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真っ赤なウソです、すみません。SAMSUNGのNX20が、海を超えて届いただけです。とはいえ、レンズはPhotoshopで加工したわけではなくて、ちゃんと正真正銘のPENTAX DFA40mmF2.8が装着されています。
ちょっとフォローすると、SAMSUNGが初めてリリースしたデジタル一眼レフは、PENTAXのK10DをベースにしたOEM機・ GX10
でした。当時SAMSUNGはPENTAXから技術供与を受けており、当然レンズもPENTAXと同じKマウントを採用していました。
その後、ミラーレス一眼の一号機「 NX10
」をリリースした際に、GXユーザーのレンズ資産が無駄にならないよう、SAMSUNGからは純正のKマウントアダプターが用意されました。今回、エンゾーがNX20に噛ませているのは、まさにそのアダプターです。
電子接点も何もない簡素なアダプターではありますが、絞りリングは装備されているので、好きな絞りを選ぶことが可能です。
APS-Cサイズのデジタル一眼レフ中級機としては小型な部類に入るK-5ですが、さすがにNX20と比較するとかなり大きく見えます。独特の角度でえぐれた指がかりを持つ小さなグリップは、OLYMPUSのE-420に少し似ています。
(同じレンズを付けた場合の比較。)
下側から見ると、ボディの薄さが際立ちます。この画像を見て思うのは、もしPENTAXがこのようなフランジバックの短いミラーレス一眼のボディを作ったら、今までのようにレンズを無理してパンケーキタイプにせずとも、余裕をもって、明るくて小型で高性能なレンズが作れるだろうに、ということ。
従来のKマウントレンズは(上の画像のように)マウントアダプター経由で流用できるようにすれば昔からのユーザーもとりあえず文句ありませんから、PENTAXは今後の展開をてっきりその方向で考えているんだろうと思っていたら、出てきたのがK-01だったので、ちょっと肩透かしを喰らいました。
そうこうしているうちに、「APS-Cで、専用レンズの他、従来のレンズもアダプター経由で使えるミラーレスボディ」をCanonがEOS-Mとして出すことになってしまいましたので(SONYのNEXもこの仲間ではありますが、ちと運用がしにくい)、またしてもPENTAXは出遅れ気味になりつつあるのでした。
NX20の使い勝手や実写に関しては、次回に続きます。
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