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in the plain(平野)は、マイ フェア レディのイライザが練習していた台詞。でも、ここのところ、ずっと、"in the moutain" でした。ものの本によると、アンドラは、一年のうち晴れの日が300日。でも、越してきてから、雨の多かったこと。雪や霰も降りました。気温も天気も、ロンドンに負けてました。 さて、今日は、引っ越しに当たってお世話になっている、二人の女性についてです。一人は、不動産屋所属のデンマーク人女性。国外、主にイギリスから移り住む人の、家探しだけでなく、トータルサービスをしています。健康保険、車探し、ビザ取得、各種公共サービスの手配、などなど。もう、50歳前後なのですが、金髪でスリム。やや華奢めの北欧美人といったところでしょうか。チャーミングな容姿と気性、押しの強さを存分に生かして、ありとあらゆるところにコネがあり、どんどん事を進めていきます。もう一人は、運送会社を経営するイギリス人女性。こちらは、対象的に、職業柄、化粧気のない地味ないでたちの女性ですが、姉御肌というのは、この人のことを言うんでしょうね。彼女が社長で、社員は、旦那さんを含めたトラック運転主のイギリス人男性若干。他、荷降ろし要員には、現地在住の若いイギリス人男性を日雇い。マッチョな男達を顎で使います。旦那さんは、原地語を話さないので、すべての手配は彼女がします。イギリスとアンドラだけでなく、通り道のフランス、それにスペインの関税その他の法律に精通していて、大変なしっかり者。とにかくかっこいい。それでいて、新居への荷降ろしのときには、ベビーベッドや布団をささっと取り出して、「(娘に)昼寝させるのなら、ベッドつくっといたよ。」と呼びに来てくださる優しい面も。部屋いってみたら、もう、布団もバンパーもぬいぐるみも、全部セッティングしてありました。こういう、自営業をはってる女性に出会うと、私は、憧れを禁じえません。私にも、こんなカイショがあったなら、と密かに溜息をつくばかりです。でも、溜息ついただけで終わり..。新しい土地にきて、外国語を使って商売を始めるなんて。はああ.. 住み慣れて、ある程度勝手知ったるイギリスでもそんなことできなかったのに...。でも、まだまだ、何かを始めようゆとりはなく、とりあえずは、フランス語(片言なら知ってる)の復讐を優先するか、先にスペイン語を始めた方がつぶしが効くか、やっぱりカタルーニャ語を優先して習うべきか、決めかねているところ。それよりは、晩のおかずをどこで買えば品揃えがよくて安いか、レシートを比較しているこの頃です。(苦笑)
2009年04月23日
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日記をさぼっておりますが、引っ越しをしておりました。長年過ごした英国を、一旦引き揚げ、この間、旅行記を書いていたアンドラ公国に数年住むことにいたしました。ロンドンからバルセロナまで2時間のフライト。それから、車で山道を2、3時間。時差は1時間。日本から英国にやってきたような、大移動ではありませんが、言葉も違うし、ヨーロッパ内とはいえ、人の気質も違う。景色も違う。それなりにおおごとです。イギリスは、大人になってからの月日のほとんどを過ごした土地。やれ、「天気が悪い」「冬が暗い」「鉄道が最低」「医療サービスが不安(でもタダですからね)」「人々がなりふりかまわない(これは、ここ数年変わってきた)」「食べ物がまあずい(これも、ここ数年で劇的に変わった)」と、悪言雑言をつくしていますが、居ついていたということは、そんなに嫌いじゃなかった。空港までの道すがら、羊が草を食む、なだらかな緑の丘陵地帯をみながら、「私は、この国が好きだったんだなあ」と、感傷に.....ふけてる余裕などは、ありませんでしたけどね。子連れの旅だから。^_^;ともかくも、今は、ピレネー山中におります。数週間ぶりのアンドラは、道のどか雪は消え、晴れていれば、ぽかぽかと暖かい陽気ですが、高い峰は、まだ真白です。これで、このブログの「カントリー生活」の項目は、一旦終わり。「ピレネー便り」を時々綴ってまいりますか。
2009年04月17日
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