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私に与えられた棘


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このままの私でいいのか


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2004年04月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 ここに日記を書き始めてちょうどまる2年になる。一日も欠かしていない。これはわれながら驚き。昨日、アット・ニフティからメール。入会して4月20日で17年たったという内容だった。当時、NIFTY-Serveといわれていたパソコン通信のネットワーク上に外国語フォーラムを開いたのはもうそんなに前のことだったのだと驚く。これを始めなければ今僕がこうして生きていることにつながる多くの人に出会うことはなかったのである。その後、事情があって僕はsysop(今もこんなふうに呼んでいるのだろうか)をしりぞいたが、東京にフォーラムを開設したいという電話をした日のことをよく覚えている。あの電話をしなかったらその後の人生はずいぶんと変わっていたと思う。ここにはきっといない。きっとまちがった決断ではなかったのだろう、と今は思える。

 明治東洋医学院で講義。いつも朝まで仕事をしているので8時に出るのはかなり厳しい。電車は当然、満員ですわれない。ページをあまりめくらなくていいような本がこんな時はいいので、ヴァレリーの『ユーパリノス』を読み進める。そんなに簡単に意味がとれないからでもあるが、まるで歌集か詩集を読むかのようにゆっくり味わいながら読み進めた。ソクラテスとパイドロスが冥界で対話をしているこの対話篇を僕は自分で訳してみたいと思ったことがあったのだが。

 パイドロスが伝える建築家のユーパリノスの言葉にこのようなのがある。ヘルメスのために神殿を建てたのだが、それが僕にとってどんな意味のものかわからないだろう。四本の円柱と簡素な形式の神殿。「だがぼくはそれにぼくの生涯のある明るい一日の思い出をこめた」。ユーパリノスが嬉しい恋をしたコリントの娘の数学的な形象、その娘の独得のプロポーションを忠実に再現しているという。過日、京都のギリシアローマ美術館で見たエンタシス(上方が細くなる円柱の中ほどにつけたわずかなふくらみ)のある柱を思い出した。

 他の国の人でイラクで人質にあった人たちは国に帰った時に高遠さんらのようにバッシングされるというようなことがあるのだろうか、と思った。自衛隊隊員が日本に帰還すれば当然歓迎されるだろう。自由意志で行くのはいけないようだ。スペイン軍は撤退することになったが、米軍がスペイン軍が駐留しているナジャフに突入すれば撤退が間に合うかどうか、と思ったと田中宇氏がメルマガに書いているのを読んだ。事態は切迫したものであることをあらためて思った。自衛隊も撤退の時期なのではないか。





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最終更新日  2004年04月21日 01時52分30秒
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