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オオシロカミキリOlenecamptus cretaceus cretaceus Bates, 1873三重県平野部で採りました。夜に探せば採りやすいのかもしれませんが、昼間にムクノキの枝をガサガサやったら落ちてきました。関東では採りにくいカミキリなので滑り込みセーフ!
2007.08.07
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7月最後の週末は長野県に行ってきました。ここ2年毎年通ってる場所です。例によって金曜の夜出発。土曜は亜高山帯で朝からド珍品のハナカミキリを狙いましたがハズレ。やや珍品のクモマハナカミキリを採集してお茶を濁しました。今年もカラフトホソコバネカミキリのポイントは採集者が張り付いており、近寄り難い雰囲気でした。午後からは土場で粘ってみましたが、これといったものは採れませんでした。土曜は民宿泊。日曜はどこを攻めようか迷いましたが、これまで行ったことのない場所に行ってみました。これが正解で、クロサワヘリグロハナカミキリ(写真)、ニセハコネホソハナカミキリなどの珍品カミキリが採れ、さらには狙ってもいないのにキンヘリタマムシの仲間まで採れました。今年はやや季節の進行が遅いので、今週末あたりに行ったら違うものが採れて面白いかもしれません。<主な採集成果>クモマハナカミキリ、クロサワヘリグロハナカミキリ、ニセハコネホソハナカミキリ、コトラカミキリ、シラフヒゲナガカミキリなど
2007.07.31
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ちょっと前になりますが、7月中旬に南紀地方に採集に行きました。本州では極めて産地の限られるカミキリムシが採れました。クロソンホソハナカミキリMimostrangalia kurosonensis Ohbayashi,1957西南日本に分布しています。古びた立ち枯れに夕方2♀集まっていました。このような種類が分布している、南紀の奥の深さを感じました。
2007.07.30
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ちょっとサボってるうちに1ヶ月更新を怠ってしまいました。この1ヶ月の間に長野1回、南紀2回、滋賀1回行ってます。主な成果はヤノヒメハナカミキリ(滋賀)、タケウチヒゲナガコバネカミキリ(三重)、カミキリじゃないけどジュウシチホシハナムグリ(三重)といったところです。今回は日帰りで長野に採集に行ってきました。先月行った折に見つけた土場(木材を集積している場所)に、そろそろカミキリが集まる季節だなーという目論見です。午前10時に目的地に着いたのはいいものの、まだカミキリはあまり見えませんでした。仕方がないのでちょっと移動して適当に採集することに。道端のもの凄く目立たない花で未採集のヒメハナカミキリ類が採れました。昼過ぎに再び土場に戻ると、ぼちぼちカミキリの姿が見えました。大量の木材を端から見ていったところ、コトラカミキリを採集。コトラカミキリは結構な珍品で、コトラカミキリのなんたるかを知らない連れに自慢しました。しばらくの後、視界に複数個体のコトラカミキリを捉えました。どうやらベストシーズンに当たった模様。こんなおいしい状況を逃す手は無いので、採れる限りの個体を採集。珍しいカミキリは全部採るのが真の虫屋です。結局10頭以上のコトラカミキリを得ることが出来、万々歳の採集でした。<採集種>オオマルクビヒラタカミキリ、ピックニセハムシハナカミキリ、フトエリマキヒメハナカミキリ(初)、ナガバヒメハナカミキリ、ミヤマルリハナカミキリ、ハネビロハナカミキリ、ミドリカミキリ、ヒメスギカミキリ、クビアカトラカミキリ(初)、ツマキトラカミキリ(初)、ヒメクロトラカミキリ、シラケトラカミキリ、コトラカミキリ(初)、エグリトラカミキリ、ゴマフカミキリ、ナカジロサビカミキリ、ネジロカミキリ(初)、ブロイニングカミキリ(初)
2007.06.18
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風邪も治りつつあるし、週末で土曜は天気良さそうだしで、長野県某所に採集に行って参りました。一応1泊2日です。<1日目>金曜夜に三重を出発し、某道の駅で仮眠。7時起きで現地に入りましたが、既に何人か虫屋が徘徊しております。最初は林道を歩いてみましたが、花が無い。この時期、花が咲いてないとカミキリムシの採集は厳しいものがあります。しょうがないので集落近くで花を探してみました。結局散りかけのナシを1本見つけただけ。わざわざ長野まで来たのに、このままじゃ良いカミキリが採れない。またちょっと歩いたら、1人の子供連れの虫屋さんが満開のナシの前で頑張っていらっしゃいました。聞いてみると、今やっと虫が飛び出したところとのこと。この方はその後すぐに移動されたので、僕が独占することが出来ました。カミキリのゴールデンタイム(午前10~12時が勝負)ということもあり、ヒゲナガコバネカミキリの類がそこそこ採れました。初採集モノも採れましたが、もっとわらわらと採れるものかと甘く見てました。どうやらこの地の春物のカミキリムシはGWがベストだったようです。正午を過ぎたらカミキリがいなくなったので、車で大移動して木材に集まるカミキリを探してみました。ところが何にもいない。結局午前中の成果がこの日の全てとなりました。<2日目>天気予報が好転したので前日と同じ場所に行ってみるつもりでしたが、朝起きると空はどんより。予定を変更して、前日と同じく木材に集まるカミキリを探すことに。しかし前日同様何もおらず、たまたま見つけたナシの花にも何もおらずで、2日目はろくなモノも採らずに逃げ帰りました。<採集種>ヒナルリハナカミキリ、ピックニセハムシハナカミキリ、セスジヒメハナカミキリ、オニヒゲナガコバネカミキリ(初)、コジマヒゲナガコバネカミキリ、オダヒゲナガカミキリ?(初)、ヒメクロトラカミキリ、シロトラカミキリこうして見ると全然採ってませんね。今年初めての野外採集だったので疲れてしまいました。これからベストシーズンに入るのでモリモリやらねば。
2007.05.13
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やっと期待のカミキリムシが羽化しました。出てこなかったらまた来年材を採集しに行かなくてはならぬところでした。GWは奈良か長野に採集に行こうと思っていたのですが、流行の風邪にやられたためお出かけは無理。お天気続きなのに平日で出かけられず無念。今週末に長野でリフレッシュ採集しようと思います。キイロメダカカミキリStenhomalus nagaoi Hayashi,1961http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/kiiromedaka.htm小さいカミキリです。なかなかの珍品だと思います。ベーツヤサ、ヒゲナガヒメルリが羽化してきたのと同じ三重県南部のカゴノキ材から羽化。
2007.05.08
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ちょっと期待していたカミキリが羽化しました。自己初採集。ヒゲナガヒメルリカミキリPraolia citrinipes citrinipes Bates,1884http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/higenagahimeruri.htm三重県では鈴鹿山脈~大高山脈、熊野灘沿岸に分布していますが、山地はやや局地的なようです。南方系のカミキリムシで、南西諸島には近縁種が分布しています。今回はベーツヤサカミキリが羽化してきた熊野灘沿岸域のカゴノキの材と、三重県北中部で採集した樹種不明の材から羽化しました。
2007.05.08
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金曜夜出発~土曜夜帰宅の強行日程で兵庫にカミキリ採りに行ってきました。1人で往復14時間運転して疲れましたが、目的のカミキリが採れたのでよかったよかった。アカネキスジトラカミキリCyrtoclytus monticallisus Komiya,1980http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/akanekisujitora.htm中国山地を中心とした地域に分布する珍しい種類です。学名からも判るように、新種として発見されたのは結構最近です。幼虫はエゾエノキの枯れ木を食べ、秋には成虫になり、そのまま材の中で越冬します。今回はエゾエノキの落枝から新成虫を割り出しました。
2007.04.08
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ズマルトラカミキリに続いて、なかなか珍品のカミキリが羽化してきました。ベーツヤサカミキリLeptoxenus ibidiiformis Bates,1877http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/batesyasa.htm三重県では以前は記録が少なかったようですが、最近では結構採れてるみたいです。といっても、地域は限定されてます。ベーツヤサは秋には成虫になっていて、カゴノキの枯れ木の中で越冬してます。材採時に既に羽化脱出後の痕跡を見つけましたが、成虫は採れませんでした。なので、手当たり次第に採ってきた枯れ木から出て来てくれてうれしいです。
2007.03.09
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啓蟄も過ぎていよいよカミキリムシもシーズンイン間近といったところでしょうか。昨年末よりmixi始めたせいでブログの更新を怠りがちです。そろそろちゃんと書いていこうかな。2月に三重の南の方で材採集してきました。部屋においといたらぼちぼちカミキリムシが出て来たのでその紹介でも。まずアリ、次に寄生蜂と出てきた後で、ズマルトラカミキリが羽脱してきました。ズマルトラカミキリ Xylotrechus lautus lautus (Matsushita, 1933)http://www2.gol.com/users/nanacorp/ZUKAN/zumarutora.htm奈良と和歌山で採ったことありましたが、三重県では初めてです。落ちていたカゴノキの枯れ枝より羽化。南方系の種類です。
2007.03.07
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すっかり更新ご無沙汰となってしまいました。最近は虫採りに行っておらず、標本作製をしておりますです。取り合えずこの3日間「展足の終了している130個体ほどの甲虫に針を刺してラベルを貼る」という作業を執り行っておりました。いや~、しまいには針を持つ手が痛くなってしまいましたわ。今整理しているのが2004~2005年に採集した昆虫で、今年の分は来年やります。全てを整理すると標本箱が足りないので。獲物を久々に見ると、それを採集した時の情景が蘇ってくる個体もあり、こんなん採ったっけ?ってのもありで楽しいです。
2006.12.11
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身辺にてゴタゴタが生じたため更新などしておれませんでした。前の日記から約2ヶ月の間で目立った成果は富士林道でのフジコブヤハズカミキリ・シロオビドイカミキリ、津市内でのカノコサビカミキリ位です。秋だね~…
2006.10.14
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盆に実家に帰ったついでに友達と富士山麓に採集に行って参りました。<8月18・19日> 西武新宿線某駅にて午後2時半待ち合わせ。友人の車に乗って某昆虫研究会の部室経由で中央道に乗る。部室にて部員2名と灯火の機材を採集。この時点では北杜市のアカジマトラカミキリのポイントに寄ってから富士山に戻る予定だったが、やっぱり遠いということで富士山に直行することに決定。 富士山麓には午後4時着。まだ明るいので軽く採集することに。新し目の伐採地があったので叩いてみるとゴイシモモブトカミキリ、シナノクロフカミキリが落下。共に初採集。1回買出しに行ってから灯火採集を始める。なんかヤル気も適当だったので、灯火の場所も設置の仕方も適当になった。灯火にはロクに虫は飛来せず、午後9時半終了。道の駅にて車中泊。 2日目は朝から動き出し、昨日と違う有名な林道に向かう。さすがにうちらが一番乗りだった。シロオビドイカミキリを狙ってビーティングするが採れない。ホソツツリンゴカミキリなど採集。 人が増えたので、午前10時位に前日の林道に戻ることにする。昨日の伐採地で叩き網をするが目新しい種は採れない。後輩がフジコブヤハズカミキリを採ったので、その場所に案内してもらい、自分も1頭採る。後輩が採ったのは明らかにフジコブヤハズカミキリだが、僕の採ったのはセダカコブヤハズカミキリに近い体形をしている。この2種は雑種が出来るので慎重に同定しなければならない。 結局それ以上粘ってもたいしてとれないと判断し帰ることになった。また9月に行くかも。写真は今回採ったコブ。ビミョー。
2006.08.25
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更新2ヶ月ぶりじゃん。今年はどこもカミキリの出が不調らしく、自分もイマイチの成果です。6、7月と近場でごそごそやってましたが三重県初採集が数種といったところ。7月29日~8月1日に和歌山以来の遠征で勝負してきました。7月29・30日長野県O山周辺 木曽駒高原に宿泊して2日間O山を攻めました。カラフトホソコバネかミリとスミイロハナカミキリを狙って。去年も行ったんで日記にも書いてあります。 1日目は天気が悪く、早々に山を下りて土場を探して車を走らせました。去年ルリボシカミキリなど採った土場が無くなっていたものの、近くの民家脇の土場でルリボシカミキリ、トラフカミキリなど採集。三重にいるとどっちも中々採れないのでうれしい。 2日目は好天で、O山にまっすぐ向かった。カラフトホソコバネのポイントに向かうまでの道端に咲いたノリウツギでコヨツスジハナカミキリ、フトオビカンボウトラカミキリを初採集。フタコブルリハナカミキリも10年振りに採集し満足。下のほうでモタモタしてたせいでカラフトホソコバネのポイントはベテランの方々に占有されており、さっさと諦める。(あんな風にポイントに大勢張り付いていたらカミキリは飛んでこないし、一般の人から奇異の目で見られて良い事無いと思うんだけどな…虫屋の高齢化が叫ばれてますが、ベテランの方も採集法を考えて頂かないと、虫を採る行為そのものが出来なくなってしまう。まあ、某雑誌などでも問題提起されていますが) 気を取り直してスミイロハナのポイントに向かう。スキー場の斜面に咲いている花を全部見て歩くという、うんざりするような採集法である。去年からやってるけど未だに採れない。そして今年も採れない。でもキベリカタビロハナカミキリが採れた。これは北杜夫「どくとるマンボウ昆虫記」にも登場する珍品ハナカミキリであり、無論初採集!気を良くして採集終了。山梨まで移動する予定なので早めの切り上げとした。 山梨ではアカアシオオアオカミキリを採ろうと思ったのだが、カブトムシとコメツキしかいなかった。今年は出現が遅いのかな~。 3日目は有名な埼玉・長野県境の林道に向かう。前日も採れたキベリカタビロハナが多産するとのこと。行ってみるがノリウツギがあんまし咲いてない。ちょっと採集してみるが目新しいカミキリもいない。どこかにいい花があるはず、と、林道をどんどん下ってみるが、どんどん花が無くなって林道の終点(というか、埼玉側の起点)に到着。今更ダートの林道を登る気力も無く、別ルートで山梨に戻って観光することに。この日は甲府泊。 4日目も某林道に向かった。天気予報は悪かったが、行ってみたら晴れ。晴れ男の力を存分に発揮し、峠付近で割とまとまってノリウツギが咲いているポイントで粘ることにした。相変わらず普通種しか飛んでこない。この日で三重に帰るのであんまり長居も出来ず、長野側に下ることにした。長野側ではカラマツの植林の中にノリウツギがたくさん咲いている。あんまり期待せずに車から眺めつつ帰っていたところ、巨大なハナカミキリの影を発見!車から降りて見るとやはりキベリカタビロハナ!長野で採った個体よりも大きい♀だった。これにて採集終了。清里でソフトクリーム食って三重に帰りました。 以上、長野・山梨・埼玉遠征編でした。チョー適当な日記になってしまった。最終品の一部の写真を載せときまっさ。
2006.08.07
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長野から帰って幾日も経たぬ内に友人3人と鳥羽近郊に海水浴。毎年海水浴はしてるがいつも時期が遅いために必ずアンドンクラゲに刺されている。今年は早めに行っとこうということで。 釣りでも虫採りでもないので朝9時にスーパーの駐車場に集合。2時間で買出ししつつ目的地に着いた。途中カミキリのいそうな伐採地横を通ったりしたものの、寄ってもらえるはずもなくスルー。11時に海水浴場の駐車場に車を止めて歩く。 歩き出したところ、目の前をいきなりカミキリが飛んでいる。無論叩き落として採集。トラカミキリだ。エグリトラカミキリかクロトラカミキリのどっちかだが、判断できなかった。海水浴は普通に泳いだだけなので省略。崖の下に荷物を置いて陣地を確保していたのだが、そこで休憩していると黄色いカミキリが崖の上に飛んでいる。僕は頭脳労働担当なので、体力無尽蔵の友人に崖を登りあれを採りなさいと下命。彼は素直に崖を登ってカミキリを採って来た。よしよし。 採れたカミキリはヨツスジトラカミキリ。まあ、神奈川や千葉にもたくさんいるらしいが、三重県では太平洋に面してる地域でしか生息していない。なにより初採集なのでオッケー!今度は自分で採りたくなったので、それからは崖の方ばかり向いていた。友人も微妙に引いていたようだ。結局ヨツスジトラは2頭追加。海水浴は終了。 津に帰ってそのまま飯食って麻雀して一日中遊んだ日でした。あと、帰宅後の鑑定で、最初に採ったのはクロトラカミキリであったことが判明。クロトラカミキリは関西では珍しい上に、分類学的に問題点が多い種である。もっと採っておけばよかった。実は、クロトラ(或いはエグリトラ)らしきカミキリは何度も飛んでいるところを見ていたのだ。周りの目もあるのであんましマジメに採ろうとしなかったのが災いした。DNAサンプル用に採っておきたいので来年また行こうかな。※真ん中の4頭が今回採集したカミキリ
2006.08.04
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日曜は天気が回復しそうだったので三重県南部地方におでかけ。紀伊半島南部は黒潮の影響を受けており、山地では四国との共通種が、沿岸部では南西諸島との共通種が生息している。四国と共通の種類は紀伊半島が四国とつながっていた頃の依存種で、南西諸島との共通種は黒潮により分布を広げたものと考えられている。(本見て書いてるわけでないので、ちょっと適当。ネットの情報を鵜呑みにしてはいけないのだ。)今回の行き先は某岬。照葉樹の自然林が残るポイントです。昨年の冬に当地で材採集をしたところ、ヒメアヤモンチビカミキリという本州では珍なカミキリが採れた。これは正に海流と関係の深い種類である。というわけで、津発9時過ぎ、で、現地着11時過ぎ。目的地付近でなんか工事してたけど、作業してるおっさんがいい人達で、快く通してくれた。採集開始。最初は枯れ枝とか叩いてたけど採れないので花を掬う。崖下から波の砕ける音が聞こえるようなところで山地性のミヤマホソハナカミキリやニンフハナカミキリが採れてちょっと驚き。幼虫は何喰ってんだろ。他にはトビイロカミキリくらい。タケウチヒゲナガコバネカミキリやキュウシュウチビトラカミキリなど南方系のカミキリは採れない。同じのしか採れないので国道に戻り道沿いの花を掬う。トゲヒゲトラカミキリが入るがリリース。初採集のチャボハナカミキリが採れたのが良かった。イメージしてたのと違ってやたら黒くて、茶色は肩の部分に少し入ってるだけ(普通は茶色を基調に黒ずんだ感じになる)。山地性の種の割に採れた標高は低いしで、面白かった。今回の採集はこんなもん。毎月通えば面白いのが採れそうだ。去年採ったヒメアヤモンチビの写真を載せよう。
2006.05.29
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最近は雨がよう降りますな。今年は平日も山に行ったろうと思ってたのに…雨の所為で本業のフナのサンプル集めが全く進んでいません。ちょっとマズイ。先週の週末はやっと晴れたんで、GWに行きそびれた和歌山県某所にモンクロベニカミキリを採集に行ってきました。土曜の夜出発。9時くらいだったかな。3時間走って紀伊半島を横断。こっちの方来るのは久し振りだなあ。たぶん15年以上前に白浜に行って以来。日曜は朝一で有名な山に行くも、道が良く分からず撤退。地図を見て近くの山を巡ってみる。センダンか何かの花を掬って普通種のカミキリは採ったが、モンクロベニは採れません。背中の模様以外ほとんど一緒のベニカミキリは採れたのですが。紛らわしい!昼くらいに岬の方に行ってみました。岬は妙に開けていてカラオケまでありましたが虫はロクなものがいません。ミドリカミキリがいっぱいいたけど。ただここのミドリはやたらと大きい個体が多かった。これより大きいオオアオカミキリなんかはカッコいいだろうなあ。岬から町に戻って飯を買うことにした。戻る途中車の前を赤い影が横切る。車を止めて探したが見つからず。周りに竹林もないし(前出のベニカミキリは竹から湧いてきます)、きっとモンクロベニだろう。あ~あ。その後、別の山に行くもカミキリ採れず。帰ることにした。モンクロベニ惨敗編でした。
2006.05.27
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石垣島の採集の話が一段落したが、引き続き石垣島で採って来た木材から出てきたカミキリムシの話題です。結構良いものが出てきました。アオヒメコバネカミキリEpania shikokuensis maruokai Hayashi,19684月22日石垣島の材より羽化一応狙ってましたがまさか採れるとは思いませんでした。
2006.05.19
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やっと石垣島のが終わる。ここんとこ雨続きで虫採りあんまり行ってません。〈4月8日〉天気はド晴れ。今日はヤル気有り。明日三重に帰るので実質今日が勝負だ。午前中は平久保方面に行く。明日行ってる時間は無いので、平久保行くのはこれで最後。最初おいしかった平野の伐採木はもう期待できないので、脇道をあっちこっち入ってみるが目立った成果は無し。今日は吉野の伐採地で粘ってみよう。小移動して吉野で見つけた伐採地に。結構広く伐採されているので日当たりのいい所を見ていく。無論、スィーピングをこまめにやっていった。するとまず入り口近くのスィーピングでムネマダラトラカミキリとキボシカミキリが入った。やっぱちゃんと掬っていけば何かしら採れるわ。気を良くして奥の方に行くと今度はムネモンアカネトラカミキリが採れた。これは初採集。やたら暑い中、伐採された木の山を眺めているとハチのようなハエのようなものが飛んでいる。とまった所でよく見るとこれがムネマダラトラカミキリ。慎重に網に落とす。んで、顔を上げるとまた飛んでいる。これは大量に採れるかも。結局5頭採れた。まだ飛んでいたけど満足して屋良部に行くことに。屋良部でもスィーピングメインで採集する。いい加減網がボロボロになってきたので、予備の網と交換。やっぱりムネマダラトラとムネモンアカネトラが採れた。さらにタブか何かの梢を掬った所、ヤエヤマモモブトコバネカミキリを得た。これはうれしかった。ひとしきり掬って夕方になったので、嵩田林道にトラフホソバネカミキリ(トラニウス)を採りに行く。今日はトラカミキリがたくさん採れたので、トラつながりでトラニウスも採れるかも。トラニウスは採れない。きっと昆虫研究会に全部採られたんだ。僕の腕のせいじゃない。路上に落っこちてたオオヒゲブトハナムグリを拾ったのみで終了ー。これで八重山での採集がほぼ終了した。(成績)平久保イシガキヨナグニゴマフカミキリ×1フタホシサビカミキリ×1吉野ムネモンアカネトラカミキリ×3(初)ヤエヤマムネマダラトラカミキリ×6イシガキキボシカミキリ×1シモフリナガヒゲカミキリ×1屋良部岳サキシマヒメカミキリ×1クビアカアメイロカミキリ×1ヤエヤマモモブトコバネカミキリ×1(初)ムネモンアカネトラカミキリ×3ヤエヤマムネマダラトラカミキリ×1イシガキヨナグニゴマフカミキリ×2イワサキキンスジカミキリ×1嵩田林道イシガキキボシカミキリ×1ヤエヤマケシカミキリ×1(初)〈4月9日〉長かった石垣島旅行も今日で終わり。午後の飛行機で那覇に向かうので午前中に郵便局で荷物を送る手配を済ませ、最後の採集に向かう。締めは屋良部で。屋良部岳では結局大したものは採れなかった。レンタカーを返して空港に。こっから三重までが長いんだけどね。那覇で乗り継ぎ2時間半くらい待って、19時半くらいに中部国際空港に到着。20時の船で津に向かうのでダッシュ。無事乗れた。なんだかんだで21時くらいに帰宅。楽しかったなあ。(成績)屋良部岳クビアカアメイロカミキリ×2最後に屋良部岳伐採地の写真をはっつけて終わり。
2006.05.17
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風邪ひいたー熱でたー。5日に和歌山に虫採りに行くつもりがパー。でも、今年は季節の進行が遅いらしく、行っても目的のものは採れなかったかも。負け惜しみです。〈4月6日〉無論、朝から屋良部に行く。昨日友達にイロイロ採れた場所を事細かに聞いといたので、伐採地を彷徨することにした。昨日は行かなかった奥の方まで行ってみる。でもたいしたものは採れなかった。良さそうなのにな~。もうちょっと夏になったらライトトラップでイロイロ採れるだろう。その後は懲りもせずに平久保に行く。最初に行った時から叩いてる伐採木は、葉っぱも無くなり丸坊主になってしまった。根元の方のススキが絡まったごちゃごちゃした所を叩くとドウボソカミキリ系が落ちてきた。初採集。後の同定によりタテスジドウボソであることが分かった。他にはシモフリナガヒゲカミキリなど。さらに懲りもせずに於茂登岳の御神木に行ってみる。ドピーカンで無風。今日採れなかったらムネモンウスアオカミキリは採れないだろう。っていうか、今日採れなかったらもう行かない。…採れなかった!もう今年は御神木に行くことはないだろう。あ~あ、いつになったら採れるのやら。来年も来るかな~…その後嵩田林道で夕方のトラニウスを狙うが×。夜は例によって友達の部屋に行ってみた。彼らは明日帰る。なので一通り成果を見せてもらった。俺の採ってないものをイロイロ採ってやがる。彼らに学ぶべきはその採集のスタイルですかな。もうこれでもかというくらいスィーピングをやるのです。スィーピングってのはつまり網でガサガサやること。実は一番疲れるのです(6mもあるタモ網で高いところの木をガサガサやるから)。でもやってみよう。僕もあと3日しかないわけだし。(成績)屋良部岳イシガキヨナグニゴマフカミキリ×2イシガキシロオビサビカミキリ×1平野フタホシサビカミキリ×1ヤエヤマタテスジドウボソカミキリ×2(初)イシガキシロオビサビカミキリ×4シモフリナガヒゲカミキリ×1(初)コゲチャサビカミキリ×1於茂登岳イシガキスジシロカミキリ×1嵩田林道ボーズ〈4月7日〉朝起きたら虫採りするヤル気がほとんど無かった。う~ん、どうしよう。とりあえず義務感だけで屋良部に行ってみることにする。おざなりに2、3時間採集したがロクなもの採れず。海岸に行って貝殻なんぞを拾ってみる。そういえば石垣に来て海に行ったのって、去年雨の中釣りをして以来だ。タカラガイの仲間の貝殻を拾って帰る。午後はホテルで寝て過ごした。なんだかな~。(成績)屋良部岳ヒゲナガヒメカミキリ×3クビアカアメイロカミキリ×1イシガキヨナグニゴマフカミキリ×3写真は崎枝半島の海岸。貝拾いをした。一人でやるもんじゃないと思った。
2006.05.06
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うぇーい。連休に入って土日でちょこっと採集行ってきたけどたいしたもんは採れてないです。石垣の話続けます。〈4月5日〉今日は初めて屋良部岳に行ってみることにした。屋良部ではアオヒメコバネカミキリという珍品が材で採れているので、その材を狙いつつ適当に見て回ることにした。屋良部の林道は立派だったのですいすい山頂入り口に到着。既に車が止まっている。こんなところに用事のある人なんて林業関係者か虫屋しかいない。とりあえずスルーして林道の先のほうに行ってみることにした。終点近くに新し目の伐採地を発見。でもパッと見何にもいなかったので早々に引き上げる。クチナシの花からクビアカアメイロカミキリ採集。山頂入り口まで戻って山道に分け入り、適当に材を拾ってみる。木に登ったり薮漕ぎしたりは好きでないので、入り口付近に横たわっていた伐採木を解体して確保。屋良部はこれくらいにして平久保にでも向かうことにする。屋良部林道入り口付近で平久保から回ってきた友人一行と遭遇。お互いの成果と予定を伝え合って別れた。聞くところでは昨日おいしかった平野の伐採木に行ってみたがカミキリはほとんど落ちないとのこと。僕が採り過ぎちゃったかな。まあ行ってみるか。平野の伐採木はホントに何もいなかった。またしばらく置いとけばカミキリが集まってくるだろ。方針を変えて車道沿いに落ちてる伐採木をいちいち叩きながら帰ることにした。でもたいしたモノはいない。吉野付近でまた伐採地を発見。伐採された木を眺めてたらムネマダラトラカミキリが飛来!でもすぐにどっか行っちゃった。余りにも暑いので早々にホテルに帰ることにした。本日の採集終了~。夜にまた友達の部屋に行ってみた。屋良部で何か採れたかしら。…見るんじゃなかった。もとい、真面目に採集するんだった。サキシマトゲヒゲトラカミキリ、ヤエヤマゴマフカミキリ(?)など採っていやがった。くそー。もう明日から屋良部に通っちゃうもんね。(成績)屋良部岳クビアカアメイロカミキリ×2(初・写真)平久保イシガキヨナグニゴマフカミキリ×2ヨコスジサビカミキリ×1吉野ヒゲナガヒメカミキリ×1イシガキシロオビサビカミキリ×1
2006.05.01
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段々と薄れゆく記憶をたどりながら書くこととする。何しろ早く書かないと、本格採集シーズンになってしまう。〈4月4日〉本日は平久保にまず行って、それから先は適当に決めよう。平久保は石垣の市街地から最も遠い、石垣島最北端の地域である。正確に言うと行ったのは平久保の集落より先の平野という地域だけど。平野では良い伐採木が転がっており、叩けば叩いただけカミキリが落ちてきた。やっと南西諸島!って感じ。1本の伐採木から10種類のカミキリが採れた。初採集も3種含み上々。今日は良い日になりそう!午前中で平久保方面はやめ、ぼちぼちと嵩田方面に向かうことにした。途中海沿いに良さそうな林を見つけたので寄ってみる。でも何もおらん。蝶ばかり目に付きつつ車に戻るとドアの窓になにやらとまっている。ヤエヤマムネマダラトラカミキリ!素敵なカミキリだ。今日は好ヅモの日かも。於茂登トンネル付近で普通種を採集したりしつつ於茂登岳登山口へ到着。お友達の車も見える。そーいやオモトウスアヤ(2日目参照)を採り行くって言ってたな。イシガキリンゴカミキリを採ったりしつつ、ぼちぼち歩いてると上からお友達が下りてきた。なにやら怪我をした御様子。聞くと山頂でナタで切って血が止まらないとのこと。ありゃりゃ、と心配したが、でもムネモンウスアオもオモトウスアヤも採ったとのこと。はあ、そうですか。早く病院に行きなさい。というわけで彼らは病院に、僕は御神木に。今日はムネモンウスアオが出てる日だ、と意気込むも、世の中そんなに甘くはないんですね~。もう下りよっと。お友達は病院行ったらまた嵩田に来ると言っていたので、一緒に嵩田を攻めることにした。今日こそトラニウスを採るのだ。夕方の林道で待ってるとやつらが来たので、後輩を先に歩かせて僕はお友達とゆるゆる歩いていく。アカメガシワをこれでもかと掬っていたら採れましたね~!ヤエヤマホソバネカミキリ(トラニウス)の♀。これで今年の目標ひとつ達成!満足したので後輩のいる所まで車で行く。後輩達は全部でトラニウスを5頭?採ったんだって!すごいね~。鬼ヅモ!夜はやつらのホテル訪問。ホテル日航八重山なんか泊まりやがって。場違いじゃないか。でも部屋の中は場違いじゃない感じに乱雑にされてたんで安心。ムネモンウスアオを拝謁させて頂きました。採りたいな~…(成績)平野サキシマヒメカミキリ×3イシガキウスアヤカミキリ×1ヨスジシラホシサビカミキリ×3イシガキタイワンチビカミキリ×9サキシマアトモンチビカミキリ×12ヤエヤマアヤモンチビカミキリ×5フタホシサビカミキリ×1(初)ハヤシサビカミキリ×9イシガキシロオビサビカミキリ×3(初)ワモンサビカミキリ×6コゲチャサビカミキリ×3(初)多良間ヤエヤマムネマダラトラカミキリ×1(初)桴海ヨスジシラホシサビカミキリ×2イシガキタイワンチビカミキリ×1サキシマアトモンチビカミキリ×1ヤエヤマアヤモンチビカミキリ×1ワモンサビカミキリ×2於茂登岳イシガキリンゴカミキリ×1(初)嵩田林道リュウキュウアメイロカミキリ×1ヤエヤマホソバネカミキリ×1(初)ヨコスジサビカミキリ×2イシガキキボシカミキリ×1写真は平野の伐採木だよ。
2006.04.28
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〈4月3日〉2日目は於茂登岳登山と決めていた。天気も悪くないので予定通り朝から於茂登岳登山口へ向かう。登山といっても1時間位で登れる山なのだが、一応沖縄県最高峰。僕は登山は嫌いで、昨年3月の於茂登岳以来の登山だ。要は去年石垣に来て以来登山してないっちゅーこと。なんで於茂登岳に登らねばならぬかというと、困ったことに於茂登岳の山頂にしかいないカミキリムシがいるのです。去年採れず、今年採らないとまた登山しなけりゃならない。というわけで、特産種オモトウスアヤカミキリを狙って登山を開始したのでした。…まあ、登山中は基本的に虫採りしないので(そんな余裕ないです)、とっとと登る。瞬発力型の僕の体は明らかに登山向きでなく、1時間半かけて休み休み登頂した。あ、途中で例のムネモンウスアオの御神木には寄りましたわ。ムネモンウスアオじゃなくてオオヒゲブトハナムグリが採れた。なんかその辺飛んでました。頂上周辺はリュウキュウチクの群落が発達しており、オモトウスアヤもこれを食っている。いたる所に枯死した竹が重なっており、これを叩いて採集するのだ。でも採れなかった。叩いて採れないなら枯れた竹を割って幼虫或いは新成虫を探すという手もあるが、登山で疲れたのでヤル気無し。今年もオモトウスアヤは採れませんでした。もう於茂登岳山頂には用は無い。嵩田林道で普通種でも採って誤魔化すことにする。下りはスムーズ。車まで戻って嵩田林道に向かう。といっても車で30秒くらいで林道の入り口だけど。林道では枯葉を叩いていつもの普通種を採った。しばらくやって飽きたのでホテルに向かう。今日から某大学の昆虫研究会の方々がいらっしゃる。一人は高校の同級生で昆研の会長(元会長?)。よく知った仲だ。ホテルで風呂に入ってシャワーを浴びてると彼からメール。嵩田でトラニウス(ヤエヤマトラフホソバネカミキリ)を採ったそうな。俺は採ってないよ。なんで君達には採れるのかしら。そのやつらとバンナ岳で待ち合わせして灯火巡り採集。こんな時期に灯火行っても何もいないって、ってお友達に言ったが、後輩がヤル気とのこと。それじゃしょうがない。案の定何も採れなかった。本日はこれにて終了。明日は平久保に行こう。(成績)於茂登岳イワサキキンスジカミキリ×9オオヒゲブトハナムグリ×1(初)嵩田林道サキシマヒメカミキリ×1ヒゲナガヒメカミキリ×1イシガキヨナグニゴマフカミキリ×1(初)ワモンサビカミキリ×2イシガキキボシカミキリ×1バンナ岳サキシマヒメカミキリ×1
2006.04.25
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今更ですが4月2日~9日まで行ってた石垣の採集報告です。中部発11時40分の石垣直行便に乗るため、9時発の船で津からセントレアに向かう。飛行機に乗るのも1年振り。飛行機は定刻に出発したが、向かい風の影響で石垣空港に着いたのは16時になろうとしておりました。1時間遅れじゃ。 ちゃっちゃとレンタカーを借りて取り合えず於茂登岳に行くことにした。まず有名なムネモンウスアオカミキリの採れる木(俗に御神木と呼ぶ)まで登山道を登る。やたら寒い三重から夏日の石垣に来たせいか、以上に汗をかいた。去年もこの時期に石垣に来たが、去年は特別に寒い年だったらしい。10分くらいで1本目の御神木に着く、が、枯れてた。ここはあきらめて2本目の御神木に向かう。しかし採れない。ムネモンウスアオは厳しい。1本目まで下ってイワサキキンスジカミキリを採集。去年も採ったけど。とっととあきらめて嵩田林道に。ざっと車で流してみるが、今年はトラップの数が少ない。これでは嵩田に通う価値はなさそうである。ちょこっとクワの枯葉を叩いてイシガキキボシカミキリなどを得て終了。虫の出は悪くなさそうなので明日以降に期待です。ホテルにチェックインして夕飯を食いに行く。割と有名な郷土料理・磯に行ってみる。味はまずまずでした。明日は東京からお友達が来る…(成績)於茂登岳イワサキキンスジカミキリ×1嵩田林道サキシマヒメカミキリ×1ヤエヤマアヤモンチビカミキリ×1ワモンサビカミキリ×3イシガキキボシカミキリ×2(初)
2006.04.23
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いろいろやることがあってまだ石垣島の話を書く間が無い。週末は東京に帰らなきゃならんし…とりあえず石垣島崎枝半島より名蔵方面を望む写真を。採集の話の方は標本の写真が多くなりそうです。
2006.04.12
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そろそろネットのカミキリサイトでは春一番のスギカミキリの話題などもちらほら…というわけで、そろそろちゃんとアップしていきます。ずいぶん間が空いちゃったな。自分に関する最近の話題は大学卒業くらいですわ。でも大学院進学だから生活も住む所もそのまま。同じアパートに住んでた仲の良いお友達が今日引っ越してしまって随分寂しくて、それで別れのシーズンを意識しました。今年に入ってから釣りにも魚採りにも行ってない。カミキリは材からぼつぼつ普通種が出てるだけで特筆すべきものも無し。ちょっと前に近所の山でタンナサワフタギなどの材採をしたので、今後ちっとはマシなモノが出てくるでしょう。今回の日記は字だけになっちゃったけど、次回は石垣島の採集報告が出来ると思います。4月の2~9日に行ってきます。ムネモンウスアオカミキリが第1の目標!
2006.03.26
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書くこと無いな~・・・書く事が無いのは出かけられない所為で、出かけられないのは卒論の所為です。2月21日発表会なのでそれまでは出かけるのは控えるつもりです。何か更新するとしたら標本ネタになると思います。卒論出したら尾鷲・熊野方面と春日山に材採に行ってきます。しばらくお休み…
2006.02.01
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明けましておめでとうございます。今さらですが今年最初の日記なので…卒業研究に集中せねばならないのでしばらく昆虫採集は無理かも。2月21日に研究発表会なので、それが終わったらどっか材採旅行でも行きます。ちなみに今年の初カミキリは3日に京都の材より羽脱したキモンカミキリでした☆
2006.01.08
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まるまる3週間更新を怠っていたわけですが、やっぱり冬は書くことが無いね。この間にあった書くべきようなことは、12月の頭に東京帰って虫屋友達(昆虫採集を趣味とする人を虫屋と呼ぶのです。今さらですが。)とお食事をしたくらいか。 彼は蝶屋(虫屋の中でも、ちょうちょをメインにコレクションしている人達のこと。)なのだが、久々の虫屋との会話だったので結構弾んだ。来年は北海道にまた行きたいね、などと話をしたのでした。金曜の夜に東京に帰って、家に帰る前にその友達と夕飯食べて、土日はずっとお家のお手伝いでした。次帰るのは年末だな~。 卒論がいよいよ佳境に入っているべきらしいのだが、僕は進んでいるのかどうなのかよくわかりません。友達など家に帰ったのが午前1時とか言っていましたが、僕は平均して7時には帰っています。 少なくとも1・2月は大層忙しいらしい。つまんないから(研究がつまらないというわけではないですよ。虫採り出来なくて退屈という意味です。)来年どこに行こうか夢想、もとい計画しよう。<らいねんいきたいさいしゅうち>北海道佐渡長野京都兵庫四国大隈半島奄美大島八重山…全部は無理だね。長野には4・5回行くことになるだろうし、兵庫にも2回くらい行きたいし…取りあえずは北海道に2週間くらい絶対行こう。ネタが無いのでクワガタの写真を貼ります。ミャンマークルビデンスはどうやら産卵してる模様。
2005.12.13
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一昨日購入したミャンマー産と中国産のオオクワガタの産卵用セットを行なった。写真はミャンマーの方。産卵木はコナラで、6時間浸水の後、皮を剥いて使用。野外産なので順調に行けば1ヵ月後くらいには産卵していると思う。
2005.11.22
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なんだか先週は色々あったのだが、ここに載せるような出来事といったら昨日奈良オオクワセンター(通称奈良オオ)直販部に行ってきたことか。 先週研究室の先輩に中国のオオクワガタ(学名Dorcus hopei通称ホペイ)をもらった。ちょっと前に先輩が奈良オオに行った時に福引で当てたのだが、オオクワ系はそんなに好きでないとのことで私が譲り受けた。最近は止めてたが、以前はクワガタも飼っていたのでこの機会に久し振りに外産飼育をやろうかなと。それでは、と奈良オオに行ってきたわけだ。 奈良オオクワセンターは元々通販のお店だったのだが最近は直販のお店が出来、東京に支店まである。近頃のクワガタブームは凄まじく、ちょっと下火かなと思ったときに例の「ムシキング」が登場し、前にも増してブームは留まることを知らない。それに乗じて奈良オオも発展していったのだが、まあ、急成長すると色々あるわけで… まあそれはさておき、久し振りにクワガタショップに行ったので色々と自分の頃の時代と違いがあって面白かった。タランドゥスオオツヤクワガタというオニのように光沢のあるクワガタが近頃大ブームなのだが、1ペア4万位していた。来年余裕があったら飼ってしまうかも知れないが…オウゴンオニクワガタという金色のクワガタはセールということもあって安かった。 ホントはゼリーと埋め込みマットを買うつもりで行ったのだが当然衝動買いをしてしまった。先輩にホペイオオクワガタをもらったのでオオクワ系を色々飼いたいと思っていたので、ミャンマーのオオクワガタ(学名Dorcus curvidens通称ミャンマークルビデンス)を購入。ホントはタイ産の同じ仲間が欲しかったのだがちょっと高かったので… そんなこんなでクワガタ飼育に返り咲くことになりそうです。場所とるしハエ湧くし大変だ~!今後はクワガタネタもぼちぼち増えそうだ。あ、あと奈良オオでプリンカップの菌糸ビンを買って来て、セダカコブヤハズカミキリの幼虫を投入した。でっかくなるらしい。
2005.11.21
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今季初のカミキリムシ材採集に行ってきました。場所は京都府の日本海側。狙い目はエゾエノキを食樹とするアカネキスジトラカミキリです。 行楽シーズンということもあって土曜の行きの道路はえらい混んでいて、舞鶴まで5時間かかってしまった(ありえない)。もう今日は山登って採集するのは無理と思って、林道沿いの落ち枝を拾って歩く。ただ、エゾエノキは見当たらないので、何かとたくさんの種類が期待できるクワやアカメガシワを中心に拾った。その後当初の目的地まで行くだけ行ってみようと行ってみたところ、林道が途中で工事中。これは明日困ったぞ。土曜は西舞鶴泊。 日曜は仕方がないので山の反対側ルートの林道に行ってみることにした。こっちは1度来たことあるので勝手が分かってる。でもやっぱりエゾエノキは見当たらない。ここでも伐採枝の粗朶の中から食痕のある木を選んで持って帰る。 午前中で材採は終わりにして、琵琶湖博物館に寄って帰った。今月末までやってる「歩く宝石オサムシ」という企画展を見たかったのだ。企画展はオサムシの標本をたくさん展示していて大変面白かった。海外のオサは実物見たことなかったので素敵だった。その後一般展示の水族園を見て三重に帰る。帰りも栗東~水口で大渋滞。やれやれ。
2005.11.13
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今日は北勢方面にフナ採集に行ってきた。北勢のサンプルが全然集まってないのでこの寒いのに行く羽目になったのだが、結局もう2回ぐらい行くことになりそう。 員弁川の支流でよい場所を見つけて何尾か採れたのだが、その後雨が降って来たので海蔵川方面に移動した。ところが堰堤の下で投網を打ったら何かに引っかかって上げられなくなってしまい、深みなので川にも入れず泣く泣くロストする羽目に…自然にも良くないし新品買わにゃならんのだけど1万2千円位する…困ったなあ。 写真はアクアトト岐阜のカワアナゴ。でかい個体が多くてよろしかった。静岡にいる先輩が巨大カワアナゴがいっぱいいるところを見つけたって言ってたのでいつか行きたいな。僕はビワコオオとか巨大とか付くと弱いのです。
2005.11.03
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先日アクアトト岐阜に初めて行ってきた。自然史研究会がそこであったのだが、ついでに展示も見てきたのでその報告。 アクアトト岐阜は淡水魚水族館という日本で数少ない施設なのだが、事前に評価を聞くと誰もがイマイチと言う。どんなもんじゃろかと思いながら足を踏み入れると、まずは日本産淡水魚の展示。長良川の源流部から河口まで順に見ていくという趣向らしいが、いきなりコツメカワウソが…ニホンカワウソの代理のつもりらしいが、別に無理にカワウソを展示する必要ないじゃん。みんなイワナとか見ないでカワウソ見てるし…上流部のコーナーではやけにでかいカジカがいっぱいいてこれは良かった。 次は中流部。実は今回フナの写真を撮っていこうと思っていたのでシャッターチャンスを狙う。でもやっぱり写真は苦手だ。でかい水槽にフナ類がいっぱい泳いでいたが、良いタイミングになるとコイが現れて邪魔をしてくれる。ようやく撮ったのが下の写真。展示の案内にはギンブナと書かれていたが、見た感じはオオキンブナに見える。 下流部は汽水魚がちょろっといて、その後は外国の魚のコーナー。アクアトトギフの目玉は巨魚メコンオオナマズ。パンガシウス・ギガスという学名に踊らされていたのだが、よく考えると所詮パンガシウスなわけで、あんまり面白くありませんでした。むしろコウライオヤニラミの方が良かった。今度売ってるの見たら買ってしまいそうだ。 メコンオオナマズのあたりから尿意を催したので、アフリカのコーナーはすっ飛ばして出口の外のトイレに急ぐ。しかしこれで団体割引で1000円オーバーは高い。琵琶湖博物館をバリバリに意識してる展示の仕方だったが本家には全く及ばない。再来週に琵琶湖博物館に行ってこよう。
2005.11.02
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今日は去年から溜まってるカミキリの標本作りをしていた。カミキリムシは採集したら毒ビンで殺す。そして標本にする前に触角や脚を整え、しばらく乾燥させるわけだが、この乾燥させてる状態のカミキリがたくさん溜まっていたのだ。溜まったのはこの先の行程(セルロイドの切れ端にカミキリを貼り付け、その台紙に針を刺して完成)が面倒なのと、標本にしてしまうと場所を取るからである。このままだとどれをどこで採ったのか記憶が定かでなくなりそうだったので、ちょっとずつ整理している。 今日整理した分は去年の5月下旬から7月上旬までのラベルの標本。期間は短いが北海道に遠征した分が入っていたりするので量は結構あった。全部で74頭標本にしたが、細い針を指し続けたので指がえらい痛くなってしまった。 整理しているとそのカミキリを採った状況を思い出したりして結構楽しいのだが、あと丸1年分以上ストックがあることを考えるとちょっと面倒くさい。今年中に去年の分と今年の夏前位までの分は標本にしちゃいたいと思っているのだが、やる気が続くかどうか…
2005.10.23
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今日は起きたら昼過ぎだったのだが、昨日から予定していたので鈴鹿方面にフナのサンプリングをしに行った。1人で。 友人などはサンプリングに行っても魚のヒレを切るだけ(ヒレの筋肉DNAを抽出するのです)で逃がしてあげるのだが、私の場合サンプリングとはフナを採集して持って帰り、血を抜いてヒレを切って残りの魚体をホルマリン標本にする行為を指す。従って今年の4月から今までに犠牲になったフナの数100尾を数える(しかもサンプルに出来ずに死なせたものも含まれる)。 でも、まだ殺し足りないのだ。津以北のサンプルが全然集まってないのである。冬が来る前にフナを必要な分採集せねば寒風吹き荒ぶ中、川に入って魚採りという地獄に陥るのだ。それは避けねばならない。 前置きが長くなった。今日は昼に起きたので家を出るのは3時になった。情報によると鈴鹿サーキットの脇の池にフナがたくさんいたらしい。現地には3時半ごろ着き、ビン漬けを沈める。30分待って上げるがスジエビがたくさんと、モツゴが2尾。これじゃ話にならないので投網を打つことにする。 池で投網を打つのはゴミが多いので嫌いなのだがやむを得ない。いいかげん寿命が来たっぽい投網を美しく投げたところ、一発でフナが入った。結構おおきく15センチ弱で体高が高い。これはギンブナじゃないかしら。よしよしとクーラーボックスに入れて投網を投げ続ける。でっかい木の枝に引っかかって投網が破れるまで続けた結果、5尾を得た。これを研究室まで輸送して今日のミッションは完遂。明日もミッションをこなそうかしら。 ホントは池じゃなくて川で採りたいんだけどな~。池にいるやつはほとんど放流物だしなあ。写真は以前友人が撮影したもの。バス釣りやってるカップルを無視して投網を打ち、バスは駆除してフナはお持ち帰りした。
2005.10.22
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例によって週イチでの更新。そろそろカミキリムシの材採でもやろうかなと思ってるんだけど、今月はクソ忙しいのでちょっと無理かも。取り合えず去年採ってきた材を解体してみてまだ幼虫が居るかどうかを確かめなくちゃ。それは今週末やります。さし当って今日は草野球の話題。 うちのチームは去年からあちこち大会に出場してるんだけど、なかなか好成績を残せないでいる。何時の間にか修士2年、学部4年の部員にとっては最後の大会となってしまった今回の大会。まあ俺は進学だから来年もいるんだけど…というわけで今回はみんなかなり気合入れて試合に臨みました。 相手はよく分かんないチームだったので不安だったが、1回の裏の攻撃で10点入れて勝負有り。本来7回までの規定だが5回コールド11-0で初戦突破!週イチで毎週練習していたが、このチームはやはり強くなっているみたいだ。元々チームの課題は打撃なのだが、今日は盗塁がよく決まって試合の流れをつかんだみたいだ。第2戦は11月の始めのようなのでまた勝てるように練習しよう。 ちなみに俺は基本的に控えなので、今日も試合の大勢が決まってから代打で出場。2死満塁2-3から1ゴロでチェンジ。あのピッチャーがなあ。もう少し早いストレート投げれたらなあ。打ち頃を通り越して遅すぎの球だった。よく考えると11点取ったといってもパスボールで5点位入ってるし、クリーンヒットはチーム全体でも2本か3本しか出てなかったよな…もっと落ち着いて打たなくちゃな。
2005.10.16
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すっかり週1ペースになってるが、それはおいといて今日は名古屋の有名熱帯魚店に行って来た。津から車で1時間半ほどで行けた。立派なホームページがあってそっちは前から見ていたのだが、今回初めて店舗の方を訪れた。思っていたより小さかったが品揃えはマニアックなものがいて眺めるのが楽しかった。購買意欲をそそられるところではリーフフィッシュ(枯葉にそっくりな魚)やモグルンダ・モグルンダ(日本で言うとタメトモハゼというハゼに似ている綺麗な魚)が並んでいた。また、ベロネソックスという卵胎生で魚食性の変な魚を置いていて、買おうかと悩んだ。 結局以前飼っていたことがある魚を購入して帰宅。ほんとに熱帯魚屋以外寄らずに帰った。しゃしんは魚が落ち着いてから載せる予定。
2005.10.09
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前の日記から今回の日記の間にも長野・新潟にコブヤハズカミキリを採りに行ったりしているのだが、それはおいといて釣りの話題です。金曜に南島町出身の友達T君の実家に行って船釣りをしたお話。 朝6時集合で南島町に向かう。今回は車を出さないので大変楽である。ブイ~と飛ばして1時間半くらいでその実家に到着。彼のご両親と初対面しつつ、お家のすぐそばの船着場から船に乗る。船といっても、外洋を走るのはきつそうなやつで、一応操舵装置はある船でした。その船で湾内の真珠養殖のブイの間で釣りをする。今回は5人で行ったのだが1人は船に乗った瞬間に酔ったと言い出してリタイア。4人の内、T君と俺vs残り2人のチーム戦ということになっていた、何時の間にか。 午前中は俺がカサゴをラッシュで釣ってリードしていたが、昼くらいから相手に立て続けにマダイがかかって明らかに逆転。T君はそのマダイをタモで掬う係になってしまい、自分も釣るといきまいている。俺はあきらめてカワハギ職人になっていた。カワハギは楽しいね~。マダイは釣れなかった。 まあ勝負っても何をかけているのでもないので、釣り終わって友達の家の所有する養殖筏の上で魚を捌いて持って帰った。釣果はマダイ(養殖物)4枚、カサゴ4枚、クロホシフエダイ1枚、カワハギ5枚、キュウセン3枚、ササノハベラ数枚、ウミヒゴイ1枚などなど。そういえば船酔いしてた友達は最後復活してアイゴを釣り上げたが、捌く段になってT君の両親に「まずいから捨てちゃえ」と繰り返し言われて泣く泣く返していた。悲しいことに、それが彼の全釣果だったのです。 その日は友達の家で刺身などにして賞味し、残りは持って帰って土曜の夜に食べた。書き忘れていたが、俺は何気にウツボさんを釣っていたんだった。釣るのも初めて食べるのも初めてなので、「外道楽」という余りまっとうでない書物を参考に味噌汁にぶち込んだ。その他カサゴ飯、カサゴとキュウセンの煮付け、お土産にもらったヒオウギガイのバター焼きを調理。 カサゴ飯はやはり大ヒット。鯛飯にも迫る味だ。煮付けとバター焼きは無難においしい。そしてウツボ汁は…まあおいしいんだけど小骨が多いのと、美肌効果のあるコラーゲンが皮下にみっちり分布しており、ちょっとくどかったかな。揚げ物もいけると思う。 これからはカミキリムシの材採シーズンと釣りシーズンだなあ。
2005.10.02
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今期4回目のウナギ釣り。場所はいつものところ。いつもと違うのはエサに今回初めてアケミ貝を使用した点である。アケミ貝というのは多分釣りの世界での呼び名だと思うが、標準和名を調べるのは面倒なのでアケミ貝でいいや。通常クロダイ釣りに使用する二枚貝である。エサとして他にはミミズちゃんを使用。18時出発で釣り場に向かう。 今回はいつもより1本多く3本竿で攻める。エサは最初は全てアケミ貝の剥き身。針はウナギ針を使用。しかし、エサが投げた時に落ちるのか魚に取られるのか分かんないので途中からエサの落ちにくいケン付流線針に交換した。妙なアタリはあるが針がかりはしない。針の号数を落とせば掛かるかもしれないがウナギを釣るのが目的なので、エサをマメにチェックしながら釣りをする。 釣りばかりしているように書いたが、今回はテトラの陰に潜むテナガエビを捕獲する指令が出ていたので網と棒で採集を試みる。先日昼間来た時にはあんまり見られなかった手長エビがかなりいるが、水中を立体的に逃げるので網に追い込むのに難儀した。テナガエビは大きいの含め8尾くらい採集。副産物としてフナが採れたのでこれは私の卒業研究のサンプルとなってもらうことに。あとマハゼも採れちゃった。これは食べる用。 釣りの方は入れた瞬間からモゾモゾアタリなんだかなんだか分かんない反応を示すが、結局釣れたのはマハゼとウロハゼのみ。11時納竿。ウナギはもう終わりかな~。また来年の夏だな。帰りにテナガエビを2匹友達に引き渡して帰る。もう今年はウナギ釣りは行かないと思う。ハゼは行くかも。
2005.09.17
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土曜の夜に3度目のウナギ釣り。未だ顔を見ていないので今度こそはと思ったが… 集中講義、研究室と行って5時位に学校をあがって帰宅。今回はツレ有。行きしなにアオイソメを買って、琵琶湖の残りのミミズと共にエサとした。現地に着いたのは7時位。準備を始めて道具箱を開けて、ケミホタルホルダーが無いことに気づいた。 ケミホタルホルダーとはケミホタルをセットするホルダーのことである。ケミホタルとは夜釣りの際に釣竿の先や浮子につける目印で、化学の力で発光する。竿先に付けたケミホタルの光を眺めてアタリを待つのが夜釣りの醍醐味である。 金曜に友達に竿とリールと道具箱を貸していて、返してもらう時に「整理しておいた。」と言っていた。どうやらケミホタルホルダーも整理されてしまったらしい。ケミホタルはどうやらガムテープで巻きつけて使うことに成功したが、ホルダーは弁償してもらいましょうか。 最初ごたごたしたが何とか釣りを開始した。しばらくしてアタリがあり、上げてみるとちっちゃなクロダイ。そういえば琵琶湖で先輩と汽水魚の飼育について話したが、こんなのもアリだな。まあ、管理が面倒なのでリリースですが。その後も何度かアタリがありセイゴが順調に釣れる。この前よりも良い型で、30センチ位のも上がった。何故かハゼも上がった。しかしウナギは釣れない。もぞもぞしたアタリがあってしばらくして上げたらエサが齧られていたなんてことが3回くらいあったが、もしかしてこれがウナギかしら… 結局11時半まで粘るもセイゴがリリースを含め10尾位とハゼ、チンタ(クロダイの子供ね)が釣れたのみ。今回もウナギは釣れず。要再チャレンジですな。 ハゼが釣れたのでもっと釣ろうと思って今日昼間別の場所に行ってみたが、2時間くらいでコトヒキ3尾とウロハゼ1尾。マハゼは今日は足元に寄っていなかったみたい。また、例年よりも成長が早い気がする。昨日のセイゴとあわせてバター焼きとテンプラでおいしく頂きましたとさ。
2005.09.11
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今日は朝1から集中講義のため学校へ。授業の後フナの処理等行なったので疲れた。と言うわけで琵琶湖の続きです。 2日目は朝から風が強く、というか台風で、雨は降ったり止んだりだが降る時は横殴りになったりする天気であった。当然昼までみんな部屋でごろごろしていたが、1時位になってやっぱり採集に行くことにした。 前日と同じ用水路でガサガサやったところ大き目のフナや大きめのドンコが採れてまずまず。雨宿りをしたりしながらやっていたが、そろそろまずいだろうという頃合で撤収。3面記事になっては恥ずかしい。 夕飯は2泊以上すると出てくる焼肉だった。その後の夜も何もやることがなく、お話して過ごした。 3日目は強風だが晴れ。荷造りしつつ11時位に民宿を出発。13時位に琵琶湖博物館に到着、と思ったら臨時休業。仕方ないので草津の駅前まで行きミミズを買ってブルーギルを釣ることにした。この釣りは釣れ過ぎてすぐ飽きる。ムーンライトながらで帰る友人がいるので解散は21時位にということで、ファミレスで飯食って少し雑談。みんなを草津駅まで送って、その後1時間半くらいかけて津に帰った。<琵琶湖旅行成果>カワムツ(?)、ニゴロブナ、ヤリタナゴ、カネヒラ、タイリクバラタナゴ、ドジョウ、ナマズ、ドンコ、ヌマチチブ、ヨシノボリ類などなど
2005.09.08
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一時間くらい前に琵琶湖から帰還。今回は高校時代の友達4人で2泊3日琵琶湖フナサンプリング大会の予定だったが… まあ前々日くらいになって台風が近づいてるみたいだったが、どうせ外れるだろうと思って普通に決行した。5日の朝9時に湖南の草津駅に集合する予定だったが、ムーンライトながらにて東京より向かっていた1名が静岡で豪雨による足止めを食っていたために大津駅12時頃集合に予定変更。自分は12時20分くらいに到着した。渋滞のせいで3時間近くかかった。 遅れていた彼も無事合流したので、湖西周りで琵琶湖の北端部へと向かう。泊まるのはもう8年も前から利用している民宿で、やたらと便宜を図ってもらえるのでありがたい。1時間半くらいで民宿について、荷物を置いて早速ガサガサやることに。2時間くらいでカネヒラとドンコと50センチクラスのナマズ(裏本命のイワトコナマズではなかった。残念。っていうか、こんな所にいないけど。)、30センチクラスのオオクチバスなど採り、フナも何匹か採った。ナマズが入ったときはえらいびっくりした。 夜は夜釣り。ナマズ好きの先輩と行ったので夜釣りは外せない。最初宿の近くでやってたがギンブナが1匹釣れただけで移動(琵琶湖のギンブナをヒワラと呼ぶ。)。移動と言うより彷徨と言うべきか。あっちこっち行った挙句良さそうな港を見つけてそこで釣りを再開。この時点で0時半位で、時々雨が降ったりするのでだらだらとやっていた。当然アタリは無し。もっとベストシーズンなら可能性がありそう。2時ごろ帰還~就寝。 眠いから2日目と3日目はまた今度で。
2005.09.07
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虫採りのシーズンはそろそろ終わりなので、夜にウナギ釣りに行ってみた。こっちもシーズン終わりそうだけど。場所は隣の町の河口。夜釣りの時は明るい時に釣り場に着くようにしているのだが、途中で忘れ物に気づいて引き返したりしていたので着いたのは日没と同時くらい。まあまだ微妙に明るかったので何とかなった。 釣りの準備を始めて少しして、いつのまにか水位が上がってることに気づいた。あわてて荷物を引き上げて今日の潮時を確認するとちょうど満潮の時間だった。それならこれ以上水位が上がることもなかろうと釣りを再開。エサをアオイソメ1杯しか買ってないので、これが尽きた時に終了だ。 結局22時くらいまでやったが、釣れたのはセイゴ(スズキの子供)10~15センチ6尾。ウナギにはアオイソメよりミミズの方が良かったか。今回は釣り場からどっかの花火が見えたり、セントレアから発着したであろう飛行機がやたらたくさん見えたりしたので(同時に視界に3機くらい見えたりした。過密ダイヤか。)面白かった。でも夜釣りは1人だと心細いので今度は誰か連れて行こう。
2005.08.20
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朝7時集合で友達2人と宮川の上流へ渓流釣りに行く。前夜11時まで麻雀やってたのに元気だなあ。宮川の上流にはスイスイ到着するが、去年の台風の爪痕が残っており目的地への道は通行止め。このあたりの林道の中にはもう復旧しないかも知れない道もあるらしい。 仕方が無いのでちょっと下流に移動して川で泳ぐ。渓流風な場所なのに何故かニシキゴイがいたので捕まえようとするが、そこは魚なだけあって素早く逃げられた。それにしても、どこにでもコイを放流したがる人が多くて困る。世界の外来種ワースト10に入ってるというのに。僕の研究対象はフナだが、コイは鱗が大きくて何か気持ち悪いイメージがある。あと、川原のスギだかヒノキだかの流木からクロタマムシ採集。今年は偶然タマムシを採ることが多い。 40分くらい川にいて寒くなったので海水浴をしようということになり、尾鷲方面に移動。この時点でお昼前。飯を食いつつ13時半くらいに海岸着。友達はギャルはどこだとうるさい。テトラポット周りで魚介類を探していたところクロダイ発見。水中だから大きさが良く分からんが40センチはありそう。しかしヤスを持ってないので見るだけ。口惜しい。 クラゲに刺されるしガンガゼ(トゲの長いウニ。刺されるとトゲが折れて体の中に残ってえらいことになる。)がやたら多いので1時間半くらいで切り上げ。帰途に着く。 海水浴はもっと早い時期にしたいものです。あと、ヤスを買わなくてはならない。9月上旬に今度は海釣りに行く約束をしてこの日はお開きとなったのだった。
2005.08.15
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土日で兵庫県有名採集地に行って来た。ヒゲブトハナ、4種類のネキ、アカジマトラその他珍品が目白押しの驚異的な場所である。土曜の午前5時半に三重を出発。4時間で着く予定が中国自動車道の渋滞12キロのために5時間半かかった。11時半に最初の林道に着くが天気が悪い。曇りがちで雨が降ったり止んだりの中、少し歩いてみるがカミキリは見当たらなかった。早々に次の林道に移動。 次の林道に着いた頃には空も明るくなってきたので期待がふくらむ。終わりかけのリョウブなどにヨツスジハナ、マルガタハナは見られるが他のカミキリはいない。ちょっと上に行ったところで咲き始めのカラスザンショウを見つけた。見上げるとヨツスジハナに混じって大きな影が見える。掬ってみるとオオヨツスジハナだった。これは初めて。結局2オス採った。ここではキイロアラゲをネットに入れるが、毒ビンに入れるときに落っことして行方不明。満開になればオオアオとかスネケブカとか来そうだが、天気が悪い事もあってあきらめる。 次の林道は地図上結構長いらしい。入ってみるとなかなかセダンではきつい道であった。運転がつらいので最初の林道との分岐で引き返す。この林道では伐採木からニイジマトラ、マルモンサビ、クワサビ、キモンなどGet。これにてこの日の採集は終了。温泉入って飯食って道の駅で寝た。 明けて2日目は7時起床。この日は山を越えてギガンのポイントに行ってみることにした。今年はもう終わってるらしいが下見だけしてきた。トチノキのうろ。次に予定していた林道が途中で通行止めになっていたのでその次に向かう。昨日途中で断念した林道とつながっている道だ。 天気も良くなってきたので休憩所に車を止めて歩く。ヒゲブトハナを狙いながらトチノキのうろを見て歩くがいらっしゃらない。道路脇のクワを眺めるとなにやら素早く飛ぶ影が。慎重に掬うとやっぱりイッシキキモンだった。ここには結構いるみたい。全部で3頭採集。夕方来たら2ケタは採れるだろう。林道を上のほうまでつめるが伐採木とか無いし、花にはヨツスジハナしかいないので昨日のカラスザンショウのポイントに向かうことにする。 途中の道端に大きなクワが2本生えてる所を発見。来年ひょっとするとギガンとかいないかしら。30分くらいで目的の林道に着いてそこで粘ることにする。しかしいくら掬ってもキイロアラゲは入らず、枯れ枝を持って帰ることにした。結局この日はイッシキキモンが採れた以外はろくにカミキリも採れず、温泉入って帰ることにした。帰りも20キロ渋滞にまきこまれそうになる。PAで休憩しつつ23時30分帰宅。8月終わりにまた行くかも。アカジマトラ、オオアオ狙いで。
2005.08.07
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2週連続同じところに遠征なんて初めてだ。先週と同じくサハリン、スミイロ狙いで長野に行って来た。金曜夜出発の土曜夜帰り。予報は悪かったが現地の天気は霧が薄かったので先週より良かった。 朝一番でサハリンを狙うがダメ。7時前に上に移動してスミイロを狙う。以後10時位までこのポイントで採集。露でズボンと靴がえらいことになった。にもかかわらず、まともな獲物はモモグロハナくらい。紛らわしいアオバホソハナとスミイロハナは今回もたくさんいた。10時位にサハリンポイントに戻り、ノリウツギを掬ってヒゲジロハナなどを採ってごまかす。サハリンは来年にお預け。 12時前に山を下り、国道まで戻り、土場のあるところまで移動。しかし土場にはカミキリ屋しかいなかった。昼飯を食ってちょっと標高を上げてみる。展望台みたいなところにノリウツギとリョウブが咲いていたので掬ってみるとヌバタマハナが入ったのでちょっと良かった。結局14時くらいになったので温泉入って帰ろうかと思って温泉に向かう道に入る。途中に薪がつんである土場を見つけて寄り道。ここにはルリボシがたくさんいた。これで今回の裏目的のひとつであった「同行者のルリボシ初採集」を達成できたので大変良かった。自分でも久しぶりに見た。ここではトラフも採集(これも久々)。 まあ総括すると今回は初採を追加するという点においてはダメでしたね。でも夏のカミキリ採集~って感じを味わったので良しとするか。次の週末は兵庫の山に2日間の予定☆今期最後の遠征となるかも知れないので気合入れていこう。ネキが4種も採れているような場所であるので期待大。
2005.07.31
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先週土曜の長野での採集ではカミキリを亜硫酸ガスで殺虫した場合と酢酸エチルで殺虫した場合の死後の色変化の比較をしようと思っていた。5月に京都に行った時にもピドニアで試してみたがブログに載せられるような写真が撮れなかった。 一番違いが分かりやすいのはハナカミキリの類で、その中でもヨツスジハナカミキリなどのLertura属あたりがいいだろうと考えた。土曜に採集していたらちょうどフタスジハナカミキリがいたので、2頭採集してそれぞれ亜硫酸の毒ビンと酢エチの毒ビンに入れてみた。画像の左が酢エチ、右が亜硫酸だが、やはり違いを示すことが出来た。 亜硫酸ガスはカミキリのクリーム色や黄色を生きている時により近い色で標本を残すことが出来る。特にハナカミキリなどでは酢酸エチルで殺虫した場合色が黒ずんでしまうので、Lepturaやピドニアは亜硫酸の方が良いと思われる。ハナカミキリの他にはリンゴカミキリの類にも良い効果をもたらす。多分ネキとかトラにも良いんだろうと思う。ただ、ヤツボシカミキリなど金属光沢のある美麗種に使用すると真っ黒に変色してしまうそうで、使用する際は注意を要する。まあ何となく使っていい虫と悪い虫は見当がつくので、カミキリ以外にもやってみようかな。テントウムシなんかよさそうだな。
2005.07.27
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長野のカラフトホソコバネカミキリ(通称サハリン)やスミイロハナカミキリで有名な採集地に行って来た。金曜夜12時出発で現地到着午前4時過ぎ。夜明けを待って、まずはネキを探す。針葉樹の生木を掬っていくが、アワフキムシだのガガンボだのろくなものが入らない。6時くらいまでうろうろするが全然カミキリがいないので標高を上げてスミイロポイントで探してみる。昨日から居残っていたものか朝早くから飛んできたのか、普通種のハナカミキリとピドニアがそこそこ採れた。 10時くらいまでスキー場の斜面を登ったり降りたりしながら採集するが、スミイロハナは見当たらない。ここでの目立った成果はオオホソコバネくらいか。林縁を飛んでたところを採った。網に入れてネキだとわかった瞬間はサハリンかと思ったがよく見るとソリーダだった。でも初採集なので良し。 再びサハリンのポイントへ移動。御神木の前には採集者がいたが噂に聞いてたほど多くはなく、目撃したのは全体で5人くらいだった。話を聞いてみるが採れてないらしい。自分も御神木を見回るがサハリンはおらず、ミドリヒメスギを3頭採る。これも初採集なのでうれしい。 結局15時半頃までうろうろしながら採集をしたが、サハリンは採れなかった。あきらめて帰宅。今回は有名どころは採れなかった。これは一日中霧が晴れたり立ち込めたりしていたので、気温が上がらなかったためということにしておこう。サハリンは採りたいので来週また行ってみようかと思う。
2005.07.23
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今日はお手伝いの魚採りだった。午前中授業で昼休みに友達を連れて車で出発した。お手伝いのついでにフナをもらう予定。40分くらいで現地に到着し、ウェーダーをはいてガサガサと水草をさぐる。しばらくやったけど目ぼしいものはヒガイくらいか、と思ってたらシマドジョウが採れてなかったらしく、えらく感謝された。友人がトイレに行きたいらしく、一回移動することに。車に戻ってウェーダーを脱いでると視界の端に金色に光る飛行物体が。叩き落としてみるとやはりヤマトタマムシだ。よく考えると自分で採るのは初めてだ。ちょっと小ぶりだがきれいだった。 ちょっと上流に移動してフナを狙ってビン漬けを仕掛けるが何も入らず。また戻ってガサガサやってると20センチくらいのナマズが入った。自分で飼いたかったが今日はお手伝いなので引き渡した。残念。5時くらいまで現地にいて、帰りがけに先生に聞いたフナのいる池に寄ってヘラブナを採って帰った。
2005.07.20
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