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うつくしきもの*春は南仏、やうやうとミモザの花がミストラルを和ませ夏はブルターニュ、海風清清しく秋はブルゴーニュ、ブドウの葉が黄金色に着替える様はコート・ドール(黄金の丘)の名にふさわしく冬はパリ、暖炉で迎えるノエルは格別なりコホン、失礼(^^ゞさてさて、毎年恒例、シャンゼリゼのイルミネーションが昨日から始まりました。それはもう美しいのなんのって、やっぱり冬はパリが一番!氷点下の冷気の下、イルミネーションはいっそう輝き、趣向を凝らした有名百貨店のショーウィンドウは一大スペクタクルのよう、素敵な夜を演出してくれそうな予感は心を暖かくしてくれます。フランスには一言では言い尽くせない魅力があちこちにちりばめられています。pidooの春夏秋冬のお気に入りは上記のとおりですがみなさんのお気に入りのフランスはいつ、どこでしょう?冬のパリがオススメにはもう一つ理由が。ノエル、年明けカウントダウンの次は、やっぱりソルド!!来年のソルドは1月12日からだそうで、凍える寒さなんてなんのその、目がキラキラ輝いてしまいます。なんとかパリへ行く言い訳を考えなくては…なんて毎年言っている間に終わっちゃうんですけどね。ところで、パリの冬とは対照的に、南仏はどんどん砂漠と化していきます。個人商店はここぞとばかりに長い休暇を取ってしまうのであちこちで閑古鳥が。南仏の田舎町はミモザ開花まで長~い冬眠に入ってしまいます。お天気が良いからまだ良いけど、これで青空も見えなくなったら冬、南仏の田舎町に住むメリットってないのではないでしょうか…。「年末の風物詩」のもう一つ、それはトラック野郎のストライキです!ニュースでは数日前から騒ぎ始め、「あ~、もう年末だな~」と一言。皆に「もっともだ!」と笑われてしまいました。それもそのはず、毎年この時期にはトラックの運ちゃんたちが賃金や待遇アップを求め、ひどい年になると何日間にもわたり道路をふさいでしまうため、スタンドのガソリンも底を付いたり、スーパーの棚もガラガラになったりするのです。今年はどんなことになるのでしょう。そして地元のスーパー前に立つ寄付を募る団体の出没、これも年末にあります。初めてpidooがこの団体を知ったのは住み始めて初めての冬、主人と行きつけのスーパーCasinoへ買い物に来た時です。入り口でなんだか紙をもらい、広告のチラシ?と眺めていると、主人はその紙をひったくり、紙を見ながらなんだか我が家では決して購入しないものをどんどんカゴに入れていきました。一緒に住まないと他人の好みってわからないものだな~と不思議に思いながらもレジで清算を終えると、彼はおもむろにそれらを出入り口に立つ、「広告のチラシ」をくれた一行に渡したではないですか!「えっ、えっ、今の何!??」と騒ぐpidooに主人は教えてくれました。最初に渡されたのは恵まれない人たち(主に生活保護が必要な家族や子供たち)への寄付リスト。そこにはティッシュ、歯ブラシ、ナプキンからヨーグルト、コンボート、ビスケットまで様々なリストが書かれているので1コでも複数でも自分の頭の中で勝手にセレクト、レジで普通に代金を支払って出入り口で待つ団体に渡すわけです。するとこの寄付は恵まれない人たちの手に渡るということで、なんだか現金で寄付するよりも現物のほうが使っている様子も容易に想像できて寄付する側も安心?それはともかく、スーパーの出入り口で待つ、という案は盲点!寄付したいけど時間が無くて、という大多数の人たちの問題をクリアというわけです。まだまだありそうな年末の風物詩、今回はここまで…。
2004.11.24
2003年に我が家を訪れたタエコワーズさんが本を出しました。その名もタエコワーズのヨーロッパ・ヴァカンス便りです。我が家での滞在記録のページは勿論、くまなく読ませていただいた感想を少し。タエコワーズさんは60年代フレンチ・シネマやシャンソンに精通しているだけでなくアートも得意分野、ありきたりの旅行ガイドブックでは知ることのできないうんちくが豊富でページをめくるごとに「へーっ」、「ほー」と感嘆のため息の連続。何がすごいって我が家から50KMほどのところにあるサン・トロペの紹介ページでは、何度も行っているくせに初めて見たショットの写真ばかり!ツウの見るサン・トロペは一味も二味も違うのだ。サン・トロペはブリジット・バルドーで有名になって以来、毎夏スターが豪遊するところ、とかスターはプライベート・クルーザーにこもっちゃうから道ですれ違ったりはできない、とかそんなことくらいしか知らないpidoo。行き飽きたはずのその場所へ、今すぐにでもこの本を片手に訪ねたくなりました。フランス人の主人でさえ、「こんな場所があるのか!」とびっくりの連続。趣味・好みのエシャンジュからは本当に学ぶことがいっぱい、今まで通り過ぎていた風景にも小話や歴史があったなんて、パラレル・ワールドを発見した感覚です。勿論「ヨーロッパ便り」のタイトル通り本誌ではヨーロッパのあちこちを彼女の興味の赴くまま紹介しており、私のようにマニュアルがないと旅行一つできない人間にはバイブルのような存在にすら思えます。いや、ホント、いつかこの本を握り締めてヨーロッパ一周旅行をしてやるゾと心に決めたのでした。「タエコワーズのヨーロッパ・ヴァカンス便り」内生蔵妙子 著二見書房 出版
2004.11.22
昨日の激しいミストラルがぱたりとやんだ今日、出かける予定を変更して一面雑草が生い茂った畑のお掃除をすることになりました。夏の間見事に成長したトマトたちもすっかり乾燥して、小型トラクターで耕す分には全く問題がない様子。しかし添え木にくくりつけるためのプラスチックの紐の回収でなかなか手間取ります。「そんなことしていたら日が暮れても終わらない!」と急かす主人を尻目に今日だけエコロジストになったつもりでせっせとボロボロになった紐をゴミ袋に詰め込むpidoo。海岸でたまに見つける空き缶は拾うくせに、自分ちの庭のビニールごみは放っておくなんて彼のやることはしばしば理解できません(笑)。ほとんど耕せる中、残しておいたのがブレットと春菊、それにたわわに(?)種がついたシソたち。嬉しいことに、今食べごろの春菊は、去年のシソに次いで自生してくれたコたちなのです。…勿論春菊はフランスには存在しません!実は春に蒔いてしまった春菊の種、夏前には見事に花が咲き、義理ママからは「なんてきれいなマーガレット畑!」とのお褒めの言葉をいただきました(^_^;)ネット検索して春菊の蒔き時は秋、春に蒔くと花が咲き食用には適さないことから「春菊」の名前が付いたとの説明を知り「あ~あ」。夏の乾燥した気候のお陰で花は種を残し、秋になったら種蒔きしなきゃ、と種を小瓶に入れながら二重手間にため息をついていたのです。ところが積みきれなかった種は土に落ち、二世たちがムクムク生えてきたではないですか!!手間が省けてラッキー!(不精です・笑)なのもそうですが、自然の力には本当に脱帽です。思わず神様に感謝!早速おひたしにしていただきました、次は鍋かな~(^^♪
2004.11.20
昨日はボージョレ・ヌーヴォ解禁日!毎年この日は駅前の行きつけのカーヴへ行ってAntonin RodetとGeorges DuBoeufを買ってきます。試飲はできるのですが、毎年この2つの生産者のモノにはひどくがっかりさせられることが無いので、今年は時間も無かったしさっさと購入してしまいました。どちらも1本6ユーロ、普段我が家の夕食の席で飲むワインは3ユーロ程なのでボージョレ・ヌーヴォといってもばかにできません!しかしこれは有名な作り手の場合の値段であって、スーパーで山のように詰まれるボージョレ・ヌーヴォたちの相場は1本3ユーロ。当たり外れを楽しむのも良いでしょうが、やっぱり美味しいシャキュトリーにチーズを用意したんだからハズレは避けたいじゃないですか。早速この日の食卓では現在滞在中のKちゃんと3人でヌーヴォ片手に乾杯!そこでKちゃんの「なぜワインブラスをまわすの?」という質問を皮切りにうんちく話に突入しました。グラスを回すのはワインの色や粘度を見るため、そしてグラスを回しワインに空気を含めることにより香りがより開かれます。しかしグルグルまわしすぎるのはNG、手持ち無沙汰にまわしちゃう方は注意です(笑)。あと、ソムリエさんが口に含ませてズルズルっとやる行為。これもワインに空気を含ませて味がどんな風に変わっていくかをチェックする行為ですが、あれはカーヴならOKですが招かれたお宅やレストランではやるべき行為ではありません。なぜならお宅に招かれた場合はそこの主人が、レストランならソムリエなりワイン担当者が今が美味しいと自信をもってセレクトしたワインをテーブルに出すわけですから、それを確かめるような行為は失礼に当たるのです。音を出すという点でもタブーなので、食事の経過とともに、自然にワインが変化するのを楽しみましょう。そしてチーズを切る時のタブーとしては、「チーズの鼻を切る」という行為が挙げられます。三角形のチーズの先端を切ってしまうことは、一番美味しい中心部を独り占めしてしまう行為で厳禁です。だからいつもそのチーズが三角形になるように切るのがマナー。おじいちゃんの若い頃の友達の体験談で、婚約者の家族と揃っての食事会の席でチーズの鼻を切ってしまったことがあったそうです。それを見た相手の父親は顔色を変え、「この話は無かったことに」と結婚話は流れてしまったとか。チーズで人生が変わることなんてあるものなんですね…(@_@;)さてさて、今年のヌーヴォはかなり完成度が高いと感じましたが皆さんはどう感じましたか?pidooは調子に乗って飲んだせいか、食後のハーブティーを飲んだ頃には睡魔に襲われ10時半には就寝しました。今夜も別の銘柄が待っています。飲みすぎもほどほどにしないとね。
2004.11.19
フランスでは北欧諸国に習い、11月1日から車両は昼間もライトを点けて走行することが義務付けられました。義務なので警察に見つかれば厳重注意、罰金を要求されます。フランス人のくせにやたら律儀な主人は私にその旨、口が酸っぱくなるほど繰り返していましたが、外出した初日、ライトを点けた車両に出会ったのはわずか2~3台でした。しかし私もなかなか律儀な性格なので、たとえ点灯した車をと出会うのがたった1台だとしても、やっぱり無灯で走ることはしたくありません。で、今朝、おばあちゃんを通っている針師の元へ連れて行った帰り道。すれ違う車を運転したマダムから親切にも「ライト点いてるわよ!」のサインを頂いてしまい、どう返答していいか困ってしまいました。ライト点灯、義務なんですけど~…(汗)。訂正:スミマセン、「義務」ではなく「勧め」でした!なので注意は受けても罰金もありません!!
2004.11.12
フランスの11月1日は日本で言うお彼岸、日頃ご先祖様のお墓から遠のいているフランス人たちはこの日が近づくと清掃用具を手に、予約注文したシクラメンや菊の鉢植えを携えせっせと墓地へ向かいます。11月1日を含める1週間~10日間くらいが学校休暇になるので、夏以来のヴァカンスで子供たちの目も輝きます。パリの住む主人の両親は二人とも退職した身、悠々自適な毎日を送っているはずなのに、こういうイベントにはやたら正確で、先週の半ばにやってきました。久々に家族のほぼ全員が揃って初めての日曜日が昨日、お昼は何を食べるかでちょっとした騒動がありました。おじいちゃん、おばあちゃん世代のフランス人にとって日曜日のお昼とは、1週間で1番の関心事だからです。その昔、皆がもっと敬虔なクリスチャンだった時代、一家の台所を守る女は日曜の朝でさえ早起きをし、牛や鶏、子羊などの煮込み用、又はロティ用の肉をかまどの火にかけ、子供たちの身支度を整えました。そして10時には家族揃って教会へ到着、12時にミサが終わり家に帰ってくる頃には弱火で仕掛けておいた肉料理がちょうどいい加減に仕上がり、家族みんなでテーブルを囲むのが普通の一般家庭で見られる姿だったとか。今でこそ足腰の弱くなったおじいちゃんおばあちゃん、教会へはしばらく行っていませんが、その頃の食生活というのは体に染み付いていて、日曜日のお昼には「しっかり」食事しないと1週間が終われないと言います。前述したように離れて住む家族も集まって、じゃあこの日曜のお昼は何を食べようかということになり、そろそろ寒くなってきたから山岳地方のスペシャリテ、ラクレットRacletteを食べよう!と提案。「なんじゃそれは?」と首をかしげるおじいちゃんに「去年の冬も食べたじゃない、シャーキュトリーCharcutrie(保存の利くハムやサラミなどの豚肉加工品)にアツアツに溶かしたチーズをかけて食べる…、付け合せはパタット・ブィイPatate bouillie(茹でたじゃがいも)に…」と言った所ですかさずおじいちゃん、「ノン!」とろとろチーズを頭に思い浮かべた一同は沸きかえります。「なんで~!!良い季節だし、第一、1年も食べてないのに~!!」非難ごうごうの中おじいちゃんの心情を代弁するのはおばあちゃん。「おじいちゃんはパタット・ブィイを日曜に食べたくないのよ」それで納得する一同。え?なんでなんで?私だけわからない!と説明を求めるpidoo。つまり、茹でただけのじゃがいもなんてシンプルな調理法の付け合せは、週の間の食べ物であって、週末、しかも日曜日のお昼に食べるものじゃないと。同じじゃがいももフリットして(揚げて)あったり、きめ細かくクリーム状にピューレしグラチネ(焼き色をつける)してあれば許容範囲だとか。これは金曜日の魚に続く大発見(クリスチャンの金曜の食卓に肉があってはならない、魚を食すべしとは良く聞いていたが、彼らは律儀にも守っている)!と感心するpidooをよそに一同は「おじいちゃんの大好きなシャーキュトリー食べ放題だよ!付け合せはじゃがいもだけじゃないし!にんじんや今が美味しいカリフラワー、ブロッコリーだって!…」と何とかおじいちゃんの気をそらそうと試みている。結局皆の説得に折れたおじいちゃん、昨日の日曜日はラクレットを囲むことに。ここのところ雨や曇り空が続いたのが嘘のような久々の快晴、陽のあたるガラス張りのテラスで、チーズを溶かす熱とワインで体も温まり、半袖になりたいくらいの気温。当のおじいちゃんは好物のシャーキュトリーを何度もおかわりし、大満足でした。あ、じゃがいものおかわりはやっぱりしなかったけど(笑)。
2004.11.08
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