスで山を越えて、自分の住む市中へ入ったところあたりで下車、東の大路を北へ北へと帰りました。たのしかったです。 今日の一首 電信隊浄水池女子大学刑務所射撃場塹壕赤羽の鉄橋隅田川品川湾 茂吉
2012.03.20
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明日の朝は5時過ぎには出なくてはならないので、いまから緊張しています。ところでここ暫らく、何かと思い深いことの、考えてみれば生甲斐?のあるような日々でありました。悲喜こもごもそうでありました。そうであるところの自分を幸せと思います。 写真機を持って行こうかな、そんなことも考えています。伊勢の国の山際にいる娘夫婦の子供の婚姻披露パーテーが田んぼの中の一軒家のティールームで行われます。わたくし紅い昔のとっときのスーツをまとってまいりす。 ひとえに感謝いたします。 今日の一首 くさむらに立ちたる百合の蕾固し古風なる祈願の姿たもてり 葛原妙子(「未知」より)
2012.03.17
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今日の夕暮は、なんとなく暇があって、本棚をまさぐって昭和二年刊、辰馬六朗著「近畿の名跡」という書籍を書棚から引き抜いてきて読んだりしています。 実は先日、或る三人と京極あたりをぶらぶらしていました。わたしは六角下るまで来てなんとなく左手裏の泉式部の墓に立ち寄りました。昔は京極今出川にあったのをうつしたもので、阿弥陀及び二十五菩薩が墓石に刻まれています。何故か歯の痛みに霊験ありとかで、参詣者が多いとか、わたしはその所以は知りません。 当ても無く歩いていますと、何に思いついて行き当たりますやら、一人は知らなくてびっくりでした。そうでしたか、まああ、良かったと思ったことでした。 今日の一首 魂(たま)あへぎ一生(ひとよ)の道を定(き)めたりしその日も空に松は蒼かりし 五島美代子
2012.03.15
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提出した原稿に、また一字、挿入の依頼をしました。ごめんなさい、遅れた上に二度までの訂正、一人前の筆者ならいざしらず、でも、同じ引き受けるならとのお心栄えかいざ知らず、貴女の計らいにどれだけ感謝してよろしいかわかりません。 それに貴女の笑顔を思います。それには貴女のご家庭のよさを思い諮ります。ありがとうございます。あしたからいま一つの原稿にかかります。お笑いになる方もおありでしょうが、これがわたしの貧しい一汁一椀の糧に存じます。 思い返せば幸せなことにて。 今日の一首 椿の花落ちて腐れし泥の窪ミノタウロスの落命おもほゆ 葛原妙子(『薔薇窓(瞳)』)
2012.03.14
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たったいま、ダルビッシュの投球をたまたま見ました。関心がなかったわけではありませんが、わざわざ見ることはありませんでした。何の関係もないことですが、今朝の小さな出来事です。しかし、また見てみましょうかと思っています。 さて、いま朝の6時過ぎ、次の日曜にはわが駅を午前7時10分に出発する列車に乗らねばなりません。そのためにいまから準備の気持を持っています。変な言葉使いでしょうか、こうなりました。 そのため整形医院へも今日は行きましょうかなど、平素の自分にはない準備万端の自らへの配慮ではあります。さて、またいつかの朝、ダルビッシュを見る事を楽しみに。何か教えられそうな気がいたします。 今日の一首 闇に手をくらげのように泳がせてとらえしものの持つ血のぬくみ 蒔田律子
2012.03.14
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夜深けです。もう明日というべきでしょうか、そんな今日に書いています。何かさみしい夜中です。ほんとうに夜中です、字のとおり夜の中です。 ちょっとしばらく作文をしていました。題は「わたしたちの潺湲亭」です。ややこしいですが、その邸がまだ潺湲亭にならないまでのお話しです。子供のころのお話です。書くことはいいですね、自分の思うとおりの世界が作れます。でも書くことはこわいこと、でも、何事がありましても、はい、わたしが書きましたと申しあげればいいのですから。 今日の一首 明わたるそらものどかにはるたつとおもへはかすむ四方の山のは 梶女
2012.03.12
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お仲間で歌集を出す人がありまして、今日はそのことで、準備にでかけてきました。素的なタイトルで、素的な肖像画がはいります。素的な、本が出来ますよ。 帰路は京極通りの東裏、泉式部やら、たくさんのお墓がある墓地?を拝んで、有名な鰻のまむし、人によっては「どんぶり」といいますを、いただいて帰りました。 おたのしみ、おたのしみ。 今日の一首 尖あかき春芽のちから身に感じ深夜の坂をのぼるひたすら 杉原一司
2012.03.10
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わかりやすく書くこともいい、とはどういうことだ、何だか人様にちょっと無礼な気もいたします。 ごめんなさい、わたしはやっぱり、自分にわかるようにしか書けません。そのときそのときの真実で。ちょっとパソコンの具合が悪くて、いまメイルがうまくいきません。それで通信など、また原稿も手書きにしています。手書きにするとまた自分の文章が変わってきます。いろいろと日々はあたらしい恐怖との追いかけっこです。 今日の一首 いかにせむ、ゆづるは絶えぬ、矢は尽きぬ、つるぎは折れぬ、馬もたふれぬ 落合直文
2012.03.08
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もう消さないでください、誰かさん。わたしが悪いのでしょうけれど。 昨日はデパートへ、靴箆を買いにゆきました。靴箆だっていろいろあるのですね。あたらしい勉強になりました。これからはよそ様のものを簡単にお借りしないようにいたしませんと。 よそ様へのお届けものはいいものにいたしました。靴箆を買いに行ったのは初体験でちょっとびっくりしました。自分も欲しくなって携帯用を一つ買いました。まったく初体験です。でもなんですか嬉しかったです。 ところで春ですね、庭の明るさが見えます。さあ、藤のつるがのびだしますよ、つるつると蛇のように、蛇より早く。 今日の一首 人もなきむなしき家は草枕旅にまさりてくるしかりけり 大伴旅人(『万葉集』巻三)
2012.03.07
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雨ですけれど、春の気温ですね。うっかりしていますと、季節が過ぎ歳月がゆきさります。今日はコンビニのまえでこけて、かっこ悪いこと。自動車の停止地点表示に足をひっけけたのです。あれは下手な運転手には必要かも知れませんが危ないですね。なんとかなりませんかしら。これから、同じコンビニへいくの止めましょう。 でも今日は私どもの集会の会場の予約をして、他所の靴べらを壊した弁償の靴べらを買って、いろんな始末が出来てほっとしたのですが、ころんじゃいましたけれど。 今日の一首 春の野にすみれ摘みにと来しわれぞ野をなつかしみ一夜ねにける 山部赤人
2012.03.05
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いま、お大根を炊いています。そのようなこと書くことではないでしょうね、でもこの一行が今日のわたしのブログはじめです。この一行が、自然な思考の時間なんていってみましたが、何も出ません。 そうでした、今朝何にもないのにぼんやりしてることは、昨日、書き上げた三枚の原稿をこれから郵便局へ持っていこうとしているからです。ありがとうございます、一人の友、わたしのために一枚の原稿でも書かせてやろうとしてくれた友でした!!。 下手だからなんていうのは、ほんとうに苦しんでいないから、何事も人生も。 今日の一首 むかし思ふ草のいほりのよるの雨に涙な添へそ山ほととぎす 皇太后宮大夫俊成
2012.03.04
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昨日は自分の町を離れて農業を主とする地へ行ってきました。月に一回行くことになっています。日本海に近いところですから、雪はまだありました。 小さな山がたくさんあります。その一つ一つが田や畑の中にぽつんぽつんとあるのです。里山と呼ぶべきでしょうか。美しい風景です。そして人も皆、美しいところといいたいです。帰路は電車のなかでは、何故ですか、やすらかに眠りました。終点のわが町まで。 帰るということもまたいいことです。わたしはここで生まれここで死ぬようであります。あっちもこっも好き、でもわたしはやはりここが好き、自分のベットと机がありますもの。 今日の一首 暗き手の出でて凍(し)む夜のひとところ灯ともるようよう(・・・・)操りゐたり 葛原妙子(「薔薇窓」より)
2012.03.03
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寒いということが、今年の冬は思い込みにあって、今日は少し着膨れて外出して、ショールなどお荷物になってしまいました。もう春なんですね、桜の花芽も小さくて硬そうですけれど、はっきりとしてきました。立ち上がらねば、季節に遅れます。 この冬、うれしいこともありましたけれど、大きな悲しみもありました、でも、考えてみますと、悲しいことってなんですか、越えられない悲しみって、無いのかも知れませんね、そんなとき、あれっというような自分を発見しますから。 今日の一首 しのばれぬこゝろの色をそれと見よ雪まにもゆる野邊のわかくさ 梶の葉より
2012.03.01
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