全12件 (12件中 1-12件目)
1

もったいないばあさんと考えよう世界のこと(絵本)「もったいないばあさん」の作者、真珠まりこさんの講演会「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」に娘と行って来ました。娘は学校の図書館で借りてから、もったいないばあさんの大ファン。日に干したみかんの皮をお風呂に入れて、みかん風呂を楽しんだりもしました。講演の内容は、1年生の娘にはまだ難しかったようです。消えゆく熱帯雨林のこと、砂漠化のこと、絶滅が危惧される動物たちのこと、食糧難のこと…。苛酷な状況に生きる子どもたちのお話もありました。銃を持って戦わされている子、学校にも行けず朝から晩まで働かされる子、地雷で脚を失った子…。娘には、とても本当のこととは思えなかったのかもしれません。でも、「日本は外国からたくさんの食べ物を買っている。そのせいで食べ物の値段が高くなり、貧しい国の人々が食べ物を買うことができない。それなのに、食べ物を残すなんてもったいない!」というもったいないばあちゃんのメッセージは、真剣な表情で聞いていました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.02.27
コメント(0)

スノーマン(絵本)今年度、小学校の役員をしました。今日は、最後の定例会でした。そこで、低学年の数人が起こした雪だるま事件について話がありました。関東でも雪が積もった日、あるお宅のお子さんが雪だるまを作りました。その雪だるまを、2・3年生の数人が壊してしまった。それで、そのお宅から学校にクレームがあり、校長先生と子どもたちは謝りに行って、雪だるまを直しました。そうしたら、その雪だるまを今度は1年生の数人が壊してしまった…。校長先生は非常に心を痛めています、ということでした。その話を聞いて、私が「そんなことで目くじら立てるなんて」と言ったら、委員長さんに「自分の子どもが作った雪だるまを壊されても、そんなことが言えるでしょうか」と叱られました。レイモンド・ブリッグズの「スノーマン」は、キャラクター商品もたくさん出ている有名な絵本です。男の子が目を覚ますと外は雪。男の子は工夫をこらして、素敵な雪だるまを作り上げます。男の子は、ベッドに入る時間までずっと、愛情深いまなざしで雪だるまをみつめます。夜中の12時、男の子が目を覚まして外へ出て行くと、雪だるまが帽子をとって男の子にあいさつしました。男の子は雪だるまと楽しい時を過ごします。朝日が昇り始め、雪だるまはまた元の場所に立ち、男の子はベッドに入りました。男の子が目を覚まし、大急ぎで外に出てみると、雪だるまはもう崩れていました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.02.24
コメント(2)

あかずきん(絵本)娘の通っていた幼稚園には、ママたちによる人形劇のサークルがあって、年に一度だけ子どもたちの前で上演します。今年の演目はあかずきんでした。私もOGとして見させてもらってきました。素晴らしかった~。子どもたちに質の高いものを見せたい!というメンバーの熱い想いが伝わってきました。丁寧に、愛情込めて作り上げられた人形。人形たちの動きは細やかで、それぞれの声はそのキャラクターにぴったり。音響はピアノとフルートの演奏に生の効果音。やはり心に響きます。大道具、小道具も美しく作り込まれていました。脚本も演出もよかった…。メンバーのみなさん、ありがとう。お疲れさまでした。画像の絵本は、ツヴェルガーの描く「あかずきん」(作/ヤーコプ・グリム、ヴィルヘルム・グリム)で、数ある赤ずきん絵本の中でもひときわ素晴らしい決定版との評価を受けています。ツヴェルガーは古典の名作絵本をたくさん描いてきた人で、以前このブログでも「賢者のおくりもの」(作/O.ヘンリ)を紹介しました。(2010/12/4)なんとこの2月には「ノアの箱舟」(文/ハインツ・ヤーノッシュ)が発売されました。要チェックです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.02.21
コメント(2)

魔女の宅急便(日本の児童文学)公民館主催のコンサートに、娘と行ってきました。ひだまりコンサート ~ピアノ、ヴァイオリン、コントラバス、による名曲の調べ~と題されたコンサートは、期待以上に素敵でした。私もダンナさんものだめ大ファンなので、クラシックのCDをよくかけますが、やはりCDは機械の音です。生の音を聴けるチャンスは、できるだけ逃さないようにしています。絵本だって、原画を見たらその素晴らしさにため息が出てしまいます。印刷されると、たちまちその色彩の輝きがしぼんでしまう…。音楽もそうですね。生で聴く音楽は、全身に響いてきます。アンコールの曲「早春賦」「花」を聴きながら、「魔女の宅急便」(作/角野栄子)のキキ、春の音を運ぶという章を思い出していました。寒い日が続いていたある日、キキは大慌ての駅長さんから電話を受けます。その日の午後、野外音楽堂で春を呼ぶコンサートがあるのに、荷物係が音楽家たちの楽器を列車からおろすのを忘れてしまったというのです。そこで魔女の宅急便屋さんの出番です。キキとジジは走っている列車に飛び乗り、トランペットやホルンやトロンボーンを首かざりのようにつなげて、ほうきの柄にゆわえつけました。キキはチェロを、ジジはバイオリンをかかえ、弾きながら飛びます。らっぱたちは風に吹かれて、ひとりでに鳴っています。ふあん、ふわわーん、ぷららーんほあん ほわわーん ほららーんやあん やわわーん やららーん野外音楽堂で待っていた観客たちは、山の向こうから聞こえてくるささやくような、春がやってきたような音に、うきうきしてきました…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★日本の児童文学へ
2011.02.20
コメント(0)

よかったねネッドくん(絵本)かしの木文庫の貸し出し係のあと、おはなし当番でした。プログラムは、1.うめの木ちょうじゃ(おはなし)2.おおきなきがほしい(絵本) 作/佐藤さとる 絵/村上勉3.よかったねネッドくん(絵本) 作/シャーリップ 訳/八木田宜子私は、絵本を担当しました。「よかったねネッドくん」の原題は「Fortunately(運のいいことに)」。運がいい場面と運が悪い場面が交互に出てくる、子どもたちに大ウケの絵本です。1964年にアメリカで出版され、日本でははじめ日本語のみでしたが、シャーリップ氏の希望で英語と日本語の二カ国語版に改定されました。理由はわかりませんが、作者の希望ということなので、読み聞かせも二カ国語で行いました。英語の発音に関しては、多少腕に覚えがあるので…。1年生から授業で英語に触れているせいか、高学年の子はとても喜んで聞いてくれましたし、お兄ちゃんについて来た幼児さんも「なぬ?」という顔をして聞いてくれました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.02.19
コメント(2)

しろいうさぎとくろいうさぎ(絵本)友人のお家にお邪魔しました。スパイシーな本格カレーをごちそうになりました。パプリカ、アスパラ、素揚げのれんこん、鶏肉など、具がごろんごろん入っていて、おいしいおいしいカレーでした。絵本好きの友人が、大切にしている絵本を何冊か見せてくれました。その中に、ガース・ウィリアムズの「しろいうさぎとくろいうさぎ」がありました。ガース・ウィリアムズと言えば、「シャーロットのおくりもの」(作/E.B.ホワイト)や「大草原の小さな家」(作/L.ワイルダー)シリーズの挿絵で知られています。マーガレット・ワイズ・ブラウンと組んだ絵本も、近年また日本でたくさん翻訳されました。彼の絵は、透明感があって繊細です。「しろいうさぎとくろいうさぎ」は白と黒が基調で描かれ、お花のやさしい黄色が印象的な絵本です。仲良しのしろいうさぎとくろいうさぎ。一緒に遊んでいると、ときどき黒いうさぎは物思いに沈みます。白いうさぎに「どうしたの?」ときかれ、「うん、ぼく、ちょっとかんがえてたいんだ」と答えます。白いうさぎになかなか自分の想いを伝えられない黒いうさぎ。彼の願いはいつも、いつまでも白いうさぎと一緒にいたいということでした…。この絵本を結婚のお祝いに贈る人がたくさんいるそうです。絵本は子どもだけのものではありません。ガース・ウィリアムズの仕事は、ほとんどが絵の仕事だったみたいですけど、彼のおはなしももっと読んでみたかったな。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.02.18
コメント(0)

わすれられないおくりもの(絵本)赤木かん子さんの講演に行ってきました。本当に幅広い知識と、何に対してもハッキリとした意見をお持ちの方でした。そして私が何よりもひしひしと感じたのは、赤木さんの仕事あるいはプロであることへの厳しいまなざしでした。私たちのような読み聞かせボランティアにも、こうおっしゃいました。「お金をもらえるくらいのレベルの人が、お金をもらわないでやるのがボランティア。そのレベルじゃない人がやるのは道楽。」講演の最後に質問の時間があったので、スーザン・バーレイの「わすれられないおくりもの」のことを聞いてみました。赤木さんの「絵本・子どもの本総解説第6版」を読んでから、ずっと私の心にひっかかっていたことです。「赤木さんはなぜあの絵本を偽善と言うのですか?」赤木さんの答えはこうでした。「アナグマさんの死をみんなが悲しんでいるのは、アナグマさんがみんなにとって役に立つひとだったから」私は赤木さんの迫力にどぎまぎしてしまって、質問するだけで精一杯でしたが、その答えには反対です。モグラは、アナグマさんに教えてもらって切り紙が得意になりました。カエルは、アナグマさんに教えてもらってスケートが得意になりました。ねずみのおばさん(でしたっけ?)は、アナグマさんに教えてもらってお料理が得意になりました。でも、みんなが悲しんでいるのは、アナグマさんにもっと何かを教えてもらいたかったからではありません。アナグマさんを自分たちの役に立てようなどと考えているはずがありません。ただただ、アナグマさんが好きだったから悲しいのです。本当にこれが偽善と言った理由だったのでしょうか。赤木さんも突然質問されて、うまく説明できなかったのかな。アナグマさんがあれもこれもできて、みんなが彼から何かしら教わって得意になった、という設定が少しでき過ぎている…。そう言いたかったのかもしれません。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.02.15
コメント(4)

空をとぶ小人たち(イギリスの児童文学)「シンプルに生きる」(著/ドミニック・ローホー)という本が売れているそうです。本当に必要なもの以外は持たないで生きようという趣旨の本です。このことは、もうずいぶん前から奨励されていて、私の愛読書である「海からの贈物」の中でリンドバーグ夫人もこう言っています。《どれだけ少ないものでやって行けるかで、どれだけ多くではない》映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作である小人の冒険シリーズ4作目は「空をとぶ小人たち」(作/メアリー・ノートン)。借りぐらしの小人たちは、少ないモノで食らす達人です。何度となく着の身着のままの状況におちいっても、周りにあるもので間に合わせて、工夫してやっていきます。今回、アリエッティたちは見世物にするために人間につかまえられ、屋根裏部屋にとじこめられてしまいました。そこで、屋根裏にあったゴム風船やイチゴのかごやエビとり網や万年筆やなんやかやで気球を作り、ガス・ストーブのガスを作って逃げ出すのです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★イギリスの児童文学へ
2011.02.12
コメント(2)

わたしと小鳥とすずと(日本の児童文学)金子みすゞさんの詩が好きです。清らかで、やさしさに満ちた世界に憧れます。憧れて、みすゞさんみたいな詩を書いてみるけれど、なんとなく嘘っぽくなります。みすゞさんの詩は彼女の心そのもの。とっても細やかなのに広々としたあのやさしさが、私のものではないからでしょう。「わたしと小鳥とすずと」は、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」で歌われて、子どもたちが口ずさむようになりました。♪みんなちがって み~んないい~みんなちがって み~んないい~私が一番好きなのは、「積もった雪」という詩です。上の雪さむかろな。つめたい月がさしていて。下の雪重かろな。何百人ものせていて。中の雪さみしかろな。空も地面(じべた)もみえないで。明日は関東南部でも積雪の予報です。娘は雪合戦すると言って、はりきっています。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★日本の児童文学へ
2011.02.10
コメント(0)

おばあちゃんのすてきなおくりもの(北米の児童文学)もうすぐ、赤木かん子さんの講演会があります。それで、予習のために「絵本・子どもの本総解説第6版」を見ていたら、私の大好きな「おばあちゃんのすてきなおくりもの」(文/カーラ・スティーブンス 絵 イブ・ライス)が紹介されていました。モグラ、トガリネズミ、ハツカネズミの3匹は、一緒にパッチワークのふとんを作っています。その日、モグラが近くに住む寝たきりのハタネズミおばあちゃんにスープを持って行くことになっていたので、他の2匹もついていきました。おばあちゃんは、3匹に楽しいおはなしを聞かせてくれます。おはなしを聞いて、3匹は作っていたパッチワークのふとんをおばあちゃんの誕生日にプレゼントすることにしました。それから3匹は、何かとおばあちゃんの家に通って、ちょっとしたものを届けてあげたり、おはなしを聞いたり…。けれども、間もなくおばあちゃんとのお別れがやってきます。赤木さんは、この作品をスーザン・バーレイの「わすれられないおくりもの」と比較して賞賛していました。「わすれられないおくりもの」は偽善だと…。もしあなたが本のプロ、たとえば図書館員だったとしたら、あのテの本に騙されちゃいけねえ…だよ。だそうなのです。私は、自分が「おばあちゃんのすてきなおくりもの」の方に魅かれるのは好みの問題なのだと思っていました。私はとくに好きではないけれど、あれだけ高い評価を得ている「わすれられないおくりもの」なのだから、すぐれた作品に違いないと思っていました。私にはまだ見抜く力が足りないのだと思い知らされました。感じるところまでは行ってるんですけどね。本のプロへの道は、まだまだ先が長そうです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★北米の児童文学へ
2011.02.08
コメント(4)

くまのコールテンくん(絵本)30年以上も前に亡くなったのに、ここ数年でドン・フリーマンの作品がたくさん出版されました。「ダンデライオン」とか「しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです」とか、他にもたくさん!どうしてこれまで訳されていなかったのか、本当に不思議です。「くまのコールテンくん」(作/ドン・フリーマン 訳/松岡享子)といえば、絵本好きなら知らぬ者のない名作中の名作。日本でこれだけ地位を確立した人ですから、すべての作品がとっくに紹介されていてもおかしくなかったと思うんですが…。それにしても、松岡さんのコールテンくんというネーミングは絶妙です。原文ではCorduroy(コーデュロイ)。西園寺祥子さんが訳した続編「コーちゃんのポケット」ではコールテンくんがコーちゃんになっていて、ファンとしてはさみしい気がしました。娘なんか、初めコールテンくんの続きだと思っていなかったようです。「デパートでコールテンくんを買ったリサが、コーちゃんって名前をつけたんだね~」と、解説しておきました…。何はともあれ、好奇心旺盛で、「ぼく、ずっとまえから~したいとおもっていたんだ」が口ぐせのポジティブシンキングなコールテンくんが、私は大好きです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2011.02.04
コメント(2)

ハンカチの上の花畑(日本の児童文学)クリスマスにトーンチャイムを演奏したメンバーとの飲み会で、「こびとづかん」(作/なばたとしたか)の話題が出ました。あのおじさんみたいなこびとが、子どもたちに大人気だそうですね。こびとを捕獲するために、本気で公園に罠を仕掛ける子もいるのだとか…。そんな話を聞いたし、先日はアリエッティも読んだしで、私は何となく小人が気になりだしました。それで、安房直子さんの「ハンカチの上の花畑」を読みました。郵便屋さんは、古い酒蔵で不思議なおばあさんからつぼをあずかります。「出ておいで 出ておいで菊酒つくりの 小人さん。」と歌うと、お酒の精が出てきておいしいおいしい菊酒を作ってくれるつぼでした。つぼをあずかるとき、郵便屋さんはおばあさんと約束をします。小人を誰にも見せないこと、そして菊酒でお金もうけをしないこと…。安房直子さんのファンタジーは、優しくて美しくて、ちょっぴり怖いです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★日本の児童文学へ
2011.02.01
コメント(0)
全12件 (12件中 1-12件目)
1


![]()