あたたかな光と相思相愛-永遠の旅へいざなう虹粒子の流れ
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小室哲哉さんの事件は、ここ最近に報道で目にした事件で最大の衝撃、激震だった。天才的な音楽の才能を発揮する存在が、ビジネスや社会情勢に関して実に盲目的な才覚しか持ち得ていないケースというのは多々ある。いや、そのようなケースが実は殆どであるといって決して過言ではないだろう。たとえば歴史に名を残したアーティストの多くが、それを影で支えていた天才的な手腕の持ち主であるマネージャー等の存在抜きにありえないことが殆どであるように、華々しい才能を支えているのは優秀な側近の存在だったりするのが殆どの場合、事実なのである。モーツアルトの妻は悪妻として歴史に名を残しているけれど、僕がこうした考えには合点がいくことはまずない。もし、モーツアルトが自身の生活を支える経済的基盤に関して秀でた嗅覚があったのなら、話は全く別なものになっていたのではないだろうか?つまり、モーツアルトの妻は悪妻として後世に名を残す運命に陥らずに済んだのではないか。というのが僕の持論だ。モーツアルトにはそのような嗅覚がゼロだったのであろうことは、彼が残した奇跡のような数々の至福の名曲に微笑む無垢な魂が物語っている。そんな天才性をただひたすら生きる存在を傍で支えるためには誰だって ”悪” と思われても仕方がない部分を自ら遂行せずには、互いの生活さえ成り立たないのである。僕が先程に、小室哲哉さんの事件に関する報道をテレビのブラウン管越しに目で追いながら、思わず胸が痛くなった最もたるものは、小室さん自身の痛切な表情は勿論だけど、それ以上に、テレビに映し出された小室さんの ”妻” であるKEIKOさんという女性の顔写真に宿った天使の如き無垢な美しさだった。正直、言葉を失ってしまうほどに、それはあまりにも美しい姿をとらえた写真であった。勿論、小室さんの妻には一切の罪はない。”たいへんショックを受けており、コメントをお出しできる状況にございません”アナウンサーが読み上げた彼女の声明文には嘘偽りはないと僕は思う。あくまで僕の想像に過ぎないけれど、おそらく、小室さんは自分の妻には事の真相を殆ど伝えていなかったのではないだろか?。ひたすら隠しながら、同時に、自分の傍らにある無垢な純性を守るように、自分自身の心の拠りどころにしていたのではないだろうか。あたかも自身の創作の源を守るかのように。そのように仮定した場合、僕には何となく判るような気がする。テレビ画面に大きく映し出された小室哲哉さんの、やり場のないような、どこにも逃げ口が見つけられなかったような、悲痛な涙の理由が。小室哲哉さんは自分の夢の世界で輝き続けるシンデレラを愛し、己が生み出す至高の音楽を通して賞賛し続けた。800を超える、あんなにも美しい曲群を創作し続けた。多くの人々の心を感動で満たし続けた。問題は、小室さんが一人で全てを背負い込んだことにある。彼はきっと、自分の妻を、悪妻ではなく、いつまでもシンデレラのままでいられるように、いろいろな影の汚れた部分を一人で背負い込み、逃避行を続けてしまったのではないだろうか。おそらく小室哲哉さんの半生は僕ら常人が想像も出来ないくらいに、孤独なものだったに違いない。平成の日本音楽界に咲いた最も美しく華やかな花が行き着いた運命・・・・・。こんな悲劇が、あっていいのだろうか。そして、小室哲哉さんが抱えた悲劇は僕らの人生とは一切無関係だとは果たして言えるだろうか。あなたは、小室哲哉を責めることが出来ますか?僕には、そんなこと、できない。ただ、涙がこぼれて仕方がないだけだ。では、また次回の日記で逢いましょう。>>>今日の日記文章は以上です。ここから下は挨拶・告知・紹介その他になります<<<◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 以上、気紛れ日記として発信しようと思いながら書き殴っただけの文章、いいたいことがまとまっていないことは確かだけど、誤字脱字も読み返さぬままそのままに残しておくことにする。この日記を残すことには何かしら意味があると思う。それが多分に、いつにも増して”日記表現”などという陳腐さに拍車をかけるに過ぎないとしても。繰り返し、言う。何度でも、言う。---こんな悲劇が、あっていいのだろうか?---どうして、ひたすら音楽を愛し音楽の神から愛された者に神はこんな仕打ちをするのだ、と。僕には今、小室さんが、我々がバブルに浮かれた歳月における負の累算という十字架を背負ったキリストに思える。この日記を読んでくれている、あなた、に無関係な話ではない。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
2008.11.04