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私に与えられた棘


「ありがとう」を期待してはいけない


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おじ、おばの距離


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2004年05月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 火曜日は明治東洋医学院での講義の日。先週、黄色い花が咲いていることに気づいた「ヒペリカム・カリシナム」は一週間経ってもまだ開花の状況はほとんど変わりがない。美央柳(びょうやなぎ)というらしい。何年も通っているのだから満開の時を知っていると思うのに思い出せないのはなぜなのか、と今週も思ってしまった。前に住んでいた家の前に拡がる麦畑はすっかり色が変わっていたので驚いた。初夏になると、刈り取りが間近い麦畑は黄金色に輝く。これを麦秋(ばくしゅう)という(高橋健司『空の名前』光琳社出版、p.157)。麦が刈り取られるとその後には向日葵の種が蒔かれるはずである。

 昨日、フロムの本を手にしたので、その流れで同じフロムの『愛するということ』(紀伊国屋書店)に少し目を通す。誰かに「あなたを愛している」ということができたら、「あなたを通して、すべての人を、世界を、私自身を愛している」といえるはずだ、とフロムはいう。ただし、愛する対象の種類によって(誰を愛するか)愛にもさまざまな種類があるという事実が否定されるわけではない、として(p.77)、兄弟愛、母性愛、異性愛、自己愛、神への愛が分析される。

 宇多田ヒカルのSINGLE COLLECTION volume1の歌詞の冊子(なんというのか知らないのだが)に「思春期」という宇多田の直筆(だと思う)が印刷してある。なんていっていいのかわからないがこの筆跡にはひどく驚いた。

 世の中の人が「私はこの人に何ができるだろうか」と思って生き始めればきっと世の中は変わるだろう。世の中の人が「私は自分ができることはできるだけ自分でやる。しかし他の人が援助を求めてくることがあれば可能な限り引き受けよう」と思って生き始めればきっと世の中は変わるだろう。実際には人は一人では生きられないし、何でも自分の力でできるわけもなく他者の援助を乞わないといけない。だからできないことについて援助を乞うことは恥ずかしくもないし、必要なことである。僕も力を必要とすることがある。前よりも援助を求めることができるようになった。僕が力になれるとしたら、それは僕にとって喜び。





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最終更新日  2004年05月19日 01時36分03秒
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