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2004年05月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 政府は北朝鮮による拉致被害者家族8人の帰国が確約されれば、人道支援を再開する方針を固めたという。単純に考えているのかもしれないのだが、こういうのは「人道」支援とはいわないのではないか。これとの裏返しの経済制裁にしても、結局のところ、市民が困るだけである。

 藤澤みほ子さんから藤澤令夫先生の会葬のお礼状が届く。最後の日々のことが書いてあった。癌が見つかったが、その現実を自然体で受け入れ、不安や怖れや嘆きを一度も口にすることなく、体調が戻れば、明るく毎日仕事を続けていたという話を読み、僕にはそんなふうにはできる自信がない、と想った。死そのものを怖いとは思わないが、この生で愛した人と別れるのは辛いだろう、と思う。しかし、先のことを意味はない。今を生き切り、今、切に愛するだけである。今、先生の書斎には、一日も早く退院して、書き続けたいと願ってられた草稿と万年筆が残されている。

 昨日、表現について少し書いたが、先日来読み進めている『戦争が遺したもの』(鶴見俊輔・上野千鶴子・小熊英二、新曜社)を読んでいたら、上野千鶴子の俳句集『黄金郷(エルドラド)』に話が及んでいた。ここでは「短歌に行かずに俳句に行くっていうのは、詠いたいのに詠えないかわそうな魂」(p.269)と上野はいっているが、別のところでは(『國文学』7年1月号、p.6)「私自身いろんな表現の中で最後に辿り着いた、ただ一つ捨てきれなかったものが短詩型文学、それも短歌ではなく俳句だった」と書いている。自由律で書いてきた俳人だった。僕はまだ俳句は5首しか詠んでない。僕にはあまりに短すぎるのである。





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最終更新日  2004年05月09日 21時07分01秒
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Re:切に愛する(05/09)  
かすみ草 さん
北朝鮮の拉致された人々。拉致問題は8人の家族の帰国で幕がひかれるのでしょうか?
 今日、インドシナ戦線の戦争カメラマン一ノ瀬泰造のドキュメンタリ映画「TAIZO」を観ました。アンコールワットに憧れてカンボジアの村のこども達を愛し、彼の地で散ってしまいました。地雷を踏んだと思い込んでいましたが、映画の中で村人達は、彼はカメラを取り上げられ何度も抗議し処刑されたのだと言っていました。その時に撮っていたのはこども達だったのですが。
戦争はむごいですね。イラクの戦争は一体いつになったら終わるのでしょうか?イラク兵の捕虜虐待が話題になっているけれど、イラクにアメリカ、イギリスの軍隊を送った人の責任は問われなくていいの?イラクに行かなかったら虐待することもなかった。兵士だけでなく市民の犠牲者が多くなり、これが戦争なのね。映画の中でたくさんの棺に取りすがって泣く家族に近づいて僕は撮ることができなかった。カメラマンとして僕は失格と言うせりふがありました。 (2004年05月09日 22時00分47秒)

Re[1]:切に愛する(05/09)  
Ichiro_Kishimi  さん
かすみ草さん
 今の時代、どんなに情報操作をしてもインターネットで戦争の情報を見ることができます。新聞には載らない(載せられない)虐待の写真も見ることができます。百万言を費やさなくても一枚の写真が真実を伝えることができますね。戦争ではおびただしい血が流されるということを忘れてはいけないと想います。 (2004年05月09日 22時39分43秒)

Re:切に愛する(05/09)  
プーサン さん
切に愛する、切に生きるこの日を見つめ今を生きる。切に大切な人を愛する。感じるまでに時間が掛かりました。今から今日から切に愛し、切に行きたいと思います。いなくなってからは何も伝えられないから。愛している人とは何時までも今の時間を共有したいと切に思います。時の流れは皆に平等です。大切にしたい今日この日を。再認識です。 (2004年05月10日 17時05分45秒)

Re[1]:切に愛する(05/09)  
Ichiro_Kishimi  さん
プーサンさん
 過去に愛することも未来に愛することもできません。今、そしてここだけです。言葉では意味がわかっても、なかなかむずかしいことではあります。過去の愛し、愛された思い出が消えてなくなったというわけではなく、それは今の思いに引き継がれますが、それはそれとして日々愛を更新する努力をしていきたいし、していかなければならないでしょう。 (2004年05月11日 01時20分03秒)

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