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2008年02月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日は朝、娘が模試があるといって早く起きたので、僕の早くから仕事に取りかかることができた。昼までには常の一日分ができというくらいの勢いだった。
 翻訳は遅読の極みで、なかなか読み進まないが、その分、細かいところまで読み解くことができる。そうでないと訳せないともいえるが。とにかく最後まで訳していかないと全体的な調整はできない。それからの仕事も大変だが、プリントアウトした訳稿を目にすると達成感がある。

 串田孫一が手紙の作法について書いていたことをふと思い出した(『串田孫一エッセイ選 Eの糸切れたり』平凡社ライブラリー、p.101以下)。友人に出すメールなら大きな問題はないが、しかるべき作法をふまえて書かないわけにいかないことも時にはある。そんな時は、冒頭後を置き、時候の挨拶をし、先方の安否をたずねるというような作法は知っておいた方がいいこともないとはいえない。
 ところが、これをただただ忠実に守って書くと、「甚だ滑稽な手紙」ができあがる。ある出版社の若い女性がいつも典型的な手紙を書くので、それとなく会った時にたずねたら、その社では社長が入社してからは何年かは厳しく検閲し、訂正加筆をした後に、もう一度清書させて投函することになっていた。ルールなしに自由に書くことも実際にはできないだろうから、どこまで作法に従うかは難しい。作法や型から外れるのは、若い人の方が得意なように思う。

 墨が溶けていくような感じに撮れたので載せてみたが、見る人は少ないようだ。

like a monochrome painting...





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最終更新日  2008年02月02日 23時07分54秒
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Re:作法を超えて(02/02)  
Chiyomi Kubota  さん
 作法は、文化だと思います。文化というのは、その土地や、その時代によってアレンジされていくのですけれども、本質を知らないで、アレンジはできないということかなと思います。若い人は、柔軟な発想があって、驚くことがありますね。その柔軟な発想が、古くからの美しいとされてきた文化に沿ったものであれば、私は美しく感じます。
 学校などで、配布されるお手紙の文章も、季語や挨拶がはいって、決り文句のような文章から入ります。それは、あたりまえのようについているので、普通は読み流してしまいます。ところが、娘が中学にはいったときにいただいてくるお手紙には、どれも、その決まり文句がなく、お手紙のはじめに、その時候にあわせた、短歌や、俳句が書かれてありました。普通とは違ったお手紙の形式でしたが、とても美しいと思いましたし、何度も読み返しました。当時の教頭先生が、お手紙は作られていたのですが、国語の教師だったこともありますが、知識や経験が柔軟な発想をされているのだなと思いました。
  (2008年02月03日 13時36分56秒)

Re[1]:作法を超えて(02/02)  
Ichiro_Kishimi  さん
Chiyomi Kubotaさん
 作法や型というものを否定するつもりはないのですが、あまりに煩瑣になると問題だろうと考えたのです。なによりも若い人の柔軟さを損なうことはどうかと思います。作法どおりかどうかで人の価値を決めるようなことはどうかといつも思います。訪問先でどんなふうな言葉を発し、どうふるまうかというようなことについて知っていればたしかに便利であることは本当ですが、それを知らないからといって人を評価したくはありません。 (2008年02月03日 19時20分38秒)

貫入?  
あきこ さん
岸見様
 きれいですね。。墨絵のようにも見え、貫入(かんにゅう)にも見えます。『和』を感じます。 (2008年02月03日 22時00分31秒)

Re:貫入?(02/02)  
Ichiro_Kishimi  さん
あきこさん
「貫入」という言葉を寡聞にして知らないのです。調べてみたのですが…教えてくださるとうれしいです。 (2008年02月03日 23時07分24秒)

陶芸用語 『貫入』  
あきこ さん
岸見様へ
 失礼いたしました。『貫入(かんにゅう)』は陶芸用語(?)と申しますか、陶器においてのみ使用される言葉のようでした。『貫入』とは、釉薬を掛けた陶器を焼き、釜から外に出した後に、陶土の表面を覆う釉薬が焼かれたことによりガラス質へと変化したものが、冷めていく工程で、地の陶土と表面のガラス質の収縮率の違いから、ガラス質の部分だけがひび割れた状態を指します。欠陥ではなく、その状態を楽しみます(?)。当然、使用しているとそのひびの部分が、変色したり致しますが、それも『味』となるようです。湯のみ茶碗や皿や器などに多いように思われます。たぶん、お見かけされたことがおありだと思われます。力をいれて、陶器の表面を触ったりしても、気づくこともありますし、よく、目を凝らさなくても、見ただけでわかるものもあると思います。磁器では見かけたことが無いような気がいたします。言葉が足りず、失礼致しました。この写真は、乳白色の地の器に掛かった濃い深緑のガラス質の部分が、程よくひび割れた印象を受けました。『和』の美しさを感じたことをお伝えしたいと私は思いました。
(2008年02月04日 10時12分45秒)

Re:陶芸用語 『貫入』(02/02)  
Ichiro_Kishimi  さん
あきこさん
 ご説明よくわかりました。ありがとう。言葉は知りませんでしたが、陶器におけるその現象はよく見ます。 (2008年02月04日 10時34分45秒)

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