2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全3件 (3件中 1-3件目)
1

isbn:4492532749:detail■ 平野 敦士 カール (著), アンドレイ・ハギウ (著) ,東洋経済新報社>著者は一貫して、プラットフォーム戦略を唱えてきたと同時に、それをビジネスの場で実践し、大成功を収めた方でもあります。本書の肝は、「シングルサイド・ビジネスとプラットフォームの類型」という図に象徴されていると思えます。誰よりも勝つ、どこより儲ける、全部自分でやる・・旧来のそういうクローズでスピード感のない、工業社会のモデルよさようなら。これからは、みんなに助けてもらって、みんなで集まって、場をつくり、その世界では、環境(プラットフォーム)の上で、参加者がwin-winの関係になるような、ビジネスの展開をしてゆくことが肝心。いみじくも、プラットフォームはエコシステムである、と言っていますが、生態系を構築し、その世界で参加者をひきつける魅力で勝負し、結果的に一人勝ちでなく、みんなでその生態系を維持し生態系を拡大し、よりよくしてゆく。しかし、生態系(プラットフォーム)同士の戦いは熾烈で、とくに競争し、ときに、連合、連携を組んで、あたらなエコシステムを形成してゆく。そんな新しいビジネススキームを、大変わかりやすく、事例も豊富で(若干古い例もあるし、IT以外にもいろいろ事例はあったと思いますが)読みやすい本になっています。概念先行なので、ピンとこない向きもあるかもしれませんが、プラットフォーム戦略、思考というメガネでビジネスを読みなおすと新しい事実が見えてくる気がします。お薦め。 【目次】Chapter 1 世界最先端のプラットフォーム戦略とは? 合コンでは幹事が一番得をする 世界最古のクレジットカードは食事のクラブ プラットフォームビジネスはエコシステム プラットフォームの5つの機能 case study:アメリカ タフツ病院 無料で医者に診察してもらう方法とは いまプラットフォーム戦略が注目される4つの理由Chapter 2 ケースで学ぶ プラットフォーム構築のための9つのフレームワーク 勝てるプラットフォームの3つの特徴 プラットフォーム構築の9つのフレームワーク step1:事業ドメインを決定する case study:楽天は地ビール屋だったかもしれない? step2:ターゲットとなるグループを特定する case study:1日100万ページビューでも倒産したペッツ・ドットコム step3:プラットフォーム上のグループが活発に交流する仕組みを作る step4:キラーコンテンツ、バンドリングサービスを用意する step5:価格戦略・ビジネスモデルを構築する step6:価格以外の魅力をグループに提供する 世界中の天才プログラマーが競うトップコーダー step7:プラットフォーム上のルールを制定し、管理する case study:厳格なルールを適用するハーバード・ビジネス・スクール step8:独占禁止法などの政府の規制・指導、特許侵害などに注意を払う step9:つねに「進化」するための戦略を作るChapter 3 プラットフォームの横暴にどう対処すべきか プラットフォームの横暴 case study:トイザらスとアマゾンの仁義なき戦い 戦略的プレーヤーの場合の対処方法 case study:2年間を無駄にしたタイム・ワーナーの失敗 ブルーレイはなぜ勝利したか case study:強硬手段に出てマイクロソフトから条件を勝ち取ったエレクトロニック・アーツ 戦略的プレーヤーではない場合の対処方法 case study:グーグルをうまく利用したビジネス特化型SNSサイト リンクトインChapter 4 フリー、オープン化という「負けない」戦略 ソーシャルメディアでのアプリケーションはなぜ儲からないのか なぜグーグルは携帯電話端末を発売したのか case study:オープン化でグーグルを抜いたフェイスブック 日本のSNSの戦略Chapter 5 日本企業復活への処方箋 日本の産業再生に欠かせないプラットフォーム戦略思考 case study:なぜIBMはマイクロソフトに負けたのか 日本企業は何をすべきか 電子書籍プラットフォームはビッグチャンス
2010年08月25日
コメント(0)

isbn:4822248127:detail■ 林 信行 (著) 、日経BP社>クラウドのポータルたる、モバイルガジェットの競争が激化しています。その口火を切ったのが、ネットブックでもなければ、日本のケータイでもない。時代を画したのは、ユビキタス端末たる、iPhoneの登場と普及、そしてiPadの登場といえます。本書は、ユーザエクスペリエンスの入り口たる「端末」としてのiPadを巡る、情報アクセス、IT業界の勢力変化、出版業界と読書行為を巡るデジタル化、そして日本の通信勢力図に与える影響も考察しながら、Leading Edgeたる、情報化シーンの最先端の事実を解釈していきます。なんて書くと、むずかしい本に聞こえますが、まったく逆でどんどん読めます。「ふう~ん」「なるほど」とかうなづきながら、Appleの舌をまく戦略の本質まで垣間見ることができて、手っ取り早く時代を読み取るには、いい本です。もちろん、本書は宣伝本ではないのですが、読むと、欲しくなりますね、iPadが。(笑) 【目次】序章 iPhoneが築き、iPadが生む革命第1章 使ってわかるiPadの3つの魅力第2章 膨大なアプリを生むApp Store第3章 iPadは出版、ラジオ、テレビが融合するメディア第4章 IT業界の勢力図を変える第5章 ビジネスシーンにも広がる第6章 教育市場にも広がる第7章 巨大会社を手玉に通信業界を動かす
2010年08月25日
コメント(0)

isbn:4478012032:detail■ 岩崎 夏海 (著) 、ダイヤモンド社<<強引な設定だけど、企画は受けましたね>>高校野球部の女子マネージャの物語。ドラッカーの「マネジメント」の引用。これをドッキングさせた小説。と言えば、わかりやすい。特に、ドラッカーを登場させる理由もないと思いますが、合体させることで、読者に「もしかしたら、有名なマネジメントという著作を、ハードル低く、楽しんで読めるかもしれない」と思わせ、見事に的中したところは脱帽。表紙も成功の理由。そうか。難しいことを言ってはいけないいですね。小説部分とマネジメントの引用の文章の落差に違和感を覚えつつ、しかし、「高邁な名著も、ただ読むだけでは、活字の集合なだけ。実社会の組織に適用してこそ、人類の英知」なんてことを思ったりもしました。ま、早い話し、原著(翻訳でエッセンス本)を読めばいいのでは?ダイヤモンド社のうまい企画。 【目次】第一章 みなみは『マネジメント』と出会った第二章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ第三章 みなみはマーケティングに取り組んだ第四章 みなみは専門家の通訳になろうとした第五章 みなみは人の強みを生かそうとした第六章 みなみはイノベーションに取り組んだ第七章 みなみは人事の問題に取り組んだ第八章 みなみは真摯さとは何かを考えた 岩崎 夏海1968年7月生まれ。東京都日野市出身。東京藝術大学美術学部建築学科卒。大学卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。放送作家として「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感じ」等のテレビ番組の制作に参加。アイドルグループ「AKB48」のプロデュース等にも携わる。その後、ゲームやウェブコンテンツの開発会社を経て、現在はマネジャーとして株式会社吉田正樹事務所に勤務
2010年08月07日
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1