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前回に浮力について書きましたが、この浮力の概念と計算については、 授業にて繰り返し説明してきたものです。 学習塾では触れないところも多いのではないかと思いますが、 これは意外と北辰や入試にも登場する大事なものなのです。 中間テスト前の外部生を招いた対策授業でも再確認しました。 出題のされ方に難があったため塾生ができているかの判断ができませんが、 せっかくですから今後の出題時への対応力を上げておきましょう。 戸塚中の件は、その後の対応について生徒たちの報告を待ちましょう。 さて中間テストの結果が少しずつ出てきていますが、 社会・理科において今回は90点以上がかなり多いようです。 今日も理科で90点台が出ています。 神根中のKさんは社会で100点を取ってきました。 問題が易し目だったとはいいますが、 それでも1問もミスが無く満点にするのは簡単なことではありません。 塾で私が指示したものも多数出題されていたようですが、 それらを正しく吸収し、なおかつ自分の仕上がりへのこだわりが、 最高の結果を生んだのだと思います。 おめでとう。 この調子で期末や北辰に向けて再びチャレンジしていきましょう。 学年順位が上がった人も今回は多そうです。 5科の学年順位も北辰などの偏差値も、 理科・社会の成績でその位置がガラッと変わってしまいます。 地域一の成績アップ指導を、実績で裏付けていきますので、 現塾生たちは塾の授業としっかり向き合い付いて来てください。 この1か月で席を埋める仲間がかなり増えました。 外部生で希望の方は残席少ですので早めにご連絡ください。 理社クラスは中3生、中2生を受付中です。 800人ほどの受験に立ち合い指導してきたデータや経験をもとに、 目的に沿って効率よく入試まで牽引していきます。 連絡先 masa-k.mgk19@softbank.ne.jp です
2022.05.30
中間テストの問題を生徒たちに見させてもらっている。 問題を作成する先生たちもキャリアが異なり、また方針やこだわりも違うため、 よくこなれた問題がある一方でちょっとマズいぞという問題もある。 今回も理科に「明らかに変だ」という問題があった。 戸塚中3年の理科、大問5のアルキメデスの原理を用いた浮力の問題である。 全部で4問あるのだが、問題の数値が理論上あり得ない設定になっているため、 少なくとも2問は模範解答の示す「正解」が導き出せず、 さらに残りの2問中1問は問題の設定から正解の選択で悩む構成になっている。『大問5』 直径22センチのボウリングの球を使った浮力実験 水の密度は1.0g/c㎥、1ポンドは450gとする問1 水を水面ギリギリまで入れた水槽に、5ポンドのボウリングの球を入れたら、 5550gの水が外に溢れた。ボウリングの球の体積は何c㎥か。 水を5550g押しのけたのだから、水の密度は1g/c㎥から計算し、 溢れた水の体積は5550c㎥となる。なので球の水に浸かっている部分の体積は、 5550c㎥。 模範解答の正解はこの5550c㎥としているが、何でそうなのか意味不明だ。 質問は「ボウリングの球の体積」でしょ? 直径22センチって条件文にあり、それを球の体積の公式(生徒たちは学習済) に当てはめれば、体積は5575.27・・・c㎥ではないのか? 先生は球が押しのけた水の質量から体積を求めようとしているようだが、 そもそも押しのけられた水の体積は「球の沈んでいる部分の体積」であり、 球全体の体積ではない。 完全に沈めば両者はイコールになるが、球は5ポンドなので約2250g。 体積は約5575c㎥あるから浮くはずである。 そもそも密度が約0.4なので、沈んでいる部分が全体の体積の約40%になっているはずなのに、 この先生は5575のうち5550だから約99.5%が沈むという設定になってしまっている。 この問題で球の体積=5550c㎥を導き出せと言うのだから、とんでもない話だ。問2 このボウリングの球にはたらく浮力の大きさは何Nか。 沈んでいる体積が5550c㎥をもとに計算しているので、模範解答は 55.5Nとなっている。 だが実際は2250gを水に置き換えた体積=2250c㎥しか沈まないので、 22.5Nが正しい解答である。 そもそも物体が水面に浮いているときは重力=浮力のときであり、 重さが5ポンドと条件を付している以上、 重力も浮力も5ポンド=2250g=22.5Nである。 物体は5ポンドですよね。 なぜ物体の重力よりも浮力が大きくなるのだろうか。 これで55.5Nを正解とするのだからトンデモナイ話である。問3 5ポンドのボウリングの球は水に浮くか沈むか。問4 ボウリングの球は何ポンドまでなら浮くか。整数で答えよ。 直径から体積を出し、質量gを代入して密度を求め、水の1.0と比較して解く。 問3は密度0.4なのだから浮くに決まっているが、 何せ5550gも水が溢れ、浮力も物体の重力の倍以上あるという前の問いから、 正確には「解答不能」が正解ではないか。 模範解答は「浮く」となっているが、問3のみで判断すればそうなるから、 ギリギリOKか。 問4は問題なく模範解答どおり12ポンドとなる。 450×13で5575gを超えてしまうからだ。 まとめると、少なくとも問1と問2は理論的にあり得ない設定で解答も不可解であり、 生徒全員を正解にするか、差し引いて採点するかの訂正が必要ではないか。 アルキメデスの原理を使った物理の問題である。 原理が破綻していてはしゃれにならないではないか。 ちなみに問1(2点)の正解率は41%、問2(2点)は30%だったそうだ。 問1を「約5575c㎥」問2を「22.5N」=いずれも本来の正解、 と答えた生徒が何人いたのだろうか。 彼らは正解であり、なぜ×なのか先生に確認すべきであろう。 逆に正解とされている41%と30%はそのままでいいのだろうか。 問題に解答不能といえる部分があるときは、普通はその問題は採点から外す。 今回はこの大問5すべて(8点分)を採点から外すのが賢明だろうと思うが、 さあ学校はどう対応されるのだろう。 このブログでは定期試験の問題について何度も意見を述べてきたが、 特に中3の内申点に影響する試験での問題のミスは「大きな問題」であろう。 6年前にもやはり同じ戸塚中学で問題のミスがあった。 当時の記事は こちらの記事 訂正を含む解説がないと北辰や入試に影響を持つようになる。 そこをご理解いただき、学校の対応を期待したいところだ。
2022.05.27
試験が終わりホッとしている人も多いと思いますが、 この試験後の過ごし方は成績を上げるうえでとても大切です。 試験直前までせっかく勉強のリズムを掴み、頑張る習慣が付いていたものを、 終わったからとリセットしてしまうのはとてももったいない話です。 またすぐ次の試験がやって来るので、 最低限の勉強の習慣はキープする努力をしましょう。 いつも成績の良い生徒は、普段から勉強のルーチンができている人です。 テストだからと勉強を一気に過密にしたりしません。 そしてテストが終わってからも当然のように、 自分のすべき勉強に切り替え継続していきます。 アスリートが競技会で好成績を出すためには、 競技会前だけの短期間の練習で足りるかということです。 日頃の練習と努力があるから、本番で手応えが残せるのです。 だから仮に成績が良くても悪くても、成功しても失敗しても、 その後またすぐに次のための練習を始めるでしょう。 試験後の今、しっかりと一歩を刻んでください。 成績というものは、試験と試験との間の在り方で大勢が決まるものなのです。 もし君がいつもテスト前だけ付け焼刃で勉強してきたのなら、 今回から何かを変えていきましょう。 頭を使うリズムを継続させていくことです。 暗記チェックや筆記のチェック、教科書の反復読書など、 やれることは色々あるはずです。 次の試験の範囲表はもうあと3週間前後で渡されますよ。 その時に慌てないように貯金をしておくのです。
2022.05.22
地元の中学の中間テストが迫っています。 中学3年生にとっては内申に係る大事な試験ですが、準備は万全でしょうか。 準備の手順はこのブログで再三語ってきました。 画面に表示される「勉強法」を開いていただくと色々出てきますので、 よろしければヒントにしてください。 理科と社会の「テスト対策授業」を行います。 外部生で理科や社会が気になる方がおられましたら、 何が狙われるかを解明し、得点へのサポートを無料で行いますので、 ぜひご連絡ください。 私のテスト前の対策授業は以下の日程です。 【中3生】 戸塚中 5月15日(日) PM6:50~8:10 戸塚西中・神根中 5月18日(水) PM8:20~9:40 美園南中 5月18日(水) PM6:50~8:10 【中2生】 戸塚西中・戸塚中・神根中 5月15日(日) PM4:40~6:40 時間内にて高得点をとるためのコツを色々と伝授します。 各クラス満席まであと若干名です。 ご希望の方は下記までメールにてご連絡ください。 お問合せメール masa-k.mgk19@softbank.ne.jp
2022.05.13
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