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ここは都心にあるホテルの1F。フロントが2Fにあるため、不思議に静かな空間。それがなにかを考えさせる。 ここはパーティの出撃基地。貸衣装も、美容室も、着替え室もここにある。それぞれが壁の奥に引っ込んでいて、秘密めかしい。それが設計者の意図か。 このような空間は、大都会に住む人間には珍しくないだろう。だが、樹木や雑草に囲まれて生活する人間には異様な空間。すべてが人手で整理されすぎている。これを人間的と言うべきか、非人間的というべきか。 このような空間の不安定さを予感したら、生活がしにくい。停電や地震は起こらないと仮定しよう。しかし、カントリーだって竜巻や山崩れの不安がある。所詮はどんな「不安」を選ぶかの問題か?
2006年11月30日
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しばらく家を空けて戻ってきたら、ムクゲ、ナツツバキ、ミヤギノハギ、バイカウツギなどの葉っぱがほとんど落ちていた。 もっともハナモモは紅葉を残していて、だらりと垂れた細長い葉に、桜紅葉のような風情がある。 ブルベリーやハツユキカズラの紅葉も色が変わり、秋も深まるばかり。写真のハツユキカズラは少し前に撮ったもの。
2006年11月29日
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秋の一風景。 ユキヤナギが寒くなった風に揺れている。写真にしたら、なおのことボ~ッとしている。 夏の間に伸びた枝が刈り込まれていないから、いわゆる草ボウボウ。伸びたところだけが寒さで紅葉している。
2006年11月22日
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今ごろの花といえばサザンカ。これはあちこちに植えられていて、盛んに咲いている。 ビワが晩秋から初冬に咲く木とは最近知ったばかり。春先の気候が厳しいせいか、当地ではあまり見かけない気がする。写真は低木にもかかわらず、花を着けている珍しい木。 庭木には向かないという記述も見られるが、3年ほど前、農家の方から「キンモクセイ」として頂いた苗は、どう見てもビワ。聞き違いだったか。 ビワが実をつけるのは、「13年」とか。早く実が成れと待っていても仕方がない。ところがビワは薬用植物で、効能は、食欲不振、咳・たん、打撲傷、あせも、ねんざ。とうぶんは葉っぱを煎じて咳止めとするか。
2006年11月21日
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近所の山に自生しているガマズミは、ミヤマガマズミだということにしているけれど、いまだ自信がない。オーソリティが断ずれば終わりなのだが。 そこへ新たにコバノガマズミ。その根拠は見慣れたミヤマガマズミに比べ、葉が小さいだけ。 それにしてもこの季節、こんなにたくさんの果実が残っていることは気に掛かる。鳥が敬遠しているとすれば、他の植物?
2006年11月20日
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小さい川に沿った雑木林に、この小さい木はたった一本生えていた。しかしあまりにも鮮やかな赤(つつじ色)に、立ち止まらざるをえなかった。 ニシキギが庭木などに多用されるのは、紅葉の美観ゆえのようだ。ただ写真は自然木、すぐには名前が決まらなかった。 1つの決め手になったのは、枝に付いている「翼」と呼ばれる「羽」。じつは植物のこんな小道具に着目したことはなかった。 写真の中央に1枚の葉が浮いている。散る瞬間を撮ったのではなく、蜘蛛の悪戯でした。
2006年11月19日
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9月上旬に種を蒔いたあと、好天に恵まれたからビオラの生育は順調である。鉢のビオラは、その中でも優秀なのを選んで植えたので、すでに花いっぱい。 しかし地植のビオラはせっかく花が咲いても、すぐにボロボロ。この春には、その犯人がナメクジだということすら知らなかった。楽天広場の方に教えていただいて対策に乗り出したが、その時はすでにたくさん咲いていて、食害が目立たないこともあり、対策はうやむやに終わった。 ナメクジに食べさせて毒殺する餌が売られている。毒成分はごくふつうの化合物と思うが、なかなか食べてくれない上に、食べてものたうち回ってなかなか死なない。いっぽうダンゴムシはコロコロと死んだ。そのご、毒餌は他の生物への影響が気になったので、「忌避効果」もあるスプレーを買ってきた。だが花びらにシミができてしまうし、困ったことに、被害が減ったように見えない。 こうなったらもう力ずくしかない。多くの人がやるのは、夜中に出てきたところを逮捕すること。彼らの出動時間がわからないので、とりあえず22時ということに・・・わっ、すごい!懐中電灯の下、花びらに食らいついている。しかしナメクジが乗っても、花が曲がらないのは驚き!そして、地面にも長く伸びて出動中のヤツがいる。 割り箸で逮捕したナメクジはどうするか。結論は、ペットボトルを半分に切り、水を200~300ミリリットル入れる。これに小さじ半分程度の洗濯洗剤を加えて溶かし、ナメクジを落とす(なお中性洗剤は効きが悪いと思う)。投入されたナメクジは、すぐに長く伸びてしまう。30分ぐらいして捨てるのだが、問題は捨てる場所。私は屋外の下水口に・・・ しかし・・・甘かった。1回の捕り物では効果なし!そこで2,3日続けたけれど、こちらが寒くて仕方ない。いったい、ナメクジはどれくらいの寒さまで動けるのか。 こうなったら捕り物の常道どおり、「隠れ家」を急襲するしかない。だが庭では、考えられる場所が無数。それを絞り込むのには知識不足。少しナメクジが減ったようだが、被害が続く。 次に編み出した手は、「隠れ家」をこちらが提供すること。これまでの経験で彼らの好みにかなりあっていると思うのは、大小の鉢を重ねて裏返し、これはと考える場所に、下に入れる隙間を空けて置くこと。一番外側は素焼き、内側はプラスチック製にしている。上に向いた鉢穴は石などで塞ぎ、中を暗くする。そうするとプラスチック鉢にへばりついて、逮捕される。最近寒さが厳しくなったせいか、この「隠れ家」に引っ越してくるナメクジが多い。 こうして昼間に「隠れ家」を開けるの楽しみになった(残酷だね)。しかし、庭のビオラがだんだんきれいになってきたよ。
2006年11月18日
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紅葉と言えば、5から7ぐらいに裂けた葉っぱをもつ「モミジ」を指すことが多いのだろうが、家から山を眺めても「モミジ」は見あたらない。となれば、出会うのは比較的新しい植木ばかり。 だが写真の「モミジ」には、「味」があった。 ここの空間では、自然体で樹の種類を絞り、ピンポイントで自然を楽しんでいる。現場で確かめなかったけれど、右端は椿らしい。だが「モミジ」の樹形をよく見ると微妙。「人」の意思がかいま見える。
2006年11月17日
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しっとりムードの紅葉。それは葉っぱがゆったりと垂れているせいなのか。 弱い光線の下、本来の赤か、唐紅(からくれない)の彩り。全体が仙人の心に染みる。 ところでこの植物の名が、わかりそうでわからない。葉は広披針形で、先が尖っている。総状の果実が枝の先端にぶら下がる。幹は黒っぽく、細かい溝が目立つ。さて?
2006年11月16日
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公園に植えられているアベリアとかツクバネウツギとか呼ばれる植物には、園芸品種も含めればいろいろあるようである。多くは、ツクバネの由来となった、5弁の赤さび色の萼が印象的(写真はこちら)。 最近の寒さでアベリアの花も終わりになった。でも萼はしっかり残っている。それが、ちょっと寂しげだが、赤い花のよう。
2006年11月15日
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10月初めから咲きだしたヒメツルソバは、今も盛んに盛んに咲いている。だが放射冷却で冷えやすい場所では、葉っぱが赤くなってきた。茎はもともと赤っぽいが、同調して赤味を増す。 庭の中でも温度の低い場所からだんだん枯れていき、雪が舞うころにはすべてが枯れる。来春、落ちこぼれた種が活動を再開するまでのお別れ。
2006年11月14日
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ドウダンツツジの紅葉がきれいとはどこかで読んだ記憶があるが、これほどとは思っていなかった。今年は当たり年なのだろうか。 遠くから、赤丹色の塊が異様だったので、近づいてみるとドウダンツツジの植え込み。他にも赤い「塊」があるが、ここが一番いい。折からの曇り空なんか関係ない発色ぶりでした。
2006年11月13日
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メタセコイアが落葉することは知っていたけれど、どんな色になって落ちるかは注目していなかった。そもそも背の高い樹だから葉っぱを近くで見ることもなかった。 ところが私の背丈より低い位置に枝があり、その紅葉がなんとも渋い。弱い光も協働して「赤香」色になった。この色表現はふだん使ったことがないが、ネットの「色見本」で調べました。
2006年11月12日
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新聞やテレビのローカル版に「ジュウガツザクラ(十月桜)」が立て続けに登場して、我が町にもジュウガツザクラが植えられていることを知った。そこで別の場所に出かけてみたら、あんのじょう、ジュウガツザクラと思われる桜が、4株ほど咲いていた。ジュウガツザクラは、秋と春と2度咲くそうだが、たしかにこの木も春に咲いていた。 花は小振りで愛らしい。花弁は一重なのか八重なのか、花色は桃なのか白なのか、全体に不安定で頼りない。そしてやや小高い場所にあるので、数少ないペアも、子連れのお母さんも、下ばかり見て気づかない。
2006年11月11日
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ここは大学の、とある玄関先。レモンらしき樹の根もとには下植えがびっしりと生えていて、これ以上は近づけない。 今年初めて気がついたのだが、レモンとは意外な演出。生物系の学部にふさわしいとの発想だったのだろうか。 一口にレモンと言っても、いろいろな系統がある。直立して、高木になる系統は、リスボン系だそうだから、おそらくそれだろう。来年は花を見に来なくては・・・ 注記:樹木名を訂正しましたが、文章はそのまま残しました。
2006年11月10日
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アメリカフウはモミジバフウとも言うが、落ち葉がモミジのたぐいにそっくり。 赤がきれいな2枚だけ拾ってきて、最初に落ち着いた位置が写真。まあ、心理テストのようなものです。 こういう「作品」には題をつけて、観るものの意識を誘導するのがふつうだけど、無題としておきます。と言いながら、「踊る」と称している。そう、アイスダンスのペアに見える。
2006年11月09日
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わが家のホウキギは、熱心に世話しなかったこともあり、今年、出来が悪い。 ここの方は、植物の演出に個性があって楽しい。ホウキギがふっくらと育って、赤くなっている。すぐ前は自動車の往来が多い狭い道路。目立つ場所である。
2006年11月08日
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旧東広島市には、アメリカフウの並木道が多い。しかしその紅葉は、樹令を重ねないと、美しくならないのだろうか。家の近くの並木は、色がじゅうぶん出きらないうちに散ってしまう。 広島大学・東広島キャンパスでは、工学部・生物生産学部の敷地に、アメリカフウの大木が並ぶ。樹齢は生物生産学部で20年以上だから、工学部のほうはさらに10年プラスくらい。紅葉の時期や色の善し悪しは、年によってさまざま。工学部の紅葉は去年アップした。(こちら) 今日のアメリカフウは、広島大学より西、広島カントリークラブ・八本松コース入口あたりに並んでいる。
2006年11月07日
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この植物は花がかなり大きいので目立った。立ち上がってはいるけれど、花はジシバリにそっくり。 たどり着いたのはハナニガナだが、少々気になる点もある。第一に咲く時期が違う。気候のせいかもしれないが、海寄りの尾道でも咲いていたので、気になって写真に収めた。第二に、花柱?が黒くないこと。 ハナニガナとすれば、白花もあるという。今後の宿題ですね。虫は、ヒラタアブか、ハナアブの仲間のようですが・・ 注記:ヤクシソウのほうが正しいでしょう。
2006年11月06日
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野にあるヨメナの花は、「雑草」にまみれている印象だが、よく見れば、栽培されている小菊と差があるわけでない。 キク科の分類が苦手な仙人は、ノコンギクとの区別が心配。しかし、葉っぱがザラザラでなく、葉柄があるようにみえ、半日陰の斜面で大繁盛していたので、ヨメナで大丈夫でしょう。 いずれにしても、当地では今ごろの大切な花。秋は深まります。
2006年11月05日
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一昨日、国道2号沿いの植え込みに咲いていたサザンカの話で、大阪からの「距離標」のことを書いたら、どんなプレートかという質問がきた。尾道・三原間の瀬戸内海に面する区間では、ガードレールの上に、白いプレート(記憶が怪しい)が100mごとに設置されていたと思う。 そこで、昨日は証拠写真を撮りに行った。着いてみると、なんとここのプレートは黄色。黒字で298/7、確信はないが、298.7キロでよいだろう。ドライバーのためか、数字は車道側を向いている。そして直下の地面には、コンクリートでしっかり固められた、もう1つの標識も。 さて「距離標」の起点はどこなのか。大阪から300キロは妥当なようだが、その大阪のどこ? 調べたところでは、JR大阪駅に近い梅田新道交差点のようである。ここで国道1号と接する。この交差点の北西角には、「大阪市道路元標」を示すモニュメントがあるとか。大阪の方よろしくです。
2006年11月04日
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イトトンボのたぐいは子どものとき以来とんと記憶がない。そしてこの地にはいないのかなと思ったりした。 そこへ突然の登場。秋も深まって、庭に現れた。少し動きが鈍いかと思ったけれど、写真撮影の間に、虫を追って?空中に舞い上がり、また元の位置に戻ってくれた。 このトンボを単独で見ると、派手な彩りかと思ったが、意外にツバキの葉に溶け込んで、形をはっきりさせるのに苦労した。 トンボの仲間は古い動物なのだろうか。そう言えば、たしか恐竜時代の動画に、巨大な「トンボ」が飛んでいたよね。それがなぜこんな小ささに?
2006年11月03日
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国道2号は大阪市に始まり、北九州市に終わる。西に向かって左側の路肩をよく見ると、100mごとに大阪からの距離?が示されている。 八重の白いサザンカは、市内のある交差点脇の空き地に10株ほど植えられていた。そこの距離標は何キロだったかな?それを書けばすぐ分かるね。 どういう趣旨で植えられたかは不明だが、サザンカが、運転手の目に留まることはあるだろうか。人通りの少ない交差点だから、ひっそりと咲いていると言ってよい。しかし、太陽がさんさんと注ぐ明るい場所。
2006年11月02日
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きのうも書いたとおり、この好天続き。「仏の座」も狂ってしまったようだ。 なにも植えられていない畑のあとに、栄養状態よろしく、ホトケノザがすくすくと育ってしまった。だから、1本、2本が咲くというのではなく、いっせに咲き上がっているのである。この機に乗じてハナアブの仲間が、採蜜に余念がない。 この分では、年末にかけてシロバナタンポポも咲くだろう。
2006年11月01日
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