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2004年11月30日
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 明治東洋医学院で講義。教育心理学IIが終わったので、昼からの2コマだけ。教育心理学のレポートの締切を今日に設定したので、レポートを入れた厚い封筒を持ち帰ることになった。講義中に発表したテーマについて今度はレポートにまとめてもらったわけだが、はたして口頭での発表がすぐれていた学生が書くことにおいてもそうなのか。僕自身についていえば、話す方が圧倒的に得意である。書くのは苦手かもしれないと、修士論文を書いた頃から思っている。

 今日の講義では、目的論について哲学史を振り返りながら考察し、脳や臓器の生理生化学的な状態や変化は心身症の質量因であるが、目的論の立場では、これがただちに症状を引き起こす(cause)というわけではないというような話。また、過去は現在のあり方は意味づけによって実際に変わるのであるという話などなど。前夜、忠告をしてもらっていたのに、中途で声が出なくなってしまった。今はもう大丈夫なのだが、水を持ち込んだ方がいいかもしれない。講演だと必ずペットボトルが演壇に用意されるのだが、講義の時は水のことなど考えたことはなかった。しかも2コマも続けて話をするというのに。

 講義後、学生の質問(質問内容を具体的には書けないが)。過去における判断を悔やむ人にはどういえばいいのか。その時点では未来について知りようがなかったのであり、(今となっては過去となった)未来を知っているのでその時の判断が誤っていたと思うけれども、その時点ではなしうる最善の判断をした、と僕ならいうだろう、と答えた(哲学的にはいろいろ問題があって、僕自身でも自分が書いたことにすぐに反論できるのだが、それは他日)。

 今、書きながら思い出したのだが、母が脳梗塞で倒れた時、ただちに脳神経外科のある病院に入院させるべきだったという後悔の念に捉われていた。しかし、これは結果論であって、もしも母が予後がよくて短期の入院の後、退院できていたらこんなふうには思わなかったはずなのである。生きることは後悔の連続といっていいくらいだが、後ろを振り返ってばかりいては少しも前に進むことはできない。

 山形で講演することになりそうである。学会で仙台に行ったことはあるが、東京以北での講演は初めて。





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最終更新日  2004年11月30日 22時54分58秒
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