全8件 (8件中 1-8件目)
1

わたしのなかの子ども(絵本)娘には仲良しのお友達がいます。同じマンションで同じクラス。毎日のように遊んでいます。田舎へ引っ越したら、近所にお友達はいないでしょう。娘は一人っ子ですから、誰も遊び相手がいなくなってしまうな、と思うとかわいそうな気がしていました。本の神様が、私のそんな気持ちを察してくれたのでしょうか。東京子ども図書館の季刊誌「こども図書館」秋号に、私を励ますような松岡享子さんの評論を見つけました。スリランカの絵本作家シビル・ウェッタシンハさんが、ご自身の6歳までの素晴らしい日々を描いた「わたしのなかの子ども」という作品を取り上げて、幸せな子ども時代をつくる4つの材料を述べた「幸せな子ども時代をつくるもの」という評論です。その4つの材料とは、●自然とともにあること子どもは、自然のなかで、生きものとして自然にふるまうことで、感性を磨き、感受性を高め、自分をとりまく世界がどんなものであるかを感じ取り、その世界に安んじて身を置くすべを身につける。●独りでいることすべての子どもにとって、内的な成長を助ける貴重な体験になる。●宝物を見つけること本が子どもの宝物になり得る。●理解のあるおとなをまわりにもつこと移住することによって、自然とともに生活する環境も、独りでいられる時間も、存分に提供してあげることができるでしょう。宝物となるような本に出会う機会も与えてあげられるという自負があります。あとは私が娘を深く理解してあげられるようになるだけです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.11.29
コメント(2)

なにをたべたかわかる?(絵本)かしの木文庫のおはなし会で読んでもらった、長新太さんの「なにをたべたかわかる?」は本当におもしろかった!長新太さんの作品から、いつも感じる発想の豊かさ、大胆さ、こだわりのなさ。すごいです。私もそんなやわらか頭がほしいです。理屈なんてきれいさっぱり捨て去って、ただただ自由に発想できる頭が。主人公は一匹のネコ。ネコは大きな大きな魚を釣ったので、大喜びしてかついで行きます。途中で出会ったネズミが大きな魚に見とれていたら、ネズミはその魚にパクリと食べられてしまいました。ネコはそれに気が付かないまま、魚をかついで行きます。次に出会ったウサギも、またネコが知らぬ間に食べられてしまうのです。そして出会う動物はどんどん大きくなり…。魚もものすごく大きくなり…。ネコは巨大な魚の口元で、その大きさに見とれてしまいます。「キャ~!あぶな~い、ネコさん!」と、思わず叫びそうになるんですが、さて、このネコさんの運命やいかに?食べられちゃってる動物たちの絵にドッキリします。「うわっ!」って感じなんですけど、なんだかとってもおかしくって、小さなおはなし会が、大もり上がりでした。やっぱり、長新太さんはすごい!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.11.27
コメント(0)

ピーターラビットの村から(その他)湖水地方の素敵な暮らしをかい間見たくて読み始めた、岩野礼子さんの「ピーターラビットの村から」でしたが、最後はとても衝撃的な、そしてタイムリーな記事でしめくくられていました。イギリスでも最大規模の原子力発電所と核再処理施設セラフィールドが、湖水地方に隣接する海岸にあるという記事です。1995年に出版されたこの本を、何も知らずに手を取ったのは偶然の一致でしょうか。岩野さんは、まさに今の私の気持ちを代弁してくれているのです。15年以上前に書かれたというのに…。セラフィールド近辺の村で多発している子どもの白血病が、核処理工場からの放射能や有害廃棄物とはまったく関係がないという政府の公式発表も頭からは信じられないし、グリーンピースなどの環境保護団体も感情的で煽情的だという気がすると、岩野さんは言います。『今という時代(今でなくても同様かもしれないが)、何が事実で真実なのかそうでないのか、本当の危険度あるいは危険でない度合はどの程度なのか、非常に見極めにくい。事実や真実も、個人や国家の利益などを考えると、必ずしもひとつではない。』地元には、「行政上の区分からいくと、セラフィールドは湖水地方には属してない。」と、まるでセラフィールドの空気まで湖水地方から遮断されているかのように言う人々もいるそうです。岩野さんは、今、福島の原発事故をどんな気持ちで受けとめているのでしょう。お話してみたい気がします。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.11.25
コメント(0)

ふしぎの森のヤーヤー(絵本)プーク人形劇場の40周年記念フェスティバルへ行ってきました。北海道、東京、名古屋、大阪、九州と、北から南から人形劇の仲間たちがやってきて、劇場のお誕生日をお祝いするという企画でした。私たちが見たプログラムは、札幌の人形劇団えりっこによる「ふしぎの森のヤーヤー」(作/内田麟太郎 絵/高畠純)と人形劇団プークによる「あやとじろきちおおかみ」。「ふしぎの森のヤーヤー」は、ふしぎの森に住む、耳はウサギで体はコブタみたいな男の子ヤーヤーの物語です。ふしぎの森には、ひとりごとばかり言っているヒトリゴトさん、知ってても「知らねえ」としか言わないシラネエさん、羽があるのに飛ぼうとしない鳥のコリゴリさんなど、ふしぎな動物たちが暮らしています。みんな、一筋縄ではいかないくせ者ばかり。ヤーヤーは、みんなを理解しようと努めます。劇場に一番乗りした私たち。娘はお友達と一緒に、最前列のまん中に陣取ることができました。人形劇団えりっこさんの演出は、とても臨場感あふれるもので、娘たちは目の前に迫ってくる人形たちに大喜びでした。プークさんの「あやとじろきちおおかみ」も素晴らしかった!さすがです!なんて力のある演技!人形ももちろん素敵なんですけど、私はどうしても演者さんばかり見てしまうんです。あの目力、あの生き生きした表情がまぶしくて。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★絵本へ
2011.11.24
コメント(0)

うさぎとかめ(絵本)小学校のPTAまつりが行われました。かしの木文庫も毎年、図書室でおはなしと人形劇の部屋を開いています。今年のプログラムは、1.ギーギードア(おはなし)2.わにわにのおふろ(大型絵本)3.うさぎとかめ(人形劇)でした。私は大好きな「わにわにのおふろ」(作/小風さち 絵/山口マオ)を担当しました。大型絵本だったので、山口マオさんの味わい深い絵を十分に堪能してもらえたと思います。小風さちさんのオノマトペ(擬音語、擬態語)も楽しんでもらえるように、かなり工夫して読みました。そして、メインの出し物、人形劇団どんぶりこによる「うさぎとかめ」は、涙をこぼして笑っちゃうほど楽しい楽しい人形劇。かしの木文庫の先輩3人で演じているのですが、「よくぞ3人でここまで」と思わせる完成度です。人形の動きの面白さも、セリフまわしも、音楽のテンポやタイミングも、絶妙なんですね。私は今日、その人形劇をお父さんたちが楽しんでいるのを見て、とてもあったかい気持ちになりました。小さい子を連れたお父さんたちが、本当に楽しそうに目を輝かせているんです。その姿を見ていたら、「ああ、やっぱり、私は人を楽しませる仕事がしたい」と思いました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.11.20
コメント(0)

ピーターラビットの村から(その他)娘さんが使っていたお部屋を文庫として開放して下さっているお宅から「ピーターラビットの村から」(著/岩野礼子)を借りてきました。この文庫には、私の読みたい本がいっぱい。ゴフスタイン、バーバラ・クーニー、村上勉さんの絵本、梨木香歩さん、小人の冒険シリーズ、グリーン・ノウ物語、イギリス関連の本…。感性が似ているんでしょうか。今日は返しに行くだけと決めて出かけたのに、またたくさん借りてきてしまいました。それにしても、私って、自分に重ね合わせて読める本と出会う天才!著者の岩野さんは、イギリスの美術学校を卒業後、フリーランス・アーティストとしてビザを取得して、湖水地方に住みたいと考えました。そこで、湖水地方でB&B(ベッド&ブレックファスト)を経営する知人に手紙で相談したのです。けれども、知人からの返事は厳しいものでした。・まず、湖水地方を訪れた人は誰でも住んでみたいと思うようで、不動産の値上がりが激しく、家探しに四苦八苦しなければいけないということ。・アーティストもいるけれど、ほとんどの人たちは、副業をやらなければ食べていけず、実際に暮らしていけているのは、一握りにすぎないということ。・地元の人々は観光客には親切かもしれないけど、住むとなると話は別でよそ者には冷たいのが普通だということ。う~ん、なんだか身につまされます。結局、岩野さんはロンドンに住み、湖水地方を10年間訪れ続けてこの本を書きました。でも私たちは、新しい土地に必ずや馴染んでみせます!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★その他の児童文学へ
2011.11.16
コメント(2)

魔法の輪(その他)娘には、あまりテレビを見ないようにしてもらっています。でもやっぱり、お友達のように「ポケモン」とか「ドラえもん」とか「ジュエルペット」なんかが見たいようです。近頃「みんなは、もっといっぱいテレビみてるんだよ~!」と、文句を言うようになってきました。「かわいそうかな」という気持ちも湧いてきますが「いや、決してかわいそうなんかじゃない」と、私は自分に言い聞かせています。2年生ながら、いまだ歯も抜けていない娘です。できるだけテレビからの影響を受けないでいられるようにしてあげたいと思っています。スザンナ・タマーロの「魔法の輪」の中では、テレビが人々を洗脳する道具になっています。洗脳者たちは言います。『われわれの理想に子どもたちをみちびきましょう。彼らを多くのアニメ映画やクイズ、それにたいへん味のあるコマーシャル・スポットづけにしましょう。』「魔法の輪」は、ミヒャエル・エンデの「モモ」のようなお話です。主人公は、オオカミに育てられた男の子リック。リックは魔法の輪と呼ばれる森に、母代りのオオカミグエンディと幸せに暮らしていました。ところが、世界をセメントと超高層ビル群で覆いつくし、清潔で規律ある世の中を作り出そうと計画する人間たちによって魔法の輪は破壊され、グエンディも殺されてしまいます。その後、テレビを持たず、動物を飼い、花々を育てているために反逆者扱いされているチッポローニ夫人という協力者を得て、リックは彼らに立ち向かいます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★その他の児童文学へ
2011.11.14
コメント(4)

ファンタジーが生まれるとき(その他)角野栄子さんの明るい作風が好きです。「ファンタジーが生まれるとき 『魔女の宅急便』とわたし」を読むと、角野さんの幼い頃の思い出や、読んできた本、作家としての歩みと創作の秘密を知ることができます。何でも自分と重ね合わせて読みたがる私にとって、とりわけブラジル行きのエピソードは興味深いものでした。角野さんは結婚してすぐ、移民としてブラジルに渡りました。ブラジルには知り合いも住む家も仕事もなく、わずかなドルと、新しいことに出会えるというワクワクした気持ちだけを持って、海を渡ったそうです。『不安だらけだったけど、不安はとってもあこがれに近い。そしてあこがれからはおもわぬ力がうまれるし、ときには大きな贈り物も授けてくれる。』角野さんはこう書いています。本当に勇気づけられます!「魔女の宅急便」の主人公キキが、魔女のしきたりに従って一人で旅立っていくとき、こう言います。『私はね、贈り物の箱をあけるときのように、わくわくしてるわ』これは、角野さんがブラジルへ行くときの気持ちそのままだったんですって。もうすぐ移住先の新しい家が決まりそうな今の私も、そんな気持ちです!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★その他の児童文学へ
2011.11.09
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1
![]()
![]()