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しゃばけシリーズ。なにやら、ベストセラーらしい。読んでみたいな、と思っていたら、ブック○フに2冊あったので、「しめしめ」と。しゃばけ価格:1,575円(税込、送料別)おまけのこ価格:500円(税込、送料別)面白かったです。宮部みゆきの江戸ものを初めて読んだ時も新鮮だったけど、こちらも、なかなか斬新な設定で。人物達(+あやかし達)の個性もいいし、根底にある優しさには、ほっと、なごまされるし。ただ、強いて言えば、設定のつめ、というか、辻褄に、ちょっと甘さがないかっていう気は、しないでもないです。いえ、スーパーナチュラルなところじゃなくて。例えば、犯罪の動機づけなど、今一つ納得がいかなかったり。私が頭の回りが悪いだけかもしれないけど。人じゃないもによる行いの動機なんて、納得がいくもののはずがないと言われればそれまでだし、面白ければいいんですよね。でも、辻褄がしっくり収まらないのって、気持ち悪いんですよね。登場人物が好きで、少々のことに目をつぶっていた「かわせみシリーズ」も、読み続けながら、気持ち悪かったです。いつも、人物設定(年齢、性格、言葉遣い、ひどい時には名前まで)がころころ変わっていくのが嫌で、食い違いを探して楽しむシャーロッキアンのような境地には遠く及ばなかった。結局、ぱたりと読まなくなりました。(その他の理由の方が大きかったけど)いえ、「しゃばけシリーズ」には、今のところ「かわせみシリーズ」のような設定のずれは全然みあたらなかったし、既刊の他の本も、今後の新作も、読むのが楽しみです。
2010年09月29日
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ネコ印の国際宅配便というのを、初めて使ってみました。イギリスのロイヤルメール(郵便)は、民営化後少し落ちたとは言え、割と高い信頼性を保っています。が、アンドラ行きを扱うフランスの郵便事情は、いろいろなホラーストーリーを聞くので、日本で大量買いした本のうち、大事なものは、宅配に出してみました。高かったけど、確実に届くってことで。で、1週間もたたないうちに、アンドラの税関から電話がかかってきました。「明日、フランス側から荷物が入りますが、中身について確認です」と。そうなのね、宅配だと税関も警戒するのね。で、結局は、関税もとられることなく、2,3日後、荷物が届きました。これ、クロネコさんで箱を買ったら、こんなの。京都限定の柄なんでしょうね。早く届いたはいいけど、この汚れ方は、なんだ。これでも、家に入れる前にざっと濡れ雑巾で拭いたところなんですよ。一寸法師のお椀の舟って、京都が”行き先”じゃなかったの? この一寸法師、京都をでてきちゃった。ピレネーまで長旅ご苦労さん、と思うと、ちょっと捨てられない。
2010年09月20日
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飛行機をのりつぐこと数時間、バルセロナから車でピレネーの奥へ奥へと3時間近く、辺境の地の公国に帰ってまいりました。秋です。数か月ぶりなので、どこに何があったか忘れるし、家の外にとめてあった車には、スズメバチの巣ができているし、まあ、いろいろあります。一番困ったのは、停電の後ブレーカーが飛んで、冷凍庫がオフの状態に....。 時々家の様子をみにきていただいた方によると、一週間前は異常がなかったのこと。じゃあ、電源が切れたのは最近か..。それにしても、すごい匂い..。ツレアイが決死隊で大掃除をしましたが、まだ匂いがのこってます。で、かたづけのメドがたち、落ち着き始めたところで、DVDで助六をみながら、こんなのを開けてみてました。京都の和紙専門店(ハトじゃないよ)で衝動買いしたもの。和紙人形を作るためのものらしいですが、私は、作るなら、布の人形にしたいかな。「道成寺」か、「朝妻船」か.. 折角鼓があるけど、御扇子の柄が桜だから朝妻はおかしい。やっぱり道成寺かあ。いや、ここは、時々違う演目を踊れるお人形ってことに.. なんて、ふと気がつくと、だめじゃん。烏帽子かぶるんなら、お扇子じゃなくて、中啓でしょ。(ボソッ) よし、気を取り直して、中啓は自作ということに。ブツブツ....
2010年09月13日
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杉浦日向子の漫画の題名にもありましたよね。花がこぼれてもこぼれても、後から後から咲いてくる。それが、取り締まられても取り締まられても、後から後から湧いて出てくる"紙屑絵師"(浮世絵師)達のたくましさの比喩に使われたってのではなかったでしたっけ。京都の夏って、こんなにこの花が多かったのでしょうか。どこへ行っても、夏中咲いてます。ここは、御所内の厳島神社からの眺め。池の向こうに九条邸の茶室。灯篭の中でとぐろをまk猫この池は、亀、多いですよ。コオロギが鳴いているのですもの。もう、さるすべりが新しい花をつけるのも、長くはないでしょう。京都の暑さは10月まで続くそうですが、来週、うさぎはピレネーの山奥に帰ります。澄んだ乾いた空気、庭から眺める目の高さに浮かぶ雲。それを懐かしむべきなのでしょうけど.. 夏の終わりって、寂しいですね。
2010年09月03日
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