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久しぶりの映画館です。本当は『アバター』を観に行ったのですが、午後一のが完売であきらめました。また来週ね。そんなに人気があるのか!?『アバター』そこで、テリー・ギリアム、故ヒース・レジャーの『Dr.パルナッサスの鏡』(原題:パルナッサス博士の幻想館)。これは、すばらしい。前からギリアムは好きでしたが、ここまで才能を発揮してくれるとは。摩訶不思議な映像とストーリーで展開する、イマジネーションの洪水。たぶん、ギリアムの最高傑作かもですね。最初のほうでは、「ん?もしかして、やはり、退屈な映画か?」と思っていましたが、橋の下に首つりの男を発見するところから、話は急展開。幻想とも現実ともつかない、摩訶不思議だけど複雑怪奇なお話が展開していきます。
2010年01月31日
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isbn:4838720483:detail■ 吉越 浩一郎 (著) 、マガジンハウス>本書のポイントは冒頭で吉越氏が書かれているように7つです。慣例や習慣でなく自分の頭で考え決定し行動せよ暗黙知を上司や職場から盗め努力は実利的・実用的・実質的、システマチックに行え成功するまでやりぬけよいアイデアは徹底的パクれ自分の仕事のフォームを持て常に現場で考え判断せよこのメッセージを中心に、格差社会、競争社会を生き抜く方法を伝授している本なのです。前半は、失業者に向けた、徹底的な外資系な目線で、「社会制度も問題あるが、結局は失業者自身にスキがあったからだ」といわんばかりの論調で、激しい攻撃を予測してか、随所に言い訳な伏線が張られている。おっしゃっているサバイバル術はいつもの著作のようにドライで、目からうろこな、傾聴に値するメッセージがいっぱいで本書自体は、ビジネスパーソンにお奨めな内容といえます。ただ後半は、いつものネタで、香港でのコーヒーメーカーでの営業経験の話や、外資系女性アンダーウエアー会社社長時代に行った、残業禁止や会議でどんどん決定していく方式、さらに有名になったデッドライン仕事術、それに国際社会で必須な英語力、英語社会での振舞い方、日ごろの異文化世界でのサバイバル術などを開陳。この辺は、すでに他の著作で何度も登場。著者の人生に対する考え方は、日本人離れした哲学がベースになっており、それ自体は、従来の非合理的、集団主義的な組織の生き方とは、かなり異質な場所にあり、日本人、それに私自身には大いにためになりました。しかし、根底には、どうしても、プラグマティックな欧米風な個人責任主義、「努力して勝ち組になったものが人生のゲームでも勝ち組」という考え方が垣間見えて、完全には納得できかねる面も私自身にはあります。ネタも同じような感じだし、これからも刊行されるであろう著作の内容も、たぶん、こんな感じなので、そろそろ、もういいかな、と思いました。 【目次】第1章 競争社会を生きるために必要なこと。(もっと野性的になれ!草食系はこれからの社会では生き残れない。むやみに頑張るのではなく、プラグマティックな方向での努力が大切だ。 ほか)第2章 今いる会社で圧倒的な力をつける仕事術。(まず会社や組織の「ワク」にはまれ。そこでの理不尽な経験が君を育てる。日々の仕事でマニュアル化できない暗黙知の領域を人から盗め! ほか)第3章 海外、外資で働いてタフな心をつくり上げる。(日本とまったく違う環境に身をおくと、裸一つになったときの、本当の力が見える。仕事は全知全能をかけたゲームだ。外国人はそれを楽しむ術を知っている。 ほか)終章 豊かに暮らすために、自分で自分を育てる。(自分を鍛え上げる道場は仕事のほかにない。)【吉越浩一郎】1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、72年に上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。 83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社、リージョナル・マーケティングマネージャーを最後に86年よりトリンプ・インターナショナル・ジャパン?に勤務。 87年代表取締役副社長、92年に代表取締役社長に就任し、2006年に退任。同社は毎日開催される早朝会議での即断即決経営を武器に19年連続増収増益を達成。 2004年には「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の一人に選出された。現、吉越事務所代表。現在、東京と、夫人の故郷である南フランスの2か所を拠点に幅広く講演活動、執筆を行う。近著には『デッドライン決断術』(祥伝社新書)、『どの会社でも結果を出すCEO仕事術』(朝日新書)、『英語をやっていて、本当によかった。』(ワック出版)等がある。
2010年01月24日
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isbn:B002GPPTXU:detail20世紀、不条理文学の金字塔としてあまりにも有名なフランツ・カフカのもっともポピュラーな現代文学が原作。全編ロシア語で、異国情緒も会い混じって、難解な映画が好きな方にはたまらない作品に出会えました。>まず、徹底してシュルレアリズムな世界なところがマニアごころにきます。原作をある程度知っての鑑賞でしたが、たぶん、原作をまったく知らない人には、かなり「キッカイ」なロシア特有の抽象的な作品に見えるのではないでしょうか?舞台は、プラハ。音楽らしい音楽や効果音らしい効果音はない。むしろ、前衛とリアリズムを融合したような設定、舞台、演出。冒頭からして、汽車が駅につき、機械音や金属的な音響で、水蒸気の中、乗客が降りてくるところから始まります。このあたりの描写は、かなりシュールで、のっけから、気に入りました。台詞などもほとんどなく、主人公グレゴール・ザムザが実家へ帰ってきて、夕べを家族とともにし、眠りにつくところや、悪夢にうなされるシーケンスなどは、久しぶりの「難解映画」そのもので、興奮しました。そして、朝を迎えて、問題のムシに変身しているシーン。ここの演出がかなり巧みで、心憎い。この後の、ザムザ一家の変貌と、グレゴールがどんどんムシそのものになっていくさまの描写は、身の毛もよだつ。特に、主人公を演じる青年がそのままムシそのものを演じて、まさにムシそのものに見えてくるという驚異。食い入るように見入る。不条理劇というけれども、明るい昼間を舞台にした、この夢とも現実とも観客の脳を麻痺させる、シュルレアリズムの傑作は、一人の青年をモチーフにして、現代社会、現代家族からの疎外、孤独を描いたといわれる原作をベースにして、徹底的に家族の変貌とザムザの災厄を画面に焼付けそして、まさに「ムシケラ」のように死んでいった青年を巧みな画面構成、音響、長いワンカットなどをつなぎ合わせて視覚化しました。流行の映画もいいけれども、理念的、不条理演劇をじっくり味わって別の世界の時間の流れ、異次元に投影された人間の本質をえぐりだそうと努めた、このような映画を鑑賞することも人生にとって大切だと思いました。
2010年01月23日
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isbn:B001FSKF5G:detailそのものずばりのタイトルに、豪州出身の2大スターを配しました。長尺(約3時間)の大作。画が美しく雄大な神話のような大河ドラマ。「『ムーラン・ルージュ』『ロミオ&ジュリエット』の巨匠バズ・ラーマン監督が贈る壮大なラブストーリー。一年も帰ってこない夫を訪ねて、ロンドンから数千キロのエキゾチックな未知の地オーストラリアへ乗り込んできたレディ・サラ・アシュレイ。夫の広大な領地に着いたサラは、そこで衝撃の事実を知る…。ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハムほか出演。」★★★☆☆>予想に反して尺が長く、怜奈いドラマなのかと予想して鑑賞し始めたら、意外や意外、壮大な大河ドラマだったのですね。全編通して、絵柄がCGっぽくて、ウソくさく、特にクライマックスの空襲シーンは、あまりにも美しすぎるので、この時点で、「ははん、この映画のテーマは壮大な自然を背景にした二人の恋愛物語なのね」という印象が決定的になります。異様に美しい景色と、個性的なアップと構図を駆使して、絵葉書のように美しい(まるで観光ガイドのような)オーストラリアの雄大な自然を背景に、太平洋戦争時の豪州の牧場と利権を巡る壮大なラブストーリー。人種差別や開拓時代?の豪州、それに戦争と先住民の解放などさまざまな題材をたくさん詰め込みましたけど、ラブストーリーだと判明すれば、ゆったりと物語を楽しめます。それにしても、二人の名演技もあってよいできばえなのに、さほどの感動を覚えないのはなぜなのでしょうか?やはり、そこは「まるで舞台を観ているよう」に美しく計算された構図が、かえって感情移入を妨げているのかもしれませんね。主人公?である、ハーフの「ナラ」の大きな瞳のアップの多用は印象的です。
2010年01月02日
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isbn:B001V9KBSA:detail2010年、今年の一発目の楽天ブログは、この映画DVDからスタートです。新年の一作目にひさわしい、男の映画。★★★★☆> なんか、すごいな。これが素直な感想。最初から最後のクレジット(この海岸沿いのシーンが、やけに美しい)まで、一気に見終わった。なんで、すごいんだろうか?小品である。有名人が出ているわけではない。社会問題を声高に叫んでいるわけではない。驚嘆すべき絵柄やシーンが登場するわけでもない。あっと驚く美人やいい男が登場することもない。美しい景色や、涙涙の暖かい人間関係があるわけでもない。しかし、観る物の心を揺さぶるのはなぜか?それを考えてしまう。アメリカに移住してきた移民同士が肩寄せ合って、互いにハリネズミが接近しあうような、とがった関係で、暮らす住宅街に、独居になった孤独な男が暮らす。そこで起こるアジア系移民との交流と、交流を通じて自分の死に場所、死ぬシーンを求めた老齢な男の姿。この映画から、アメリカがかかえるさまざまな社会問題などを見ることはもちろん可能だと思います。しかし、そこはイーストウッド。社会派ではなく、人間の生き様を描いている。イタリア系店主が営む理髪店に、タオを伴ってつれていき、「男」同士の会話を真似させるシーンがある。ここはこの映画を象徴する。男は強くなければならない。同時に、やさしくなければならない。加えて、この作品は、「アメリカの男(移民も含んで)」の姿の象徴でもある。言い換えれば、現代のカウボーイ、ライフルマン、夕陽のガンマンでもある。好きだったイーストウッドを、本作品で、もっと好きになった。まさに、「こんも人を見よ」といえる、最高の作品。
2010年01月01日
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