日舞と茶道と着物の蔵
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スペイン側の町の市へ、またまた行ってまいりました。週二日市が立つのですが、町はずれの駐車場は、アンドラナンバーの車がいっぱいです。(^_^;) ちなみに、この町は、ウルゲル大聖堂の門前町なのですが、ここの大司教サマは、アンドラの形の上での共同君主の一人です。(もう一人は、仏大統領)これが、町から眺める風景。ここには、あちこちの市を廻るプロの売人だけでなく、お百姓さんの直売もあります。野菜や卵、庭でとれたハーブに木の実、自家製の蜂蜜やチーズも売られています。その中で、ツイードの上着を着たおじいさんが、小さなテーブルを出して、細々と野菜を売っています。これだけ買って、たったの3ユーロですよ。いつもながら、申し訳ないぐらいです。虫食いりんごとニンニクはおまけ。虫食いだけど、とってもおいしいりんごなんです。じゃがいもは、ほくほくしてます。あ、スケールスケールがなかったですが、このジャガイモや玉ねぎ達も葉野菜も、とても大きいです。曲がった背中に、お釣りを数えるのもおぼつかない手で、重いジャガイモを掘り起こして袋に詰めたんだろうか... それとも、畑をするのは息子さんなんだろうか..このところのアンドラ、一晩で山が真っ白になるかと思えば、あくる日からは、かんかん照りが数日続き、上着なしでもぽかぽか。あっという間に雪が溶けます。この頃思うんですけど、ピレネーって、観光地として過小評価されてるのでは。フランス側にも中世城壁に囲まれた素敵な村があるますが、スペイン側の町や村って、ほんとにエキゾティックで、例えば、イタリアのトスカーナ地方や南部の有名な村々にひけをとらないと思うんです。それでいて全然観光ずれされてない。この、大聖堂の門前町だって、素敵な街並みには、お土産屋さんはほとんどありません。この素晴らしい門前市だって、アンドラからの買い物客はくるけど、観光客はあまりいないのでは。うーん。でも、だからいいのかな。
2010年11月09日
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