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4月12日(土)、好天に恵まれた松本市街地に観桜に出掛けた。(その2)
松本城のお濠に沿って一周し、最後に天守を望む。
北アルプスの銀嶺を背景に聳える天守。絵になる景色である。
天守のアップ。地元に住んでいてもゆっくり眺める機会は少ない。久し振りにじっくり鑑賞した。
お城から駅方面へ向かう大名町通りで異彩を放つ青翰堂書店。幼少の頃からある建物であるがお城を模した造りは、多くの観光客が足を止める。
腹が減ったので、中町通りにあるカレーの老舗「デリー」で昼食を摂る。この店に行くのは、高校生以来三十年振りであったと思う。懐かしさも加味しながらおいしくいただく。
最後はこれまた三十年振りで県(あがた)の森公園行く。
堂々たる木造建築は旧制松本高等学校(信州大学の前身)の校舎である。作家の北杜夫はこの旧制松高出身である。
名物のヒマラヤ杉の並木。
中庭にある銅像と桜花。旧制松本高校校舎は大正時代の木造建築で重文指定となっている。
同じく旧講堂。現在信州大学は旧帝國陸軍歩兵五十聯隊跡へ移転し、松高跡は公民館や貸しホールとして多くの市民に利用されている。
地元に住んでいても滅多に行かない市内の観光を久し振りに行って、新鮮な気持ちであった。
(おわり)