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2004年10月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 ゆっくり休んだので気を取り直して朝方まで仕事。朝、市役所から浸水の見舞金をもってこられる。災害ゴミの件(持ち込めば無料にするが、さもなければ有料になるという件)とについて話してみたが、私は見舞金を持ってきただけで、と話にならなかった。

 同情することは意味がないが、人の痛みをわが痛みとして感じられることは必要なことであると思う。今、起こっていることは、自分のことと無関係ではなく、責任があると考えなければ、(政治についていえば)知らぬ間にこの国が戦争に巻き込まれるということは大いにありうるという現実がある。たしかにできることとできないことはあるけれども、無関心であってはならない。

「私」とは何か、時間とは…とこのところずっと考え続けている。枕元には判読不可能なメモが重ねられていく。机に向かっている時は、思いつかないのに、疲れて横になったとたんにいろいろな想が思い浮かび、書き留めないといけないことになる。

 森有正が日記の中でこんなことを書いている。誰が運命の仮借なき力に抗して身を持することができようか、と。「これは、極めて辛い、むつかしい作業だ。しかし、ぴたりと身を寄せて、耐えおおせねばならない。本当にそうなのだ。何となれば、砂漠に水が湧き、孤独の中に流れの迸り出る時が来るであろうから」(全集13、p.110)。どんな時も希望を失うことなく、できることをした上で耐えおおせること。いつも近くにいて力になりたい。





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最終更新日  2004年10月28日 22時57分50秒
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Re:流れの迸り出る時(10/28)  
杉山ユウ子 さん
人の痛みをわが痛みとして感じられることは、大切です。深い痛みを受けたとき、耐えきれず、どうにかその強さから距離をおこうとして、自他を分けよいと試みたのですが、今私が感じている痛みは、はたして、自他は分けられるものなのかということを
考えさせています。運命に見逃してほしいという思いもありましたが、先生のこの日記を読んで、少し勇気が出たので(ありがとうございます)、静かに耐え、おそれず、もう少し考え続けながら今できることをしようと思います。 (2004年11月05日 11時44分27秒)

Re[1]:流れの迸り出る時(10/28)  
Ichiro_Kishimi  さん
杉山ユウ子さん
 運命は見逃してはくれませんが、勇気をもって対峙すれば、運命に翻弄されることは免れると思います。「静かに」(僕はこの表現を使いませんでした)耐えおおせたいです。 (2004年11月05日 15時11分03秒)

Re:流れの迸り出る時(10/28)  
 杉山ユウ子 さん
Ichiro Kishimiさん
 本当にそうなのですね...。運命に翻弄されることは免れたいと思います。今、希望を自らの内と外にも持とうと、少しだけ思えるようになりました。 (2004年11月06日 00時22分32秒)

Re[1]:流れの迸り出る時(10/28)  
Ichiro_Kishimi  さん
 杉山ユウ子さん
 どんな運命の中にあっても、人はその運命に対して態度決定ができるactor(行為者)であって、ただのreactor(反応者)ではない、と考えています。とはいえ、親しい人にふりかかった過酷な運命を思って涙したことはありましたが、今は力強く生きている姿を見て大いに勇気づけられています。 (2004年11月06日 00時31分54秒)

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