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どうぞお読みください! というのが基本ですが、今回のように 「まあ、こういう本もありますよ、別にすすめませんが」 という時も、まあ、ないわけではないので、悪しからずです。
芥川賞のように有名になると、ふだん文学を知らない人も関心を持つから、公募の賞だと思い込んでいるいつ人や、純文学って何?え?こういうのが「ジュンブン」なの?といった疑問を持つ人も多い。そこで本書では、内外の文学賞について、よもやま話を書いて、いろいろ疑問に答えておきたいと思う。まあ、この本自体がベストセラーにならないと、誤解を解くというわけにはいかないのではるが。 文学の素人の方には、まあ、様々な疑問や誤解があるようですが、疑問にお答えして、誤解を解きますということですが、要するにこの本が売れれば、いろいろ解決しますよという、まあ、読み終えて見ると、ちょっと誇大広告(笑)で、いや、儲かるのはあんたやろということらしいですが、 目次 はこんな感じです。
目次 目次 を、まあ、索引がわりにして、あっちこっちのページを覗いているうちに、読み終えました。何が、どう書いてあるのかというと、今度はあとがきですが、
第1章 芥川賞と直木賞の栄光と死屍累々
第2章 ノーベル文学賞
第3章 貰えなかった恨み
第4章 新潮社の栄光と文学賞
第5章 作家と学歴
第6章 文学賞の女と男
怨念の書―あとがき
私は学者の道を歩み、博士号までとった。そうである以上、別に東大とは言わないが、しかるべき大学の教授になりたかった。というか、当然なるものと思っていた。ところが、時代が悪いのか自分が悪いのか、いや、時代が悪いに決まっているのだが、それはどうもないようである。そこで、大学教授より格が上である××賞をとってやろうと、邪念を抱いたのである。いや、本気で邪念だと思っているわけではない。 ご本人がおっしゃっている通り、様々な賞をもらったり、あげたりする、あれこれの作家や評論家について、まあ、スキャンダルと云う程の毒があるわけでもない、 「やっさ、もっさ 」が書かれていて、こういう話が好きな人には面白いでしょうね。
ぞんな時、たまさか、本書を執筆することになった。かなりの分量、文学賞をめぐる人々のやっさもっさについて書いていくうちに、私の中から、つきもののが落ちたように 「賞などどうでもいいではないか」 という悟りのようなものが生まれたのである。
賞が欲しいという妄執 からは、解脱というか、悟るというかのメデタイ結果なのかと思うと、最後のページにのせられていた戯れ句がこうでした。
賞とれず 根岸の里の詫び住居
笑えませんね。
焼いても治らん
といういい方がありますが、まあ、「 もてない男」
でもそうだったような気がしますが、ちょっと引きながらの上から目線というスタイルが彼のウケ狙いなのでしょうが、芸のないことですね。
ただ、何とか賞をめぐるゴシップは、ほんと、山盛りで、 知ったからどうだという気もしますが、
「読みごたえ」
ありますよ。ボクの場合、こうして案内していて、すでに忘れてますから、まあ、
こんな本もありますヨ!
でした 。
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で 楽天ID をお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)
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