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三島屋変調百物語伍之続 あやかし草紙 著:宮部みゆき文庫本で読んでいます。あやかしものですが、日本の昔話みたいな不思議感が良いです。購入してからしばらく経ちましたが、ここ数週間の週末に読む気が高まり、読み終えました。(1巻600ページくらいなので、自分は一気読みできません・・)百物語も第27話で約1/4が終わった感じですが、無事「第1期完結」となりました。読後に文庫本の表紙を見ると感慨深い感じがします。新しい?聞き手となる六之続も早く読んでみたいです。あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続(5) (角川文庫) [ 宮部 みゆき ]三鬼 三島屋変調百物語四之続 (角川文庫) [ 宮部 みゆき ]
2021.05.01
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本: 「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには著: 出口治明新聞広告に載っていた「還暦からの底力」を読もうと思って、ネットで検索していたら、この本にたどり着きました。2章から4章が面白かったです。2章最後の特別対談 「岡ノ谷一夫×出口治明」は、生物心理学者の「動物における教育」を交えての話は興味深かったです。第4章 正しい「人間洞察」を前提にした社会人教育は著者自らの経験則に基づく内容であり、自分の今までの考え方を確認するのに、参考になりました。この本は、マニュアル的なビジネス書とは違うと思います。「教える」立場である人以外でも読んでみると良いのではないかな。大学生の娘にも勧めてみます。「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには [ 出口 治明 ]「つながり」の進化生物学 はじまりは、歌だった [ 岡ノ谷一夫 ]↑こちらは生物心理学者 岡ノ谷一夫先生の本
2020.07.19
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本:獣の奏者著:上橋菜穂子Ⅰ:闘蛇編Ⅱ:王獣編Ⅲ:探求編Ⅳ:完結編を約1ヶ月半くらいの週末とGWの休暇2日をかけて読み終えました。ファンタジー小説で読みごたえがありました。4冊でエリンの一生が描かれていて、しっかり完結したので満足できます。Ⅰ・Ⅱで読み終わっても十分なストーリーでしたが、Ⅲ・Ⅳで謎が究明できるのもいいと思いました。まだ続いている?「鹿の王」もホッサルに続いて、ヴァンの方の続編を希望します。獣の奏者 全5冊合本版【電子書籍】[ 上橋菜穂子 ]アニメに出てくる王獣が自分が思っていたイメージと違います。もっと鳥っぽい姿を想像していました。
2020.05.04
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本:鹿の王 水底の橋 著:上橋菜穂子 「鹿の王」の続編を読みました。 ヴァンとユナの続編の方が読みたいなと思っていたのですが、この作品はホッサル、ミラルの方の続編です。 前作を読んでいるときは、オタワルの医療に比べ、清心教医術は医療なのかな?と思ったりしていましたが、どちらにも共通点があったり、清心教医術の良さもあると感じました。 自分も歳をとったせいか、病気にもよりますが、根本的な治療だけでなく、緩和ケアも大切だと思っていたのもあり、とても興味深い内容でした。 オススメできる本だと思います。鹿の王 水底の橋 [ 上橋 菜穂子 ]鹿の王 水底の橋【電子書籍】[ 上橋 菜穂子 ]
2020.03.20
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本:三島屋変調百物語 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」の三作目です。 今回も百物語の聞き手のおちかさんの成長物語が良かったです。 本の最後の「解説(文芸評論家:高橋敏夫)」で、この作品を含む3作の在り方を分かりやすく書かれていました。第一作は「重苦しい物語」第二作は「怪異のなかにときとして点滅する愛おしさ哀切さをみごとにうかびあがらせる物語」今回の第三作は「一作と二作の両極を含めた試み」と書いてありましたが、まさにそんな感じに思いました。早く四作目の「三鬼」を読みたいです。泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) [ 宮部 みゆき ]
2020.03.09
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本:夫のトリセツ 著:黒川伊保子 「妻のトリセツ」が先に出版されていたみたいだけど、昨年11月の朝日新聞で新刊の広告を見たので、後発の「夫のトリセツ」を購入して読んでみました。 男性脳、女性脳の違いが分かり、自分の言動はダメダメだと感じました。 自分は理系人間なので、論理的に話をしたり、もの事を解決するのに拘っていたと思いますが、そればかりではダメだとわかりました。 カミさんは典型的な女性脳だと思うので、著者の書いていることを素直に受け止めようと思いました。 子供たちが巣立って行く前に読めて良かったかもしれません。もう手遅れかな? いい本だったと思います。夫のトリセツ (講談社+α新書) [ 黒川 伊保子 ]夫のトリセツ【電子書籍】[ 黒川伊保子 ]
2020.01.04
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本:勿忘草の咲く町で 著:夏川草介 夏川草介さんの新刊が新聞広告に掲載されていました。 「神様のカルテ」のシリーズが好きな上の娘に教えたら、その本を持って帰省してくれたので、借りて読んでみました。 話は安曇野にある地域医療の病院で勤務している1年目の研修医 桂正太郎と3年目の看護師 月岡美琴が主人公の話です。 神様のカルテと舞台設定が近く、栗原一止の大学の後輩になるのかな。(今回は出てこなかった)今のところ、神様のカルテのスピンオフでは無いのですが、繋がってくる感じがします。 いずれにしろ、地域における終末医療の現場で起きる様々な問題を提起していて、患者側も知っておくべき現状かな思いました。 こうした設定は神様のカルテと同じです。 花に絡めてのストーリーが面白いです。 オススメできる本だと思いました。勿忘草の咲く町で 〜安曇野診療記〜 [ 夏川 草介 ]
2020.01.01
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本:頭を鍛える5つの習慣著:水上 颯朝日新聞の広告にも出ていて、図書館にあったので借りてきて読みました。TVのクイズ番組に出場している現役東大生の書いた本です。若いのに色々考えているなと思いました。物事を客観視できているのが、よくわかります。何をするにしても習慣化して継続することが大切だとわかっているのですが、著者のようにできる人が少ないから、継続できる人に価値があるのかな。こういう子供を育てる保護者もすごいと思います。自分のようなオッサンでも勉強になる内容でした。でも、こうした本を中学生くらいが読めばいいんじゃないかなと思います。著者は将来、良い医者になるでしょう。東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える5つの習慣 思考の生産性がみるみる上がる「知的生活」実践法! (単行本) [ 水上 颯 ]東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える5つの習慣思考の生産性がみるみる上がる「知的生活」実践法!【電子書籍】[ 水上颯 ]天才頭脳・水上颯の「最強クイズ全書」【電子書籍】[ 水上 颯 ]天才頭脳・水上颯の「最強クイズ全書」 [ 水上 颯 ]↑著者は左利きなんですね。
2019.12.01
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本:新章 神様のカルテ 著:夏川 草介 図書館で借りてきて読みました。 舞台が大学病院にうつり、主人公の内科医 栗原一止は日々の業務だけではなく、後輩の指導、自分の研究と違った形で忙しくしていました。 相変わらず変人とは言われているものの、医局に行くと決めた「神様のカルテ3」の頃よりも更に成長していく話です。 読んでいて3回程、涙腺が緩みました。 患者側からだけでなく、病院側からの視点でも終末医療について考えるきっかけになります。 まだ10代、20代の娘たちから勧められて読み始めた本なのですが、娘たちは本から何を感じているのかな。 本当に良い本でした。新章 神様のカルテ【電子書籍】[ 夏川草介 ]新章 神様のカルテ [ 夏川 草介 ]
2019.09.16
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本:集中力はいらない 出版:SB新書 著:森博嗣森博嗣のビジネス系本なら面白いかなと思い、読んでみました。以下、少々ネタバレあり。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 分散思考にこそ利点があるということ。 著者は計画を立てて、怠け心に負けないように日々こつこつとやってきたんだなと分かります。 そうした経験の積み重ねで得られた成果が自分で認めることができるようになる。 周囲を気にする時間、周囲とのつながりを確認する時間は、今の半分にして、その分を「考える」そして「作る」ために使うことである。こうした習慣こそが、さらに分散思考の頭を少しずつ耕してくれるだろう。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その通りだと思います。確かノーベル賞の益川先生の本(ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方)にも一つのことに没頭しないで、 一見ムダだと思う事をするのも必要だということも書かれていました。周囲のつながりを確認する時間については受験生の娘や大学生の娘にも頭に入れておいて欲しいと思いました。集中力はいらない (SB新書) [ 森 博嗣 ]
2019.08.25
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本:落ちない汚れをラクに落とす掃除術著:茂木和哉いつも12月は寒くて、家の大掃除をしないことにしているので、夏に家の掃除をしようかと思い、まずは掃除の勉強をしました。図書館で「落ちない汚れをラクに落とす掃除術」を借りてきて読んでみました。カミさん曰く、時々こういう掃除方法は主婦雑誌に載っていると話してました。実際にはお風呂場の掃除と家のカーテンしか掃除をしていないのですが、洗剤の種類とか掃除の手順とか全く知らない自分には役立ちました。週末に少しずつしかできませんが、キレイにしようという意識が高まりました。茂木和哉 落ちない汚れをラクに落とす掃除術 [ 茂木 和哉 ]茂木和哉 落ちない汚れをラクに落とす掃除術【電子書籍】[ 茂木和哉 ]
2019.08.18
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本:おそろし 三島屋変調百物語事始 本:あんじゅう 三島屋変調百物語事続 著:宮部みゆき 朝日新聞の書評のコラムで俳優の谷原章介さんが「三島屋変調百物語」シリーズを紹介されていたのと宮部みゆきさんの時代小説は面白いと聞いたことがあったので読んでみました。 このシリーズは時代小説のあやかしものになると思うのですが、事始(一)はまさにそんな感じで読み終わってからの心地よさは感じられず、続編を読むか迷っていました。 3月に大阪の実家に帰った際、たまたま立ち寄った本屋さんのワゴンに続編の事続(二)が新古本として売られていたので、なんとなく購入してしまいました。 その後1ヶ月半位経ってから、事続(二)読み始めたら、面白くて、はまってしまいました。 (一)と違って(二)の方は、ほのぼのした話が多かったからかもしれないですね。 百物語では不思議で切ない話が多く、そうした話を聞くことで主人公の「おちか」さんが成長?変化してます。簡単には心の整理は付かないとは思いますが、今後を見守りたくなります。 文庫本だと現在、三之続(三)まで発売されていて、6月14日に四之続(四)が発売されるそうです。 おすすめの本です。おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫) [ 宮部 みゆき ]あんじゅう 三島屋変調百物語事続 (角川文庫) [ 宮部 みゆき ]泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) [ 宮部 みゆき ]
2019.06.02
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本:鹿の王 上の娘が読んで、面白かったと話していたので、一気に読めそうなGWに読んでみました。 上下巻で1100ページを超えるなかなかの大作です。5日間に分けて読みました。 上巻 主人公ヴァンともうひとりの主人公ホッサルの話を交互に章を分けて物語として展開します。 詳しいストーリーはネタバレになるので、省略しますが、ファンタジーかなと思って読んでいたけど、後半はミステリー(謎解き)になってきました。 下巻 上巻に続けて、それぞれの主人公が章を分けて進めていましたが、ユナとマコウカンが遭遇して、いよいよ一つのストーリーになり始めました。 ミステリーも複雑で読み応えがあります。 最後までこの本でいう「詐術」が仕掛けられていました。 読み終わったけど、完結してないような気がします。 実際に 続編としてホッサルが主人公の「鹿の王 水底の橋」が3月27日に発売されてます。 個人的には、ヴァンが主人公の続編が読みたいです。期待できると思います。 本当に面白い小説でした。鹿の王 上 [ 上橋菜穂子 ]鹿の王 下 [ 上橋菜穂子 ]鹿の王【全4冊 合本版】【電子書籍】[ 上橋 菜穂子 ]鹿の王 水底の橋【電子書籍】[ 上橋 菜穂子 ]↑新作です
2019.05.03
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本:まんがでわかる 理科系の作文技術を図書館で借りて読みました。今まで読んだ論文・レポート作成の本に比べて一番良かったです。とにかく読みやすいです。まんがをもう一度、解説で説明しているので頭に入ってきます。読んでいて良かった内容は、マンガではない「 理系の作文技術」に印を付けておけばいいのかもしれないと思いました。娘にあげてもいいし、購入しよう。まんがでわかる 理科系の作文技術 (単行本) [ 木下 是雄 ]
2019.04.13
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本:天地明察 著:沖方 了 下の娘に勧められて読みました。江戸時代4代目~5代目将軍の頃におこなわれた改暦に関する話です。序章を読んで、改暦の話だとわかります。渋川春海こと安井算哲は本職は碁打ち(棋士)なのだが、算術好きであり、性格も温厚で、いろいろな人物から登用されて、多くの学術に長けた人物の協力を得て、改暦を達成するという話です。江戸時代に改暦することにより、世間にどのような影響を及ぼすことになるのかということは考えもしなかったです。北極出地に始まり、さまざま人と出会い、指導を受け、失敗を重ねながらも、成長していきます。前半はゆっくり、後半は少し足早に進んでいきますが、とても心地良い物語でした。最後に最初の序章をもう一度読んでみたら、今度は意味がよくわかりました。いい本でした。天地明察 上【電子書籍】[ 冲方 丁 ]天地明察 下【電子書籍】[ 冲方 丁 ]
2019.03.10
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上の娘が高校の頃の模試で現文の試験問題だったとか面白かったと言っていたので、読んでみました。本のタイトルは、“ピアノの調律” ってことだったのかな。音楽の世界ってよく知らないので間違っているかな??ピアノの調律っていうことに馴染みがなかったのですが、すんなりと読めました。最後に載っていた佐藤多佳子さんの解説がこの本の要約って感じでした。読んだことを復習した感じです。最近になって、数年間、読まないでいた小説を読むようになりましたが、いろいろなことが知れて面白いです。これからもオススメされるのを中心に読むようにしてみます。羊と鋼の森 (文春文庫) [ 宮下 奈都 ]
2019.02.16
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1~3に続いて、上の娘から借りて読みました。今回は本編のスピンオフでした。有明彼岸過ぎまで神様のカルテ冬山記の4つの短編で構成されていて、それぞれにいい話でした。個人的には、「神様のカルテ3」で登場した事務局長の話が中心の「彼岸過ぎまで」ハルの過去が少しわかった感じがした「冬山記」が良かったです。でも、主人公である栗原一止が大学6年生時の話の「有明」栗原一止は研修医の時の話「神様のカルテ」も良かったです。ということは、結局、全部良かったのかな?最近、医局が舞台の新シリーズが発刊されたようなので、少し時間をおいてからでもいいので読もうと思います。神様のカルテ0 (小学館文庫) [ 夏川 草介 ]
2019.02.11
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上の娘に借りて読みました。地域医療の現場の話で今回が3作目です。3では、栗原一止に関わる人たちや新たに加わった先生に関わる話、最後には一止が本作の1では見送った話に自らの意思で向き合ってみるという流れになります。今後、一止は、現状に満足することなく、更なる向上心を持って、仕事と勉学に取り組むことになりますが、きっと大学病院で経験を積んで、本庄病院に戻ることを期待します。それぞれの登場人物には過去に思いがけないような色々な事があったりして、そのエピソードに意外だと思ったりするのですが、本当に素敵な人たちばかりです。この後は「神様のカルテ 0」を読みます。娘からは一止の大学時代の話だと聞きました。1月末には「新章 神様のカルテ」が出ます。舞台の病院が変わりますが楽しみです。娘には、いい本を勧めてもらったと思います。 神様のカルテ3【電子書籍】[ 夏川草介 ]
2019.01.19
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最近は週末の休みの日に小説を読むようになりました。今年度から大学生となり一人暮らしを始めた上の娘から是非読んでみてと渡されたので、読んでみました。信州にある「24時間365日対応」の本庄病院に勤務している内科医の栗原一止を主人公とした話です。1と2を読み終えました。2では新たに本庄病院に加わった医師で大学での旧友 進藤辰也に関する話と後半は古狐先生の話を中心に展開します。いいこともあり、寂しいこともあり、とても良い話でした。作者が文学好きなのもよく伝わり、心地良いシーンもいっぱいでした。機会があれば、中学生か高校生に読んでもらって、共感できた人たちが医師を目指したりしてくれればいいなと思いました。自分の親もそして自分もこれからは医療にお世話になることも多くなるので病院側からの視点で考えてみるいい機会にもなったように思います。確かにおすすめの小説ですね。PS 今度は3を借りて読んでみます。神様のカルテ (小学館文庫) [ 夏川 草介 ]神様のカルテ2【電子書籍】[ 夏川草介 ]
2019.01.05
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本:ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方 著:益川敏英 以前、読んで面白かった“東大物理学者が教える「考える力」” と同じシリーズで個人的に好きな益川先生の本ということで、気になっていたのですが、やっと読むことができました。 序盤は益川先生でなくてもいい本かなと思ったりしましたが、第2章あたりからは、自伝的な内容も多くなり、面白かったです。 以下、少々ネタバレあり 第2章に書かれていた小学生の女の子からインタビューを受けたときのエピソードでは、「お母さんと一緒でいいですか?」と聞かれ、「ダメだ。ひとりで来なさい」と答えたくだりは、さすが益川先生だなと思いました。結局のところ、家庭や学校での知識や体験を積み上げていくことの大事さについて述べられていました。 基本的には子供であろうが、大人であっても、自分自身で考えることが大切だと一貫して言ってます。 あとは、一つのことに没頭しないで、一見ムダだと思う事をするのも必要だということも書かれていました。 第4章、5章では「自分力」ってワードも出てきますが、「自分力」を磨くということでなくても、いい本だったと思いました。 おススメです。ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方 眠っている己の才能に気づくヒント (知と学びのシリーズ) [ 益川敏英 ]
2018.12.24
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本:いま君に伝えたいお金の話 著:村上世彰 良い本だと思いました。ほぼ原文通りに書くと、(ネタバレ注意) お金に縛られずに、お金に支配されないで生きられるか。そのためには、お金とは違う基準を自分のなかでつくることが大事である。お金以外の「ものさし」が自分のなかにあれば、お金の魔力に惑わされなくなる。 「ものさし」とは、自分なりの「幸せ」の基準である。だから「幸せの基準」がしっかりしていれば、お金は自身の「幸せ」をサポートしてくれる。 本当に上手い表現だなと思います。単純に「値段が高い=いいもの」みたいな考え方をしがちですからね。 後半は現在の村上氏の事が書かれていました。 古舘さんが司会していた報道ステーションに出演されていた頃とは、随分変わられた印象です。 若い人(小中高校生)に向けて書かれた本ですが、確かに若い頃に読んでおくといい本だと思います。いま君に伝えたいお金の話【電子書籍】[ 村上世彰 ]
2018.11.17
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評伝 ナンシー関「心に一人のナンシーを」 著:横田増生 「ユニクロ帝国の光と影」、「ユニクロ潜入一年」に続けて読んでみました。 没後にナンシー関の事について取材・調査して書かれている本です。 著者はなかなか踏み込むなといった印象でした。 ナンシー関の事は「TV Bros」を読んでいたので知っていたけど、面白い視点でコラムを書いているなと思って読んでいたくらいで、ちょうど自分が青森県に住んでいた頃に亡くなったと思います。青森県出身だったからなのか、「さくら野百貨店」で個展を開催していたので観に行きました。そのときにもらったシールが家にあります。 この本にたびたび書かれていたwordで「アングラ」といったジャンルがあるのですね。ナンシー関さんのことを知っている人なら、面白い本だと思います。 PS ちなみに自分が今までに本を読んでいて、声を出して笑ったのは、 宝島社から出版されていた「VOW」の単行本かな。 No.がいくつだったかは思い出せません。 なぜか今、そのことを思い出しました。(アングラな本なのかな?)評伝ナンシー関 心に一人のナンシーを (朝日文庫) [ 横田増生 ]VOW 31周年デラックス 街のヘンなモノ! [ 宝島社 ]
2018.11.10
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潜入して告発本を書くなんて、変わったな人だな思ったけど、「ユニクロ帝国の光と影」から続けて読んでみました。最近読んだ中でも面白い本だったと思います。 読んでみると、第二章〜第四章の実店舗でのアルバイト体験談はリアリティがあり、面白かったです。 3店舗だけの潜入ですが、店舗により、労働環境が全然違うこと、イオンモール幕張新都心店の店長と第七章で出てくるビックロ新宿東口店の店長の違いなどは内部からの声を聞かないとわからない内容なので、外から見てイメージしていたユニクロとは違うものだなと感じました。 柳井社長がある年の感謝祭の失敗について「7千円の買い物に対してのノベルティ」と言った翌年に1万円以上の買い物に対するノベルティの設定というのは笑えました。 社長が何かにつけて発言するから、社員はイベントの総括なんて忘れてしまうのでしょうか? 第五章、六章は、海外の下請け工場へは潜入していない分、潜入取材の内容に比べると面白くなかったです。読み終えてから、大学生の娘にこの本を読むといいと勧めました。 世間の事を知らない学生たちがブラック企業、ブラックバイトとか考えるには、いい内容ではないかと思います。 PS 著者は、たった約一年、アルバイトで勤務しただけなので、読んでいるときから、正社員、準社員として勤務する人に比べると、精神的な負担が少ないだろうと思えました。 著者には本業(作家?記者?)があり、その本業の調査としてアルバイトをしているからなのか、最初は素性を知られてはいけないスリルと仕事を覚えようとする必死さがあるものの、半年も勤務していれば、仕事を覚えているし、ユニクロの仕事が面白くなくなっているように感じました。(量販店の販売ってそんな感じなのかな)ユニクロ潜入一年 [ 横田 増生 ]ユニクロ潜入一年【電子書籍】[ 横田増生 ]
2018.10.21
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ユニクロ or 社長の柳生正 氏の批判本と思って読んでみました。 著者は、よく取材されていて、分析もされているなと思いました。 ときどき生産管理の用語で書かれているのも著者の経歴からかな。 ユニクロの沿革とか経営がどういうものなのか分かった気がしました。 「ユニクロ」は理にかなった経営をしているなと感じました。 堅実な経営をしていても、国内の情勢で売り上げがどうなるか分からないし、固定資産を持たない経営が通常ではないのかな。 後半に「ZARA」についての記述もありましたが、これも理にかなっているなと思いました。 少量多品種生産でスピードを重視した経営にも納得です。国内での生産重視も賛同します。(「しまむら」はこの路線なのかな?) 客としての立場だと「ユニクロ」で買うことはありますが、「ZARA」は一度くらいは入店したことはあっても購入したことはありません。「GAP」も行くことはあるけど、ほとんど購入したことがなくて、欲しいデザインのものがないのと、日本人の体型に合わないからかなと思っています。経営者が日本ということが意外と大切なのかなと思います。 最近、肌着とかのインナーだと「トップバリュー(イオン)」もいいと思います。 「ユニクロ」は日本人には合っている企業で必要不可欠な気がしました。 とは言え、この本が出版された当時の社員や準社員に対する勤務実態に対する告発が、現在、解決されたのかが気になるので、「ユニクロ潜入一年」を読んでみます。 ユニクロ帝国の光と影 (文春文庫) [ 横田増生 ]
2018.09.23
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「宇宙に命があるのか」著:小野雅裕を読みました。コミックの「宇宙兄弟」を読んだり、NHKで火星探査機の番組を観たり、Elon Reeve Muskの民間製ロケットのニュースを見たりして、少し興味があったので、読んでみました。過去のアメリカ、ソ連で争そった宇宙開発の話、特に開発に携わった技術者のバックアップシステム(バグに対する)の話は「宇宙兄弟」に出てきそうな話で面白かったです。とても面白い本で、久しぶりに集中して読めました。宇宙に命はあるのか 人類が旅した 一千億分の八 (SB新書) [ 小野 雅裕 ]
2018.09.13
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本:哲学する子どもたち バカロレアの国 フランスの教育事情 著:中島 さおり下の娘が興味を持っている大学の学科のオープンキャンパスに行ったとき、「バカロレア」というワードを何度も話していたのですが、よく分からないので、本でも読んでみようと思ったら、この本にたどり着きました。Ⅱ章以降が面白かったです。この本を読んで、文系・理系に関係なく、問題を論述させるのが、バカロレアの教育だとすれば、フランスのように中学か高校の段階から取り入れるのは良いのかなと思いました。(そのほうが、考える力は養えるのかな) ときどき、上の娘(大学生)と語学の勉強方法について話をする機会があり、どのような勉強法がいいのかなと考えるのですが、この本を読んでからは、その言語の本質(ネイティブの勉強方法等)を理解することは大切だと感じました。 (これまでは簡単に話せるみたいなものを求めていました・・) 著者はおそらく大学と修士でフランス語を専攻されていたと書いてあったので、語学の習得に関する考えや教育に関する考察は、すごく勉強になりました。そうは言っても、語学習得の目的が仕事で使うのか、海外旅行でちょっとだけ会話したいのかで、勉強法は違うのかなとは思います。フランスの教育事情も面白かったのですが、バカロレアについて、もっと知りたいので、 違う著者の本も読んでみようと思います。哲学する子どもたち バカロレアの国フランスの教育事情 [ 中島 さおり ]
2018.08.19
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井山裕太七冠のことは、数年前に「情熱大陸」で観たことがあるくらいで、自分は囲碁が全く分かりません。将棋の羽生永世七冠と国民栄誉賞を受賞されるくらい凄い棋士なので、本のタイトルに惹かれて、読んでみました。 井山七冠が強いのは「直感」を意識して、普段から勉強されているのと、自分よりも強い棋士がいる中国、韓国を意識されていること、後は先人をリスペクトされているのが伝わりました。 今では、コンピュータの「アルファ碁」、「Deep Zen Go」が強いですが、将来、囲碁の技術向上に使いたいと考えるのはさすがです。 将棋の羽生善治さんのように、後20年はトップに君臨して欲しいです。 読んで良かったです。勝ちきる頭脳 [ 井山裕太 ]勝ちきる頭脳【電子書籍】[ 井山裕太 ]
2018.02.10
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現代では、ヨーロッパというとイギリス、フランス、ドイツですが、紀元前から紀元後にはキリスト教、イスラム教で争いがあり、文明は地中海アラビア海側で栄えていたということがわかりました。 中国の歴史も単に「三国志」、「項羽と劉邦」とか「キングダム」で読んでいるような話ではないということも理解できました。前作で読んだ「日本史の英雄」と違って、著者の倉山満さんは、なかなか厳しい書きっぷりでした。(特に中国史) もっと初歩的な世界史を理解してから読んだ方が良かったかなと思いました。ということで次は「世界全史」(著:宮崎正勝)を読みます。誰も教えてくれない 真実の世界史講義 古代編【電子書籍】[ 倉山満 ]↑電子書籍版世界全史 「35の鍵」で身につく一生モノの歴史力 [ 宮崎正勝 ]↑電子書籍版世界全史「35の鍵」で身につく一生モノの歴史力【電子書籍】[ 宮崎正勝 ]
2018.01.21
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下の娘が文系選択にしたので、これから世界史、日本史の勉強をします。 自分もこの機会に歴史(世界史、日本史)を知りたいと思い、まずは興味のある日本史の幕末から近代から始めようと思っていたのですが、なかなか読みたい本が無くて、図書館で読みやすそうにみえた「日本史の英雄」を借りてきました。 「その人がいたから、今の日本がある人」というコンセプトで20人の英雄について書かれています。 古代〜中世(国づくりの時代)、中世〜近世(日本らしさの創出)、近代(我が国の決断)の3章に分けて構成おり、年代が近代~近世の豊臣秀吉から読んでみました。 この本はポイント(人物)が絞られていて、読みやすかったです。 特に古代〜中世は、学生時代の勉強不足もあり、全く知識がなかったのですが、面白く読むことができました。 歴史を俯瞰するように学べればいいなと思っているので、これから著者の「倉山満」氏の書かれた本を探して、読んでみようと思います。基礎教養 日本史の英雄 基礎教養 [ 倉山満 ]1620円基礎教養 日本史の英雄【電子書籍】[ 倉山満 ]1296円
2018.01.04
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ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO 高岡浩三さんが自らの経歴やネスレについて書かれています。日本人がグローバルと比較してに不足しているのは「イノベーションを起こす力」、「リーダーシップ」、やると宣言したことは必ずやるという「コミットメント」というのには、納得です。そのためにネスレ日本で人事評価の仕組みを変更したり、自らの企画は自ら指揮を執って仕事をしたり、まさに日本人に不足していることを実践されているのがよくわかりました。これからの時代は、日本の企業(日本人)も変革が必要という内容でした。ネスレが外資の企業なのは知っていましたが、意外と商品は知っていても、ネスレの商品だったのか~って思うことがあります。「キットカット」、「エアロ」、「ミロ」とかお世話になってました。「アンバサダー」も一度飲んでみたいなと思いました。ゲームのルールを変えろ ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営 [ 高岡浩三 ]ゲームのルールを変えろネスレ日本トップが明かす新・日本的経営【電子書籍】[ 高岡浩三 ]
2017.11.12
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同じ著者の「採用基準」に続いて読みました。 サブタイトルにある「マッキンゼー」内で行われている生産性向上のための考え方をレクチャーしてくれる内容でした。実践できるかは別ですが、とても参考になったと思います。自分も 基本的に仕事は、ひとつひとつの業務に目的(目標)があるのだから、そこに向かって生産性を高めるべきだと思っています。(実践できているは別ですが、意識はしてます)この本には業務の生産性を高めるため、マッキンゼーではこうしていたということが具体的に書かれており、とても解りやすかったです。 特に、「第7章 業務の生産性向上に直結する研修」は、研修を受講する職員が必ず理解しておくべき内容だと思いました。 (避難訓練も一緒ですね)生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの [ 伊賀 泰代 ]
2017.11.03
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図書館で「採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの」を貸りてきました。 内容は、前半:「マッキンゼーの採用基準」中盤:「マッキンゼーのリーダーシップとは」後半:「リーダーシップ論」 という感じでした。 昔、ちきりんさんのブログで読んだ「なんでリーダーシップを全員に求めるの?」を詳細に書いたような本ですね。(こっちが先かな?) 会議に出席して一言も発しないのは、マッキンゼーでは「バリューゼロ」とのこと。確かにどの団体でも、会議では意識していないとダメだと思います。 日本人が世界的なコンサルタント会社で働くには、文化の違いもあると思いますが、この本に書かれていることを意識する必要があるのでしょう。とても勉強になりました。 PS 世界を視野に入れた内容の本を読んでいると、 日本人、アジア人の気質って、世界的には理解されにくいのがよく分かります。採用基準地頭より論理的思考力より大切なもの【電子書籍】[ 伊賀泰代 ]採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの [ 伊賀泰代 ]
2017.10.09
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週末の3連休に図書館で本でも読もうと思い、蔵書検索で「1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の法則」を探したら蔵書が無く、代わりに「お金を引き寄せる 世界一の投資家 バフェットの成功習慣」を読みました。以前読んだことのある“今こそ「お金の教養」を身につけなさい”という本はバフェットの影響もあるのかなと思いました。それくらいバフェトの投資に対する考え方は素晴らしいと感じました。株式は目先の利益ではなく、もっと大きい視点で投資しなきゃいけないと思っていたので、非常に勉強になりました。バフェットの成功習慣 お金を引き寄せる世界一の投資家/桑原晃弥【1000円以上送料無料】今こそ「お金の教養」を身につけなさい 稼ぎ、貯め、殖やす人の“37のルール” (PHPビジネス新書) [ 菅下清広 ]
2017.09.22
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この前読んだ、「山中伸弥先生に、人生とIPS細胞について聞いてみた」よりも益川先生の話が絡んできて、より内容が深い本です。山中先生は先日読んだ本の内容と被るところが多かったですが、何度読んでもいい話でした。 今回は益川先生のキャラが立っていて面白い、しかも話は的を射ており、納得させられるというか、自分は感心することが多かったです。今更ながらという感じもしますが、今度は益川先生の本を読んでみます。 個人的には、こういった本を、是非、高校生くらいの年代で読んで欲しいと思います。わかりにくい職業だと思う「科学者」、これが学者なんだということを知れること。ただ漠然と物事に取り組むのではなく、「目的」を考えて取り組むことの大切さを理解すること。等が良くわかります。 高校生の頃に読んでいたら、大学へ進学する目的を明確に考えられるのかなと思いました。 (特に理系の生徒かな)そう思っても、今更なので、自分はこれからの余生で活かすように考えます。「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子【電子書籍】[ 山中伸弥 ]「大発見」の思考法 iPS細胞vs.素粒子 (文春新書) [ 山中伸弥 ]
2017.08.19
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何かでおすすめ本と書かれていたので、図書館で検索したら、蔵書にあったので借りてきました。ざっくりした内容としては、山中先生がIPS細胞の研究で成果を出すまでに多くの転機あり、これまでの半生について分かりやすく書いてあるという感じです。とても読みやすい本です。もっと山中先生について知りたくなって、益川敏英先生とのインタビューをまとめた“「大発見」の思考法」” を借りて来ました。こちらも楽しみです。山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた [ 山中伸弥 ]
2017.08.18
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学生の頃、「地理」を勉強してときに読んでいれば、もっと楽しく、興味を持って勉強できたんじゃないかと思わせる面白い本でした。と今更言っても仕方ないので、今だと学生の受験勉強という視点ではなく、純粋に勉強と切り離した視点で考えたりできるのが大人の特権なのかもしれませんね。国の首都や場所を調べながら、読むのも面白いし、各国の産業や農業が発展したりしなかったり、その理由を分かりやすく説明されているのが良かったです。また、上の娘に読んで面白かった内容について話すと興味を持って聞いてくれるのが嬉しいです。 下の娘は「日本史」「世界史」を選択すると言っていたので、また関連するような本を読んでみようと思います。著:宮路 秀作ダイヤモンド社 1620円(税込)電子書籍版だと1458円(税込)です。↓経済は地理から学べ!【電子書籍】[ 宮路秀作 ]
2017.08.13
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昨年末に一時閉館となる市立図書館で3冊の本を借りて読みました。読んだ感想などを簡単に記しておきます。 これが「買い」だ 私のキュレーション術 著:成毛眞Amazonのレビュー(良い評価)に書いてある事と同じで、著者が年配の方の考え方なのでやや自慢話に聞こえる気もするが、全体的には面白くて、勉強になりました。まずは株の購入で実行してみたいです。この本はおすすめできます。★★★★☆これが「買い」だー私のキュレーション術ー【電子書籍】[ 成毛眞 ]「最強!」の論理的に考える技術 著:出口汪 娘たちの現代文の参考書について調べると必ずこの著者に行きつきます。 以前、著者の本を一冊だけ読んだけど、今回の本の方が具体的に書かれており、「論理的」に考えることの大切さがよく理解りました。★★★☆☆出口汪の「最強!」の論理的に考える技術 [ 出口 汪 ]東京百景 著:又吉直樹エッセイで面白かったです。 森博嗣のエッセイが好きでよく読んでいますが、又吉さんのような文学が好きって人(あっ、大先生でした・・)の視点も面白いなって思いました。 是非、西加奈子さんのエッセイも読んでみたいです。栗原類が好青年なのも分かる気がしました。★★★★★東京百景 [ 又吉直樹 ]しばらく小説も読まないようにしてたけど、先日、観てきた映画「ファンタスティック・ビースト」もめっちゃ面白かったし、昨年度見てた「真田丸」もめっちゃはまったし、コミックもよく読むようになったし、ビジネス書以外からでも色々と得られることはたくさんあるなと今更ながらに感じました。PS 自分には書評は書けませんね。 ただ10年近くブログを書いているだけでは大きくは変わりません・・。
2017.01.09
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自分のこれからの事、娘たちが働くようになってからの事など、著者の考えを経験に基づいて書いてある良本だと思いました。特に第3章以降の内容が良かったです。高校2年の娘に「せっかく大学に進学するつもりなら、将来結婚することになっても仕事は続けた方がいい。結婚するときは、仕事と家事を二人で半々でやることを理解してくれる人がいいよ」と話しています。そういった考え方を肯定するような内容に共感したんだと思います。自分の残りの人生についても改めて考えるいい機会になりました。PS 東北大学の学園祭で開催された著者の講演会に行ったことがあるけど、 確かそのときの話はこの本の前半に書かれていたような内容だったかな。後悔しないこれからの働き方【電子書籍】[ 佐々木 常夫 ]
2016.09.25
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ここ10数年は定期的に親戚付合いがあります。(子供の頃は親と一緒に帰省していたのに大学生位から暫くしていなかった)自分の実家とかカミさんの実家に出掛けるとその時間は、いつもと同じように過ごすことができません。ようやくこの年齢になって、こういう時間が大切なんだなと思えるようになりました。親が病気になったときに会っておくこと、お盆(本来はお彼岸も)に先祖にお参りすること等。そのときに普段話をすることが少ない親族と話をするのも大切です。正直、あまり面識の少ない親戚と話すのは苦手意識もあるけど、毎年会うようになって最近は楽しみだったりします普通に過ごしている自分は仕事やブライベートな時間の方が遥かに多いので、折角の帰省タイムは、いつもと違う視点で楽しんでいこうと思います。こういうことを記録しておこうと思ったのは、この本を読んだからかもしれません。森博嗣 「本質を見通す100の講義」「その通り」「違う違う」「ちょっと自慢入ってるな」とか思いながら読んだけど、個人的には面白かったです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】本質を見通す100の講義 [ 森博嗣 ]価格:1,404円(税込、送料込)こちらは電子書籍(kobo)版 400円安い!↓【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】本質を見通す100の講義【電子書籍】...価格:1,040円
2015.08.14
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本: 嫌われる勇気 著: 古賀 史健アドラー心理学が対話形式で分かり易く書かれている本です。個人的には上手くいかなかった事について、過去を振り返ってネガティヴに考えたりするのが嫌いなので、良い思想だなと思いました。ただ、そうポジティブに考えることはできないといった人も居るのではないかなと思ったけどレビューでは高評価な人が多い感じです。本:働き方「なぜ働くのか」「いかに働くのか」著:稲盛和夫エピローグに書かれていた人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力まさに人生の考え方での教訓が記されているようでした。自分はそこまでストイックではないので、少し堅苦しく感じました。本:まんがでわかる 7つの習慣1~4監修:フランクリン・コヴィー・ジャパン人と繋がって何か(仕事等)をしていく上でベースにあるべき考え方について、事例となる話をまんがで分かり易く解説されており、最近読んだ本の中では、一番良かったです。こういう習慣を知って、実践することは大切だと思います。【はじめての方限定!一冊無料クーポンもれなくプレゼント】嫌われる勇気自己啓発の源流「アド...価格:1,200円【楽天ブックスならいつでも送料無料】働き方 [ 稲盛和夫 ]価格:1,512円(税込、送料込)【楽天ブックスならいつでも送料無料】まんがでわかる7つの習慣 [ 小山鹿梨子 ]価格:1,080円(税込、送料込)
2015.08.02
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週末、図書館に行ったときに読んだ本で最近いい本だなって思ったのは、「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」著:グレッグ・マキューン、東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方著:上田正仁です。前者はほとんどが仕事術(思考法)について書かれているのですが、様々な事例を挙げて説明してます。多少、くどいな~って思ったりもしたけど、是非実践すべきって内容だと思いました。無意識にやれてる事もあるけど、改めて考えてみても参考になります。家の片付けとか日常生活でも役立ちそうです。東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 は2回も借りてしまった(買えばいいのかも)のですが、仕事での思考法活かせるし、大学生の指導などの根本的な考え方で非常に勉強になる内容でした。「問題を見つける力」の項目は前者の本に通じるところもあるし、「諦めない人間力」の項目は自分の仕事面で意識しなきゃいけないと感じました。新年度が始まる前に読んでおく本としてもオススメです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】エッセンシャル思考 [ グレッグ・マキューン ]価格:1,728円(税込、送料込)【楽天ブックスならいつでも送料無料】東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 [ 上田正仁 ]価格:1,404円(税込、送料込)
2015.03.22
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