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2004年05月16日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 まっすぐな道があって、目標がはっきりしているのに歩いていても少しも目標に近づかないように見えた。はっきりしていることは歩き続けさえすれば目的地に到達するわけだから歩くのをやめないのがいい。

 もう一つの考えとしては(『不幸の心理 幸福の哲学』の第五章で書いたのだが)目的地に到達することを第一義的な目標にしないということである。途上を楽しむ。そうするとただひたすら目的地を目指して歩いていた時に見えなかったものが見えてくる。そもそも歩くというような効率の悪いことをしなかったかもしれないのだから、そうなるといよいよ見落としていたものが見え始める。途上を楽しむのを第一義的な目標にする。

 さらに、場合によっては最初の目的地を目指すことを止めることすら可能である。少なくとも目的地に到達する前に過程を楽しめる。到達しなくてもいいくらいである。

 目標が見えない時もある。ある時、修学院の鷺森神社に行きたいと思ったことがあった。ところが地図で見てもわからないし、標識まであったのに、それが指す方向には民家しかない。あきらめるのも(他にも行くところがあれば)一つの方法であるが、今いるところまで引き返せるのであれば、前(ではないかもしれないが)へ進んでみるのは悪くはない選択肢である。迷うのもまた楽しいと思えたらいいのだが。もとのところに一度戻ればいいだけだから深刻になることもない。

 迷ってはいけないのは時間の制約がある時。講演会場に向かう時になんのためらいもなくある方向に向かっていたのに十五分くらい歩いた時点でひょっとしたら迷っているかもしれないと思い始めて、実際立ち止まって冷静に考えたらどうやら反対の方向に向かっていることに気がついたことがある。この時は駅まで戻って、そこからタクシーに乗ることになったが、最初の十五分もそんなに無駄になったとは思えないようにはなった。

 向かうところがはっきりしていても、すぐには見えない時も、さらに迷っている時でも、心に余裕があり楽しめたらいいのだが。目下、僕の人生は世間的には先はまったく見えないが、身体は時にひどく疲れているが、気持ちとしては大いに力が漲っていていい感じである。

 昨日、引いたBBCのニュースのタイトルは「連合軍は”イラクから撤退するかもしれない”」となっていて、「アメリカ、イギリス、イタリア、日本はもしも新しいイラク政府に求められたら軍隊をイラクから撤退するだろう、といっている」と記事は続く。こんなふうに一括されてしまうと、日本側の特殊事情は世界には伝わらない。おそらくイラクの人にも。石破防衛庁長官は、イラクへの主権委譲後も国連決議で多国籍軍が派遣される場合、多国籍軍だから日本は参加できないとはっきりいいきれるものではない、といっている。日本は憲法九条があるから参加できない、とはっきりいうべきである。あるいは憲法を変えるまえでは参加できないというべきである。サマワの治安が悪化しているというニュースが伝えられているが、派遣を中止あるいは延期するというわけでもない。十四日以降、自衛隊の屋外での活動は見えないという。





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最終更新日  2004年05月16日 22時20分18秒
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