講演,お疲れ様でした。お体の方はいかがでしょうか?
いつになっても,刺激を受け,それを受け入れられるというのは,いいですね。
大学の先生や研究者に”若い”人が多いのは,そういった刺激を常に受け,感じられるからだと思うのですが。

あまり外に出ない生活をしているので,
受身ではなく,意識して刺激を受けないとと思います。 (2004年10月13日 15時53分56秒)

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2004年10月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 今夜は、「これからの教育を考える会」(座長:京都大学西村和雄教授)で講演。場所は当初の予定とは違って、京大の経済研究所だった。授業の後、茨木からかけつけた高校の先生方にはお疲れの様子ではあったが熱心に聴いていただけありがたかった。西村先生は会の座長とはいえ、多忙な先生なのではたして出席されるのかと思っていたら、熱心に聴いていただき、たくさん質問もいただいた。講演終了後、出版社の方と西村先生と食事に行く。もうこんなふうに講演後食事に行くというようなことは何年もなかったのではないか、と思う。ここでもいろいろな話を伺い啓発された。

 この会は、向陽台高等学校(茨木市)が主催するもので、学校とは本来子どもたちのためのもの、という観点から引きこもりなどの理由で学校に行けなくなる子どもたちをどのように捉えて、どのように手助けしていくのか、という点について二ヶ月に一度研究者を招き、現場の教員が一緒に考えていこう、という趣旨で結成された。四月から僕が四人目と聞いた。質問を通じて語られる先生方の話には生徒への並々ならぬ情熱が感じられ、講師の僕としては、目下の教育の現状のどこに改善の余地があり、どうすればいいのか、を語ることになった。西村先生はアドラー心理学のことをよくご存知で会が始まる前から(僕は平気だが)過激なことを話され、また質問されるので、いつになく大きな刺激を受けることになった。

 数日来引いているギトンの本は対話篇になっている。対話篇といえば、プラトンが書いたものがよく知られているが、実際に書いてみようと思っても簡単に書けるものではない。

「君はなぜこんなに遅く僕の人生の中に現われたのだろう」
「あなたの成熟を待たなければならなかったから。革命を志す人は、樹木のように、成熟するのに時間がかかるのよ」
「君は僕が生涯で一番苦しんでいる時にやってきたことになる」
「いえ、私はそうは思わない」

 僕は僕の本を書こう、と昨日、夜遅く決心した。





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最終更新日  2004年10月13日 02時32分33秒
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Re:今夜は講演(10/12)  
杉山ユウ子 さん
お忙しい中での、ご講演。お疲れさまでした.何だか、目から鱗を落とす高校の先生方が、目に浮かんでしまいました。(先生のご講演は、いつも、そうなのでは?)そして、その後には、刺激的な食事会。さらなる、知的疲労感が...。でも、それが先生のストレス解消になるのでしょうね。
「今夜は講演」は、映画のタイトル見たいって感じました。
(2004年10月13日 12時01分18秒)

Re[1]:今夜は講演(10/12)  
Ichiro_Kishimi  さん
杉山ユウ子さん
 そうだったらいいのですが。疲れすぎて眠れませんでした。組織に属さない気楽さと悲哀のようなものを昨夜は強く感じました。 (2004年10月13日 15時41分30秒)

Re:今夜は講演(10/12)  
セロ さん

Re[1]:今夜は講演(10/12)  
Ichiro_Kishimi  さん
セロさん
 身体のほうはあまりよくはなくて、薬の量を減らしてもいわれた前回の診察以降、全然減らすことができなくて、毎朝、ため息をついています。無理しないわけにはいかないのですが、あまり無理しないように、身体の抵抗にあわないように仕事をしています。
 刺激を受けられるのはありがたいことです。自分だけでは思いもつかないようなことを考える機会になります。そのことと若いことが結びつくかはむずかしいところですが、現象ではなく本質、時間ではなく永遠を思索することを常としていると自分の身体の限界を超えていることがあるように思うことがあります。 (2004年10月13日 16時40分37秒)

Re:今夜は講演(10/12)  
かすみ草 さん
講演会は教師対象ですか?保護者も聞けますか?
私の身近でも不登校や引きこもりは多くて、親の悩んで苦しむ姿を見ています。不登校の子どもが家で親にベタベタ甘えておかあさんがうっとおしいと言っていました。気を引きたいからではないかと思っていましたが、
経験のある友達が「違う、不登校になったら親に見捨てられるのではないかという不安がいつもあるんだよ。愛をたしかめているんだよ」と話してくれました。保健室登校も行けるのならと思っていたのですが、「おかあさんが、行けば喜ぶから無理しても行くんだよ」と言っていました。私も何もわかっていません。 (2004年10月13日 18時29分26秒)

Re:今夜は講演(10/12)  
shoko さん
 「僕は僕の本を書こう、と昨日、夜遅く決心した。」
 この短い1行に、なみなみならぬ決意を感じました。書きたいことはあっても、後でいいやと先延ばししている自分が恥ずかしいです。
 忙しいなかの講演、おつかれでしょう。どうぞ無理をせず、お身体のことも考えてくださいね。ご自分の本を完成させるためにも。 (2004年10月13日 18時30分49秒)

Re[1]:今夜は講演(10/12)  
Ichiro_Kishimi  さん
かすみ草さん
 教師対象でクローズドな会です。
 不登校の子どもはこれこれである、ということはよくないと思います。いろいろなケースがありますから。 (2004年10月13日 20時56分05秒)

Re[1]:今夜は講演(10/12)  
Ichiro_Kishimi  さん
shokoさん
 思うように書けないから、書こう、と書くわけで、書ける時はたぶん何もいわないで書いているでしょう、きっと。 (2004年10月13日 20時57分23秒)

Re[2]:今夜は講演(10/12)  
かすみ草 さん
Ichiro_Kishimiさん
>かすみ草さん
本当にそうですね。ひとりひとりの場合があるようです。できることは聞くだけですね。 (2004年10月13日 21時04分51秒)

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