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2002年11月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 羽曳野市の駒ケ谷小学校で講演。日曜参観の後の講演でたくさんの方が参加された。子どもとのコミュニケーションをどうするかという話をした。講演の後、思いがけず花束の贈呈があって驚いた。ぼくのせたけのはんぶんくらいあるのではないかというほどの立派な花束で京都まで抱きかかえて持って帰った。ありがとう。何ヶ所に分散して生けた。
花これは僕の部屋に置いた花。本しかない僕の部屋が少し華やいだ。
 講演が終わってから校長先生、PTAの役員の方と話す。会長の阪本さんが講演の後「早く子どもに会いたい」といわれたのが印象的だった。僕の話はこれまでの自分の考えと全然違うという感想を講演の後話されていたのだが。
『イタリアンばなな』続き。第三部のジェレヴィーニの論文「よしもとばななの原点を読み解くキーワード「家族」「食」「身体」はおもしろい。『キッチン』はよしもとの言葉を引くと「生きていることが難しいくらいのすれすれのところにいる」(p.80)人たちにとっての「食」に特に力をいれて書かかれた作品である。その「食すること」と「性的行為」の類似性を指摘するジェレヴィーニの指摘は適切だが、その解釈には異論がある。指摘するためには『キッチン』を再読しなければならない。
 日本未発表エッセイのばななの「クリスマスの思い出」。クリスマス間近のフィレンツェでの思いで。もうすぐ旅を共にした友人と別れなければならない。暮れ行く空が藍色に変わっていき、明かりが次々に灯っていく。
「私は突然寂しくなって、一緒に歩いていた、これから数分後に別れる友人の手をぎゅっと握った。彼がぎゅっと手を握り返してきた時、私はかつてないほど実感した。この一週間毎日会って笑い転げていたこの大好きな友人たちは、来週には、決して触れない距離に離れてお互いの生活を始め、今度いつ会えるのかわからないのだ。
 そのことを、冷たい空気の中の手の温もりが痛いほど伝えてきたのだった」(p.122)
 どんな関係でも本当は今度いつ会えるのかわからないのだ。そんなことにも講演で少し触れた。「早く子どもに会いたい」という阪本さんの言葉は僕にはよくわかる。





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最終更新日  2002年11月17日 21時06分55秒
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