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2004年01月10日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 アメリカがこれまでCIAのデビッド・ケイ特別顧問のもと、1400人態勢で旧フセイン政権の核兵器や生物・化学兵器などを捜索してきたが、兵器貯蔵庫やミサイル発射装置の捜索を主に担当していた約400人からなるチームが、ひそかに撤収していた。
国防総省関係者は「調査に値するものは調査し終えた」とニューヨーク・タイムズに語り、大量破壊兵器(WMD)を発見する可能性が小さくなったことを示唆した。WMDが発見されないとなるとイラク戦争の大義はなくなることなる。

New Yorks Times 紙によれば、パウエル国務長官は、フセイン氏は過去に禁止された武器を持っていた、たとえ手元に実際の武器がないとしても、ひとたび国際社会が関心を失ったら復活させるであろう明らかな兆候がある、といった。「意図(intention)の点からいうと、フセイン氏は常に[大量破壊兵器を]持っていた」というのである。持とうとしたことが、持つことと同義であるといっているわけである。さらにいえば、大量破壊兵器を実際に持っていなくても、持とうとする意図があっただけで、侵略が正当化されることになってしまう。人を殺そうと思っただけで殺人罪で逮捕されるようなものである。

 一日模擬試験で缶詰めだった息子が帰ってきたので、「現地での取材を可能な限り控えるようにお願いする」という石破防衛庁長官の報道自粛要請について伝えたら、日本の報道だけを押さえても意味がないではないか、と一言。今はインターネットがある。


 石破長官が自衛隊員を前に、「リスクを犯しても守らなければならないものがある」と熱く語った守らなければならないものとは何か。このリスクは自分自身のリスクではありえない。イラクに派遣される自衛隊員、テロの標的になるかもしれない日本の国民のリスクということであろう。

南木佳士『阿弥陀堂だより』 (文春文庫)の感想をiBlog版日記に書いてみた。





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最終更新日  2004年01月10日 23時07分12秒
コメント(13) | コメントを書く


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Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
keiko さん
Ichiro様
 朝日新聞の夕刊 素粒子から
イラクにありと思えども、イラクにはなし。大量破壊兵器見つからず、米捜査隊ひそかに撤退。
結局は大義のなかったイラク戦争の後始末に自衛隊派遣命令。政府はよほどひそやかに事を運びたいとみえる。日程は二転三転するわ、異例の取材自粛を求めるわ。
*そのイラクではひそやかどころではない。シーア派モスクで爆弾テロはあるわ、米軍の輸送機は攻撃されるわ、ヘリは撃墜されるわ。
石破長官「世の中にはリスクを犯しても・・・」と言っていました。この世の中の自衛隊員と日本の国民を守って下さいよ、と思ったほどでした。リスクがあると分かっているのに派遣するという、この上ない怖いことです。
(2004年01月11日 00時06分30秒)

Re:Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
Ichiro_Kishimi  さん
keikoさん
 ひどい話です。この不法な戦争のために一体何人の人が犠牲になったことか。
 自衛隊の持っていく武器がどんなものか見られました? イラクの人を巻き添えにしたら、誤射、誤爆という説明ですまされないでしょう。ただ行くのをやめれば、このようなリスクは回避されます。 (2004年01月11日 00時22分40秒)

Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
かすみ草 さん
夫の友達から年賀状が来ました。息子さんは防衛大に行っています。この国の行く末が気になる。道をあやまってはならない。誰がイラクで死なされるのか?なんのために死ぬのか?と書いていました。
 個人の命の前に国家ありきの時代にまたなってはいけないと思う。報道規制までして大本営発表になるのでしょうか?政治家はイラクを視察に行っても、安全に警護されているではないですか?サマワは劣化ウラン弾の影響で放射線が兵器から300倍の測定されたと新聞に載っていました。大丈夫なわけないですよね。 (2004年01月11日 01時03分00秒)

Re:Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
Ichiro_Kishimi  さん
かすみ草さん
 自衛隊を歓迎するサマワ市民の映像が流れるのでしょう…こんな映像があれば報道されるでしょう。でも実際には市街には入らない。何が起こるかを推測だけしていても始まらないでしょうが、それならよけいに事実の報道がされなければ、判断材料すらないことになってしまいます。
 別の話しですが、靖国神社にA級戦犯の14人が合祀されました。これは1978年10月17日のことでした。ところがこのことはすぐには表沙汰にはならず、判明したのは翌年の4月19日のことでした。新聞報道で明らかになったわけで、うまく行けば隠し通そうとしたのかもしれない、と考えてしまいます。報道の規制の例ではありませんが、こんなことが起こってくるとたいへんです。 (2004年01月11日 02時16分57秒)

Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
keiko さん
Ichiro様
 「臭いものには蓋をする」というようなことが平然と行われる政治の世界はもうおしまいにしてほしいと思います。その場限りの繕いは後になって大きな力となっておしよせてくるのは目に見えています。
 人間の命よりも大事なものがあるとは思えません。 (2004年01月11日 02時46分23秒)

Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
『阿弥陀堂だより』って映画になってたんですね。
たまたま友達から借りたCDにそのテーマ曲が入ってました。
 音楽だけ聞いてても壮絶な人間模様を物語る雰囲気があります。
(2004年01月11日 10時30分32秒)

Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
秀0430  さん
意図を持っただけで人を裁くことが出来るのは神だけですよね。神は全能ですから、意図があるかないかも正しく判断できますから、その裁きを下す資格があると、論理的には考えられますが、神でないあらゆる存在には、意図を持っただけで裁く資格はないと思います。むしろ弊害の方が大きくなって心配です。

だいたい、心を正確に読むなんて出来るはずがないのですから、心を裁きの対象にしてはいけないと思います。ある行為があったかなかったかは、客観的に決められることですから、裁きの正当性を客観的に確立するならば、行為のみを対象にして裁くべきだと思います。

アメリカに対しても、大量破壊兵器の危険性という宣伝が事実として嘘かどうかが裁きの対象になるのであって、そこに心の問題を持ち込んで非難するのではないと思います。善意であろうとなかろうと、嘘をついたら裁かれるということだと思います。 (2004年01月11日 11時11分04秒)

Re:Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
Ichiro_Kishimi  さん
秀0430さん
 人の死を願ったことがあります。ほどなくその人は亡くなりました。願ったことと実際の死には因果関係がなかったと思いますが,長く悩みました。
 実際に何か犯罪を犯したわけでもないのに予防的に収監したということもかつてはありました。
 意図と行為、可能性と現実を区別しなければ危険です。 (2004年01月11日 16時19分25秒)

Re:Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
Ichiro_Kishimi  さん
やまじゆみこさん
 社会的に認められる価値観から外れたところで生きることを余儀なくされた人たちの回復のストーリーとして読みました。回復はしかし社会適応という意味では必ずしもありません。著者の医師としての経験も生かされているようで、これまで一度も読んだことがありませんでしたが他の作品も読んでみようかと思っています。 (2004年01月11日 16時22分45秒)

Re:Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
Ichiro_Kishimi  さん
keikoさん
> 人間の命よりも大事なものがあるとは思えません。
-----
 自分がそう考えて、その大事なものを命に代えても追及するのは勝手ですが、他の人にそうすることを強いることはできないと思います。 (2004年01月11日 18時27分13秒)

Re:Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
chardonnay2003  さん


>意図を持っただけで人を裁くことが出来るのは神だけですよね。
-----
彼らの放言に、惑わされる必要はありません。
日本人は真面目だからついつい彼らの発言の表の意味系列に振り
回されてしまうようです。
もともとイランイラク戦争で、イラクを支援しフセインを育てて
きたのは他ならぬアメリカでした。生物兵器等があるとすればそれ
は米軍が貸与支給したものです。父ブッシュはCIA長官時代
に、あのパナマの独裁者ノリエガとは極めて昵懇で親しかったの
ですよ。それが一転して89年にはパナマに軍事介入して逮捕し
ていますね。ご都合主義の一家。この血はあらそえませんな。
父親ブッシュの副大統領クエールは、これまた親族のコネで徴兵
忌避した男。当時の国防長官のチェムニーも兵役を逃れる目的で
9年間大学に通っていたので有名。ブッシュ一族の周りは卑怯者
の集まりです。彼らに石油利権への焦がれる願望をのぞいてこの
醜い覇権意欲以外にいかなる理由もリアリティを感じません。 (2004年01月13日 01時27分17秒)

Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
Ichiro_Kishimi  さん
chardonnay2003さん
 根底にあるのはいわれるような覇権意欲なのでしょうが、それでは戦争が正当化できないので、正義の名をふりかざすように見えます。正義の名の下に多くの人が殺されてきました。 (2004年01月14日 00時23分33秒)

Re:可能性と現実/『阿弥陀堂だより』(1/10)  
秀0430  さん
chardonnay2003さん

ここを訪れる人と交流が出来るなんて、掲示板のいいところですよね。レスをありがとうございます。

ブッシュ政権の中枢にいる人たちの記者会見を見ると、アメリカで実力でのし上がってきた人たちでさえ、なぜこれほどまでに愚かになってしまうんだろうと驚きます。

日本では、学校教育に問題があるので、学校秀才が政府高官になっても、そのいうところに優秀さが全く繁栄していないことがあるのも、ある意味ではよく分かるのですが、アメリカでは日本と違って、実力主義でのし上がってくるだろうと思っていただけに、論理的にはむちゃくちゃなことをしゃべる人間が権力の中枢にいることに驚いています。

ああいう姿を見ていると、権力が腐るというのは本当だなあと思います。彼らも、権力の中心に行かない間は、きっと優秀だったんだろうにと思います。 (2004年01月16日 10時40分04秒)

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