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「やれば出来る」ああ、いい言葉だ。この言葉をテレビ東京に捧げたい。昨晩放送のテレビ東京「昭和歌謡大全集第27弾」、第19弾以降では、最高の出来だったと思う。確かに、第1弾~第6弾くらいの質は望むべくもないが、内容がかなり軌道修正されたのは、本当に嬉しかった。戦前~戦中~戦後の、昭和30年以前の歌が番組の8割を締めていたし、余計な(笑)例の旅コーナーも縮小され見やすくなっていた。ファンの方には申し訳ないが、美空ひばりの出番も少なく、この番組の初期の頃のように、戦前派の大スターの歌が大半を占め、感激もひとしお!ワンコーラス切りも、メドレー以外では全く無く、じっくりと歌を楽しむ事が出来た。実を言うと、私は正直、もうこの番組には、ほとんど期待していなかった。テレビ雑誌や公式HPを見ても、「こんな事言っても、同じ歌で、同じテイクで、どうせワンコーラスしかやらねえんだろ…」と思っていた。しかしながら、番組の最初のあたり(開始30分)は怪しかったものの、芸者歌手コーナーからEDまでは、怒涛の如き構成で、久々に初期の頃の感動が蘇ってきた。ただ…あれだけ充実していたのに、ただひとつ心残りだったのは、「初代歌手協会会長」と「熊のおじさん」の2人が出なかったこと。これは残念だった。でも、これ以上文句を言うとバチが当たる。これだけ番組が元通りに近くなった、そのことを感謝しなくちゃいけない。この調子で、次回は内容がより改善されているのを、心から願いたい。旅のコーナーをカットすれば、より素晴らしくなるんだから(笑)。
2006年08月29日
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何か今年は、訃報がよく続くような感じがする。昨日の関敬六氏に続き、今日は作曲家の高木東六先生が亡くなった。102歳(!)だから、大往生もいいとこだけど、ひとつの時代が終わったという感が強い。戦時歌謡の傑作「空の神兵」、そして戦後歌謡の中でいちばん美しいメロディーと謳われた、二葉あき子の「水色のワルツ」の2曲が世間的には有名だろう。あとは、私はリアルタイムで観た覚えがないのだが、TBSで獅子てんや・瀬戸わんや司会でやっていた「家族そろって歌合戦」の辛口審査員が有名なんだろうか??公開録画の番組だったから、毎回「○○や ああ○○や○○や」と、その土地の名を織り込んだ川柳を詠んでいたらしく、三重県の津市で公開録画があった時は、すごい困ったとかいうエピソードを聞いたことがある(笑)。又聞きだから、どこまでホントか知らないが…。しかし、102歳…。「惜しかった」って言いたいが、ここまで生きれば、もう十分すぎるだろうし、むしろお目出度いくらいかもしれない。淋しいけれど。とにもかくにも、ご冥福をお祈りいたします。
2006年08月25日
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浅草出身の名コメディアン、関敬六氏が亡くなった。また「喜劇人」という名が相応しい人がこの世を去ってしまった。もはや、この日本で「喜劇人」の名称が当てはまるのは、東京では谷幹一と伊東四朗、大阪では大村崑と芦屋小雁くらいになってしまったと思われる。タイトルのフレーズは、昭和22年に藤山一郎が歌った「浅草の唄」の1番の出だし。この歌はもはや、完全に藤山一郎の手を離れ、関やんの持ち歌になっていた。今頃は、あの世で大親友の渥美清や、師匠筋のエノケン、脱線トリオの面々などと、顔をあわせているだろう。今の場当たり的な、刹那的な低いレベルの笑いではない「本格的な喜劇」は、もはや絶滅寸前だと思う。そういう点でも、やはり伊東御大には、喜劇の灯を消さずに頑張っていただきたい。「IQサプリ」なんざ、どうでもいいんだから(笑)。
2006年08月24日
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さっき仕事から帰ってきて、録画した「第38回NHK思い出のメロディー」を、今、見ながら書いている。感想を書くのも憚られるが、正直言うと、こうも歌の年代が繰り上がると、「懐かしのメロディー」という言葉から、かけ離れた歌ばかりになっている。ホント、年々物足りなくなってきてる、この番組。去年よりは構成はよかったけれども…。私がリアルタイムで懐かしい(私が生まれる前後の)昭和40~50年代の歌が、全体の8割占められると、なんとも虚しい気持ちが強い。「懐メロ」の番組だ、ということを、キレイサッパリ忘れて見れば、面白かったのも事実だが。ただ、今回の司会の2人は、正直、あまりいい出来とは言えなかったと思う。間も悪かったし。そんな中、「真の流行歌」を聴かせた大御大2人、田端義夫・菅原都々子のご両人は流石であった。この年代の出演者が2人だけ…やはりおかしい。いくら松山恵子が死んだからと言って、まだまだ10年代~30年代の歌手は、大勢いるんだから。何で、そういう年代の歌を切り捨てるのかが、全く理解できない…。そういう点、構成のバランスがホント悪いなあ。また来年に期待しよう。この番組、何年周期かでいい構成になったりするから(笑)。
2006年08月12日
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試合が八百長でも何でもいいけど、私は亀田親子は下品だから嫌いだ。あんな下品な人間、私は今まで見たことない。さて本題(笑)。「笑点」のリニューアルから2ヶ月半ほど経った。私は日曜日は仕事なので、毎週録画をして、夕食後に観ている。それにしても、圓楽師匠のときから比べて、かなり笑いの量が増えた感じがする。勿論、「マンネリの笑い」には違いないのだが、全体的に安直な答えでも、許せる感じがする。それはやはり、昇太師匠が番組に慣れてきたってのと、たい平師匠の他人攻撃が、激しさを増してきたってのが理由だと思う。2ヶ月前から比べて、だいぶ面白くなってきた。ただ、今の、こののびのびとした大喜利(笑)を見ると、圓楽師匠のときは、メンバーが皆、司会者に遠慮をしてた感じが強くする。私は圓楽時代の「笑点」しか知らない世代の人間だから(三波時代は小さすぎて、あんまり内容覚えてない)、こういう「伝統的なお笑い番組」に「新風」が入ってくる感じが、とても嬉しい。この調子で、これからも「笑点」を見続けていきたいと思っている。
2006年08月06日
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「小沢昭一的・新宿末廣亭十夜」という本を買った。これは、昨年6月の下席10日間、俳優の小沢昭一氏が新宿末廣亭の高座に上がって、「随談」と称して、様々な思い出話を語った、その時の高座の速記本。私は、3日目を観ただけだったので、他の9日間が、どんな話(「噺」と書いたほうがいいかな?)を語り、どんな歌をハーモニカで吹いたのか(笑)、非常に気になっていたので、本屋でこの本を見かけた瞬間、思わず飛びついて買ってしまった。いや、面白い。ベタ褒めするのも、野暮な気もするが、これはある種、「話芸の極み」だと思う。私が観られなかった、他の日の噺の内容を読んでも、字を追ううちに、自分が今、末廣亭の客席(桟敷)にいるような錯覚を覚えた。自分のベッドに寝っ転がって、読んでいるのに。この本にも書いてあったが、この時の末廣亭の熱気は凄かった。6月下席…ごく普通の時期なのに、2階も満員、桟敷も満員、その周りを立ち見がグルッと囲み、ついには札止め…が10日間続いたんだから。現に私だって、1階後方で、立ち見だったんだし。そのときの、あの熱気が、活字を追うだけで強く伝わってくる名著。寄席ファンの方、お読みになったほうがいいですよ。小沢センセ、また出てくれないかなあ、末廣亭に。
2006年08月01日
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