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時間の陥穽419 地球から観測可能な宇宙が「地球を中心として」は、実のところは半径約465億光年であるとされ、直径だと約930億光年。此れはガリレオ・ガリレイが「天動説」を否定して「地動説」を唱えたように、人類の身勝手感だありイカサマっぽい赴きがあります。実のところは「宇宙の中心」は不在とするのが現代宇宙論です。宇宙に中心が存在しない理由とは、ビックバンの開始地点としての宇宙の中心の定義と特定の場所としての宇宙の中心の不在があるからです。現代の宇宙物理学における基本原理の一つとなっている宇宙原理においては、大局的な観点における宇宙空間は、凡そどころか全てに、いたるところで、一様的かつ等方的であるとします。観測可能な宇宙空間の内部にあっては、現代宇宙論や観測物理学の立ち位置では、宇宙の中心や端といった特別な位置や方向といったものはどこにも存在しないという考え方が示されていいます。一見、矛盾したように思える此の思考も、我々が風船の各処に黒点を印して膨張させれば、一応の解釈は得られます。然し乍ら、宇宙における中心や端の存在の有無について考えていくためには、先ずは、その前提として、そもそも、宇宙の中心とは具体的にどのような地点のことを指すのかということについて、あらかじめ厳密に定義しておくことが必要になります。哲学・思想ランキング
2021年02月28日
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時間の陥穽418 此処では宇宙を構成する大規模構造は、何処また何処まで続いているのかを問います。現状理論では地球から観測可能な宇宙は、地球を中心としては半径約465億光年であるとされ、直径だと約930億光年としています。我々の実感するキロメートル換算では、此処では宇宙を構成する大規模構造は、何処また何処まで続いているのかを問います。現状理論では地球から観測可能な宇宙は、地球を中心としては半径約465億光年であるとされ、直径だと約930億光年としています。我々の実感するキロメートル換算では、半径:4650垓km(465,000,000,000,000,000,000,000km)だとされ、直径: 9300垓km(930,000,000,000,000,000,000,000km)我々人類の距離感覚では捉えきれません。参考に2014年時点で観測できている地球から最も遠い天体は、MACS0647-JD という名の天体です。正体は未だに不明ですが、恐らくは宇宙の極う初期の頃から存在する銀河だとされ、地球からの距離は、約319億光年です。此処に大きな疑問が浮上します。我々が宇宙観測物理学で聴聞・見聞するところの現在宇宙は宇宙は138億年前に始まったのではないか、其のことから導かれるのは、それは現在、我々を中心として約464億光年の半径を持つ球ということになる筈だということです。哲学・思想ランキング
2021年02月27日
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時間の陥穽417 タイムマシーンは創造し得るのかと問われれば、過去の時間については、唯々見るために観測するだけならば、光の速さのスパンを考慮すればタイムマシーンを使わなくとも我々人間は日々其の現状を受け入れ把握しているとも云えます。地球上で感覚を持つ生命体及び我々人間を含めた何らかの視神経を持つ生命体は、現時の世界環境が世界の過去の環境にどっぷり浸かったものであることを意識しないで過ごしています。但し、人類が過去の世界に現実に行けるのかと問われれば、見るのと体験するのとでは大違い、数ある困難が待ち構えます。此処では一応、過去に戻るのはさておき、未来に行くことは理論上可能だと答えます。アインシュタインの特殊相対性理論を思い出してください。運動する物体の速度が大きければ、時間は遅れるようになります。つまり、光の速度に近い宇宙船に乗って宇宙を旅すれば、地球に帰還したときには、地球上では未来になっています。「地球にいる人の経過時間」と「運動する物体の経過時間」との関係は、光速を とすると、「運動する物体の経過時間」と「地球にいる人の経過時間」に相違が現れるからです。然し乍ら、此のタイムトラベルは自分の経過時間のであった筈の世界は失われており世代の悲哀を味わうでしょう。哲学・思想ランキング
2021年02月26日
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時間の陥穽416 閉じられた球面世界の宇宙、それ以外は開かれた世界であり膨張に歯止めをかける収縮する転回点、即ち、「重力」若しくは万有引力と言っても良いでしょうが、「斥力(せきりょく/repulsion)または反発力」とを上回らない限り時間の逆転は見られないようにも憶えます。三角形の内角の和が180度超の球面宇宙以外の、三角形の内角の和が180度の平面宇宙、三角形の内角の和が180度未満の馬蹄形宇宙は、永遠に膨張することが可能である世界が想定され、過去から未来へ「時間の矢」は一方通行です。三角形の内角の和が180度超の球面宇宙では、膨張の原動力である「反発力」が「重力」に等しくなれば世界は停止し、世界のすべてが凍結状態、見ることどころか夢見ぬ世界「神の眠り」が訪れます。将又、膨張の原動力である「斥力または反発力」が「重力」に劣れば宇宙は収縮に転じ、当然に時空は逆転し「時間の矢」も向きを変えそうです。此の思考からすれば、遥か未来に人類は時間を未来や過去、そして現在に戻るタイムマシーンを創ることが可能だと言えるかも知れません。人類が時間を過去に一方的見ることだけが許されるだけならば、タイムマシーンは今でも宇宙の背景放射でも充分に観測出来得ます。然し乍ら、過去に戻って現在に戻る、未来に行って現在に帰る、此れこそがタイムマシーンの醍醐味であり、我々人類の夢想するものなのです。哲学・思想ランキング
2021年02月25日
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時間の陥穽415 川合教授の超ひも理論の展開に従えば、1回目の宇宙のビック・クランチが実時間を伴って2回目の宇宙のビック・バンに繋がり、次々其れを反復し、その途中経過では、それまでの超ひもの世界から30回目の宇宙でクォークの閉じ込めが見られたと思ったら、将又、その宇宙はその段階でビック・クランチを起こして潰れてしまう。そして更に、36回目の宇宙で元素が合成されるが、これもまた、その段階で潰れる。以降、此れと同様な宇宙の生成と消滅を繰り返して、やっと44回目の宇宙になって星ができ、様々な銀河ができるが、その段階でビック・クランチとなる。その後、48回目の宇宙は、直径6億光年で4~5億年の寿命となる。次の49回目の宇宙は、直径25億光年で30~40億年の寿命であるから、地球の年齢が46億年であることを考慮すれば、地球型生命体が生まれないままに、ビック・クランチを迎えたのではないかと想われるとしています。そしてこの49回目の宇宙が、50回目の宇宙となる現在の宇宙に直接繋がっているのです。我々が現在する宇宙は、ビック・バンから数えて137億年目の現在、WMAP衛星の観測によれば引き続き膨張しているようなので、今のところビック・クランチの兆候は見られない。然し乍ら、やがては収縮に転じて、あと100億~200億年でビック・クランチとなるかも知れません。そうなると、また新たなビック・バンにより51回目の宇宙が誕生し、それまでに経験をしたような経緯をたどって成長していくかもしれないというのです。それでなければ、現在する宇宙が文字通り最後の宇宙、宗教的見地に逆らえば、我々人間は最後の宇宙人ということになります。哲学・思想ランキング
2021年02月24日
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いっぷ句-50梅花満つ鶫に鶯誇らしげ 愚通人気ブログランキング
2021年02月23日
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時間の陥穽414 1プランク時間というのが此の宇宙世界に存在しうる最も短い時間ならば、これ以上短い時間は、空想の世界での産物となり、物理学的には定義上意味がないとされています。アリストテレスの時間論「より先と、より後ということを考慮した場合の運動の数」の定義の解釈、つまりは、ゼロ点である停止時間が無いことが想起されます。1プランク時間の最低温度は、10の31乗K。この縮んでいく宇宙の最後の長さは、超ひも理論のTデュアリティによって次の2回目の宇宙の最初の長さと双対であることになり、1回目の宇宙のビック・クランチが実時間を伴って2回目の宇宙のビック・バンに繋がっていく。2回目の宇宙は1回目の宇宙の約4倍の大きさで最低温度はプランク温度の4分の1に成長するが、これもまたビック・クランチを起こして儚く萎んでしまうのですが、そのときには、1回目の宇宙で蓄えたエントロピーの約50倍のエントロピーを残すのです。それがまた次の宇宙のビック・バンに繋がりゆきます。3回目の宇宙は、1回目の宇宙の約16倍の大きさで最低温度はプランク温度の16分の1となり、最後にビック・クランチを起こしたときには2500倍のエントロピーがあるとされています。それが更に4回目の宇宙のビック・バンへと繋がり、エントロピー増大を繰り返し延々と輪廻転生が繰り返されていくというのですが、其処には抑々に時間の流れの意味合いすら持たない津波の濁流であり、時空的には閉じられた宇宙世界の球面宇宙、開かれた平面宇宙、皮面を持たない開かれた鼓形の宇宙が想定され、二次元で表現するならば、三角形の内角の和が180度超の球面宇宙、三角形の内角の和が180度の平面宇宙、三角形の内角の和が180度未満の馬蹄形宇宙が時空的捉え方の宇宙に対応します。哲学・思想ランキング
2021年02月22日
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時間の陥穽413 仮にサイクリック宇宙論が宇宙の実相を顕にしているとするならば、此の立ち位置から見ての宇宙の歴史がどのようなものであったのかが推測できます。サイクリック宇宙論の宇宙史の概略では、先ず原初の宇宙はプランクの長さ以下の次元も時間もない混沌とした世界から、量子力学でいうトンネル効果によって実時間の中に突然にぷくっと膨らむ泡ように出てきたものだということです。ですが、其のときには、左程の急激な成長を見みせずに、直ぐに収縮してプランク長以下に戻っていったといいます。此の「プランク長」というのはドイツの物理学者マックス・カール・エルンスト・ルートヴィヒ・プランク(Max Karl Ernst Ludwig Planck/ 1858年 - 1947年)が、物理学における黒体放射を説明するプランクの法則を発見したことに因む呼称であり、エネルギーの量子仮説を見出したことにより、量子論の創始者の一人となった程の有力仮説です。得られた光の最小単位に関する定数hはプランク定数と名づけられ、物理学における基礎定数の一つとなります。「量子論の父」とも呼ばれている程なのですが、エルンスト・マッハらの実証主義の批判に晒されますが、現在ではプランク温度など、此れなくしては物理学は語られない程の影響力を持ちます。興味深いのは我々人類が在する宇宙の最も高い温度と1、絶対零度即ちこの世に存在しうる最も低い温度を0として定義したことです。更には、此の宇宙の最も高い温度というのは、「ビッグバンの瞬間から1プランク時間経過したときの宇宙の温度」となっていますが、この「1プランク時間」というのがまた、「この世に存在しうる最も短い時間」なのです。これ以上短い時間は、空想の世界では定義できますが、物理学的には意味がないとされています。このため、この時における温度が、この世に存在しうる最も高い温度だと言えるのです。此処に大きな疑問が湧きます。1プランク時間が「この世に存在可能なる最も短い時間」ならば、時間に「ゼロ時間」は無いということになり、将又、連続性としての時間にも課題を投げ付けます。哲学・思想ランキング
2021年02月21日
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時間の陥穽412 我々が一般相対性理論で聞き及んでいるブラックホールの成長過程からくる結末に待つ、無限大の重力を持つ「特異点」。従来には「特異点」を認めない量子論も、将又「特異点」を導き出した一般相対性理論も物理学に明確な回答を与えられませんでした。ここに川合教授の才の煌めきがあります。現代でも宇宙生成のインフレーション理論にはビッグバン以前のインフレーションと其の前提としての「無」の「ゆらぎ」を語るものもありますが、「ゆらぎ」其のものを語彙として「無=ゆらぎ」とは常識が受け付けません。普通に捉えるとビック・クランチが進行すると質量無限大、空間を無くしたゼロ点を想像します。ゼロ点が我々の常識を超えて古典的ユークリッド幾何学の定義の0次元、つまり拡がりをもたず位置のみをもつものが質量無限大を有するのです。西遊記の金角・銀角の瓢箪や右手に風穴を持つ犬夜叉の法師の 弥勒の右手の虚空への風穴を想わせます。此処で気付かされるのは共に無には付属していないことです。此等の意味するところは限りなく収縮させた空間が別次元に顕れると云うことになります。宇宙が大収縮してその終末期を迎えて極端に小さくなると、宇宙を収縮から反転させて膨張させる方向への反発力が発生するのです。前世代でプランク長までに大収縮した宇宙は、プランクの長さからそのまま大膨張する次の世代の宇宙へと繋がっているとするのです。要するに、ひとつの宇宙のビック・バンで、無理矢理、虚時間などというものを考え出さなくとも、親と子の二つの宇宙が直結して、より大きな宇宙になっていくと考えるべきだというのでしょう。これであれば、ひとつの宇宙の終末が、次の宇宙の開闢を意味することになり「特異点」を脱出することが出来得ます。質量無限大の重力の「特異点(gravitational singularity)」は膨れた湯湯婆に穿たれた穴凹であり行き着く先が様々に予想されていますが確定したものはないのが現状です。哲学・思想ランキング
2021年02月20日
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時間の陥穽411 相対性理論には「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」とがあります。 大まかに結論付ければ、特殊相対論はニュートンによる古典力学と運動を考慮した電磁気学とが一致するように修正した理論、一般相対論は特殊相対論を重力のある時空間や加速する観測系のために拡張した理論です。此の拡張された特殊相対論を重力のある時空間や加速する観測系のために拡張した理論、此れがそれ迄の量子論と対立し、一方の立ち位置に上がれば、片やの矛盾を生み出してきた経緯があり、超ひも理論の出番となります。川合教授の研究グループの思考は、宇宙の構成や一生の観点から宇宙の過去へ々と時間を遡り、宇宙が一点から始まったビック・バンに辿り着き、更に、其の先を眺め、一般相対性理論では超超巨大ブラックホールの中心の如く光子どころか重力さえ予想さえ不可能な無限点としての相対性理論の「特異点」を解消しようとしたところに非凡さがありました。量子重力理論・ビッグバウンスの先鞭をつけるものでした。哲学・思想ランキング
2021年02月19日
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時間の陥穽410 川合教授のサイクリック宇宙論が非凡な冴えを見せるのは、超ひも理論を使って、ひとつの宇宙のビック・クランチが、次世代宇宙のビック・バンに繋がると考えた点です。量子理論には、ハイゼンベルグの不確定性原理というマカ不思議な世界。全ての状態を同時に実現している世界があり、且つ、それには残念なことに観察者からはその一つしか見得ないジレンマがありました。片や、相対性原理の魔化不思議な部分、アインシュタインが自ら明らかにした重力と時空の歪みの関係です。最大の問題は重力と時空の両者には全く共有点がないことです。素粒子のミクロの世界と宇宙の謎に迫るマクロの世界。20世紀最大の発見である量子理論と一般相対性理論。その二つを統合しようとしているのが超弦理論(スーパーストリング理論/ superstring theory)若しくは超ひも理論なのです。川合教授以前の宇宙論は、「ひも」を万物の根源とする超ひも理論の発想であり、いたってシンプルな構成だと云えます。物質・力・時空の全てを記述できるばかりか、大凡150億年前の宇宙誕生についても明確な予測を与えており、物理学の最終理論として期待されています。本当のところは空間の絶対的大きさなんてものはあり得ません。我々人間は空間の絶対値を自己をベースにスケール化しています。此のことから、大きい宇宙と素粒子の世界とを同じシンプルな理論体系で説明できると考えるのが普通です。アインシュタイン流の「真実や自然はシンプルで美しい」という神的理想に立てば、一般相対性理論では物質と時空が全く異質の理論でしか記述できないことになり大きな不満となっていたところからの量子論を加味して両者の矛盾を解消する理論なのです。哲学・思想ランキング
2021年02月18日
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時間の陥穽409 川合教授の研究グループのサイクリック宇宙論(のcyclic universe theory)研究の新たなる視点の非凡なところは、超ひも理論を使って、ひとつの宇宙のビック・クランチが、次世代宇宙のビック・バンに繋がると考えた点でにあります。普通は、ビック・クランチすなわちゼロに帰すると考えるところである。しかし、宇宙の成長の過程でインフレーションが終了して再加熱が起きるときにほぼゼロとなっていた真空のエネルギーは、宇宙が大収縮してその終末期を迎えて極端に小さくなると、大きく意味を持つようになってくる。そして、ゼロになる前に、プランクの長さ到達した時点において、宇宙を収縮から反転させて膨張させる方向に効いてくるという。つまり、前世代でプランクの長さまで大収縮した宇宙は、プランクの長さからそのまま大膨張する次の世代の宇宙へと繋がっているとする。要するに、ひとつの宇宙のビック・バンで、無理矢理、虚時間などというものを考え出さなくとも、親と子の二つの宇宙が直結して、よく大きな宇宙になっていくと考えるべきだというのである。これであれば、ひとつの宇宙の終末が即、次の宇宙の開闢を意味する。哲学・思想ランキング
2021年02月17日
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時間の陥穽408 21世紀の今日まで、現代物理科学は現在する宇宙空間の観測と分析に中心を傾きざるを得ない状況でしたが、IT技術の解析分析の飛躍的発展を伴い、人間が見えない世界が予測可能となり、宇宙の構成や一生にも多彩な仮説が発表されるに至りました。量子論や一般想定性理論共々、夫々に抱える矛盾点を解消する新たなる視点が顕れています。立ち戻り、川合教授の研究グループの宇宙の構成や一生の観点から宇宙の過去へ々と時間を遡り、宇宙が一点から始まったビック・バンに辿り着き、其の先を眺めれば、一般相対性理論では超超巨大ブラックホールの中心の如く光子どころか重力予想さえ不可能な無限点としての「特異点」が、我々人間には解けない難問を叩きつけます。宇宙が一点から始まったビック・バン論では、相対性理論が破綻する特異点が出てきてしまい解釈が拒まれるのです。此の矛盾点を車椅子の天才ホーキング博士は、複素数を使って「虚の時間(imaginary time)」を作り出して説明しようとしていたのですが、あまりにも技巧的で独善的だとしての批判も多く、実はそれが現実に何を意味するかは皆目解っていなかったのが現状でした。哲学・思想ランキング
2021年02月16日
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いっぷ句-49梅一輪つつく鶯小さきに 愚通人気ブログランキング
2021年02月15日
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時間の陥穽407 川合教授の研究グループのサイクリック宇宙論のような説が何処から生まれてくるかというと、まずその前提として、現在宇宙の遥かなる未来の宇宙についての思考を纏める必要があります。先ず第一に膨張を続ける宇宙が其のままに次第に膨張の度合いを増す「膨張宇宙」、 第二は膨張を続ける宇宙が或る時点から次々(じじ)に膨張が弱まって宇宙空間の大きさに変化が見られなく「定常宇宙」、第三は膨張が止まった或る時点から逆に収縮に転ずる「収縮宇宙」です。此の最後の宇宙である「収縮宇宙」はやがてビック・クランチ(大収縮)を引き起こします。現在宇宙の遥かなる未来の宇宙は此等のいずれであるかは、重力による収縮をもたらす宇宙の物質密度と、膨張をもたらす真空のエネルギーである宇宙項との比較の問題だとされます。観測衛星のWMAPを通じて現在の宇宙を観察した結果によると、驚くべきことに宇宙自体は膨張が収縮を含有し、膨張が収縮やや上回っているという状況だとされています。詰まるところ、現状宇宙の観測通りこのままに一方的に膨張が続いて行けば、将来我々の現在する宇宙は「膨張宇宙」で、引き続き膨張を続けて銀河の相互が引き離されていき、しまいには互いに見えなくなり、やがては何ものも動き得ない、光子さえも光を発さない「死の世界」になるとのことを仮想して批判的に捉えてみせます。哲学・思想ランキング
2021年02月14日
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時間の陥穽406 川合教授の研究グループのサイクリック宇宙論の新仮説「現在の宇宙は、ビック・バン及びビック・クランチ(Big Crunchを)30回乃至50、謂わば、宇宙の輪廻転生を繰り返した50回目の宇宙である」と解しています。ビック・バンとは大膨張の意で、プランクの長10のマイナス33乗cm以下の微少な世界だったものが、信じられないほど急激に膨張拡大して現在の宇宙のような広大無辺な構造の世界になる。これに対してビック・クランチとは大収縮の意で、信じられないほど急激に膨張拡大した広大無辺な構造の宇宙世界が、今度は逆に転じて急激、何の位の変異速度なのか想像を超えますが、ビック・バンと比すれば、同様の変化であれば恐怖そのものの世界が収縮して、再びプランクの長さに戻っていくと云います。此のような宇宙の誕生と終末をこれまでに49回も反復し、その回数を重ねるごとに、なんと八倍ずつも、それぞれの宇宙の寿命を延ばしていったとする新説を述べています。尋常であれば、初期宇宙の大きさが極小のプランクの長さ以下の時には、宇宙全体はブラックホールと同じ状態となってしまって、インフレーションを生じる可能性が極めて少なくなり、自己重力によって崩壊しまう筈です。ところが、常識的には意外な何回も繰り返したビック・バンによって生じた膨大なエントロピーは保存されて蓄積されていくために、ビック・クランチを起こした宇宙は再び、ビック・バンを起こすだけのエネルギーを優にもっているのです。この時に生じたエントロピーが、次の超ひもの大きさを規定するというのである。因みに、ビック・クランチを通じて宇宙の大きさが極小のプランクの長さ以下になるときには、当然に物質を構成するハドロンは一旦には超ひもに戻るので、物質はすべて消えてしまうのですが、その代わりにエントロピーは、世界の形状に拘わらず代々受け継がれるのです。これが更に大きな次の宇宙を作り出すと思考分析、それが30回乃至50回も繰り返された結果、今現在する我々人類が住むこの宇宙が出来上がったとされるのです。此処には「特異点」は考慮されません。哲学・思想ランキング
2021年02月13日
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時間の陥穽405 物理学理論を宇宙世界に行列模型による超ひも理論の定式化を目する川合教授を中心とする研究グループは、其の定式化の過程に10個の行列で表された10次元のうち、確かに6次元は厳しく潰されていて、宇宙は4次元としての方向に拡がっていることが看て取れたといいます。此の事実は、我々人間の通常感覚や世界観を宇宙的次元として扱うように、言い表していると解せます。これからは現実の世界に見られるゲージ粒子などがその4次元時空に現れるかどうかを解析していくが方針とのことです。そういう根拠のもとの超ひも理論を踏まえて、川合教授の研究グループは、エネルギーが増えた分エントロピーも増大する超ひもの世界では、エネルギーが増えてくると温度上昇が小さくなりやがて上限値に達する。このときの温度の上限であるハゲドン温度と、現在の宇宙の膨張率を表すハッブル定数の上限、それに様々な弦理論の小さな距離と長い距離の間の関係の古典的記述が、それらの特別な場合となるという場の量子論の対称性であるTデュアリティという超ひも理論の性質から、サイクリック宇宙論(cyclic universe theory)の新仮説を引き出し提唱しています。哲学・思想ランキング
2021年02月12日
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時間の陥穽404 川合理論物理学の考え方によれば、我々の在するする宇宙とは全くの別宇宙、「異世界」・「異次元世界」を別にして、並行世界・並行宇宙・並行時空とも呼称されるパラレルワールド(parallel world)。とある世界の時空から分岐し、それに並行して存在する我々の宇宙と同一の次元を持つ別の時空世界を指すわけですが。川合教授は其の可能性はいずれ観測される筈の重力波を詳しく調べてみればわかると言います。即ち、時空とされてきた四次元に加えての余分な6次元は、プランクが提唱したプランク単位系で表される長さの単位。 プランク長はプランク定数、光速度c、万有引力定数Gで定義され、lp=1.616×10-35m(メートル)となる。 プランク質量に対応するシュバルツシルト半径であり、このスケールより小さい領域では、量子重力的な効果を無視できなくなる長さ以下にコンパクト化されていると解し、やはりわれわれの宇宙が唯一のものと考える方が自然であるとしています。哲学・思想ランキング
2021年02月11日
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時間の陥穽403 1955年大阪府生まれの川合光(カワイヒカル)。東京大学理学部物理学科卒。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。コーネル大学助教授、高エネルギー物理学研究所研究科教授等を経て、京都大学大学院理学研究科教授、理化学研究所川合理論物理学研究室主任研究員を兼務。1984年には行列模型による「格子ゲージ理論」で仁科賞を受賞。その後の超ひも理論では「タイプ2B」での定式化に成功しているとされますが、超弦理論には5つのバージョンがあり、それぞれタイプI、IIA、IIB、ヘテロSO(32)、 ヘテロE8×E8と呼ばれものがあり、此処に掲げた5つの超弦理論は理論の整合性のため10次元時空 が必要です。空間の3次元に時間を加えた4次元が、我々の認識する次元数であるのは勿論のこと、我々が認識できない残りの6次元は、カラビ・ヤウ多様体により量子レベルで コンパクト化されており、小さなエネルギーでは観測できないとします。また、11次元超 重力理論をその低エネルギー極限に含んだM理論は更に1次元を加えて合計11次 元を必要とする。これら6つの理論は様々な双対性によって互いに繋がっているとの立場に立つとも新たなる解釈を提言します。哲学・思想ランキング
2021年02月10日
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時間の陥穽402 超弦理論の理論的根拠は今は未だ統一されたとは言い難い状況です。統一場理論とは、場の理論において種々の相互作用力を一種類に統一する理論です。電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用、重力で構成される自然界の四つの力を全て統一することが到達点で、この全ての力を統一した理論のことを「万物の理論」と呼ぶ声があります。現在、万物の理論の候補は、超弦理論のみであると考えられていますがそれさえ課題が多く公理とされるには届きません。超弦理論の数多複数ある説論の派生の一つに「反物質」の存在があります。反物質そのものは今やSF世界ではなく観測可能な実験段階にまで推し進められており否定すべかざる段階にあります。現在の宇宙は主に正物質、陽子や電子などで構成されているが、反陽子や陽電子などの反物質の存在が微量確認されている。この物質の不均衡は、ビッグバンによって正物質と反物質がほぼ同数出現し、相互に反応してほとんどの物質は消滅したが、正物質と反物質との間に微妙な量のゆらぎがあり、正物質の方がわずかに多かったため、その残りがこの宇宙を構成する物質となり、そのため現在の既知宇宙はほぼ全ての天体が正物質で構成されているのだと説明されることもあります。ビッグバンの過程において、この宇宙以外にも他の宇宙が無数に泡のごとく生じており、他の並行宇宙では、逆に反物質のみから構成される世界が存在するのではないかというミステリアスな世界観です。哲学・思想ランキング
2021年02月09日
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時間の陥穽401 現代物理科学は物理的に実証されないものをはなから仮説と決め付けるのは思考論上は許さないのを信条とします。見得ざるものを究めんとする形而上哲学や預言や神の顕現や悟りの宗教からは離れた立ち位置、今は未だ実証は不可能かもしれないが、其の可能性を究めんとする思考を基盤に建てられた学問だからです。形而上哲学は教育機関の影響よりも天賦の才が物を云う世界です。宗教はというと世界の創造を人間が不可侵の領域の神を、神の顕現や神の言葉を解する預言者の体験が主流を占め、インド大陸に育ったハタ・ヨーガの身体観とヨーガの思想は宗教と形而上哲学をセットにしたようなもので、輪廻( saṃsāra) からの解脱 (mokṣa )という考えかたで瞑想によって自己をよく観察することで、世界の理が実現されるとするものであり、証しや身体感覚的な見得る証明を必須とはしません。現代物理科学の物理的に実証されないものをはなから仮説と決め付ける思考論は神秘哲学を含めて通用しません。物理科学は其の成立と其の定義上仮説は許されないのが本相なのです。世界の根本を我々人類には秘されたものとする形而上哲学や神秘哲学、人間精神の感受性から顕れ出る信教とは意を異にします。車椅子の天才ホーミングに代表される物理科学者は仮説上の神ではなく、「事実上の神」の顕現を模索するのです。哲学・思想ランキング
2021年02月08日
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いっぷ句-48春一番魅せる太もも予感させ 愚通人気ブログランキング
2021年02月07日
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時間の陥穽400 現状最新論としての超弦理論の仮説も問題点を掲げると、幾つかの問題点が浮上します。先ず第一は超弦理論では現在のところ観測されていない10次元といった多数の次元を必要とする点で問題があるとする批判です。現代人類物理科学の得られる限りを遥かに超える超高エネルギーでの実験が可能ならばそのような次元を直接確認し、理論を検証できる可能性があるにしても、現状21世紀初頭の技術的展望を見回す限りは到底不可能だとされる問題。第二は「コンパクト化」という便宜性を導入するにしても膨大な数の超弦理論の主張が存在し得る可能性が残ります。たとえ、そのようなパラメータを調整して、我々の宇宙の物理法則と適合する超弦理論を選び出すことを目しても、ことは計算量の面から非常に困難なことが判明しています。膨大な数の超弦理論が、それぞれ別の宇宙を表すとの考え方もあるものの、我々の宇宙の法則を得られなければ、実用実相理論としての意味あいは薄れます。此のことは、弦理論の業績に対しては現在のところノーベル物理学賞は与えられていないことから宇宙物理科学の主流とは言えないことも囁かれます。事実、弦理論に重要な貢献を果たした日本の南部 陽一郎(1921年 - 2015年)、デイビッド・グロス(David Jonathan Gross/1941年2月19日 - )らは別の業績で受賞していることからも、現代物理科学は実証されないものは仮説と決め付ける向きも伺わせますが如何なものでしょう。哲学・思想ランキング
2021年02月06日
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時間の陥穽399 超弦理論も現代で学会のみならず物理学的に正統に認証された単一理論はなく、今も模索状態だと云えます。現状、宇宙の姿やその誕生のメカニズムを解き明かし、同時に原子、素粒子、クォークといった微小な物の更に其の先の世界を説明する理論の候補として、世界の先端物理学で活発に研究されている理論であることは事実です。超弦理論は机上の理論の中では粗方矛盾なく高度に完成していると云えます。然し乍ら、実験による裏付けが現実には無い状態であるために、理論としては優れていても2020年時点では「優れた理論」止まりに甘んじています。また現実にこの理論を実証するための実験に必要なエネルギー量はおおよそ人類が想定して扱える範囲を大幅に上回っているため、物理科学の根本的な思考方法である実証主義にそぐわず、そもそもが「実証不可能」「永久に仮説」ともいわれる弱点を抱えています。哲学・思想ランキング
2021年02月05日
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時間の陥穽398 宇宙の次元論が複雑多様化するにつれ、ニュートン以来の人間が実在するとした宇宙「空間」説の絶対的存在が脅かされます。我々人間、此処で人間を強調するのは有る種の生命、例えば昆虫等には二次元しか解しないと想われるものがあるからですが、「空間」認識を持つとされる高等生物、なかでも「時空間」さえ実相するとする人間の三次元乃至四次元が幻想、現代物理科学の多次元論や宇宙平面論も根源的なものではない可能性を示唆した思考もあります。我々人間が通常生活において身体感覚で体験する、暑さや寒さ、熱さや冷たさといった「温度」が実は幻想であって、根本的には分子のエネルギーに還元されることが分かったのと同様に、我々が慣れ親しんでいる三次元乃至四次元空間も実は我々の身体的感覚や精神活動の幻想であり、より基本的なものから導き出される二次的な概念にすぎないかもしれないとする可能性です。今やはや古典的力学ともされるニュートン力学においては空間は絶対的なものであり、汎ゆる物理現象は空間を前提にしたものでした。其の後のアインシュタインの相対性理論では、空間は絶対的なものではなく、曲がったり歪んだりするものとなります。更に顕にされた超弦理論では、宇宙世界において空間は根源的なものではなく、もっと人間の感性から離れた基本的な何かから導き出されるものである可能性があるというのです。其処から導き出されるものは時間についても、必ずしも絶対的なものではなく幻想である可能性さえ秘めています。仮に時間が幻想だとすれば、ホログラム (hologram) の像の実体を探索するように隠された時間の本性的実相も解されることになるかもしれません。哲学・思想ランキング
2021年02月04日
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時間の陥穽397 超弦理論では、9次元の空間で考えないと辻褄が合わない筈の理論なのですが、3次元空間の理論としても扱うことができる次元の「コンパクト化」という便宜性も兼ね備えています。最初は微分幾何学の立場から、最初は微分幾何学の立場から、最初はエウゲニオ・カラビ(伊: Eugenio Calabi/1923年5月11日 - )が、後にシン=トゥン・ヤウ(Shing-Tung Yau/1949年4月4日 - )が、これらがリッチ平坦な計量を持つであろうというカラビ予想を証明したことから、カラビ・ヤウ多様体と命名された数学的に存在する6次元空間「カラビ=ヤウ空間」を使って9次元空間をコンパクト化することにより、3次元空間の性質やその中の素粒子模型がうまく説明できるというのです。然し乍ら、カラビ=ヤウ空間にも様々な種類が想定されており、その中から何故に特定の空間がコンパクト化に適しているのかは不明でした。超弦理論の形成に寄与した1984年の第一次超弦理論革命、1995年の第二次超弦理論革命を経て超弦理論が発展する過程で、ウィッテンにより10次元の超重力理論が生みだされ、私たちの空間概念を根本から覆すことになります。その驚くべき発見とは、10次元の超重力理論は、9次元の超弦理論において素粒子間に働く力である「結合定数」の量を次元として加えたものだというである。このことから、特定の次元における結合定数が大きくなると理論が複雑化していくが、実はそれは次元が1つ増えた簡単な理論に置き換えることが可能だということが分かったのである。今は我々の想定外の11次元が宇宙空間に想定されるまでになり、アインシュタインの宇宙の神秘美観論さえ怪しく成りそうな状況です。哲学・思想ランキング
2021年02月03日
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時間の陥穽396 通常的感覚では、人間が生存する空間は時空間としての4次元の空間で充分であると憶えます。ところが、最先端の物理科学に於ける宇宙論では初期段階にては5次元、超弦理論では9次元、「M理論」では何と11次元の超空間を説きます。5次元でさえ驚かされた宇宙物理論が、超弦理論では9次元、超弦理論にM理論を加味したものでは11次元す。此処では今は一般化されているとも云える超弦理論の宇宙空間9次元を問います。超弦理論では9次元でないと理論が矛盾するようにできているからであって、他の物理学理論では3次元空間に当てはめるのは便宜的であって、次元をいくら増やしても理論として矛盾しない構造になっています。超弦理論の宇宙空間9次元論はオイラーの公式に由来します。オイラーの公式とは、1+2+3+4+…と整数を足し続けるとそれが-1/12=0.08333333333に収束するという正の整数を無限大に足し合わせていくと負の数になるという信じられない式、此の式が超弦理論が9次元であることを示すのに活躍するとするものです。日本の物理学者であり理学博士。専門は素粒子論。 カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授およびウォルター・バーク理論物理学研究所所長。東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の機構長。2016年から3年間、アスペン物理学センターの所長も務めた大栗博司によれば「まず、光子に相当する弦のエネルギーについて考える。弦の振動状態を考えるときに、弦のゆれる方向の振動パターンの数が次元数から進行方向を差し引いた(次元数-1)となり、それぞれの方向の最低エネルギーが周波数(自然数)の節の数としてあらわされるため、1+2+3+4+…となる。よって、弦全体の最低エネルギーは、すべてを重ね合わせることで(次元数-1)×(1+2+3+4+…)となる。そして、光子に相当する弦の最低エネルギーは、それに振動を起こすために必要な2を足したものになる。これが特殊相対性理論とつじつまが合うためには、光子の質量(=最低エネルギー+振動エネルギー)がゼロでなければならない。しかし、2も次元数-1も負の数にはなりえないため、矛盾しないためには(1+2+3+4+…)が負の数でないといけない。そこで先ほどのオイラーの公式(1+2+3+4+…=-1/12)が登場するわけである。計算の結果、次元が25次元の場合にのみ、光子の質量がゼロになる。よって、超弦理論の前の「弦理論」においては次元数が25になり、超弦理論では、別の重要な条件を加味することによって9次元に決定されたわけである。」とし、超弦理論では、9次元の空間で考えないと辻褄が合わないように理論が構築されている筈ですが、次元を「コンパクト化」することにより、3次元空間の理論としても扱うことができるという便宜性も併せ持たせます。哲学・思想ランキング
2021年02月02日
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時間の陥穽395 宇宙物理化学の宇宙構成の次元論は、我々人間の通常生活からはかけ離れているのは誰もが抱く印象です。然し乍ら、形而上哲学や仏教哲学及び宗教に傾倒しないならば、我々の存在と宇宙の相関を説明するには欠かせない理論です。此の今は膨張する大宇宙に比すれば、人間は限りなく小さく儚い。現実体としての人間の自然世界を観察する能力はゴータマ・シッダールタ等の異相の人間を除けば世界の全体像は見得ず秘されています。此処に、21世紀の宇宙物理化学への世界の真相への期待が高まるのです。海水面が水平に見えるように人間の生理的な目を通して見る世の中は限られています。宇宙は途方もないスケールで繰り広げられているために、我々の通常的感覚では4次元の時空間のように見えるのだと云えるでしょう。哲学・思想ランキング
2021年02月01日
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