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2003年01月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 学校が始まったので朝から誰もいなくなる。食器を洗い(食器洗い機に入れるだけだが)洗濯物を干してから暖房のきいているダイニングにコンピュータを持ち込んでコーヒーを飲みながら仕事。夜、あまり寝られてなかったが眠ることなく過ごせた。思いがけず昼前に娘が帰宅。冷凍庫にあったラーメンを娘の分も作ったら喜んでくれた。娘はねぎを刻んでくれた。
 息子のことは講演などでもよく引き合いに出すのに娘のことはあまり話さないとよく指摘されるのだが、きっと関係があまりによくてトラブルが起こらないからである。保育園に子どもを送り迎えしていた頃、息子はしばしば行かないといって困らせたが娘はただの一度も行くのを嫌がったことがない。
 娘が小学校に入った頃はちょうど僕が京都の精神科に勤務していた。朝早く家を出て、帰りはいつも深夜だったので娘と顔を合わすことがあまりなかった。後に退職してからある日娘と話している時に友達のことが話題になった。「僕はそのお友達のこと知らないよ」というと「よくうちにきてたよ。お父さん、あの時、どこに行ってたの?」と娘がいった。「あの時」というのは僕が医院に勤務していた時のことをいっていることがわかり驚いてしまった。たしかにあの頃、あまり会ってないし、話もあまりしていなかったように思う。
 兄よりも気性が激しいように見えることもあるがきっと非常に繊細で、今でこそ言葉できちんと主張できるようになったが幼い頃は身体の症状で訴えることが多かった。ある日娘が僕の父と二人で外で食事をしたことがあった。僕も一緒に行くつもりだったが直前にこみいった相談の電話が入って二人で行ってもらった。帰ってから父が「えらく食が細いなあ」というのでどういうことかたずねたらラーメンを半分くらいで残してしまったのだという。娘に後から聞くと、娘は卵のアレルギーがあるので卵は食べないようにしているのだが、思いがけず注文したらラーメンに卵が入っていて、もし僕と一緒だったら僕に卵を取り除くか別のものを頼めただろうに遠慮していえなくて我慢して食べたということだった。親の前だと「まずい」とか「食べない」とはっきりというのできつく見えるがそのほうがむしろいいわけである。
 どんな機嫌の悪い時でも朝、出る時は明るく行ってきますという。どんなに機嫌の悪い人にも(息子がよくそんなことがある)明るく声をかけている。その声を僕はよくまだ半分夢の中で聞いている。





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最終更新日  2003年01月08日 23時44分51秒
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