さっちゃん
>自宅でフォーレのレクイエムをかけながらお祈りさせていただいていました。

私の一番好きな曲を聞きながらお祈りしてくださっていたのですね。とてもうれしいです。本当にありがとうございました。
あの日、私たち夫婦は二人で号泣してたらしく、親友も声をかけそびれたと後から聞いています。きっと一生の大半の涙を流してしまったような気がします。
(2008年02月07日 20時32分23秒)

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おじ、おばの距離


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2008年02月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 寒い日が続く。今朝は早く外に出て行ったのだが、霧がかかっていて日の光が十分でなく、思うような写真が撮れなかった。新しく開いた梅はなかった。
 去年も今頃、毎日寒い、寒いといって過ごしていたのだろうか、と思う。過日、フランクルの本を読んでいたら、Begnadigungswahnという言葉があって僕の注目を引いた。恩赦妄想と訳すのだろう。最後の最後になっても、なお助かるかもしれない、と思うわけである。心筋梗塞と医師に告げられた時も、こんな気持ちがあったようにも思う。結果的には助かったわけだが、母が脳梗塞で病床にあった時も、どんなに病状がよくなくても、最後には助かるとどこか思っていた。ところが、ある日、主治医から生還はむずかしいと聞かされた。そして実際、助からなかった。こんなことがあってもなお絶望しないで生きていけるのか。その問いをつきつけられた僕は、その後、もしこんなことがなければ何も思わず生きていけたかもしれないのに、一年ぶりに大学に戻った時はもはや元の僕ではなかった。
 『教育困難な子どもたち』のカバーのラフ案を見る。メールに添付してあったわけだが、表示された画像を見て、本当に嬉しかった。時間的には『生きる意味を求めて』を求めてよりも先に脱稿していたものである。





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最終更新日  2008年02月05日 22時59分17秒
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Re:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
ぼにぃ さん
母が亡くなるということはどこかでありえないことだと思っていましたね。ずっとこの状態が続くようにも思っていました。今から思えばたった3ヶ月でしたが、当時はものすごい長い時間だと感じました。そして、それ以後、私も別の私になったように思いました。

「生きる意味を求めて」 (2008年02月05日 23時38分31秒)

Re:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
ぼにぃ さん
久しぶりにコメントつけたら、途中で行ってしまいました。

「生きる意味を求めて」を少しずつ読んでいますが、何回な記述もあり、解説欲しくなっています。次の本が出るまでには読み終わりたいです。 (2008年02月05日 23時40分46秒)

Re[1]:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
Ichiro_Kishimi  さん
ぼにぃさん
 短い期間でしたが、その時のことを後になって繰り返し思い返して、そこから学ぶことは大切なことだと思っています。
 ひっかかるところもあるでしょうが、かまわずどんどん先に読み進めてください。 (2008年02月05日 23時55分02秒)

Re:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
久々にぼにぃさんの言葉に出会えてうれしいです。
お母さんのベッドサイドにノートが置いてあって、いっぱい皆さんが言葉をつづっておられましたね!
 あの時に何げなく書かれた言葉も、今ではとても深いものになっているのではないでしょうか?

大切な大切な時間をほんの少しだけですが、私も一緒に居させていただけたこと、とてもありがたく思っています。

そして今も身近に感じさせて戴けて、とてもうれしいです。 (2008年02月06日 00時07分16秒)

Re[1]:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
Ichiro_Kishimi  さん
さっちゃん
 時々読み返すことがあります。あまり成長していないと思うこともありますが、振り返れば、僕がその後、精神科で働いたり、看護学校で教えることになったのはこの時の経験が生きているように思います。 (2008年02月06日 00時35分18秒)

私にも難解です。  
岩崎 透 さん
『序言』を3回読み返しました。
<永遠の相の下に>という記述は特によくわかりません。
私も解説が頂きたいです <m(__)m>
でも先生の言われるように本文に入って読み進むように致します。
『読書百遍義自ずから通ず』との言葉を信じ一度読み通します。
さあ、頑張るぞ (*^_^*)
(2008年02月06日 11時16分21秒)

Re:私にも難解です。(02/05)  
Ichiro_Kishimi  さん
岩崎 透さん
 その言葉は、スピノザの著作などで出てくる言葉で、哲学書においてはよく使われる言葉です。
 解説を先に読むことはお好みではありませんが、その言葉も含めて、アドラーが「理想」をどんなふうに位置づけているかについて247ページ以下で説明しておきました。
 8章くらいからアドラーの力みが減り、読みやすくなるかと思います。
(2008年02月06日 12時27分33秒)

Re[1]:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
ぼにぃ さん
さっちゃん9さん
ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。
夫がいつもお世話になっています。お話は時々伺っていますよ。

あのノートの存在をご存知でしたか。それはうれしい。私は手元にないので読み返すこともありませんが、毎日くいいるように文章を読んだ記憶があります。母のことを覚えていてくださる方が一人でもいてくださるのは本当にうれしいと思います。ありがとうございます。 (2008年02月06日 21時28分19秒)

まだ、癒えません。  
desafinado さん
私は一昨年、父をすい臓がんで亡くしました。すい臓がんは定期健診では発見されず、がんが発見された時はすでに末期でした。父が入院して1か月で亡くなりましたが、その間は営業回りの途中に病院により、会社帰りに病院により、そのまま宿泊し、朝は病院から通ったものです。
私は父が助かるとは99.99%思っていませんでした。が、祈るような気持ちで看病に当たっていたことを覚えています。父が亡くなってから、未だに癒えない傷とともに生きていますが、私は「それでも人生にJat (2008年02月06日 21時35分54秒)

まだ、癒えません。(02/05)  
desafinado さん
(続く)「それでも人生にJaと」言いたいです。
父は身体は消えても、魂が私と共にいます。父の死に際は辛かったですが、その経験が父を死してなお身近な存在として現在でも感じている契機になったのではないか、と思っています。 (2008年02月06日 21時40分57秒)

Re:まだ、癒えません。(02/05)  
Ichiro_Kishimi  さん
desafinadoさん
 母の言葉が今も生きて僕の中で働いていると感じます。死の問題は、『アドラーを読む』で取り上げていますが、目下、書き下ろしの本の中でも取り上げるべく、書いています。
 『アドラー心理学入門』では母のことを書きました。あの頃は、週日は、16時間ベッドサイドで過ごしました。早い時期に意識を失いましたから、横にすわっていても何もといっていいくらいすることはなかったのですが。母の死後、10年くらいは母の夢を見たものです。 (2008年02月06日 22時30分41秒)

Re[2]:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
ぼにぃさん
母のことを覚えていてくださる方が一人でもいてくださるのは本当にうれしいと思います。ありがとうございます。
-----
すごく良く覚えています。
一つ心残りなことがあって、
お別れの時に、どうしても一郎さんやぼにぃさんの悲しんでいる顔を見ることができなくて、そちらに行けませんでした。
とってもお母様に失礼なことをしたと、悔やんでいます。自宅でフォーレのレクイエムをかけながらお祈りさせていただいていました。

どうかお許しください。
(2008年02月06日 23時12分31秒)

Re[3]:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
Ichiro_Kishimi  さん
さっちゃん
 お祈りをしてくださっていたこと、嬉しいです。失礼どころか、母は喜んだことでしょう。 (2008年02月07日 06時52分43秒)

Re[3]:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
ぼにぃ さん

Re[4]:それでも人生にJaといえるか(02/05)  
ぼにぃさん

お言葉頂いてよかったです。
何よりぼにぃさんのそばに一緒に号泣できる人がいて下さったこと、嬉しく思います。
いつも彼にはお世話になり、ご負担になっていなければいいけれど…と思っています。

一郎さんのブログを使わせていただいて、ありがとうございました。 (2008年02月08日 09時23分16秒)

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