森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2019.03.21
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アメリカでは、結婚する前に「プリナップ」と呼ばれる婚前契約を交わしてはじめて結婚するのが普通だそうだ。
2019年2月16日の中国新聞によると、歌手のSILVAさん(43)は、 2015年に現在の夫である男性会社員と結婚した。
そのときに34項目の婚前契約書を作成し、公正証書にしたという。
2人ともいちど離婚した経験がある。
「しっかりと決め事をせず、前の離婚のときにはもめてしまった。せっかく再婚するなら、失敗したくないという思いが強かった」そうだ。

これによると、仕事、家事・育児の分担から、ギャンブルや浮気・借金の禁止、離婚時の親権や養育費まで多岐にわたる。その一部を見てみると、次のようなものがある。
子供の学校行事は2人で出席する。趣味に2万円以上の支出をする場合は事前に相談する。
外での飲酒は週2回までとする。暴力、不貞行為での離婚は、慰謝料を支払う。
その場合親権は放棄する。毎年元日には契約内容をお互いに確認する。

この契約書は一緒に作ったので、 「言った、言わない」の喧嘩にはならない。
お互いに責任を持ち、尊重しあえる夫婦になれたそうだ。

このように、事前に2人で結婚前に、納得が行くまで話し合い、それを文章にして残しておく事は、とても意味があることだと思う。
結婚するまではお互いに見ず知らずの他人である。
育ってきた環境や境遇も違う。性別も違うし、性格も異なる。
その2人が結婚して、 1つ屋根の下で協力し合いながら一生涯生活を共にするのだ。
考え方や行動様式が全く異なる。
そんな2人が子供を設けて、自立するまで育て上げるという共同作業も待っている。

事前にお互いの違いをすり合わせることなく、いきなり結婚するというのは無謀というほかない。
私の経験からすると、最も重要なことは、お互いの考え方が衝突したときにどのように対応するのかはしっかりと取り決めをしておく必要があると思う。
お互い違う人格を持った人間であるから、毎日のように衝突するきっかけは無数にある。

そして、 2人の間にあい埋められない溝があった場合は、どのような対応をとるのか、 2人で取り決めをしておくことが大切である。
そのやり取りを子供たちもしっかりと見ているのだ。
それが子供たちの将来につながっていることを忘れないことだ。

一方が相手を無理矢理コントロールするようなことがあってはならない。
どんな些細な事でも、お互いの関係は平等であるべきだ。





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Last updated  2024.06.02 22:36:44
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森田生涯 @ Re:阿久悠さんが「ジョニーへの伝言」に託した思いとは(03/06) 通りすがりさんへ コメントありがとうご…
通りすがり@ Re:阿久悠さんが「ジョニーへの伝言」に託した思いとは(03/06) この曲の歌詞の意味がわからなくて検索し…
森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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