全11件 (11件中 1-11件目)
1

身から出た錆(さび)=自業自得ともいいます。言い得て妙なり。昔の人はうまく表現したものです。「イスラム国」の台頭は、アラブ世界の複雑さを見くびっていた西側諸国がまいた種といえるでしょう。オバマ大統領も、直接的ではありませんがこの事実を認めているようです。「イスラム国」はシリア内戦の期間中に頭角を現し始めました。シリアでの内戦はずっと「政府 VS 国民」と報道されていました。でもシリアでのデモが凶暴化し始めた時点で、シリアが宗教戦争あるいは宗派間戦争に突入していたことは明らかでした。私はこのブログで一貫して、シリアでの内戦が宗教戦争であることを伝えてきました。2年半前のブログで「NATO がシリアを攻撃すれば…??」という記事を書いたことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201205310000/ この時期、NATO がシリア内戦に介入してシリア政府をつぶしてしまえばいい、という意見が多々出ていました。もちろん、シリア事情に全く通じていない人たちの無知な発言でした。この記事を書いたときに、"NATO がシリアを攻撃すれば問題は解決する" と高らかにうたっていたある女性ブロガーから「ふざけたことを書くな!」という脅しのようなメールを受け取ったりもしました。この時の記事では「アサド政権が倒れても、殺し合いは続くでしょう。すべての虐殺をアサド政権のせいにしている各メディアは、″諸悪の根源″であるはずのアサド政権が倒れた後にも続くであろう虐殺に対してはどういう報道をするのでしょう」と書きました。そして、現在…。虐殺に次ぐ虐殺。アサド政権とは何の関係もありません。つまり、初めから宗教間・宗派間の争いだったということです。アラブ世界は宗教的・民族的に入り乱れたモザイク国家。この微妙なバランスが壊れたために、「イスラム国」のような過激派が台頭しました。この微妙なバランスを壊す原因になったのは、アラブ世界の複雑さを全く理解していなかった西側諸国の介入。イスラム国のような過激派組織の台頭の大きな原因は、アメリカなど西側諸国からシリアの "反体制派" に供給された多額の資金。ちなみに "反体制派" については、1年前のブログで「"反体制派" というのは名ばかりで、実際は宗教グループや組織の利権ごとに分裂しており、大義も大志も何も持っていない。だから犯罪的な行動が目立ちます」と説明いたしました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201309090000/ 西側諸国からの多額の資金援助で組織を拡大した「イスラム国」。1年前にはほとんど存在が知られていなかったのに、今では巨万の富を自由に操って世界を震撼させるまでになりました。で、身から出た錆を何とか取り除こうと躍起になっているのがアメリカをはじめとする西側諸国。懲りずに、シリアの別の "反体制派" に軍事訓練を施して、共に「イスラム国」と闘おうと呼びかけている。さて、現在は「イスラム国」にジョインしていない(かのように見える) "反体制派" から、将来の「イスラム国 NO.2」が現れかねません。アラブ世界が西側 (欧米諸国) と恒久的に協力することはあり得ません。それは、アラビアのロレンスの時代から明らかです。協力するとすれば、自分たちに都合のよい期間だけ。アメリカは将来の「敵」を育成しているのです。軍事面でのノウハウを提供して、また身から出た錆を刈り取るだけ…。とーーーーっても複雑なアラブ世界…。この、宗教的・民族的・歴史的に複雑なアラブ世界を理解するのは並大抵のことではありません。アラブ自身も理解していないと思います。民族的・宗教的なプライドが先行して、理性的・客観的に物事を考えられないからです。今回の空爆により、中東情勢はさらに混迷の度を増すことでしょう。出口の見えない戦いに突入したと言われています。さてはて、今日は難しい話になりました。最後に書くのもなんですが、興味のない方はスルーしてくださいね。私自身は、中東の複雑さを日々身を持って感じさせられているので、今後の中東の行く末に多大な関心を持っております。本日もヨルダンは平穏なり。この平和がこのまま続くことを願っています・・・。 ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.29

パンパカパーーン! 本日は私の矯正が取り外された記念すべき日であります! プライベートなことですみません。でも1年半の矯正生活からやっと自由にされた解放感…これはブログに綴りたいっ!! 来週の火曜日が最後の診察の日で、取り外し式のリテーナーをもらうことになっています。これで心おきなく人前で食べれる~~。でもでも、矯正の肝心の結果はといいますと、特にそれほど素晴らしい変化はなし。確かに下の歯の歯列は整いましたが、もっと引っ込むかと思っていた上の歯はほぼそのまま。本格的に矯正したいなら上2本、下2本を抜かないとダメだと言われていましたが、歯を抜くことは絶対にイヤという条件で始めた矯正でした。40%ほどは改善するよ、といわれていた上の歯は、そんな訳で最終的には20%ほどの改善で終わってしまった感があります・・・。ガーーーン。優しいアメリちゃんは、「かなり改善したよ~」と慰めてくれますが、個人的には満足いきませぬ。まぁ、これが歯を抜かずにする矯正の限界なら仕方ありません。十代の矯正なら、顎を広げたりして歯を何とか収めることができるのでしょうが、私のような年齢では顎の骨をどうこうすることはできませんし…。ま、これにてヨルダンでの矯正は終了!! 矯正にかかった値段の合計は 1500JD なり。日本円にすると20万円強といったところでしょうか。安いですよね~。日本だったら100万円ほど払う覚悟が必要かと思いますので・・・。ヨルダンに来てヨカッタことの一つは矯正が安くで出来たことかな。さて、「イスラム国」への空爆が本格的に始まったことで、治安への不安が高まっているヨルダン。お客様のお問い合わせも治安に関することがぐっと増えました。が、ヨルダンでの日常は取り立てて普通です。とはいえ、大使館関連からは「外国人が集まりやすい高級住宅街アブドゥーン、外資系ホテル、モールなどを避けるように」というお達しが一斉に出されたようで、本日アブドゥーン地区に仕事で出かけたアメリちゃんは、その閑散とした様子にかなりびっくりして帰ってきました。またアンマン一高級?? な Taj Mall というモールは普段たくさんのお客でにぎわっているようですが、アメリちゃんの報告によりますと、閑散としていて10名くらいしかいなかった、ということ…。イスラム国への空爆の影響は、ヨルダン経済にかなり打撃となりそうです。さて、モールと一言で言っても、もっと庶民的な City Mall や Mecca Mall にはそんなに影響があるのかどうか・・・よく分かりません。近々観察に出かけてみますね。いずれにしても、現時点でヨルダンには特に変化はなく、これまでと同じような日常が流れています。これが現時点で皆さまにお伝えできる最新の情報です。ただ、こうして私たちが普通の日常を送っている間にも世界のあちこちで、戦い、傷つき、亡くなっていく人たちがいる・・・というのが現実。下の写真は、少し前にロイターで掲載されたものです。一見すると、何事かにはしゃいでいる男性のグループの平和な写真に見えるかと思います。が、これは、「イスラム国」と闘うための訓練を終えたイラク人の兵士たちが訓練終了を祝っている写真だそう。つまり、彼らはこれから戦いに出かけて行くのです。アラブ世界に住み、アラブのメンタリティやアラビア語がある程度分かるようになった今、テレビや新聞の映像・画像で見かけるアラブたちは遠い存在ではなくなりました。戦火ではなく平和な国の道端で出会ったら、きっとニコニコと人懐っこく話しかけてくるようなアラブたちが武器を持って戦いに出かけて行く、というのはどう考えても納得がいきません。上の写真に写っているアラブのうち、少なくとも何人かは近々命を落とすことになるかもしれません。どの人にも家庭があり、家族がいて、子供がいて・・・。本当は誰も死んではいけないのですが、一体どこをどう間違って、今の世の中はこうした流れになってしまっているのでしょうか。とても残念です。ヨルダンの今後の情勢については、引き続きブログ等でアップさせていただきますので、ご旅行を控えた皆さまもそうでない皆さまもチェックしていただければと思います。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.27

むむむ…ちょっと不穏な展開になってきたか…? 「イスラム国」への空爆に米国だけではなく湾岸諸国も参加し始めたようです。ヨルダンも参加しています。ここ数日のこの展開で、今後の情勢はどうなるか…ちょっと読めなくなってきました。まず誤解を招かないようにハッキリお伝えしますと、ヨルダン国内には現時点で直接的な影響は全くありません。人々の生活はこれまで通り普通に営まれていますし、私のアンマンでの生活も至って普通です。この時期は観光のピークシーズンで毎日たくさんの観光客が日本からも見えています。という訳で、「危険!」という一般的なイメージとは裏腹に、ごくごく普通の日常がヨルダンでは流れています。まぁ、日本におられる皆様は、どんなに私が「安全ですよ」といっても「ヨルダン=戦闘地域」というイメージから抜けきらないかもしれません。ヨルダン国民は"空爆から逃れるためにヘルメットをかぶり裸足で逃げ惑っている"というような妄想?? をしてしまう人もいるのでは…? まあ、ここまでひどい妄想をしている方は少ないかもしれませんが…(笑)。 が、本当にそんなことはありません。 私たちの日常…それはこーーーんな感じ。 死海で仕事をする私と可愛いフランス人のアメリちゃん。さてさて、とはいえやはり今後の影響については注視する必要があるかと思います。ただし注視する必要があるのは、中東だけではありません。「イスラム国」にはフランスなどヨーロッパの国々から、またオーストラリアなどからも戦闘員が参加しているとのこと。こうした戦闘員たちが自国に帰って、極端な思想を行動に移すこと…つまりテロなどの行為に及ぶこと…これが危惧されています。”「イスラム国」=全員イスラム教徒の戦闘員” というのも間違いです。ヨーロッパなどから参加しているのは、イスラム教の背景を全く持たない若者たちだったりするようです。思うに、あれですな。暴力的なビデオゲームなどの虜(とりこ)になり、毎日毎日ゲームで人を殺していたような若者たちがゲームの世界だけでは物足りなくなり、実際に人を殺すチャンスが訪れた! とばかりに意気揚々と「イスラム国」にジョインする…こんな感じなのかもしれません。あくまで私の想像ですが…。しかし本当に、世界は病んでいる!そんな訳で、ヨルダンでも注意が必要なのは言うまでもありませんが、これは中東に限った問題ではないということです。在ヨルダン日本大使館からのメールでも以下のような報告が寄せられています。-------------------------------------アルジェリアでは,ISIL への支持を表明しているイスラム過激派武装組織が、拉致したフランス人の解放と引き替えに ISIL に対する軍事作戦を停止するよう,仏政府に要求しました。更に報道によれば、23日フィリピンにおいて、別のイスラム過激派武装組織が身代金を支払うとともに米国への支援をやめなければ人質のドイツ人を殺害する旨、独政府に警告しました。-------------------------------------フィリピンでも、「イスラム国」に同調する過激派組織がこの事態に便乗して何やかんやと主張している…。恐いのが、こうしたポリシーの全くない意味不明な過激派たちの活動です。今後こうしたことは増えて行くと思われます。だから取り立ててヨルダンだけが危険ということはありません。が、もちろんイラクやシリアと地理的に近いというハンデを背負っている分、さらなるマイナスのイメージは避けられません。毎日アラブと接していると、お茶目な一面やおバカな一面を見て怒ったり笑ったりしていますが、共通するのはほとんどの人が善良で平和を願っているということです。過激な思想は一体どこから生まれてしまうのでしょう。それから意味のない憎しみも…。早くこうした無駄な戦いが終わることを願ってやみません。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.24

すっかり秋という雰囲気のヨルダン。朝晩だけですが…ついに今日からフリースのパジャマ登場! 今からフリース着てたら、冬は何を着る? と言う感じもいたします。でも以前のブログでも書いたことがありますが、私は窓を全開にして寝るのが好きですので、そのために今からフリースを着ているのであります。さて、この時期は超忙しくて…1週間ブログの更新ができませんでした。現在、日本からたくさんのお客様がご観光に見えております。季節の良いこの時期のヨルダンを是非お楽しみいただければと思います。この次の観光客のピークが10月のイード休暇。大型ホリデーのことをアラビア語では「イード」と呼びますが、今年は10月前半がイード休暇となります。週末を挟んでの休暇なので、1週間ほどの大型休暇になります。この時期、湾岸エリアなどで働いておられる駐在の日本人の方々がヨルダンにどっと押し寄せて来られます。旅行会社のドライバーたちが全て出払うほど、繁忙期の中の繁忙期。これからのお問い合わせのお客様には、普段は取引をしたことがないドライバーたちを使わざるを得ません。ドキドキ。万全の態勢でお迎えする予定ですが…何も起きないように祈っています。さて、今日は「幸せになる絵」をたくさん描いておられるヨルダン人の画家さんのご紹介。Riham Ghassib さんという女性の画家です。ちなみに。「幸せになる絵」というネーミングは勝手に私が付けました。 携帯の写真ではやはりきれいに撮れませんでした。残念! ぱっと見て引きつけられた絵を描かれていたのがこの画家さん。色遣いがとても素敵ですし、どの絵もとても可愛らしい。第1サークルにある Heritage House というホテル付近から、レインボー通りを中に入った所に Wadi Finan For Arts というギャラリーがありますが、ここに展示されることもあります。http://www.wadifinanart.com/ また近くにある絵画を売っているお店でも展示されています。けっこう高いので買うことは躊躇してしまいますが、目の癒しにちょっとご覧になるのもいいかも。彼女の作品はごくわずかで、他には色々なアーティストの作品が並んでいます。好きなアーティストの絵を見つけられるのもいいかもしれません。Heritage House にご宿泊の方は、アンマン市の散策の途中にお時間がありましたら足を運んでみてくださいね。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.21

皆さま、9月の連休はいかがお過ごしでしたか? こちらは秋深まるヨルダンです。あんなに暑かった夏…あっという間に終わってしまいました。でも日本も同じく涼しいようですね。呆気なく夏が終わってしまうと、拍子抜けしてしまいます。ヨルダンではこの時期、朝晩は17度以下になる日もあります。さて、そんな駆け抜けた夏にヨルダンにご旅行に来てくださったお客様のフードバックをお送りいたします。女性お2人でのご旅行でした。今年の夏は、シリアにイラクにイスラエルとガザに…と中東情勢がかなり揺れ動いた時期でもありました。そんな時期にヨルダンへの旅行! というのもなかなか大変なご決断だったと思います。ただこの夏、思いのほかお客様は多くて、多分これまでの8月で一番多かったのではないかと思います。団体のお客さまもお迎えすることができました。皆さま、ご利用くださいましてありがとうございます。 帰国のメールをするのが遅れてしまい、申し訳ありません。飛行機の遅れがあったものの、無事に日本に到着しました。11日から仕事に戻ったため、全く余裕がなく遅れてしまいました。今回のヨルダンのコーディネートを木村さんにお願いし、本当に良かったと思っています。正直、行く前までは周りの人々に、ヨルダンなんて危なそうなのに本当に大丈夫?と心配されながらも強行突破で行った旅行でしたので、少しの不安を抱えつつ向いました。でも、空港で漢字で書いた私の名前の書いた紙を持ってにこにこと笑顔の Mazen さんを見た瞬間、きっとこの旅行は大丈夫だ、と思いました。私たちは英語が苦手なのでちゃんとコミュニケーションが取れるか心配していましたが、Mazen さんの英語はとても聞き取りやすかったです。Mazen さんは、日本人の私たちを良くわかっており、時間にも正確で配慮してくださり、お水やジュース、お菓子などご馳走になってばかりでした。しかも、シークトレイルでは女性二人だし、ガイドを頼もうと思っていたら、なんと一緒に行ってガイド代わりまでしていただき、最後まで行けたと思っています。本当にお世話になってばかりでした。Mazen さんによろしくお伝え下さい。ずっと行きたいと思っていたヨルダンでしたが、私が想像した以上に素晴らしいところでした。歴史的な遺跡を見るのが大好きな私にとって、自然と歴史の両方を堪能できました。死海、聖書ゆかりの地、ワディラムの砂漠、ペトラ遺跡、ハママトマイン、ジェラシュ、どこも素晴らしく、甲乙付けがたいところで、すべて行ってよかったです。一番行って感動したのは、ペトラ遺跡です。今まで木村さんのブログやいろんな方の体験談を見て、かなり警戒したのと、8月の炎天下に行きたいところをちゃんと回れるかが心配でしたが、一度も乗り物にお世話になることなく、丸2日間ひたすら歩きで見回りました。普段から運動も全くしておらず、30代半ばの女性二人ですが、やり遂げることが出来ました。ヨルダンは勿論暑いですが、湿気がないため、日陰に行けば涼しい風が吹き、休み休み行きました。「地球の歩き方」がとても上手くトレッキングルートを案内してくれているため、それを頼りに頑張りました。そして、ベドウィンの人々に優しくしてもらったことが一番感動した理由です。もしかしたら社交辞令だったのかも知れませんが、何度かお金は掛からないからお茶を飲んで行きなさい、と言ってくれ 言葉を真に受けてご馳走になったり、写真を撮ってくれたり、道を間違っているよと声を掛けてくれたり、本当にいろんなベドウィンの方たちにお世話になりました。乗り物に乗っていたら、料金のことでいろいろ苦労したのかもしれませんが、歩きで全部通したので、嫌な思いはしないで済んだのかもしれません。ホテルがペトラゲストハウスと遺跡に一番近かったので、凄く有難かったです。次に良かったのは、ハママトマインです。ペトラ遺跡を歩きでひたすら回ったこともあり、凄く疲れた体を温泉が癒してくれました。エバーソンマインは私たちにはちょっと贅沢なホテルでしたが、日本人並みの気遣いで、本当にリラックスできました。スパはさすがシックスセンスでしたし、死海に夕日が沈む姿を見ながら食べる夕食も本当に美味しく、夢のような時間でした。次回またヨルダンに行くときは、死海ではなくエバーソンマインに宿泊したいです。ヨルダンに行って本当に良かったのは、少しですがヨルダンの人々に触れたことです。リトルペトラでは、現地の女子高生に質問攻めにあったり、アンマンの食堂で夕食を食べていたら、一緒に写真を撮って欲しいと女の子に声を掛けられたり、ペトラでアイスを買った売店で話し掛けられ、なぜか売り物のコーヒーをただでお土産にもらったりと、なぜか東洋人に興味深々のようで、いろいろな人に話し掛けられ、「Welcome to Jordan」と必ず言われました。日本が大好きだと言ってくれるので、何だか照れくさいのと同時に嬉しく思いました。インドではじろじろ見られることはありましたが、話しかけてくるまではなかったので、人懐っこいヨルダンの人々に触れ、本当に楽しかったです。アンマンは女性二人で夜に歩いても安全な場所でした。私は旅行で良いところしか見えていませんが、やはり外国で活躍される木村さんはいろいろご苦労がおありだと思います。また、次回ヨルダンやイスラエルに行くときは、必ず木村さんにお願いしたいと思っています。ブログも訪問させていただきます。お体に気をつけて、今後ますますご活躍されることをお祈りしています。本当にありがとうございました。 ヨルダンを楽しんでいただけて、とても嬉しく思います。ハママトマインの5星ホテル Evason Main は、「サービスが悪い」等のクレームが時々出ることがあるので、私自身はいつもお客様からの反応が心配なホテルの一つです。他にも、猫がレストランのテーブルに乗って食べ物を食べていた…など思いもよらぬクレームが出たりするホテルでもあります…。が、気に入っていただけたようで嬉しく思います。ヨルダンは小さい国ながら、死海あり、砂漠あり、温泉あり、緑あり…でかなり変化に富んだ国です。1週間の間に、このすべてをご体験いただけるので、目まぐるしく変わる雄大な風景には飽きることがありません。ぜひ皆さまもこのヨルダンに足をお運びくださいね! お待ちしておりまーす。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.15

先日、「アラブ世界のオーディションに日本人女性現れる!」という記事をアップいたしました。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201409110000/ 思わぬ反響があってビックリでした。そして本日、提携先の旅行会社の女性社長から届きました~。この女性がフェイルーズのアラビア語の歌を歌っている動画です。http://www.youtube.com/watch?v=HGNdvYHS3_0まずは観てくださいね。この女性社長いわく、「nice voice I have to say」。いい声をしているそうです。確かにとても通る良い声をされていると思います。レバノンの人気女性歌手ハイファよりずっと声の質が良い!! ハイファについては、以前のブログでアップしたことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201112070000/You Tube の動画ですが、審査員の表情、この女性の表情の変化、第1ステージ通過が決まった瞬間の感動等、色々伝わってきます。なにはともあれ、第1ステージ通過おめでとうございます! パチパチ!さらにさらに、以前にヨルダンに来てくださったお客さまがこの日本人女性の詳細についてお調べくださったようで、たくさん情報をいただきました。「こやすなほみ」さんとおっしゃる歌手の方のようで、 2011年6月に歌手デビューされたそうです。ご興味のある方は、この女性のブログを是非ご覧くださいませ。http://nahomi-koyasu.blogspot.jp/でもこんな風にして、日本人の皆さまに "アラブ音楽" というものの存在が伝わるのに一役も二役も買っておられて、素晴らしいと思います。今後のご活躍を期待したいですね。 ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.15

突然ですが、皆様は「教養」という言葉をどのように定義されるでしょうか? 日本人は「教養」という言葉をよく使うと言われますが、実際の意味は? と問われると定義が非常に難しい言葉だと思います。実際、英語では「clutured」とか「well-educated」または「polite」なんていう訳語があてられるようですが、どれも教養の一面を表しているものの、全てを説明した単語ではないような気がします。私にとっての「教養」という言葉は、文学・音楽・専門的分野など多方面に渡る知識を持っているものの、単に知識ばかりを詰め込んだ頭でっかちの人のことではなく、人格的にも優れた人のことをイメージしています。謙虚さ、思いやり、温かさなどの人格が伴わないと、知識も単なるひけらかしになりますから…。で、この私流「教養」の定義から遠ーく遠く、それはそれは遠------くかけ離れているのがアラブ世界。日本にいるアラブを見ているだけでは分からなかったが、入ってみて分かった…(汗) まず、アラブ世界で本好きな人は両手の指で数えることができるほど少数。一般的にアラブの家庭では常にテレビが付いていて、メロドラマや音楽がブラウン管から絶えず、しかもかなり大音響で流れている。音楽といえば、アラブ音楽しか聞こえてきません。アラブがひたすらこよなく愛するのは、どの歌詞も「ハビービー、バヘッバック」(愛する人よ、愛してるわ) の繰り返しでほぼ同じテンポのアラビック・ポップス。クラシック音楽なんていうものの存在すら知られていないと思います。そして、アジア人=中国人かフィリピン人だと思っている。インド人もインドネシア人も日本人もみなひっくるめて「シーニー」(中国人) あるいは「フィリピーニー」(フィリピン人)。アジア圏の国々で文化や言語が違うということすら分かっていないアラブが多いし、そもそも見分けもつかないようです。道を歩いていると、老いも若きも「シーニー」と決まったように通りすがりに声をかけるアラブたち…。もう「シーニー」でも「ジーニー」でもいいんですけど、通りすがりざまに毎回相手に向かって無意味な言葉を発する必要があるのか? 本気で不思議です。 もちろん、チラリと相手を見ようものなら、即座に目をそらすのがアラブ。「な・に・か? 用事でも?」と聞こうものなら、「何も言ってない」とシラを切ってそそくさと逃げ去るアラブの男たち。やましいことをしているという認識があるなら、そもそも言わなかったらいいのに、とため息が出ます。本当に「教養」がない!教養の反語は、場合によっては「無知」ともいえると思いますが、時としてアラブの「無知」さには思わず笑ってしまう。無知の極みは、「なんで日本人の目はそんなに細くてつり上がってるの? あれでしょ。爆弾(←原爆のこと)が落とされたから、その後遺症?」という少なからず幾人かのアラブから聞いたコメント…。あ・の・なー! これはい・で・ん(遺伝)! 原爆が落とされる数百年も数千年(?)も前から、こういう目なんじゃい! 邪馬台国の時代からこういう顔の作りなんですわ (多分ね…)! しかも原爆とは何の関係もない中国人も韓国人も同じ目してるやろーーーー。と心で叫ぶ私…。でも最初にこれを聞いた時は絶句して何も言えなかった。次にこれを聞いた時は、笑うしかなかった、あまりの無知さに呆れかえって答えようがなかった…というのが正直なところ。フランス人のアメリちゃんにこの話をしたら、「もう単なる "無知" っていう粋を超えてるよね…。恥!」とあきれ返っていました。ええ、その通り…。というわけで、教養という言葉からかけ離れたアラブ社会。でもせめて学校ではもう少し文化的な教育を与えはったほうがいいと思いますよ…と他人事ながら、ヨルダンの若者たちの行く末を心配する私なのでした。 ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.13

すっかり秋めいてきたヨルダンです。朝晩の気温がぐっと下がり、半袖では肌寒いくらい。日中はまだまだ暑いのですが、朝晩はとっても過ごしやすいです。いい季節になりました。さて本日は朝からガリガリと仕事をしておりますが、取引先の旅行会社の女性マネージャから「Arab Idol で日本人の女性がオーディションを通過したの見た? ニヤリ…」というメール受け取りました。まさか―――、また中国人や韓国人を日本人と間違えてるんちゃうん! と思って調べてみますと、本当に日本人女性らしい。それが下の写真。「Nao Koyasu」という29歳の女性らしいです。この「Arab Idol」というのはアラブ世界全域で放映されるテレビ番組で、歌手またはタレント発掘のオーディション番組のようなものみたいです。私自身は観たことがないので、これから少しお書きする説明も不確かではあります。スミマセン。この「Arab Idol」には、アラブ世界全域から1万5千以上の応募があり、第1ステージでかなりの数が切り捨てられます。第2ステージに出場できるのは100名以下。ここでまた振り落としがあり、第3 (最終) ステージまで進めるのはごくわずか。勝ち残りで最後まで残った人が賞をもらえるもの。この日本人女性は第2ステージへ出場する切符を手にしたらしい。彼女が歌ったのは、レバノン人の有名な女性歌手フェイルーズの "Aatini al Nai" という歌だということです。へええ、物好きな日本人の方もいるもんですね~。でも、第1ステージを勝ち残ったというのは素晴らしい! ユーチューブで動画を探したのですが、見つかりませんでした。残念! もし観られた方がおられましたら、お知らせください。さて、第2ステージはレバノンになるかと思います。この女性はレバノンンに移動して第2ステージで、アラブ各国から集まった強豪たちと対決するようです。第2ステージ通過はかなり厳しいかと思われますが、初の日本人参加者! ということで話題性はばっちりのようであります。頑張っていただきたいものです。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.11

以前にアラブ男性がいかにカッコ悪いかについて書いたことがあります。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201211060000/ なぜカッコ悪いかというと…自分の非を認めることができない、自分の失敗と向き合えない、他の人に謝ることができない…等々の理由。逃げ切れなくなったら、居直って逆ギレして癇癪を起こす。そして意地でも謝りません。大の男がこんな調子ですから、思わず目を伏せたくなります。さて、でもこのような問題処理能力の低さは男性だけではありません。アラブ女性も同じ! 今日はそんな「謝れない女」についてのお話。いつも通っている歯科があります。ヨルダンで矯正を始めて1年半…。1年で終わるはずだったのに、「インシャッラー(神のご意志なら)この月末には終わる」などと言われ続けて、1年半経ってるやん! そんな歯科には、女性のいわゆるアシスタントが2人います。アシスタントといっても、日本でいう歯科助手や衛生士とは全く違う。私も日本で9年ほど歯科で働いていましたが、スケーリング(歯石除去)から印象(型取り)から何から何までしていました。すっごく忙しかったし、待合室の患者様を回していくのにてんてこ舞いでした。ところがここのアシスタントは、単に「いる」だけ。強いて言うなら電話係といったところか。で、いつもは土曜日が歯科のアポイントなのですが、先週は別の予定が入ってしまったので、「行けません」という連絡を木曜日に入れていました。「代わりの診察はいつですか? 何曜日に行ったらいいですか?」と聞いたら、折り返し電話するとのこと。ところが案の定、木曜日も金曜日も土曜日も電話なし。大体「折り返し電話する」といわれて、本当に折り返しかかって来たためしがない。忘れ去られるのがオチ。彼女たちは「いる」だけで、何の役にも立っていない。そんなことは分かっていましたので、土曜日の午後に、アシスタントにではなく直接歯科医に電話して、日曜日の約束を取り付けました。その時に「なんで土曜日に来なかったの? わざわざあなたのために朝早くから来て待ってたのに」とのたまう歯科医。ほほう、やーーーっぱりあのアシスタントは何も伝えていない。完全に忘れ去っていた模様。そのアシスタントに日曜日に会った時、「完全に忘れてたでしょ」というと、「忘れてない」とのたまう。「今日電話をする予定だった」のだと。「え? でもなんで先生にも伝えてないの?」と聞くと、「先生は忙しかったから」。へえええええーーー、木曜日も金曜日も土曜日も24時間先生は忙しくて1分すら話す暇もなかったんですかーーー? って、ええ加減にせいっ! ああ言えばこういう、こう言えばああいう、よーそんなにペラペラといい訳が出てくるなぁ、とあきれ返ります。ひとこと、「忘れてました。ごめんなさい」ってなんで言えない???? そのほうがずっと簡単だと思う…。この、あくまで謝らない姿勢、アラブの致命的な欠点ですね。挙句の果てには「アンタが診察は月曜日に、って指定したやん。だから電話せんかった」などと私に非があるかのような言い方。ちゃうちゃうちゃうちゃう! 「月曜日でも火曜日でもいいから、いつでも診てもらいたい」って言ってん! そんでこのおバカなアシスタントが「折り返し電話するから」といって電話を切ったんとちゃうんですかい?? いずれにしても、先生に何も伝えてないこと自体おかしいやん! …などと突き詰めると(いや、突き詰めるまでもなく)、支離滅裂。さて、このアシスタントは意外にも最後に謝りましたが、謝ったと同時にキレて(!!) 癇癪を起して去って行きました。つまり、謝るという行為をした自分にキレたのでしょうか、よく分かりません。で、診察室ではない別の部屋に閉じこもって出てこない。アホらし…。まぁ、いつも診察室にいても立っているだけで、役に立ってはいませんでしたが…。しかし、電話係という世の中で一番簡単に思える仕事すらまともにできていない。もう日本だったらあっという間にクビですね、こんな人材。でもヨルダンにはこんな人材しかいないんです。老若男女を問わず、いつも責任を誰かになすりつけて「わたしが悪いんじゃない。悪いのは相手」といって生きているので…謝るという行為は、自己否定みたいに感じるんでしょうかね。死ぬほうがまだマシ、と感じているようです。いやいや、こんなヨルダンに住んでいると時々無性に「普通」の人に囲まれて生活したい! と切なる願いが込み上げてきます。こんなレベルが低いやり取りに時間を使いたくなーーーい! と思いつつ、今日もまたアラブ観察を余儀なくされているのであります。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.08

本日は「アラブの家庭を訪問してみませんか」のお知らせです!当方のところにも時々、「アラブの家庭を訪問してみたい」というお問い合わせが来るのですが、これまでは「残念ですが、当方ではお取り扱いしておりません」とお返事させていただいておりました。というのも…「アラブの家庭」とひとくくりにしても、千差万別。ヨルダンには、生粋のヨルダン人をはじめとして、パレスチナ人、シリア人、イラク人、エジプト人などなど…国籍が異なるアラブがひしめき合っています。また、例えば「シリア人」とひとくくりにしても、ヨルダン人と結婚して長年ヨルダンに住んでいる人もいれば、シリア難民として来ている人もいる。さらに「難民」といっても、難民キャンプに住んでいる人もいれば、アパートを借りてアンマンに住んでいる人もいる。このように、「アラブ」といっても生活環境や生活レベルはかなり異なります。皆さまの短いご滞在の中で1回だけ訪問された家庭が、皆様の「アラブとは」というイメージを恒久的に形作ってしまう…、これを何より私は恐れていまして、アラブの家庭訪問というお問い合わせはあえてお断りしてきました。ただ最近になって、もし本当にご関心のある方がいらっしゃるなら、アラブの一家庭をご訪問いただくのも悪くはないのではないかと思い始めています。家庭訪問といっても、短いご滞在の中ですから2-3時間が限度かと思います。その中で、アラブのサラダや簡単なメインディッシュを作っていただき、一緒に食べていただく。これだけで時間はあっという間に過ぎてしまうかと思います。アラブといっても、みんながおしゃべりなわけではありません。恥ずかしがり屋のアラブもいます。またみんなが英語が堪能なわけではなく、全く話せない人もいます。このように、皆様の抱かれる「アラブ」のイメージからかけ離れているかもしれないアラブも多くいるわけで…。なかなかコーディネートが難しい分野ではあります。が、「文化交流」というような感じでお気軽に試してみられるのもよいかもしれません。ご関心のある方は、是非お問い合わせくださいね。詳細をお送りいたします。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.04

9月に入りました! 新学期も始まって、夏休み気分はあっという間に吹き飛んでいる方も多いことでしょう。ヨルダンでは8月24日に子供たちの学校(公立)が始まる予定でしたが、今年は先生たちのストライキがあったために、ほとんどの公立学校が8月30日始まり。ストライキの内容は、給料を上げろ! というもの。ヨルダンでは、ほとんどの公立学校のレベルは極めて低く、生徒たちは野獣のようです…。お金がある家庭では(あるいはお金がなくてもローンや親族からの援助などで教育費をねん出する家庭も多い)、公立ではなく私立に子供をやらせるところがほとんど。かくして、公立に集まる生徒たちというのは、えてして家庭に何の方針もポリシーもなく産みっぱなし…というところの子が多い。こんな野性児の集団を相手に安月給でやってられっか! というのもよく分かります。結局、先生たちのお給料が上がったのか、据え置きなのか…ちょっと分かりませんが。さてこの夏は、フルーツを堪能させていただきました。フルーツ天国のヨルダン! まぁ、輸入物がほとんどですが…。ただ、ルームメートのアメリちゃんとも言っていましたが、ヨルダンに住む利点は、野菜や果物が先進国と比べるとかなり安価で手に入ること。フランスでは、こんなに果物や野菜を買えないし、買えないから食べれない…とのこと。日本でも野菜から果物から何でも高いですよね~。そこへ来るとヨルダンは、年々物価が上がっているとはいえ、まだまだ野菜や果物はかなり安いほうです。まぁ、一般の人たちのお給料が月々4-5万ほどであることを考えると、大家族のアラブにとっては家計を圧迫するような値段にはなってしまうと思いますが…。 今年の私のブームはエジプト産のマンゴー! このマンゴーですが、手のひらがすっぽり隠れてしまうほどの大きさで、ドシッと重い! マンゴーとひとまとめで言っていますが、実はかなりの種類があるようです。このマンゴー、甘ーーーくてトロッとしていて、口の中でとろける感触。いやぁ、至福の時ですねぇ、これを朝まるまる1個平らげる時は。中にはちょっと水くさいのもありますが、大抵のマンゴーは外れなし。アンマン市には「金曜市」なるものがあり、アブダリという場所で木曜日の夜から金曜日の夕方にかけて大きなスーク(市場)が開かれています。この金曜市で、1週間分の野菜と果物を購入するのが私とアメリちゃんの日課。私たちは、いつも木曜日の夜遅くにこのスークに出没しております。二人で大きなリュックをそれぞれ背負い、買った野菜を次から次へとリュックへ放り込むので、帰るときにはリュックはパンパン。いえ、車があればよいのですが、私たちはマイカーを持っておりませんので…。こんな風にリュックを担いでうろちょろしているわけです。アブダリでリュックを担いだ「10」のコンビ(私が背が高くてひょろっとしているので数字の「1」、アメリちゃんは背がとても低くてマルッとしているので、数字の「0」、二人でいると数字の「10」みたい…といわれる) を見つけられたら、それが私たちです(笑)!!↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.09.02
全11件 (11件中 1-11件目)
1