全10件 (10件中 1-10件目)
1
今巻は、表紙にWarspite。 わたのれさんの作品にWarspite。 そして、夏見こまさんの作品にもWarspite。 特に、夏見さんの作品の、金剛とのお話はイイですね。 わたのれさんの作品には、Warspiteだけじゃなく、 Bismarckのお手伝いでPrinzも登場。 森永キミさんの作品では、Zaraと共にメインを務めています。 この秋、我が艦隊にやって来た艦娘たちが活躍してるのは、嬉しい限り。その他、渡会けいじさんの作品の翔鶴・瑞鶴姉妹、あららさんの作品の潜水艦たちと五十鈴、ふでちんさんの作品の涼風と五月雨、そして定番、おきぬさんの作品の加賀と瑞鶴のお話も良かったです。全体的にレベル上がってきた感じですね。
2018.10.28
コメント(0)
今巻で印象に残ったのは、夏見こまさんの作品。 鳳翔と伊401、まるゆが登場するほのぼのとしたお話。 そして、プレジ和尚さんの作品は、青葉メインのお話ですが、 乙女チックで、とっても良い締めくくり。 また、わたのれさんの作品には、秋月型姉妹たちが登場。 我が艦隊に「初秋イベント2018」でお迎えした初月も頑張ってます。 そして極め付きは、おきぬさんの作品。 加賀と瑞鶴の鉄板コンビのお話ですが、これはイイです! ***さて、鎮守府秋刀魚祭りも無事終わり、我が艦隊では、初秋イベでお迎えした艦娘たちを現在鋭意育成中。NelsonとWarspiteは将来の中軸候補で、ZaraとPrinzも期待大。Gotlandはどうかなぁ……。
2018.10.27
コメント(0)
超高齢社会になった日本。 街を歩けば、高齢者の姿をあちこちで見かける。 どこに行っても、高齢者だらけ。 ところが、多くの人が、その高齢者のことをまるで分っていない。 昔は、三世代同居というのが当たり前だった。 人々は、幼少の頃から、高齢者と共に日々を過ごしていた。 年寄りとはこういうもので、こういう風に接すればいいということを、 誰もが実感として持ちあわせ、その対応も手慣れたものだった。ところが、現在はまるで状況が違う。昔より高齢者の数は増えたものの、多くの人たちは、その人たちとは切り離された場所で暮らしている。そのため、その実態をまるで分かっておらず、いざという時に愕然とする。それは、高齢者と共に行動したり、共に生活することになったとき。あるいは、高齢者と関わる仕事に就いたとき。さらには、自分自身が高齢者になったとき。そんなとき、慌てずに済むようにするため、本著はうってつけの一冊。都合の悪いことは聞こえないふりをする。突然、うるさいと怒鳴るのに、自分は大声で話す。同じ話を何度も繰り返し、過去を美化する。そんな高齢者の行動の理由が、第1章に示されている。第2章以降でも、高齢者によくみられる12の行動の背景を、次々に解き明かしてくれている。「いじわるだなぁ」「迷惑だよ!」「見ていて怖い、心配……」と感じていたことが、「そうだったのか!!」に変わること間違いなし。
2018.10.27
コメント(0)
宮坂のロングフィードで、栄泉船橋の守備に変化が。 そこで生じたミスパスに、周防が飛び込むと相手が思わずイエロー。 フリーキックは、周防が直接ゴールに突き刺して2点目。 しかし、ここから栄泉船橋の10番・国府妙が本領を発揮する。 インターハイ関東予選で久乃木が敗れたのは、彼女の存在故だった。 前半残り8分となったところから、秘匿兵器のツインテール出動。 続けざまに、個人技で相手ディフェンスをぶっちぎり2ゴール。 瞬く間に、ゲームは振り出しに戻る。前半終了間際のループシュートは、GKが何とかはじき出してホイッスル。久乃木は後半残り15分から、国府が本性を現し逆転負けを喫していたが、ワラビーズは前半で、既に切り札を引っ張り出すことに成功していた。深津は、ハーフタイムにチームとしての対策を練り、後半戦に突入。その対策の1手目は、越前佐和を国府にぶつけ、数的優位を作り出すこと。 紅白戦で ガサツやブアイソとマッチアップしてるだろ 練習通りやりゃいいさ あの10番は ガサツよりちょい上手いだけだ 違います!! ノンちゃんの方がすごいです!! ノンちゃんは 日本一です!! じゃあ 証明してこい 10番をおさえて 恩田が日本一だと証明してこい - はい周囲の心配をよそに、深津の読み通り”狩りとる者”越前佐和は、デビュー戦でその真価を発揮。そんな彼女の力を見極めていた深津に比べ、自身は何と見識が低かったことかと、能見は深く恥じ入る。それでも、国府は個人技でDF陣を振り切って3点目のゴールを叩き込む。遂に、栄泉船橋がリードを奪うことに成功。そこで、深津が繰り出した対策の2手目は、出ましたノンちゃん、ポジションチェンジ!! ***益々盛り上がってきましたねぇ!とってもイイ感じです。でも、続巻は来年春の発売とのこと。まだまだだなぁ……
2018.10.21
コメント(0)
正真正銘、再生医療で作られた部位を移植した世界初の心臓。 環の心臓の弁は、ナノファイバーによって作られた骨格細胞が使われていた。 毛細血管の一本一本までも完璧に再現された心臓弁。 それを手作業で作り上げたのが、崇の祖父・秋光正。 人工物で置換の利く部位に、手のかかる再生医療で作ったものを用いたのは、 環の体が、再生医療の実験台として使われたということを意味していた。 米国は、再生医療によるその手法が現実的でないと判断し、梨世を切った。 そして、梨世は曹から命を狙われる状況に追い込まれ、秋光家に匿われる。その頃、環は周囲に対し笑顔を見せるようになる。それは、母・真琴の生前の動画を何度も繰り返し見直し、真似し続けていた結果。環にとって「クジラ狩り」は、限界を迎えつつあった。梨世は崇に、再生医療の確立を急ぐのなら、曹と手を組むのが現実的だと告げる。一方、桜田は職場復帰を前にリュウに誘き出され、殺されかかる。その最中、「プティシャトン」事件について口にしたことで、一命をとりとめる。それを知った廣瀬は、中東・亡国にいる英琢磨と連絡を取り、リュウの存在を突き止める。 ***スタート部は、一読では理解できないほど、結構難しかったです。行為中に、あんな話を出来るのも、なかなかのものですが……。それと、廣瀬が琢磨の所在を知っていたのも驚き。なかなか、予想外の展開の今巻でした。
2018.10.21
コメント(0)
インターネットの普及により、 私たちは、情報を「大量に、手早く、手軽に」入手することが可能となった。 が、膨大な情報の中から、真に必要で重要なものを入手することは容易ではない。 そこに質を求めるのなら、なおさらである。 そして、アウトプットというものは、情報入手の容易さに比例するものではない。 もちろん、インターネット上での発信の手軽さは、飛躍的に向上したが、 そこに溢れかえっている情報の中から、 自分の発信した情報を探り当ててもらうことは、容易ではない。本当に重要な情報は、誰もがアクセスできる場所や方法で、そんなに簡単に手に入れられるものであろうはずがない。また、世の中に求められるような情報を発信しようとするならば、他には見られない、オリジナリティに溢れるものを創造する力量を要求される。 ***さて、本著は「アウトプット」について述べた一冊である。第1章の小見出しは、「日本の大人はアウトプットが不足している」「相づちはアウトプットではなくリアクション」「インプットはもう十分に足りている」というような感じ。続く第2章のタイトルは「書くアウトプットがいちばんラク」で、サブタイトル「書ければ、必ずお金になる」に続く。小見出しは「簡単に書け」「800字と思うな、100字×8だと思え」「媒体を意識せよ」「都都逸調にリズムを整えよ」等々。そして、第3章「やるほどうまくなる!話すアウトプット術」のサブタイトルは「説得、プレゼン、雑談のコツ」。 文章もそうだが、しないでいると、 みるみるうちにそのスキルが低下していってしまう。(p.86)この部分は、大いに頷ける。書くことも、話すことも、サボっていると忽ちレベルダウンしてしまう。 NHKのアナウンサーの読む速度は、1分間に300文字と言われている。 プレゼンでもこれにならい、1分間で300文字のペースを目指したい。(p.106)私はこれまで、1分間に400文字が標準的な速度だと思っていたので、正直驚いた。これは、かなりゆっくりな速度だ。しかし、「早口になり、聞き流しを誘発する」ことは防げる。話し手も、ゆとりをもって、落ち着いて話をすることができそうだ。 私には、この第3章が最も有益な部分であったが、第4章『印象を操作する「見た目」のアウトプット術』第5章『インプットするなら「知識」ではなく「技法」』第6章「アウトプットを極上にする対話術」も、それぞれ面白かった。
2018.10.21
コメント(0)
いよいよ今夜、TVドラマ『下町ロケット』が始まります。 阿部寛さんを始め、前回から引き続いての登場となる方も多く、 多くの視聴者の期待を集めているようです。 と言うわけで、今回もドラマが始まる前に、ちょっと予習で読んでみました。 ***「帝国重工」では、3年前買収した米原子力会社の資産不正計上が発覚、今期損益見込みが2千億円の赤字となった。その米原子力会社買収を主導した藤間社長は、来期での退任が決定的となり、彼が推し進めてきたロケット打ち上げ事業も、存亡の危機に晒されていた。一方、佃製作所には大口取引先「ヤマタニ」から、農機具の新型エンジン採用を白紙の戻すとの連絡が入る。その背景には、低価格でエンジンを供給しようとする、近年経営改革に成功した「ダイダロス」という企業の存在があった。そんな折、経理部長・殿村の父親が病に倒れ、殿村は、実家の農作業を代行することになる。そんな殿村の応援に駆けつけた佃は、そこでトラクターの運転をしている際、トランスミッション事業への参入、まずはそのバルブを製作することを思い立つ。佃は、まず、トランスミッション・メーカーの「ギアゴースト」と折衝。そこは、かつて帝国重工で機械事業部に勤務していた社長の伊丹と、帝国重工で天才エンジニアと呼ばれていた副社長・島津が経営するベンチャー企業だった。そして、そこで使用されるバルブは、大森バルブから納品されていた。伊丹は、次期のバルブ採用をコンペにし、佃製作所のバルブに最終決定したことから、大森バルブの恨みを買うことに。さらに、大手トランスミッションメーカー「ケーマシーナリー」から、事業の中核を担っている製品について、特許侵害があるとの通知を突きつけられる。 ***特許侵害については、前回に引き続き、顧問弁護士・神谷が大活躍。そして、伊丹と「ダイダロス」社長・重田の間には因縁の関係が存在し、そこには、帝国重工次期社長候補・的場にも深く関わっていたことが判明します。先日出版された『ヤタガラス』では、その辺りが焦点になっているのでしょう。と言うことで、今回も前半が本著『ゴースト』を下敷きとしたお話、後半が『ヤタガラス』を下敷きとしたお話になるものと思われます。『ヤタガラス』をいつ購入し、読むのかは、現在思案中。『半分、青い。』のように、ドラマが終わってから読むことになるかなぁ。
2018.10.14
コメント(0)
映画が9月に公開されましたが、まだ観ていません。 キャスティングも、主人公を有村架純さんが演じていることしか知らないまま、 本著を先に読んでみました。 なかなか面白いお話でした。 ***舞台は、フニクリフニクラという喫茶店。その小さくて古風な喫茶店の、ある席に座ると過去に戻ることが出来る。ただし、そこには色々なルールがある。そして、過去に戻っても、現実が変わることはない。その席には、いつもワンピースを着た20代そこそこの女が座っている。その女は、かつて過去に戻ったものの、時間制限を守らず幽霊になってしまった。その女を、その席から無理矢理動かそうとすると、呪いに襲われる。その女は、1日に1回トイレに行くので、その隙にその席に座るしかない。結婚を意識していた男性が、突如渡米してしまった二美子。若年性アルツハイマーで記憶を失った夫を、看護師として支える高竹。自分の代わりに老舗旅館の若女将となった妹を、交通事故で失った平井。そして、病のために出産をしても、自らの命は危ぶまれる計。このうち、計だけが未来へ、他の三人は過去へと移動する。その移動のきっかけとなる、コーヒーをカップに注ぐのが主人公・数。「コーヒーが、冷めないうちに……」と、時間制限を囁いてから。即ち、このお話の真の主人公は、過去・未来へと移動した4人。 ***と言うことで、映画も本当の主演は有村さんではなくて、波留さん、薬師丸ひろ子さん、吉田羊さんということになるのでしょうか。なお、映画では、計のお話は描かれていない様子。他にも、当然ながら、原作との相違点はあるでしょう。
2018.10.14
コメント(0)
「どこかの誰かの成功体験や主観に基づく逸話ではなく、 科学的根拠に基づく教育を。」 教育経済学者である著者は、冒頭でこう述べます。 とても納得のいく言葉です。 第2章「子どもを”ご褒美”で釣ってはいけないのか?」 第3章「”勉強”は本当にそんなに大切なのか?」 第4章「”少人数学級”には効果があるのか?」 第5章「”いい先生”とはどんな先生なのか?」といった興味深いテーマに、 著者は、エビデンス(科学的根拠)を示しながら答えていきます。しかし、しばらく読み進めると、そこに示される数々のデータに、ちょっと首を傾げたくなってきます。それは何故かと考えてみると、思い当たりました。それらのデータは外国のものばかりで、日本のものがないのです。そのため、「外国で、その時に行われた実験ではそうだったかもしれないが、それは、日本でも同じなのか?」とか、「実験を行う時期や年代、国や地域が違えば、結果も違って来るのではないか?」といった疑問を感じずにはおれないのです。異なる時期・年代で、異なる国・地域で行われた実験結果が一致するならば、それはかなり説得力を持つものとなりますが、そうでなければ、「この時だけの結果ではないか?」という疑念を拭えません。どれほどの再現可能性が見込めるものなのか、誰にも分からないのですから。それというのも、教育現場においては「実験」を行うことが難しいからでしょう。多数の子どもたちを、その実験に巻き込んでしまい、その期間に行われた教育については、事後に修復するわけにはいかないのですから。それは、日本でも外国でも同じです。その困難さは、著者も本著の中で繰り返し述べており、特に、日本国内での実施については、かなりハードルが高いようです。しかし、それでも、「科学的根拠に基づく教育」が必要だと、私も強く思います。「どこかの誰かの成功体験や主観に基づく逸話」に左右されていてはダメです。それでは最後に、私が本著の中で特に興味深かった箇所を示しておきます。 私たちが期待しているほどに、 学校の資源は生徒の学力に影響を及ぼしていないかもしれません。 そうだとすれば、学力テストの県別順位は、 単に子どもの家庭の資源の県別順位を表しているにすぎない可能性もあるのです。 (p.120)あくまでも、「可能性がある」ということで。 学力には、家庭の資源と学校の資源の両方が影響を与えており、 そして家庭の資源の影響はかなり大きい-このことを正しく理解せずに、 学力テストの結果を学校名とだけ紐づけると、 本来学校や教員が負うべきでない責任を、彼らの責任にしてしまいます。 これでは、正しく学校や教員にプレッシャーをかけ、 学校間や教員間での健全な競争をもたらすことにはなりません。 むしろ、有害である可能性すらあります。(p.124)当たり前のことを、普通に書いているだけだと思いますが…… ある子どもを、他の子どもや集団と比較するのではなく、 過去のその子自身と比較して 昨日より今日、今日より明日と伸ばしてやれる先生こそが、 「いい先生」なのです。(p.147)これも、納得。 これまでの海外における研究蓄積をみる限り、 「給与を上げる」「研修を受けさせる」「免許制度を撤廃する」という 3つの選択肢の中では、教員免許制度を変更し、 能力の高い人が教員になることの参入障壁を低くすることが 有力な政策オプションなのではないかと、私は思っています。(p.158)「教員免許更新制」について、改めて考えさせられる提言でした。
2018.10.08
コメント(0)
カスタマーレビューを見ると、否定的な意見が目立ちます。 「発達障害」と「少年犯罪」の因果関係について述べた著作でありながら、 著者や特定の人物による主観のみで論が展開されており、 その科学的根拠がきちんと示されていないではないか、というものです。 そのため、読者に「発達障害」に対する間違ったイメージを広げ、 「自閉症スペクトラム」「虐待」「犯罪行為」の間に、 誤った関連性を認識させてしまう悪書であると。 そういった意見も多数あることを踏まえて読むならば、読むに値する一冊でしょう。第2章の「自閉症スペクトラム障害は、ここまでわかってきた」や、第3章の「虐待は脳を破壊する」は、分かりやすく記述されており、こういった知識を持ちあわせていない人にも、読みやすいものです。ただし、先述した通り、その記述に否定的意見を持たれている方も存在します。そして、私が本著の中で最も興味深かったのは、第5章の『矯正施設から始まった画期的トレーニング「コグトレ」』。これは、社会面を強化する「認知ソーシャルトレーニング」と学習面を強化する「認知機能強化トレーニング」、身体面を強化する「認知作業トレーニング」の3つから構成されるものです。これは、宮川医療少年院で始まったものですが、児童自立支援施設だけでなく、一般校でも導入されており、その様子が、第6章「教育現場での取り組み」に記されています。その実践校で指導に当たっている教諭の言葉は、とても重たいものでした。 彼らは通常学級ではお客さん状態なんですよ。 何もわからない、何も聞き取れない、 何も手につかず身にもならないまま大きくなっていってしまうってことがあるので、 それが問題だと常々思っていました。(p.179)指導を必要としている子どもに、適切な指導を行う。そんな当たり前と思えることが、実際には行えていない。それには、様々な理由が存在するでしょう。それでも、そこに踏み込んでいくためには、次のことが大前提になると思いました。 心身ともにまだ成長期にある子どもが発達障害をもっている場合、 最優先すべきことは、子どもの「できない」に 真っ向から立ち向かってあげることではないかと私は思う。 確かにわが子の発達障害をありのままに受け入れることや、 周囲の人たちにそれを隠さないことは大きな勇気が必要である。 子どもが安心して自分の不得手なことと向き合い、受け入れ、成長を促すためにも、 私たち大人がしっかりと子どもに向き合う覚悟をすることが大切だと、 改めて感じさせられた。(p.189)
2018.10.08
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1