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早朝から列車の走行音が聞こえてきましたが、わたしにとっては心地よい目覚まし音です(笑)前の日に、添乗員から「朝食会場は6時半オープンです。宿泊客専用ですが、けっこう混みあうので、できたらオープン時間に行かれた方が待たずに済むかもしれません。過去には出発時間に間に合わなくなり朝食抜きになった方もいました。」なんて脅されました。朝食抜きなんて、ケンちゃんにとっては死活問題です(笑)オープン前の6時15分くらいに朝食会場に行きました。すでに10数人並んでいました。バイキングです。和食もありましたが、洋食にしました。品数はそんなになかったですが、私には十分です。ケンちゃんは洋食をひととおり平らげたあと、再び和食の列に並びに行きました(笑)集合時間は8時半です。ホテルのロビーに集まりました。歩いてバス乗り場へ向かいます。土産物屋が開き始めたのが8時半すぎだったので、出発前にお土産を物色したかったカミさんたちは残念がってました。バスの座席は、昨日は前のほうでしたが、この日は最後列でした。振動とエンジン音が気になりましたが、ほかの席より広めなので楽に座れました。バスは一路、奈良の吉野へと向かいます。自動車専用道は渋滞でしたが、途中で下道に降りて、狭い生活道路のような道も通りながら、見事にほとんどタイムロスすることなく吉野山の駐車場に11時頃到着。15時半までの約4時間半、自由行動です。吉野は2年前の桜の時期にも来ていますので、だいたい勝手はわかってます。出発時には雨模様で危ぶまれた天気も、到着するころには回復してきて、晴れ間ものぞいてきました。肝心の桜は、下千本が七分咲き、中千本が五分咲き、上千本は三分咲きということで、4、5日早い感じです。歩き始めて5分足らず、ケンちゃんが、小腹がすいたのでカフェに寄りたいと主張し始め食べ物のことで拒否ると機嫌が悪くなるので(笑)、しかたなく早々と休憩。窓からは下千本の桜を見下ろすことができました。いただいたのは桜プリン。塩漬けの桜の花がアクセントになって美味しかったです。ケンちゃんは、さらに葛餅も食べていました。仕切り直して出発。前回に断念した下千本の「七曲り」という遊歩道に行きかけましたが、かなりの急こう配だし桜の咲き具合もイマイチだったので、すぐにメインルートに戻ってきました。ところどころ満開の木もあって、吉野らしくなってきました。雨の予報だったせいか、まだ桜が早いためか、身動きとれないほどの混雑ではなかったですが、それでもかなりの人出です。しばらく歩いて、金峯山寺蔵王堂に到着。前回は二王門が改修中でカバーで覆われていて残念だったので今回は期待しましたが、工事はまだ続いていました。蔵王堂にお参りしていくことにしました。ちょうど御開帳の特別拝観をやってましたが、そこへは並ばず、横からお参りして御朱印もいただいてきました。境内では猿回しもやっていて、しばし見物。大阪関西万博にも出演が決まっているそうです。蔵王堂から少し登って、「吉水神社」へ。蔵王堂も遠望できます。前回も立ち寄った吉野山を一望できる人気スポット「一目千本」は、やはり賑わっていました。満開ではないですが、それなりに見ごたえあります。本殿にもお参り。ここの参拝方法は「2礼 17拍手 1礼」という特殊なものです。前回は連続して数えているうちにわからなくなってしまいましたが、今回は学習(笑)して、「4回×4 +1回」と区切りをつけて柏手を打ちました。それと、これも前回できなかった奥の「書院」の見学もリベンジです。日本最古の書院建築とされ、兄 頼朝から追われた源義経が身を寄せていたり、南朝を開いた後醍醐天皇の御座所、豊臣秀吉が花見を催した際の本陣が置かれた場所とされています。奥が義経の部屋、手前が弁慶が控えていた間だそうです。後醍醐天皇の御座所。邸内には後醍醐天皇や義経、秀吉ゆかりの鎧や鞍、襖絵や湯釜、壺や能面などが展示されていました。しばし悠久の歴史に思いをはせました。前回と同じく、ここから少し先の「勝手神社」まで登り、引き返すことにしました。この先、上千本まで行こうとすると、かなりのハイキングになってしまいます。絶景らしいですが、チャレンジするには時間的にも体力的にも無理です。帰りは少し、あちこちのお店に立ち寄りながらゆっくり下山。前回と同じ酒屋でまたまた桝酒をいただきました昼食は各自で自腹。ちょっとよさげな「やっこ」という食堂で、春限定の定食をいただきました。桜色のそうめんと柿の葉寿司のセット。デザートに葛餅がついています。バスには15時30分集合。45分に出発しました。1時間ほど走って、近鉄 大和八木駅へ。ここから近鉄電車で名古屋まで帰ります。17時51分、近鉄特急「ひのとり」に乗車。うつらうつらしているうちに、19時32分 名古屋到着です。ここでツアーは解散。地下街の「まるは食堂」で夕食。名物のジャンボエビフライとお刺身の定食で旅の打ち上げです。帰りもJRで桑名まで戻りましたが、鈴鹿サーキットでのF1の影響で、下り列車にも遅れが出ていました。後で知りましたが、サーキットの最寄り駅はカオス状態で乗客をさばききれず、徒歩1時間かかる近鉄の駅まで歩いてください、とアナウンスしていたそうです。まあ、なんにしても楽しい旅行でした。
2025年04月06日
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4月5日、6日に、お花見の旅に行ってきました。今回は、うち夫婦とケンちゃん夫婦の4人旅です。クラブツーリズムのツアーを利用、コース名は「東寺夜間特別拝観と醍醐寺の桜、吉野千本桜たっぷり4時間滞在2日間」と、いかにもっていうタイトル(笑)朝6時前に車で家を出て、桑名駅近くに預け、JRで名古屋へ向かいました。おりしも、この土日は鈴鹿サーキットでF1が開催されるので、最寄り駅の「鈴鹿サーキット稲生」に向かう大集団ですれ違う列車はどれも満杯でした。7時すぎに名古屋駅到着、集合時間まで1時間ありますが、ケンちゃんのたっての願いで、駅ナカの喫茶店でモーニングサービスを食べるために早く家を出た次第。8時10分、新幹線改札前で集合。総勢41名、ほぼ全員年配のご夫婦かおばちゃんのグループでした。8時41分発の新大阪行きこだまで一路京都へと出発しました。寝る間もなく9時34分到着。宿泊は、駅直結の「都シティ近鉄京都駅」です。まずは、ホテルに荷物を預けに行きました。少し身軽になって、観光バスで京都の街に出発です。まず向かったのは嵐山。駐車場から歩いて、最初の見物場所「宝厳院」へ。ここは天龍寺の塔頭寺院で、秋の紅葉、春の桜が楽しめる「獅子吼の庭」と呼ばれる室町時代に作られた回遊庭園が有名です。そのお庭を特別拝観。花をつけていない木もあって、ちょっと期待ほどではありませんでした。昼食は、駐車場の横にある団体用の「レストラン嵐山」で「湯豆腐御膳と季節のおばんざい」食後はしばし嵐山、嵯峨野を散策。さすが?の人出です。伊勢神宮に遣わされた未婚の皇女「斎王」が身を清めたとされる「野宮神社」渡月橋。ケンちゃんがいれば、食後の食べ歩きも当然あります(笑)「京ばあむ」のパフェ。八つ橋でアイスをすくって食べると美味です。底にバウムクーヘンが入っています。ケンちゃんが、なにがあっても食べると決めていたという「ゆばチーズ」。チーズが入った湯葉を油で揚げています。けっこう歩き疲れてバスに戻り、続いて向かったのは「醍醐寺」。豊臣秀吉が有名な「醍醐の花見」を催した、京都きっての桜名所の一つです。バスを降りて、さっそく目に飛び込んできたのが「桜の馬場」、見事です。醍醐寺には「三宝院」「伽藍」「霊宝館」の大きく3つの見物エリアがあって、まず、「三宝院」の総合受付でチケットを購入します。チケット1枚に3つのエリアのそれぞれの入場券がついています。その流れで、まず「三宝院」に入りましたが、すぐのところに御朱印の授与所があったので並ぶことにしました。ところが、この行列がなかなか進みません。20分以上は並んだでしょうか。ようやくいただくことができました。聞くと、書置きの御朱印が早くになくなってしまい、いちいち書いているので手間がかかっていたとのことです。ここでずいぶんタイムロス。それぞれのエリアには16時半までに入場しないといけないんですが、この時点ですでに16時15分。大慌てで「三宝院」のお庭だけぐるっと見て回りました。建物の中にも入ることができたのですが、そんな時間はありません。小走りで第2のエリア「塔頭」へ向かいました。なんとか間に合って一安心。ここは広い境内にいくつかのお堂が点在しています。ここも、ささっと早歩きで見て回りましたが、あちこちの桜の木がほぼ満開で、古いお堂や五重塔の風情に彩りを加えていました。当然ながら、貴重な宝物が納められている「霊宝館」は観ることができませんでした。ケンちゃん夫婦は、自分らの御朱印も買っておいてねと私らに言い残して、自分たちはちゃっかり3つのエリアとも見てきたそうです。 まあ、いいけど。京都最後の桜見物は「東寺」です。入った時にはすでに薄暗くなってきました。ライトアップの一般入場者の大行列をしり目に、少し早めに団体専用入り口から入場できました。ツアーの特典ですね。ここでは、人が少ないうちに御朱印がゲットできました。夕闇が濃くなってくると、ライトアップ開始です。ライトアップされた五重塔が、満開の桜とともに夜空に鮮やかに浮かび上がります。そして、その姿が瓢箪池に逆さに映る幻想的な光景は、思わず観るものを異次元に引き込むかのようです。金堂や講堂の巨大な薬師如来を始めとした仏像に合掌して、夜桜鑑賞は終了しました。いやあ、すごかった。京都駅前に戻ったのは19時半ごろ。預けた荷物を受け取り、いったん部屋に入りました。少々狭かったですが十分です。窓からは京都駅の線路を見下ろすことができます。ときおり電車や貨車が通過していくのを眺めることができ、鉄ちゃんにとっては何よりのお宿です。(笑)少し休憩して、夕食に繰り出しました。あらかじめ目星をつけておいた「酔心」という居酒屋でおいしい料理とお酒に舌鼓。(料理の写真は撮り忘れました・・)ホテルに戻って、お風呂で疲れを癒したあとは、しばし時々通過する列車をぼーっと窓から眺めながら京都の夜にひたっておりました。カミさんは早々とご就寝です。
2025年04月05日
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