一日ひとつ明日のために

一日ひとつ明日のために

Jul 17, 2012
XML
カテゴリ: 教育
●ストレスへの対応能力
首尾一貫感覚があるかどうかにかかっている。
1.有意味感
意味を見出す力。
担当することになった時点では興味が無かった仕事に対して
「将来何かの役に立つかもしれない」と思える力
上司は部下に対して、
仕事の意味付けを説明
しなければならない。


2.全体把握感
時系列で全体状況を見る力。
全体が見えないと、
忙しい状況がいつまで続くのか、一生これが続くのではないか、
と先の見えないトンネルに入り込んだように錯覚してしまう。

上司は部下に対して、
多忙な時ほど、今の状況は全行程の中でどの位置にいるのか
を説明しなければならない。


3.経験的処理可能感
新しい仕事に向き合った時に、
「今までの仕事の経験から うまくできるはずだ」
と、自分で確信できる力

「やったことがない」
と不安のスパイラルに落ち込んでしまう人がいる。
上司は部下に対して、
「完全を求めない」ことを伝える
必要がある。
そして、
がんばったところ、うまくできたところを
具体的に褒める

この積み重ねが、経験的処理可能感を上げることになる。

どのレベルの仕事を期待しているかを最初に確認しておく
入社時の説明と実際の仕事の違いにストレスを感じることが多い。

仕事のレベル分け
レベル1 誰でもすぐできる単純業務
レベル2 ちょっと慣れればすぐにできる単純業務
レベル3 ちょっとした工夫が必要。自分が主体になることもある。
レベル4 資格や専門知識が必要。事故研鑽を要する。


●入社当日の受け入れ態勢
名札、
部員名簿、
初日でもできる仕事、
親切係さんの任命(気軽に質問できる人、皆と打ち解ける橋渡し役)

部下の仕事にイライラする時は・・・
怒るのではなく、
部下への期待値を下げる。

「これくらいできて当たり前」ではなく、
「ここまでやってくれてありがとう」という感覚。

自分の采配ミスを認める。
いろいろ仕事を覚えてきたところだったから言わなくてもできると思いこんでいたんだ、
今度はもう少しきちんと説明してから仕事を振る


・時間的余裕がないとさらにイライラする
→期限までに何をするべきかを自分で考え、
自分の仕事としてワクワク感を持ってヘルプに入る

上司が心がけるべき行動
1. 過去の自慢話をしない
「時代が違うからね」と部下は思う。
2. 私生活への食い込みを遠慮する
3. 人間を一括りにしない
ゆとり世代、新人などのカテゴライズをしない。
新人らしく、女らしく、ではなく、
自分らしくありたいと思っている。
4. 他人と比較しない
個性重視の教育を受けているので、人と違うことは良いこと。
5. 指示を出しっ放しにしない
やらせたことへの結果を伝え達成感を持たせる。
6. 押し付け感を出さない
仕事の全体像を伝え、やっている仕事の意味を教える。
「~して」とだけ作業内容だけを伝えるのではモチベーションが保てない。
7. 宴会での下働きの強要や説教をしない
飲み会に参加したがらないのは、前回飲み会に参加した時に嫌な思いをしたから。

~「問題社員の取扱説明書」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jul 18, 2012 02:59:54 AM
コメント(0) | コメントを書く
[教育] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: