2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全3件 (3件中 1-3件目)
1
いよいよ明日から県議選が始まる。4月8日の投票日までの10日間の選挙戦。約半年間の村井県政の検証、県議会の役割、県政のあるべき姿について、私の思いを精いっぱい訴えていこうと思う。 夕方、愛車を走らせていたら、NHKラジオから聞こえてきたニュースでは、田中知事時代、これからの治水・利水のあり方を住民参加で議論するために浅川、砥川に設置された流域協議会や、ダム建設などの根拠となっている基本高水について検証する高水協議会などを村井知事が、「専門家ではない住民の意見を聞くことにどれだけの意味があるのか。」と、今後存続させるのかどうかも含めて再検討すると表明したとのこと。 結局、田中県政のもとで、住民参加で創り上げてきた県政の風通しのよさや民主主義の前進などの前向きの変化が、村井県政のもとで、一挙に逆戻りしようとしている。 浅川などに設置された流域協議会は、平成9年に改正された河川法が、これからの治水のあり方としてうたった、治水・利水への住民参加を長野県に具体化したもの。県が要綱に基づいて設置しているもので、浅川流域協議会には、ダム建設には賛否両論の約150名の住民が会員となって参加している。村井知事は、乱暴にも、河川法の精神まで踏みにじろうと言うのだろうか。 基本高水の問題を論じると長くなってしまうが、いずれにしても、浅川について言えば、ダム建設を含む浅川の治水計画は、根拠となる基本高水の数値の計算にあたって、治水基準点の浅川と千曲川の合流点で、どれだけの雨が降ったらどれだけの水が出るかという「流量調査」がされていないまま、基本高水の計算結果を出していると言う根本的な問題を抱えている。つまり、その計算値が、浅川の現実にどれだけ合致しているのかと言う検証は、調査データがなく、できない。現在5年間の期限での流量調査を行なっているのだから、その調査結果も参考にして、検証するのが当然だ。検証の際、県が公募の委員で設置した高水協議会の議論も、必ず参考になるはず。委員が専門家でないからと、問答無用で切り捨てることは許されない。残念ながら、全国の事例でも、過去の長野県でも、専門家と言われる人たちの御用学者ぶりは、決して、県民の利益にはならなかった。はじめから、行政にOKをだすことありきの御用学者では、たとえ専門家であっても意味が無い。 国政の場では、安倍総理が、自分の総理任期中に憲法を変えると言い出して、この国会で国民投票法案を成立させようとしている。最低投票率の規定もなく、公務員の運動を禁じるものにすると言う。何が何でも憲法を変えてしまおうという異常な執念に、そら恐ろしさを感じてしまう。 国政も県政も、民主主義を否定しての危険なあともどりが始まろうとしている時、肝に銘じて、がんばりたい。 浅川の穴あきダム問題は、今回の県議選の争点か、などというマスコミの質問も受けたが、あちこちを訪問し、多くの有権者の皆さんにお会いすればするほど、「ダムはやめさせてくださいね。」と言われる関心の高さ。すでに争点になっている。 浅川の治水のあり方、公共事業のあり方、税金の使い方の優先順位、県財政の健全化等々、多くの問題を象徴しているのが浅川ダム問題。私は、無駄で危険な浅川ダムはいらない、危険な地すべり地へのダム建設に100億円を使うなら、千曲川の浚渫や排水ポンプの強化、下流への遊水地の設置に使うべき、公共事業にしか使えない借金(行政改革推進債)は、県民サービスを切り捨て、税金の使い方をゆがめるもの、と主張していくつもり。 4期16年、「弱い立場の人たちに、暖かい県政の光を」と願ってがんばってきた、私自身の思いを伝えながら、和田あき子さんとともに、長野市での2議席回復に全力を尽くしたい。 なお、公職選挙法の規定で、選挙中のHPの更新はできないため、この日記も4月8日まではお休み。
2007年03月29日
日本共産党の志井和夫委員長は、本日午後、政党の党首としては初めて、浅川のダム建設予定地、中流の河川改修状況、千曲川との合流点を視察して、住民運動団体の浅川・千曲川等治水対策会議の役員の皆さんから説明を受けた。対策会議の市村治男事務局長らは、浅川で発生している主な水害は、本流の千曲川が増水するために浅川が流入できずにおこる「内水被害」であり、ダムを建設しても治水効果は期待できないとして、内水対策や千曲川の抜本的改修を訴えた。 現地調査後、千曲川と浅川の合流点で、テレビ局などのマスコミの「ぶら下がり」に対して、志井委員長は、「ダムは危険で無駄であり、治水とは無関係だと言うことがよくわかりました。計画は中止すべきです。ダムは県議選の大きな争点であり、『脱ダム』の流れを後戻りさせないよう、県議選での共産党の躍進を目指したい。」と述べた。 志井委員長は、夕方5時からはJR篠ノ井駅前で和田あき子さんと街頭演説、6時からはJR長野駅前で私もご一緒に街頭演説。志井委員長は、午後の浅川の現地調査にもふれ、自分は政党の党首として初めて浅川の現地調査をしたが、考えてみれば、村井県政の「オール与党」の自民、公明、民主、社民の各党は、浅川の穴あきダム計画をこぞって「高く評価」し、「この方法しかない」などと主張しているのだから、それらの党の党首は、とても恥ずかしくて現地調査はできない、と述べた。私も、なるほど、と納得。 志井委員長は、田中県政時代に、日本共産党県議団が、県民の目線で、真の是々非々を貫き、県民の運動と力をあわせてつくってきた県政の前向きの変化を後戻りさせないために、日本共産党の躍進を、長野市では和田あき子さんと石坂ちほの2議席必勝を、と訴えた。 浅川ダム建設予定地は有数の地すべり地帯。穴あきダムの構造上、上流に砂防ダム的な構造物が必要なことは県も認めており、際限のないダム造りの危険性と事業費の膨張も予想され、「縦、横、斜め、どこから見ても危険で無駄な、百害あって一利なしの穴あきダム計画です。脱ダムのあともどりにストップを。」と訴えた。 私も和田あき子さんとともに、夕闇の迫る長野駅前で、県政にかける思いを宣伝カーから心を込めて訴えた。
2007年03月28日
午後1時半から、壇田地区センターで党県議団・長野市議団主催の浅川治水緊急シンポジウム。緊急シンポジウムの名称のとおり、今回のシンポジウムについては、私自身は、ほとんど参加者のお誘いができなかったが、会場に用意したイスが足りなくなって追加、資料も足りなくなったそうで、会場いっぱいの150名の方々に参加していただき、この問題への関心の高さが示されたシンポジウムとなった。 パネラーは、長野県治水・利水ダム等検討委員会委員長、元信州大学学長、信州大学名誉教授の宮地良彦さん、前長野県公共事業評価監視委員会委員長、元信州大学農学部長、現農学部教授の野口俊邦さん、浅川・千曲川対策協議会事務局次長の小林重夫さん、野々村博美長野市議と私。司会は和田あき子さん。 宮地先生は、長野県治水・利水ダム等検討委員会は、多くの住民と専門家が、同じ議論のテーブルにつき、委員会の資料はマスコミにも傍聴者にもすべて同じ物が配布され、議論の全過程を公開してきたこと、委員会の議論の結論は、その後の知事の方針と基本高水の数値などについて、必ずしも一致したものにはならなかったが、議論の成果は県の方針に生かされたと考えていること、それと比較して、村井知事が、「ダムなしからダムありまで、幅広く検討する」などと言いながら、検討の過程は全く不透明で、流域協議会の意見も聞かずに一方的に「穴あきダム」の方針を発表したのは、住民参加の民主的な議論を積み重ねてきた長野県政に「穴をあけてしまった」思いがする、と述べられた。 私も、検討委員会の委員として、ともに議論を重ねてきた者として、全く同感。積み重ねてきた民主主義の過程と成果を、こんな形で乱暴に踏みにじられることは、本当に許せない。 野口先生は、公共事業評価監視委員会のメンバーが、ひとりひとり全国的に持ても優れた知見と良識、力量を備えたメンバーであり、その委員の皆さんが時間をかけて検討した長野県の公共事業ひとつひとつの是非について、再評価の結果出した結論をくつがえす時には、本来、委員会にはかりなおす手続きが必要と思われること、何の報告も無く、手続きを無視して結論だけが一方的に出された今回の手法は理解に苦しむ、と述べ、やはり、政策決定過程の不透明さと、民主主義的手続きの欠如について、厳しく指摘し、長野県公共事業評価監視委員会の平成14年度の「提言書」、平成15年度の「意見書」について説明され、ご自身の専門分野である森林の経済的価値と公益的(環境的)価値についても述べられた。 平成14年度の「提言書」では、「公共事業のあり方について」の項で、「旧来の理念や原則を再考し、50年・100年先の長期的な視野にたった新しい公共事業のあり方を追求する」として4点の提言がされ、「県民の役割」として、「県政の主役である県民ひとりひとりが、積極的かつ主体的に公共事業のあり方や事業の必要性について考え、提言を行うなど県政へ参画していく必要がある。」としている。 平成15年度の「意見書」では、ダム事業8箇所の見直し案のほか、具体的な留意点も報告されている。 これらの検討のすべてを、何の手続きも、委員会への断りも県民への説明も無く、全く無視しての強引なダム建設が、果たして許されるのだろうか。改めて、村井県政の乱暴な民主主義のルール無視に、驚くばかりの両先生の発言だった。
2007年03月21日
全3件 (3件中 1-3件目)
1