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お江戸みそ一文字 五七五 七七 雨の日も雪の日も八丁堀同心 べしょべしょと 雨の降る日に 同心が 着物捲って 草履懐(ふところ) 雨が降ろうが奉行所へ行かねばならぬかのが同心の務め、 草履が汚れぬように裸足になって、着物に泥がはねぬように、 雨の日は憂鬱でございました。 さくさくと 雪降り積もる 八丁堀 子らをかき分け 急ぐ同心 雪が降れば子供らは嬉しくて元気そのものでございますが 与力同心は遅刻せず奉行所へ急ぎ足でございます。 非番でも 八丁堀に 雪積もり 御家人総出 雪かき雪汗 八丁堀組屋敷は奉行所の町与力町同心の住む 拝領屋敷でございますから、雪が降れば 御家人総出で雪かきもしなければ動きが取れませんから まあ、頑張ってください。笑左衛門
2026年02月25日
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みそひともじ 出戻り女出戻りも 三度めならば 熟練者 三下り半を 神棚に置き江戸時代、二度や三度の離縁は珍しくもありません。バツ六なんて豪快な烈女もいたくらいで、結婚熟練者はもてたのでございますよ。 離縁して 修練積んだ 若後家さん 長屋に帰れば モテモテ姐さん 長屋じゃ、独り者が膝を抱えて淋しがっていますからねえ、 あんまり、ひとりものをからかっちゃいけませんよ、 姥桜 引く手あまたの 呼び戻し 大家早速 仲人になり 姥桜(30歳)なんて失礼な、 江戸の町じゃ女不足でございますから貴重な桜でございますよ。 武家では「二夫(にふ)にまみえず」なんて格式張ってますがね、 庶民には幕府のお達しで、<女性はなるべく2度以上結婚すべし>と奨励してますからね。さあ誰にしようか、仲人役の大家さんも頭を悩まします。笑左衛門
2026年02月22日
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みそひともじ 春きたりなば 春きたり 梅に鶯 長屋では 傘張の先 蠅が止まりて 春が来ても傘張り浪人には休みなし 蠅を払う気力も失せましたかな野山では 緑が先の 山桜 銭が先だと 色里の女(ひと)騙されて泣くのは昔の女郎、遊女だってしっかりものじゃなくちゃねえ、ちらほらと 春の顔出す 掘割に 春顔だけの 船宿の女(ひと)商いだいいちでございますから、笑顔だって料金の内ですよ。 嘘の春顔なんて花もありましたかな 笑左衛門
2026年02月18日
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みそひともじ お武家様 腹斬れば なにが出るやら お武家様 塵魍魎の 武士の腹底 武士の中の身分は細かくて、 忠誠裏切り裏表、そうでなきゃ出世できませんからね、 恨み辛みに嫉妬に殺意まで腹にたまってますね、 武士なれど 町人ほどには 食えぬ飯 斬れぬ刀で 腹こする武士 武士の矜持と申しますが、腹を十字に切り裂き、内臓をつかみ出す「無念腹」ではございませんよね、 失礼した、鰯刀じゃ切れぬと諦め、刀の峰で腹をこするだけですか ご浪人 武士は名ばかり 裏長屋 士官の道は 草ぼうぼう 平穏な江戸時代士官(就職)先があるはずもないが 武士という身分を捨てられず、 江戸へ出れば何とかなるだろうと、人足仕事や内職で 糊口を凌ぐ浪人がごろごろしております。笑左衛門
2026年02月15日
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みそひともじ 貧しきものの歌 食わせ者 飯が食えぬと 嘆いても 厠の下では 大糞ひねる 食べた分だけ出る、正直者の人間でござるな 齧ってる 貧乏長屋 どぶ板の 下の鼠が 御馳走さんです 貧乏長屋でも齧る餌があるんでございますから まだまだ大丈夫でございますね 心まで 貧しかねえさ 米びつの そこが抜けても 隣がいるさ ちょいと、味噌貸しておくれ、 飯がなかったら、箸と茶碗持っておいでなさいよ、裏長屋じゃね、人情だけは貧しかないさ 笑左衛門
2026年02月11日
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みそひともじみそもじ(三十文字)余(あまり)一文字(ひともじ)みじかうたとも申すそうです。では、、、 ~長屋暮らしに風が吹く~息してる ただそれだけの 長屋かな 三合の飯と 三合の糞 其れで充分でございますよ、 何かを期待すれば火傷しますからね、、 虫篭に へたれ胡瓜が 干からびて じじいの股間 頭擡げずもう十分活躍したんでしょう 股間の隠居、味のある逸物でござんしょうからからと 瓢箪風に ゆられてる あっちこっちに 愛想(あいそ)ふりまき長屋住まいはみんなと仲良くでございますから 苦み走った男じゃ暮らしていけませんよ 笑左衛門
2026年02月08日
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吉原俗伝、蛇こしき ~ご隠居、びっくらこかねえで聞いておくんなましよ、 吉原へ通い詰めの材木問屋の若旦那が、 いつものように仲の町の桔梗屋にあがって、 花魁の薄月の前で、着物を脱ぐと、 薄月が可愛がっていた愛猫のたまがいきなり若旦那の逸物に噛みついてきたというからこりゃ、びっくりざんすね、 「こりゃ、タマや、こちらの主(ぬし)の金はいい金でありんすよ、、」というのも、昨夜、花魁の薄月が湯につかっていると、六尺を超える長さの大蛇(青大将)が風呂場に侵入し、 薄月の腿を這いあがり、あわや、秘所に侵入かと思った時 ~ありゃあ、助けておくなましぃ^~ という叫び声を聴いた愛猫のタマが大蛇に噛みついて、 薄月の秘所を助けたのでありんす。 この話は吉原ではぱあと広がり、 知らない人はいないくらいでござんすよ、 なにしろ、吉原は田んぼの真ん中にありぐるりと、四方を堀に囲まれていて、 その大蛇こそ吉原堀の主の蛇だと噂されていたのでありんすよ。何百とも知れぬ蛇が重なりあい絡み合ってとぐろを巻いていて、十匹ぐらいが頭を持ち上げている、蛇こしき(蛇塚)を見ると、 縁起がいいと昔から言われていてましたが、 蛇こしきをみた遊女が幸せになったという話は聞くことがござらんした。 幇間(太鼓持ち)のとん平が 「蛇こしきとは縁起がいいや、どうれ、どんなお宝が隠してあるのかな、 そりゃ、よいしょと、、」、 と、蛇こしきの中に手を突っ込んだ。 すると、中に小判の山があったのでありんすよ、 その小判をとん平が取り上げると、蛇たちはてんでばらばらに姿を消してしまったそうでございます。「どうです、ご隠居、怖いような、嘘のようなほんとのような 話でございましょう、?」 「彦五郎の作り話を聞かされちまったね、 まるで尾ひれがつき過ぎて泳げない魚のような与太話でありんすね、」「へいっ、ご隠居さん、吉原俗伝を脚色したものでありんすよ、」 笑左衛門
2026年02月04日
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長屋の井戸 長屋の女たちが井戸に集まり、水くみや洗濯などをしながら世間話や噂話に興じております。長屋には井戸が一か所あり、朝昼晩長屋のみんなが顔を合わせる場所でございます。おかみさんの世間話に花が咲き井戸端会議と云われたのです。 ~井戸替えに大家と見えて高足駄(たかあしだ) ~江戸川柳 7月7日 夏の風物詩でもある長屋の井戸浚い(井戸の大掃除、井戸替え)がございまして、長屋の店子総出でやることになっておりまして、みんな尻しょっぱりの裸足ですが、大家だけはは着物をきちんと着て、高下駄で威張っていたんでしょうかねえ。 ~井戸端へ我がおさらばを揃えて居 ~ 江戸川柳 井戸へ身を投げて死ぬために下駄をわざとらしく揃え、 誰か早く止めてくれねえかとの心の声が聞こえてきますねえ、、 ~長屋中検視が済むと井戸を替え ~江戸川柳 とっさに死ぬのには便利だったのか、井戸の中へ身投げする者が多かったのですが その後始末が面倒で、屍を引き上げた後、井戸の大掃除をしなければなりません。 お城の大奥の井戸じゃ、女同士の虐め虐待、恨み妬み嫉妬に耐えられず身投げしたり、誰にも言えぬまま産んだ赤子を井戸に投げ入れ遺棄でしたりで、 井戸の水がいつも水が赤く染まっているなんて悍ましい話もございます。 番町皿屋敷っじゃ、お菊の亡霊が井戸から顔を出して、夜な夜な~いちまーい、にまーい..~と皿を数えていますよね、あああ、井戸は便利で欠かせない場所でございますが怖い所でもあるんですねえ、 笑左衛門
2026年02月01日
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